スロヴェニアの美しい小さな港町、ビラン

2020/02/22 - 2020/02/22

ビランはトリエステにも近いスロヴェニアの港町です。
ビランは中世13-１８世紀まで
ベネチアの支配下で港町して発展しています。
美しい小さな町で街歩きが楽しいです。

エリア ピラン(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

ビランの街です。
ビランの街はトリエステ湾とビラン湾に囲まれた
岬の先端に造られた街です。

左の先端が灯台ある岬です。

ビランは人口４８００人のこじんまりとした街です。

長距離バスセンターで降ります。
街の中心部までは歩いて数分です。

黄色でホルン（角笛）があるポストです。
スロベニアの郵便ポストです。
クロアチアの郵便ポストと同じです。

市街地の中心に歩いて行きます。
左にはヨットが停泊しているマリーナです。

潜水服などが置かれているのは、
海中活動博物館です。

郵便局です。

海洋博物館です。
港町らしい博物館です。

マリーナです。

ビランの街の中心にあるタルティ―二広場です。

広場の入口には聖マルコの象徴である
翼のあるライオンの石板があります。

聖マルコはベネチアの守護聖人です。
もちろんここが中世の時代、１３世紀から１８世紀にかけて
ベネチアの強い影響下にあった印です。

広場の名前になっているタルティ―二の記念館です。
ルネサンス様式の建物です。

市庁舎です。
ネオクラシック様式の建物です。

市庁舎の１階には観光案内所があります。

広場の中央にはビラン出身の音楽家、バイオリニストの
タルティ―二の銅像です。
タルティ―二は（１６９２－１７７０）

聖マルコの石板の近くには
聖ジョージの象徴であるドラゴンを退治する聖ジョージです。
聖ジョージはビランの守護聖人です。

聖ペテロ教会です。

塩の店です。
ビランには中世時代に大きな塩田があり、
現在も塩田はありますが。
ベネチアの交易品としてされていました。

街の北側にある聖ユーリ教会へと上っていきます。

向こうには聖ユーリ教会の鐘楼が見えます。
よく見るとベネチアのサンマルコ広場にある鐘楼に似ています。

聖ユーリ教会の洗礼堂です。

聖ユーリ教会の鐘楼です。
１６０９年に建てられたもので、
４つの鐘があります。
上部には時計盤も付いています。

聖ユーリ教会の教会本堂です。

聖ユーリとはスロベニア語で、英語では聖ジョージという意味です。

教会のある高台からの眺めです。
先ほどまでいたタルティ―二広場です。

オレンジ色の屋根瓦がきれいです。

このような登り道を歩いてきました。
右側にはビランの市街地が見えます。

ビラン市街地です。

聖ユーリ教会のファサードです。
１３４４年に建てられたもので、
１６３７年に現在のルネサンス様式、バロック様式を
加味したものになっています。

教会内です。
正面祭壇です。

天井部分です。

向こうの小高い丘には
かつてビランの街を守っていた城壁です。

今度は市街地へと降りて行きます。
狭い石畳の道で、曲がりくねっています。

市街地を歩いて行きます。

かつての街の中心であった広場です。
以前はここに市庁舎がありました。
現在は貯水槽になっています。

市街地を歩いて行きます。

海岸線に出てきました。
海岸沿いには遊歩道が取り付けられています。

タルティ―二広場の方です。

午前中ですが、オープンカフェが開いていて、
お客さんもいます。

灯台にある聖クレメント教会です。

聖クレメント教会です。

岬の先端にある灯台です。

海岸線を歩いて行きます。

堤防沿いにはカフェもオープンしています。

市街地を歩いて行きます。

狭い通りと家が接近しています。

郵便配達の自転車が止まっていました。

通りを挟んだ家が結構あります。

タルティ―二広場の近くには市場がありました。
冬ですが、新鮮な野菜、果物が並んでいます。

タルティ―二広場のから城壁の方へと歩いて行きます。
聖フランシスコ教会です。

教会内です。

祭壇の近くの地面にはタルティ―二家の墓がありました。

隣の聖フランシスコ修道院の回廊です。
中央には井戸があります。

修道院内です。

城壁です。

振り返ったら聖ユーリ教会の鐘楼が見えました。

ビランはこじんまりとした街で、２、３時間あれば
一通り見て廻れる街でした。
ベネチアの影響を受けた小さな美しい街でした。