春休み家族旅行：山口一泊（角島、元乃隅神社、萩、秋芳洞）

2020/03/13 - 2020/03/14

松陰神社に行ってみたいという夫の希望で、京都から車で一泊の山口旅行に行きました。この時期でキャンセルも頭をよぎりましたが、車なので決行しました。ただし、片道６時間は長かったです。（運転は夫ですが）

エリア 山口

早朝4時過ぎに京都を出発し、途中２回休憩を取りながら中国自動車道を通って、角島大橋までやってきました。

橋を渡る前の本土側の展望台からの角島大橋です。

夏のほうが海のコバルトブルーや地面の緑が映えるのかなと思いました。
まだ11時で、そのまま角島に渡って昼ご飯には少し早いので、本土側の「角島ジェラートpoporo」へ行くことに。

角島大橋からすぐの住宅地の中にあるジェラート屋さん。ガイドブックに載っています。向いに駐車場があります。外にベンチがあってテイクアウトして外で食べられます。

地産地消のフレーバーも含めて10種類以上。コーンとカップから選べます。
シングルで500円弱のお値段でした。

ストロベリー。色は薄いですがハーゲンダッツ系の濃厚な味。

イチジク。
他にも柚子味噌や酒粕など。もちろん定番のジャージー牛乳のミルク味もありました。

アイスで人心地ついて、角島大橋を渡ります。
角島をそのまま進んで角島灯台に行きましたが、有料パーキングのおじさんに、新型コロナの影響で閉まっているけど良いか？と聞かれました。
見学できないなら・・・と駐車はやめて、すぐ側のお店で昼食を取ることにしました。

こちらもガイドブックに載っている「夢岬」という結構広い和食のお店です。
丼は10種類くらいあり、これは一番人気の海鮮丼。分厚いお刺身が載っています。

定食も何種類かあり、これはふぐ定食。天ぷらがおいしかったです。
「いか」が有名なようで、いかの丼や定食もあり、息子は「いかづくし」という、刺身、天ぷらだけでなくいかしゅうまいまで付く料理を頼んでいました。

昼食後、萩に向かう途中にある元乃隅神社に車を走らせます。

インスタ映えするスポットとして人気らしいです。昭和に建てられた新しい神社で宗教法人格は有していないとか。

上の駐車場から正面の鳥居まで降りましたが、正式にはこちらの正面の鳥居から鳥居をくぐり、上の本殿に進むようです。本殿は小さく特別な感じは皆無ですので、皆、123基の鳥居の観光に来て、参拝ルートとは逆に進んでいました。

この後、本日の宿泊地の萩に向かいます。

この日は萩城跡だけ観光しました。

天守閣跡からぐるっと見どころを見て回り、料金に含まれている向いの旧厚狭毛利家萩屋敷長屋も見学しました。厚狭毛利家の家臣の詰め所だったそうです。

宿は「萩小町」という、旧市街からは少し離れていますが、日本海が望める宿です。
特に高級旅館ではなく、建て増し？のせいか、建物が複雑でした。至る所に萩焼や手芸品が飾られ、漫画コーナー、キッズルーム、パウダールームにマニュキュアが色々置いてあったり、ちょっとごちゃごちゃしているが、ファミリー層には悪くない宿でした。

夕食は、食べきれないほどのお刺身が出て、お腹いっぱいになりました。

2日目は萩市内観光の予定でしたが、あいにく雨が降ったり止んだりの天気なのと、車だと一か所ごとに停める場所を探す必要があり（娘が自転車に乗れないので、サイクリングは不可。天候的にも無理でしたが。）、夫が希望していた松陰神社だけ観光して、秋芳洞に行くことにしました。

吉田松陰を祀る松陰神社。

松下村塾は松陰神社の境内にあります。

掘っ立て小屋というのは言い過ぎですが、このような簡素な場所から、日本の近代化を担った人材が輩出されたのは、感慨深いものがあります。

秋芳洞は、日本最大級の鍾乳洞だけあり、見ごたえ十分でした。

一番有名な百枚皿。

広庭にある洞内富士。

傘尽くし。

黄金柱。現在は成長はストップしているそうです。

巌窟王。王者の横顔と言われています。一滴一滴、天井から滴る水が堆積して形成されたそうです。

秋芳洞は、大きすぎて入口と出口は離れています。洞窟内を同じルートを戻ることもできますが、外に出て、出口（黒谷口）からタクシーかバスで入口に戻るのが普通です。夫はカルスト台地を歩きたいと歩いて戻りましたが、私達は、その横をタクシーで通り過ぎ、入り口近くの土産物屋で待ち合わせました。

戻りのタクシーの運転手さんに昼食場所を聞くと、秋芳洞の周りには土産物屋の食堂しかない、高速に乗ってすぐのサービスエリアで見蘭牛のステーキが食べられるとのこと。

夫と合流して、そのまま帰路につき、美東サービスエリアで昼食を取りました。見蘭牛のステーキや瓦そば、結構なお値段でしたが、おいしくいただきました。

萩の城下町観光は、自転車で巡るのが小回りが利いて良いと思いました。雨で車では、なかなかハードルが高いと感じました。
でも子供は秋芳洞のスケールに驚き、良かったと言っていたので、秋芳洞観光に切り替えて結果的には良かったと思います。