蒼き氷河のﾊﾟﾀｺﾞﾆｱと雨季のｳﾕﾆ塩湖 ３日目　ﾛｽ･ｸﾞﾗｼｱｽ国立公園　ｸﾙｰｽﾞ観光　地層編

2020/02/10 - 2020/02/22

主な日程
１日目　成田発15:25　ﾒｷｼｺｼﾃｨ着12:50　同発15:40　ﾘﾏ着22:30　同発24:10
２日目　ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ着06:35　同発12:05　ｶﾗﾌｧﾃ着15:20　ｶﾗﾌｧﾃ泊
３日目　ﾛｽ･ｸﾞﾗｼｱﾚｽ国立公園のﾍﾟﾘﾄ･ﾓﾚﾉ氷河の観光（ｳﾌﾟｻﾗ氷河&ｽﾍﾟｶﾞｯﾂｲｰﾆ氷河ｸﾙｰｽﾞ　ｶﾗﾌｧﾃ泊　
４日目　ｶﾗﾌｧﾃ発08:00　大草原のﾊﾟﾝﾊﾟを走りぬけ国境を越えてﾊﾟｲﾈへ　ﾊﾟｲﾈ泊
５日目　ﾊﾟｲﾈ国立公園の観光　ﾊﾟｲﾈ泊
６日目　ﾊﾟｲﾈ発　ﾌﾟｴﾙﾄﾀﾅﾚｽ発15:15　ｻﾝﾃｨｱｺﾞ着18:40　同発20:40　ﾘﾏ着22:25　同発24:26
７日目　ﾗﾊﾟｽ着03:25　（ﾎﾃﾙにて休養）市内観光　ﾗﾊﾟｽ泊
８日目　ﾗﾊﾟｽ発06:00　ｳﾕﾆ着06:50　列車の墓場見学　夕方夕陽鑑賞　ｺﾙﾁｬﾆ塩のﾎﾃﾙ泊
９日目　早朝朝日鑑賞　塩精製工場見学　夕方夕陽鑑賞
10日目　早朝朝日鑑賞　ｳﾕﾆ発14:45　ﾗﾊﾟｽ着15:30　ﾗﾊﾟｽ泊　
11日目　ﾗﾊﾟｽ発04:39　ﾘﾏ着05:30　ﾘﾏ発09:25　ﾒｷｼｺｼﾃｨ着14:25
12日目　ﾒｷｼｺｼﾃｨ発00:05　
13日目　成田着06:20

　　　（日本との時差　ﾁﾘ･ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ－12h、ﾎﾞﾘﾋﾞｱ－13h、ﾒｷｼｺｼﾃｨ－15h、ﾘﾏ－14h）

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 航空会社: アルゼンチン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

２月１２日(３日目)　いよいよ氷河観光が始まります。
ばっちり朝食は頂きました。
右のお茶はマテ茶です。

天気も絶好です。
中央の水色の旗はアルゼンチンの国旗です。

エル カラファテ地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

途中で見かけた水鳥
クロエリハクチョウ？？

奥のはノバリケン？？

アカシマアジ？？

クルーズ船氷河観光のガイドはイグナシオさん
アイパッドをフルに活用して丁寧に説明してくれました。
（氷河トレッキングを希望していたのですが、年齢制限のため断念。なんでも以前に６０代の方の遭難事故があり国が規制を始めたようです）

まずはプンたバンデラ港を北西方向に進みウプサラ氷河を目指します。
昼はスペガッティーニ氷河近くのレストランで。
午後は一旦港に戻り、陸路でペトリ・モレノ氷河を目指します。

前方右にロスフォスレス山(1,969m)
形からひょっとしたら火山か？？

カラファテの実
ほとんどブルーベリーですね。
棘がすごいです。
（カラファテは別名姑の座布団とか）

アルゼンチンはやはり牛ですかね。

でも気になる地層。

港に近づいてきました。

フラミンゴが戯れていました。

乗船券です。２００人ぐらい並んでいます。
【７号船】に乗船します。

桟橋で出迎えてくれたキャップテン。
船は双胴船です。揺れが少なそうです。

ラベンダーが映えます。
そういえば街中にも咲いていましたね。

堆積層が見事です。

カモメ？？　カモ？？

山肌の色模様が気になります。

一路、ウプサラ氷河を目指します。
結構風がきついので、船尾で撮影をし始めると・・・・

ウプサラ氷河 山・渓谷

進行方向の左側（方角では西側）に表れ始めた見事な褶曲

アップしてみると、くっきりとＳ字状の褶曲
さらに中央は板状の堆積模様が。

でもほとんどの方は関心ないようです。

水際の地層は礫交じりの堆積層のようです。

800ｍほどの山頂付近の模様も見事なんですが・・・・
（一人で興奮しているのでした・・・）

ちょっと白色系が混ざっているのが気になります。

奥の山がひょっとして火山系であったら？？

この浸食具合から推測すると・・・花崗岩系が入っているのでは？？

上部は堆積岩系なのですが。

遠望するとわかるような？？
上は黒っぽく下側は白っぽいように見えますが・・・。

この辺りはちょうど湖面が狭い場所。
ということはあまり浸食されにくいということ・・・。

上部は線状な堆積層で、下部は花崗岩交じりの丸み帯びた岩肌。
中間の緑色をした部分は堆積層が崩れ落ちて堆積したもので岩盤ではなさそう。

この模様は逆断層。
（左から右方向に圧縮されてできたか？？）

アンデス山脈の南端に位置するパタゴニア地方。
プレートの動きによってできた証拠では。

こちらは逆断層。

おそらく教科書にも取り上げられているのではないでしょうか？
見事な褶曲です。

素晴らしい地形なのにな・・・・？
（そろそろ氷河が接近してきたようです）

こんなの見たことありません！！

地層のスポットを後にします。

でも出てくるは出てくるは・・・・まったく飽きません。

アンデス山脈は太平洋プレートと南米大陸がぶつかり合ってできたもようです。
白亜紀のころから隆起。

どちらかというと粘板岩より頁岩に近いのでは？？

まもなくウプサラ氷河。

見えてきました。氷河から分離してできた氷山です。

予想以上の光景でしたので地層に特化させていただきました。
次回は氷河編です。引き続きご覧ください。