
2020/02/14 - 2020/02/15
689位(同エリア1497件中)
旅四郎さん
ロックアイランドツアーカンパニーの主催するツアーに参加してマリンスポーツや観光を楽しむ。費用は以下の通り。
カヤック&シュノーケリングツアー:$90
ペリリュー島戦跡ツアー:$114
2月14日(金)ホテルでピックアップ、カヤック&シュノーケリングツアーに参加、カヤックでマリンレイク・ロックアイランド・マングローブなどを巡る。午後は2つのポイントでシュノーケリング。
15日(土)ホテルでピックアップ、スピードボートでペリリュー島へ行き、桟橋から小型のバスで戦跡を巡る。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月14日(金)午前8時45分にホテルでツアーのピックアップ。カヤック&シュノーケリングツアーは$95だったが、WEB割引で$90をカードで支払った。カード決済は店によっては5%の手数料を取るところもあるが、ロックアイランドツアーカンパニーは手数料は掛からなかった。ワンボックスカーでパラオ・ロイヤル・リゾートに行き、一番手前のカヤックの積んであるボートで出発。
パラオ ロイヤル リゾート ホテル
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マラカル島の南にあるマリン・レイクに到着。パラオでは島に囲まれて外海から閉ざされた汽水湖をマリン・レイクと呼んでいる。ボートから降ろされたカヤックに乗り込む。この日は晴天で、ツアーガイドの人は一番日に焼けるツアーだと言っていた。
マリンレイク 滝・河川・湖
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マリン・レイクは島々がつくりだした細い水路の先にあり、潮の流れもなく、湖のように静かで、安心してカヤックを楽しむことができる。
マリンレイク 滝・河川・湖
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水中は透明度はあまり良くないが、栄養豊富なので小魚がたくさんいる。
マリンレイク 滝・河川・湖
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マリン・レイクを出たとこで見つけたパラオクチナシモドキ。ロックアイランドにだけ咲く白い花で、パラオ独立時に国民投票で国花に選ばれた。
マリンレイク 滝・河川・湖
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マングローブのジャングルをカヤックで巡ると冒険感を満喫できる。
マリンレイク 滝・河川・湖
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マラカル島のマリーナに戻って昼食。
マリーナ カフェ ヴィータ イタリアン
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海を臨むお洒落なマリーナ・カフェ・ヴィータというレストランのテラス席で昼食。写真のロコモコを注文したが、他にカレーライス、パスタも選択できる。ロコモコはハワイ料理でご飯の上にハンバーグを乗せたもので、美味しかった。
マリーナ カフェ ヴィータ イタリアン
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昼食後、シュノーケリングポイントに向かうが、この日は風が強く、最初に行ったのはコロール島の南にある「パラオ松島」と呼ばれている地域。
マリンレイク 滝・河川・湖
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ここは波もなく穏やかな場所で、サンゴ礁に小魚がたくさん見られた。
マリンレイク 滝・河川・湖
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島には「新水路」と書かれた看板が見えた。日本統治時代に造られた水路で、ここを抜けて、次のシュノーケリングポイントに向かう。
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マラカル島の沖合、ウルクターブル島近くのポイントでシュノーケリング。
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この海域にはいろいろな小魚がいるが、写真はミクロネシア固有のダスキーアネモネフィッシュ。シュノーケリングを終えて、昼食をとった桟橋に戻り、ワンボックスカーでホテルまで送ってもらう。
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ホテルで少し休んでから、コロールのメインストリートまで出て、食事をする場所を探している時にインターナショナル・ナイト・マーケットが行われていた。これは月に一度、金曜日の夜に開催されるもので、パラオ料理、様々な国のフードブースやがある。
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パラオ政府観光局主催のイベントでベツレヘム・パークにテントやステージを設置して地元の人々がたくさん集まる。メイン・ステージではパラワン・ダンス、ライブ演奏などが行われる。
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いろいろ探したが、結局モグモグ・レストランで夕食。レストランの中はこんな感じ。
居酒屋MOGMOG 創作料理
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パラオの珍味として、試しにフルーツバットを食べることにした。まず、スープが出されるが、中にコウモリが入っている。ココナッツミルクとジンジャーが選択できるが、店の人の勧めでジンジャーを注文。スープの中からコウモリを出して見せてくれる。
居酒屋MOGMOG 創作料理
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スープを飲んでいるうちに、コウモリの料理が出てくる。あまり肉がなく、大して美味しいものではない。ミソの部分はココナッツの甘い味がするとガイドブックに書いてあったが、あまり味がしなかった。料金は$33だった。お腹は十分に満たされたとはいえなかったのでインターナショナル・ナイト・マーケットに寄って$1でバナナのフライを買って食べた。
居酒屋MOGMOG 創作料理
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2月15日(土)午前8時45分にホテルでツアーのピックアップ。ロックアイランドツアーカンパニーの主催するペリリュー島戦跡ツアーに参加。料金は$120だが、WEB割引で$114になり、カードで支払った。写真はペリリュー島の入島許可証で、このツアーに行くには必要。$15を現金で支払って購入した。
レーンズ モーテル & アパートメンツ ホテル
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ワンボックスカーでパラオ・ロイヤル・リゾートに行き、桟橋からスピードボートで出発。途中で通るロックアイランドの風景は非常に美しい。
パラオ ロイヤル リゾート ホテル
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ペリリュー島はコロール島の南約50㎞にあり、スピードボートで1時間半ぐらいかかる。写真のノース・ドックの桟橋に到着。
北波止場 散歩・街歩き
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ペリリュー島では太平洋戦争中、日米軍が激戦を繰り広げた。波止場を出て海岸沿いの行くとすぐにトーチカが現れる。
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写真の小型バスで桟橋を出発して戦跡巡りが始まる。
千人洞窟 史跡・遺跡
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トーチカの近くに千人洞窟があり、284mの人工洞窟で、ペリリュー島で最大のもの。1944年9月上旬には約1,000人の日本兵が守っていたが、アメリカ軍の火炎放射器による攻撃が繰り返され、9月29日までには約50人にまで激減した。洞窟の入口には火炎放射器で焼け焦げた岩肌が見られる。
千人洞窟 史跡・遺跡
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懐中電灯を持って洞窟内に入ると、立て籠もった日本兵が使った食器とともに、多くのビンが置かれている。これは兵士が火炎瓶に使ったものだ。
千人洞窟 史跡・遺跡
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千人洞窟を出ると、すぐ横に長く延びたトーチカが海に面して並んでいる。日本軍はアメリカ軍が海から来ることを想定していたが、ここには上陸してこなかったのであまり役に立たなかったという解説だった。
千人洞窟 史跡・遺跡
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もう少し行って道路脇にある墓地に入ると、まず「戦車隊の英霊よ安らかに」の碑がある。さらに進むと、写真の奥から「みたま」と書かれた戦没者慰霊碑、その前にペリリュー島守備隊の慰霊碑、中川州男大佐をしのぶ碑文が置かれている。
戦没者慰霊碑(みたま) 史跡・遺跡
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写真はペリリュー島第二次世界大戦記念博物館で日本軍の通信局として使用していた建物。
ペリリュー第二次世界大戦記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内には日本軍が使っていた兵器や当時の写真が展示されている。
ペリリュー第二次世界大戦記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1944年9月にアメリカ軍はペリリュー島に上陸を試みるが、日本軍守備隊の激しい抵抗で、戦闘は3か月にこ及んだ。写真の日本海軍航空隊司令部跡には1トン爆弾が落とされた跡があり、頑丈な建物だが、倒壊の恐れもあるので2階には上がれなかった。1階には風呂やトイレの跡も残っている。
日本軍総司令部跡 史跡・遺跡
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日本軍司令部跡の横にはアメリカ軍が造ったかまぼこ型の兵舎が残されている。
日本軍総司令部跡 史跡・遺跡
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日本軍司令部跡を出るとすぐ隣に防空壕がある。中はあまり広くない。
日本軍総司令部跡 史跡・遺跡
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日本軍の3人乗りの95式軽戦車で17両配置されたが、アメリカ軍のM4中戦車に撃破され、朽ち果てた姿が戦争の悲惨さを物語っている。
日本軍戦車 史跡・遺跡
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写真は1200mの滑走路2本をもつペリリュー島の飛行場で、太平洋戦争開戦時の1941年に完成していた。アメリカ軍はこの飛行場を手に入れたい思っていたようだ。
ペリリュー飛行場 史跡・遺跡
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オレンジビーチに向かう途中に、写真のアメリカ軍81歩兵師団慰霊碑があった。山猫部隊と呼ばれていたので山猫の絵が描かれている。
オレンジ・ビーチ ビーチ
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写真のオレンジビーチはペリリュー島で最も長い海岸で、1944年9月15日に始まったアメリカ軍の侵攻の最初の上陸地。激しい戦闘によって海岸が流血で染まったためにオレンジビーチと呼ばれるようになったというのは誤りで、アメリカ軍の上陸地点についてのコードネームだったようだ。今はそんな面影もなく、静かなビーチになっている。
オレンジ・ビーチ ビーチ
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道路脇からジャングルに入っていくと、ひっそりとたたずむゼロ戦の残骸が見られる。写真はコックピットの部分だが、近くには車輪やプロペラなども見られる。
ペリリュー島の零式艦上戦闘機 (零戦) 史跡・遺跡
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サウス・ドックまで移動して昼食。
南波止場 散歩・街歩き
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ご飯に甘辛ソースで煮込んだソボロをかけたソボロ弁当の昼食。
南波止場 散歩・街歩き
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昼食後、島の南端にあるペリリュー平和記念公園に立つ西太平洋戦没者の碑へ。後ろは大海原が広がっており眺望が素晴らしい。
ペリリュー平和記念公園 広場・公園
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慰霊碑の下には写真の矢印を刻んだ石が埋め込まれ、日本の方角を指している。碑の中央には日本の方向を見つめる仏の半眼のモチーフが取り付けられてる。
ペリリュー平和記念公園 広場・公園
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ジャングルの奥地に入っていくと千明大隊トーチカがある。鉄筋コンクリート造りのトーチカを珊瑚の岩で覆い、銃眼の内側には開閉式の鋼鉄シャッターがある。トーチカの中には外側を監視できる潜望鏡のための丸い孔が天井に残されている。トーチカの前にある海岸は高崎湾と呼ばれている。
第2次世界大戦の戦跡 史跡・遺跡
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アメリカ軍のLVT(A)1水陸両用戦車も朽ち果てた姿で置かれている。戦車には砲弾が貫通した跡も残っている。さらに奥に入っていくと階段が設置されている。
米軍水陸両用戦車 史跡・遺跡
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階段を上ると写真の海軍短20糎砲が設置されている。本来は艦船用のものだが、陸提げされて据え付けられた。ガイドの解説では砲身内の腔線がきれいに残っていることからほとんど使われていないとのことであった。
日本軍防空壕・大砲跡 史跡・遺跡
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丘を登って行くとペリリュー島とガドブス島の戦いで亡くなったアメリカ海兵隊の慰霊碑が建っている。
ペリリュー神社 寺院・教会
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そのすぐそばに写真のペリリュー神社がある。1934年に天照大神を祭神とする南興神社として建立され、1982年に清流社が太平洋戦争で亡くなった陸海将兵と民間人の鎮魂のためにペリリュー神社が再建された。隣にペリリュー戦死者諸霊供養塔がある。
ペリリュー神社 寺院・教会
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ジャングルを奥地へ歩いて行くと、「鎮魂 終焉の地」の碑がある。横に第2連隊本部壕があり、中川州男陸軍大佐が自決したとされる場所だが、実際はもっと奥地だった思われる。
中川大佐自決の地 文化・芸術・歴史
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写真は日本軍の弾薬庫だが、ノース・ドックに戻る途中に車窓から見えた。
ペリリュー島 自然・景勝地
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トイレ休憩に立ち寄ったマユミ・インにいたイリエワニ。ここのワニはそれほど大きくはなかったが、大きなものでは7m近くまでなるという最大級のワニの一種。
マユミ イン ホテル
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ペリリュー島の主要な港はノース・ドックだが、水深が浅いため小船しか寄港できない。港の近くにはマングローブが自生していて港の浅さが実感できる。スピードボートでノース・ドックを出てコロールに戻る。
北波止場 散歩・街歩き
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パラオ・プランテーション・リゾートで夕食。前日にも宿泊しているホテルから近いので、歩いて行ったら、鎖に繋がれていない大きな犬が突然出てきたので、噛まれると困るので行くのを諦めた。パラオの町を歩いていると鎖に繋がれていない大きな犬が多いので危険を感じる。何とかしてほしいと思った。
パラオ プランテーション リゾート ホテル
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この日は大きな幹線道路を歩いて行ったのあまり犬には出会わずにパラオ・プランテーション・リゾートの中にあるジャングル・バーにたどり着けた。
ジャングルバー 地元の料理
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ジャングルの中にいるような雰囲気で食事ができる。木々が茂る店内には小屋風のテーブル席やカンター席もある。午後6時開店だったが、開店すぐに行ったので客は私一人だった。
ジャングルバー 地元の料理
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豚肉入りのアジア風炊き込みご飯をバナナの葉で包んだジャングルライスとパラオの地ビール「レッド・ルースター」を注文。料金は$16だった。夜は特に犬に襲われる危険性があるからか、宿泊しているホテルまで自動車で送ってもらえる。
ジャングルバー 地元の料理
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