2月に中国の雲南省か貴州省へ行こうと思っていたら、コロナウィルスの影響でキャンセルする羽目に。１週間の休みと溜まりに溜まったストレスとをどうするか？再び南インドかなぁ…と思い、チェンナイ行きのエアを調べていたところ、コロンボ経由の路線を発見。どうせなら、行ったことのないスリランカに行ってみては？日本のスリランカ料理店食べたご飯も美味しかったし。というひょんなご縁からスリランカに行ってみることになりました。

予定外のスリランカ１人旅１　キャンディ編

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2020/02/18 - 2020/02/25

118位(同エリア474件中)

#街歩き

エリア

キャンディ(スリランカ)

成田空港からスリランカの首都・コロンボまではスリランカ航空で直行便。約8時間です。直行便なんて乗ったの久しぶり。
機内食は１食目からスリランカっぽい食事が出て嬉しかったです。
２食目は中華っぽかったけど。

この頃はまだそこまでクルーズ船の乗客にコロナウィルス感染者が出ている時期でしたが、CAさんやコロンボの空港職員さんたちは流石に皆さんマスクをされていて、着陸直前は何やらスプレーを機内に振りまいていました。
空港についてからもとてもスムーズ。
出口を出ると両替のカウンターと携帯会社のカウンターがいくつか並んでいます。その中からあらかじめ調べておいたDialogさんのカウンターへ。前の人への説明に使ったらしいメモ書きを見せてもらい、クレジットカードでSIMカード購入。ATMで300
0ルピーキャッシングして建物の外へ。

バス乗り場を教えてもらったところ空港バスは18時半で終了したとのこと。現在19時過ぎ。Uberを使おうとしたところ、自分でデータ通信オフにしてたのを忘れていて「使えない…」となり、白タクにてホテルへ。高速道路使うから4800ルピーはボラれましたw まぁ、最初はいいかなww
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コロンボはほとんど見るつもりがなかったので、バスターミナルに近い方がいいなと、下町エリアであるペター地区で宿泊。
ただ、白タクの走りを見ている限り一方通行の道が多いのかホテルの周りを行ったり来たり。しかも、こっちはGoogle マップで案内してるから確実なのに、運ちゃんは全然いうこと聞かず、地元の人に話を聞いたりするので時間がかかるかかる。
やっとの思いでホテルに到着。

今日のお宿はPort View City Hotelさん。派手な看板とかがないので、ちょっとわかりにくいかもだけど、お部屋は清潔だしシャワーも手で持つタイプだし、トイレとの間に仕切りがあるし満足でした。

Port View City Hotel 1泊(ツインルーム) US＄27.72
地球の歩き方にペター地区は下町エリアで夜間、女性の一人歩きは勧められないと書かれていましたが、あまりにもお腹が空きすぎてちょっとだけ歩く。
しばらく行くと地元食堂といった感じのお店に到着。
並んでいるお料理から選ぶみたい。小さい女の子２人を連れたお父さんがこれはチキン、これはビーフ。ここで食べる？持って帰る？と尋ねられ、お店食べることに。
注文したのはビーフのカレー。食べてみると牛すじだったっぽい。そしてめちゃくちゃ唐辛子。辛いというより唐辛子の風味がガンガン前に出てる味。右のダルカレーは注文しなくても出てくるみたい。日本で食べたスリランカ料理もそうだったけど、インド料理よりキレのある辛さですよね、スリランカ料理。
そういえば、店内で食べている女性が一人もいなかったけど、扁平な顔族だからいいだろうw
地元の人はテーブルの上にある大きなボールの上で手を洗って食べてました。食べ終わったら新聞の切れ端で手を拭く。
朝。ホテルからの眺め。
4時にアザーンで起こされたけど、それも旅情というものです。むしろ、あぁ今、旅行してるんだ～という感覚になって良し。
今日も再び移動します。その前に朝ごはんを食べにホテル周囲散策。
この時は何してるんだろう？と思ったけど、ココナッツの皮を朝と夕方に店の前で燃やすのはお祈りのようなものらしいです。
昨日の夜とは反対側に行ったら、ロータリーの近くに食堂がありました。
後から気づいたけど、ムスリムの方のお店のよう。
朝からガッツリ揚げ物です。
サモサとワダ(スリランカだからワデか？)とダルカレー。
わ～、赤米ある～。しかし、朝からあの量は流石になぁ…。
パロタ焼いてるおっちゃん。ちょけてるw
スリランカでもやっぱり犬は自由。
プラボトル？が壮観です。
さて、宿をチェックアウトして、今日はバスでキャンディに向かいます。宿のフロントで「バスで行くならここのバス停に行きなさい。こっちのバス停から出るバスのほうが早いから」と言われたバス停をトゥクトゥクの運ちゃんにGoogle マップで示したにもかかわらず、またも聞いてもらえず普通のバスターミナルへ。だ～か～ら～～～～～！！！とキレかけましたが、昨日の空港→ホテルへの白タクを思い出し、あ、キレたほうが負けな国なんやなと思い直し、ノーマルバスで行くことに。
後から分かったのですが、バスにはA/Cとノーマルと呼ばれるものがあり、A/Cは日本の中古車のマイクロバスが多く(もっと暑くなると名前の通りにエアコンがつくのかも)、ノーマルは写真のような乗合バス。どちらも途中でお客さんを乗せたり降したりするので走行時間にそんなに差はありませんでした。
ただ、この時、私は乗車前にバスの車掌さんと話したりしていたので、私が持っていた大きなスーツケースは乗合バスの後ろのタイヤ入れのようなところに入れてもらえましたが、ノーマルバスでそういう風にしているっぽい人は他にいませんでした。降りる時も自分で入れてもらった場所を開け、引っ張り出したと同時にバスが動き出したので車掌さんが忘れれいる可能性あり。復路で乗ったA/Cは他に荷物を預けている人がいたし、降りた時にきちんと出してくれました。
値段はコロンボ→キャンディ間がノーマル175ルピー、A/C350ルピーでした。
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キャンディのマーケット前でバスを下ろされ、今度はUberにてホテルへ。
何も言わずにホテルまで直行してくれてUberは神だと思いました。
今日のお宿はCafe Aroma Innさんです。キャンディ観光のメインとなる仏歯寺からも近くて、到着時にウェルカムドリンクを持ってきてくれたり、スタッフさんも親切でいいホテルでした。

Cafe Aroma Inn (ダブルルーム)2泊　US ＄73.21

カフェアロマインホテル
キャンディでも犬は自由です。
舌をしまい忘れて寝る犬。警戒心ゼロ。
向こうに見える女性はサリーを着てますが、スリランカのサリーは腰のところにフリルがついている人がいます。どうやって着るんだろ？後から挟むのかな？
最近行っていた国と違い、スリランカは国自体が小さいため(北海道の０.８倍とのこと)移動がラク。コロンボーキャンディ間でも３～4時間。移動したその日にまだ観光できるし、早朝から移動しなくてもOK。ビザもネット上で申し込んでクレジットカード払いだし、いろんなことがとてもスムーズ。

写真はキャンディ湖の周りの遊歩道。観光客がいっぱいです。
クイーンズホテルの軒にあるジュース屋さんでファルーダをいただく。
パキスタンでいただいたものと違い麺っぽいものは入っておらず。
クイーンズホテル外観。コロニアルですね～。
取り敢えず今日は街歩きをしてみましょう。
満開の花。なんの花だろう？？？
トゥクトゥクの客引きに絡まれていた時に偶然横にあったワインショップという名の酒屋さん。みんなが持ってるボトルが気になって、トゥクトゥクのおじさんに逆にこれは何だ？これは何の酒だ？と聞きまくるw その中でラベルに手書きと文字がかいてあったトディというお酒。昔、南インドの旅行記だか滞在記だかで読んだことがあるような…。確かヤシの木の樹液を朝採って、どんどん自然発酵していくお酒だったような…。飲んでみたいけど、今日は疲れてるから後日…と思って買いにこれず、他の街でも見つけられず。やはり、気になるものはその場で行動しておかないとダメですね～。
仏歯寺の近くのレストランで夕食。手前のホッパーという米粉のパン（？）を食べたいと言うと、2階の観光客向けのテーブルではなく1階の大衆食堂に通されましたw何故か店のおじさんがチキンカレーを取り分けてくれましたw
懐かしい瓶入りコカコーラ。ストローで飲みます。
帰りにふらついていたらヒンドゥー教寺院がありました。
ホテルの前に人だかり。何かと覗いてみるとひよこ豆のスナックを売っていました。ちょっと味見していきなよと数個手に載せてくれました。おいしい！
お腹一杯だしいいやと思ってホテルに入ったけど、ロビーから見える屋台のおっちゃんが気になって。ホテルの人に聞いてみたら、あの屋台は有名で固定客もいっぱい。みんなお酒のつまみに買っていくのだそう。そう言われると俄然食べたくなって、再び買いに出ましたwホテルの人が紙袋からお皿に出してくれました。こういうサービスも嬉しいですね～。
朝。
ホテルの朝食はフルーツから。
スリランカンオムレットは青唐辛子が入っていてちょっとスパイシー。
今日はマーケットに行ってみます。
途中でココナッツをいただく。
南国にきたらこれをしなくては！
中のトゥルントゥルンのココナッツをいただきます。
割ってくれたおっちゃんの手が汚れてて、ちょっと黒いのついてますが、まぁこれくらいでは死にません。
南インドで1回だけ食べたパルミラ椰子が食べたかったけど、このタイプのヤシの実しかなかった。もっとスリランカ北部に行けばあるのかも…？
マーケットの中へ。
日陰で涼しいのか犬もくつろいでいます。
やっぱり生モノを売るお店をみるのは楽しいなぁ。
何故かみんな魚を見せてくるw
もちろんお肉売り場もあります。
ぶつ切り。
切り身はそんなに珍しくないけど、輪切りはあんまり見ないかな？
でかい！
魚の干物屋さんが多いのはスリランカの特徴かも。種類もいろいろ。
やはりマーケットは楽しいなぁ。
明日は移動するので散歩がてらバスターミナルまで時刻を確認に。
コロンボに一度戻ってバスを乗り換えて…と思っていたら、あれ直通バスがある！案内で詳しく聞くと時刻表を見ろと。5時台、12時台かぁ…。のんびりしたいし、暗くなる前に着きたいので、やっぱり乗り換え便だな。
街中から見える仏像。
あそこまで登るハイキングは面倒くさいwww
地球の歩き方に乗っている農業省経営という伝統フードセンターへ来てみました。
地元客でいっぱい。
たくさん種類があって安いので、どれにしようか迷います。
クリームシチューのような味の何かをかけた米粉のクスクスのようなものをいただきました。カトラリーとかもちろんないので手食で。
南インドにもあるワデ（ワダ）は揚げたてで手食ではちょっと熱いw
関西ではちょっと有名なムレスナティーのお店でお土産物色。
あの個性的なパッケージは日本の会社の社長さんのオリジナルで、こちらでは至って普通の紅茶屋さんです。ジャガリーをかじりながらいただきます。
何だかなぁ。いろいろスムーズに行き過ぎてつまらない…。やっぱり紅茶博物館とか行けば良かったかなぁ。でも、今更、紅茶博物館っていうのもなぁ…などと思いならがキャンディ湖の周りを歩く。あんまり興味なかったけど仏歯寺でも行ってみるか～。
仏歯寺のチケットは自販機になってます。
夕方のプジャまで見学して時間を潰そう。
ブーゲンビリア好きです。
お祈りする家族。
プジャを見にお寺の建物に戻ったら、他の観光客のガイドに声掛けられたり、プジャの観客を整理している係員に(他の人もいるのに私だけ)そこに入るなと言われたり。午前中も変な付き纏いにあったり(キャンディは割と至るところに警察官が立っているので全然問題ないんだけど)、何となく自分のテンポと旅行が噛み合ってないなぁと。
何だろうな～。綺麗なんだけど、何か物足りないんだよなぁ…。
観光客でいっぱいのドーサ屋さんでキャンディ最後の夜。カラポディドーサ。中にポディ(豆やスパイスを挽いた粉)がたっぷり入っていてお腹いっぱい。

明日は長距離移動だから早く寝ましょうと言いながら、トディ飲めるかな？と観光客向けのバーに行ってみたけど、やっぱりなくてガッカリ。

何となく気分が乗らないまま、キャンディ最後の夜が過ぎて行ったのでした…。
（づづく）