伊勢志摩ライナー×しまかぜ、近鉄特急で伊勢神宮参拝。

2020/02/06 - 2020/02/06

伊勢神宮は人気で、多くの皆様が訪問されていて・・・旅行記も数多く紹介されていて・・・観光的なものはいまさらお伝えすることはありません。

今回はアクセスとして、近鉄特急「伊勢志摩ライナー」と「しまかぜ」の様子をメインに、現地三重交通のバスなど、乗り物を少し詳しく？載せます。
観光的なものは少なく、ほぼ乗り物のみの内容、興味のある方のみご覧くださいね。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

往路は近鉄名古屋から伊勢志摩ライナーで伊勢市まで。
外宮へは徒歩、参拝後は三重交通のバスを利用し内宮へ。
内宮からは宇治山田駅までバスを使い、しまかぜで大阪難波までというルート。

伊勢神宮周辺の三重交通はいろいろなバスが走り楽しいところ。
この旅行記では、伊勢志摩ライナー、三重交通のバス、しまかぜをメインに・・・

出発は近鉄名古屋駅、11：10発の伊勢志摩ライナーに乗車する。
4番線ホームから、6両編成。特急券は事前にネットで購入しておく。乗車券についてはスイカなどのICカードで乗車できる。
この日は平日だったこともあり、特急券は当日でも購入可能だった。

伊勢志摩ライナー 乗り物

窓の大きさが際立つサロンカー。2名または4名の場合、ボックス席のサロンカーが楽しい。

側面のロゴ。
名古屋発の場合、先頭車が6号車。レギュラーシートの車両が続き、後方の2号車がサロンカー、最後尾の1号車がデラックスカー。
リニューアルされているとはいえ、もう25年も走っているとは思えない斬新な車両。

定時で出発。多くの河川を渡っていく・・・
伊勢市までの停車駅は桑名、四日市、白子、津、伊勢中川、松阪。

JR線と並走したり・・・
自席は名古屋寄りの1号車、デラックスシート、一人席。
名古屋出発時は一人席がすべて満席の状況・・・観光ばかりでなく、ビジネス利用も・・・

最後部、乗降口にはパノラマデッキと呼ばれるフロアがあり乗務員気分になれる。

桑名駅。

養老鉄道の列車が出発していくところ・・・

簡単だけれど昼食用として乗車前にお弁当類を購入。近鉄構内の売店は、コンビニになっているところが多く、オリジナルの商品が少なくなった？
出発直前には駅弁店もオープンしていたが、もう少し早ければ覗いてみたのだが・・

エビカツサンド。

近鉄四日市駅停車。

津駅。名古屋に向かうアーバンライナーを見る。
津駅では多くの降車客があり、車内は閑散としてくる。

というわけで、車内探検。
デラックスシート。1号車は1＋2のシート配置。JRのグリーン車並みでスペースも十分。

背面から。テーブルは肘掛内蔵。コンセント類もあり・・・

少し高い位置から見ると、こんな感じ。

二人掛席。客室妻板にはパールのデコレーション。

列車は伊勢中川まで来ました。線路がデルタ線になっていて興味深いところ・・・

最後部パノラマデッキから・・・

伊勢中川出発。

車内探検その2、サロンカーに行ってみましょう。
向かい合わせに2人席のツインシート、4人席のサロンシートが設置されている車両。
シートの構造、色合いも全く別で華やかな車両。

この日は、津を出発後は、デラックスカー、レギュラー車両はそれほど混んでいなかったが、サロンカーだけは別、ほとんどが満席でした。
レギュラー車両も侮れません、JRの普通席よりは快適に過ごせるでしょう・・・
まあ、今回は省略します。

車販スペース。JRの特急からは車内販売が消滅してしまったが、近鉄もほぼ同様、平日の車内販売はなし。

ここも窓が大きくとられていて気持ちが良い。

車内をウロウロしていたら時間の経過も速い・・・もうすぐ伊勢市駅到着。

12：31分到着、名古屋から約1時間半、楽しい時間でした。

伊勢市駅はJR東海との共同使用駅。本数や利便性は近鉄が圧倒しているのだが・・・
駅名にはJRの文字が・・・

さすが伊勢神宮外宮の最寄り駅、鳥居もあります。

伊勢市駅 駅

伊勢市駅から伊勢神宮外宮までは徒歩で向かう。駅正面の道をたどればすぐ。

伊勢神宮外宮・・・多くの皆様が紹介されているので・・・省略します。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

外宮参拝後は路線バスで内宮へ。
三重交通の路線バスで、主に2系統あるが、特に予定がなければどちらでも同じ。

バスはかなりの混雑で・・・内宮に到着。

内宮は宇治橋を渡り境内へ・・・

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

清流五十鈴川・・・

伊勢神宮内宮はすがすがしい空気であふれているが、緑濃い自然がその本質かも・・
ここからも多くの方々が紹介済なので・・・改めてお知らせすることはありません。

伊勢神宮内宮、平日にもかかわらずかなりの混雑でした。

境内の内宮も参拝する。

参拝後はお土産購入のため、赤福へ。

赤福 本店 グルメ・レストラン

やはり、伊勢に来た時は、赤福は欠かせない・・・

復元された街並みとはいえ、この辺りの街並みは日本的な風情あり・・・

内宮、外宮ばかりでなく、見どころはほかにもあるが・・・今日はここまで。
バスで宇治山田駅に向かいます。
三重交通のこのバスはポケモン電気バス。

路線バス (三重交通) 乗り物

環境に考慮した電気バス。

電気バスの他にも個性的なバスがいくつか・・・
神都バス。かつての路面電車を再現したもの。

内宮、外宮と二見浦を結ぶ伊勢二見鳥羽周遊バスCANバス。

もちろん一般のバスも・・・

近鉄宇治山田駅。1931年開業の格式ある駅、貴賓室があり天皇など皇室の利用もある。

宇治山田駅 駅

かつての火の見櫓が目立つ駅舎。

駅内も歴史が感じる佇まい・・・

歴史がある重厚な建物は見ごたえあり。
ここからは、観光特急しまかぜを楽しみましょう・・・

宇治山田駅からは16：41発の観光特急しまかぜで大阪難波駅へ。

賢島発の列車が入ってきました。
最後部の1号車、展望車のプレミアムシートが自席。
すでに、1号車は半分程度が埋まっていて、それに、宇治山田駅でも乗車があり7割程度の利用者。
この先、伊勢市でも乗車があったが、満席ではなかった。

観光特急しまかぜ 乗り物

伊勢市駅を出発すると大和八木まで停車しないので・・・
おしぼりと記念乗車証の配布から・・・

実は、しまかぜは今回が4回目・・・
秘かに予定していたことは、カフェカーでの食事・・・そう、2回は混雑のため、もう1回はサロンカーだったので・・・縁がなく・・・
幸い今回は中途半端な時間で空席があり食事ができました。

ハイデッカー車両なので、けっこうスピードを感じます・・・

オーダーは、海の幸ピラフ。

コーヒー、ハワイコナブレンド。

カフェカー車内。

カフェカーテーブル席はハイデッカー部分。写真右下に通路がある。

ここにはお土産販売スペースがある。前回はここでグッズを購入したので、今回は素通り・・・
車内販売もあるのだが、座席で待つと時間がかかるので・・・ここに出かけてきて購入した方が速い？

食事後は自席に戻ります。

しまかぜのプレミアムシートは電動シートなのだが、カーテンも自動なので・・・
手を伸ばして閉めようとして・・・おっと（田舎者丸出し）

シートポジションも電動・・・

1号車展望車両はかなりの利用者があったが、2号車は半分程度・・・
片側1人席が並ぶ車いすスペース。
2号車はフラットなので、車いすでの利用も可能。

こちら側は2人席があるところだが、車いす対応座席。
客室へのドアも幅広。

グランクラス並みのシート、在来線では別格の快適さ。

1号車はハイデッカー車両なので、客室の片隅にロッカーが設置されている。

1号車、乗務員室前の座席（最後部2人席）
＊今までのシートの写真と少し異なる色調は、照明の違いと周囲の明るさの違いから・・・
こちらの写真のほうがナチュラルかも・・・

1号車、一人席。

鶴橋に停車、降車客も多い、そして上本町、大阪難波へ。
大和八木では乗降がなく、伊勢市から夕暮れの景色を見ながらの移動は快適だった。

車内装備品、しまかぜの案内パンフ。

しまかぜの案内、座席や車内の説明。

カフェカーのメニューリスト。

大阪難波駅到着。18：23分。
鶴橋、上本町での下車が多く、大阪難波での下車客は多くはなかった。

大阪難波駅 (近鉄) 駅

乗客の降車を確認するとすぐに回送される。そう、ホームでは帰宅ラッシュが始まってますからね・・・
楽しい時間、お疲れさんでした。

伊勢志摩ライナーとしまかぜ、どちらも個性的で楽しい・・・
ささやかな贅沢をした鉄旅でした。