なんと！当日予約のゴールドコースト旅行その1

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2020/03/06 - 2020/03/12

686位(同エリア1253件中)

エリア

ゴールドコースト(オーストラリア)

旅行の満足度: 4.5

↑前日まではもっと白かった、韓国のマップ。

2020年3月上旬。
新型コロナウィルスCOVID-19が世間を騒がせています。

そんな中、私と大学生の娘は、韓国・ソウルに行く予定を立てていました。
韓国でも南のほうは危ないという情報でしたが、ソウルは感染者もそれほど多くなく、東京と同程度の危険度という認識でした。
外務省の海外安全ホームページでは危険度1の注意レベル。
マスクや除菌ティッシュなどを用意し、準備をしながらも、動向を注視していました。

危険度が2に上がり、入国後2週間指定場所で待機という報道が出たのは、なんと出発前日の夜！
娘は不満げでしたが、仕方ありません。出発した後だったらもっと面倒なことになったに違いありませんから、気持ちを切り替えることにしました。

詳しい状況を知りたいと旅行会社に電話するも、もう受付時間外でつながりません。

明日から６日間、仕事も調整してぽっかりと予定が空いています。家でのんびりするしかないか、と思いつつ、明日から行ける旅行先がないかと検索し始めました。

探した場所は…
札幌、沖縄、ホノルル、バンクーバー、シンガポール、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、バルセロナ、ブリュッセルなどなど。
本当、手当たり次第です。

台北、香港、タイなどは日本から入国できずに対象外。

旅行会社のWebサイトでいろいろ検索すると、予約の最後のページで「対象のツアーはありません」「電話でお問い合わせください」などと表示され、翌日のツアーは申し込みできません。
そりゃあそうですよね。無理かなやっぱり。

JALの公式サイトでホノルル行きを探すと、予約はできそうなものの、片道1人10万円。飛行機代だけで2人で40万円です。韓国のツアーは、飛行機とホテル4泊で、2人で6万円くらいでした。完全に予算オーバーです。

救世主はExpediaでした！

そんなに直近の飛行機も予約できるとは、知りませんでした。
激安ツアーに比べれば割高ですが、明日の国際線の飛行機も予約できそうです。
娘とスマホの画面を見ながら、いろいろ検討しているうちに、日付は0時を回り、なんと当日、きょう出発の飛行機を探している状態に。

そしてこんな状況でも行けそうな、そして比較的リーズナブルな都市を見つけました。
それがオーストラリアのゴールドコーストでした。

韓国旅行代は激安でしたから、あきらめます。
海外旅行保険代も仕方ない。
Global Wi-Fiは、4トラベルさんのクーポンで激安（数百円）でしたから、これもあきらめます。

真冬のソウルの予定が、真夏のオーストラリアに急遽変更です。
慌てて荷物をパッキングしました。

20:55発ジェットスター12便が予約できました。夜の出発でしたが、成田空港行きのリムジンバスを予約していたので、かなり早めに成田へ行くことにしました。

バスを待っていると旅行会社から入電。
とても低姿勢に「報道等でご存知かもしれませんが、実は…」とお話しされます。周りの音から外にいるのが分かったのでしょうか。「あの、今どちらにいらっしゃいますか？」と心配そうにお尋ねになりました。
状況を知らずに、空港に向かってしまったのではと危惧されていたのでしょう。

経緯を説明し「成田に向かっています」と言うと、ほっとされていたようでした。そして韓国旅行代は全額返金されるとのこと。
旅行会社の方には申し訳ないです。いろいろ手続きをやって、一円も売り上げが上がらないのでは、やってられないのではないでしょうか。

とりあえず旅行代が全額返金されることになり、リムジンバス代も無駄にならず、よかったです。

朝からオーストラリアの観光ビザETASを申請し、海外旅行保険に入り、再度Global Wi-Fiを予約し、あわただしくも成田に着きました。
※ のちにこのETAS、公式サイトではなくどこか海外の旅行代理店のサイト経由で申し込んだことが分かりました。米ドル建てだったのがおかしいと思ったんだけど、慌てていたのでそのまま手続きしてしまった。1万円もしませんから！皆さん気をつけましょう。

ジェットスターは第3ターミナルですが、時間があるのでまずは第2ターミナルへ行くことにします。第3は店やレストランが少ないですからね。

空港はいつもより人が少なく、マスク着用率は95％くらい。
カフェでゴールドコーストの観光について調べたり、本屋でガイドブックを見たり。事前知識がなく、ガイドブックを買うつもりで本屋に行ったのですが、ゴールドコーストのページが少ないので、ネットで何とかしようと本は買わずに行くことにしました。
こちらの写真は第2ターミナルの団体待ち合わせ場所です。

15時くらいの普段なら混んでいる時間帯だと思いますが、ガラガラです。

ランチは謝朋殿さんで中華。おいしかったです。
3時間前からチェックインできるので、17:30ごろ第3ターミナルへ。

こちらはジェットスターの案内板。
香港、上海、台北行きが欠航。
国内線とオーストラリア便くらいしか動いていないようでした。

どこも空いている空港でしたが、この時間の第3ターミナルは混んでいました。オーストラリア便だけは、通常通りの運航・混み具合のような感じでした。

春休みなので、短期留学か何かの高校生や、大学生のスポーツ部らしき団体もいました。

少し並んでちょうどチェックイン開始時間すぎにカウンターに着き、チェックイン。席は、通路を挟んで隣の席が取れました。
受託手荷物代6,000円（たぶん16kgまで）がかかりました。

ローソンで夕食を買い、出国手続き。
出国手続き後は、免税点とコーヒーショップくらいしかありませんから、買っておいて正解でした。
普段より係員は多い気がしますが、通常通り、スムーズです。
搭乗ゲートでスマホに充電しながら、夕食を食べて、いよいよ搭乗です。

20時間前に予約したのに、本当に乗れるんだ。ちゃんと海外行くのね、と思いました。

機内サービスはありません。水のみ無料。後は飲み物、映画などのコンテンツ、すべて有料です。夜行便なのでペットボトルの水だけ持ち込んで、ひたすら寝てました。熟睡はできないけど、まあまあ眠れました。