ワイルドライフ・ラーニング・センター

2020/02/02 - 2020/02/02

Grouponでロサンゼルス周辺のクーポン情報を調べていたところ、面白そうな施設を見つけました。ダウンタウンから北に40キロほど行ったところにある動物の保護施設です。

通常は大人一人12ドルの入場料が、クーポンでは大人二人で15ドルに割引になっていました。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

10時に開園するようなので、ちょうど10時くらいに現地に着くように行きました。車での訪問です。5号線を北上していきました。制限速度65マイルの道ですが、車の流れはもっとずっと早い印象でした。抜き去っていく車との速度差から計算すると、どう考えても時速80マイル以上で走っている車が大多数。5号線は今までも何度か使ったことがありますが、その大半は車が少ない深夜の走行でした。今回は日曜日の朝の利用。休日の日中は、この道はいつもこうなんでしょうか。それともこの日はスーパーボウルだったので、準備を急ぐ人たちが多かったのかな。

施設は5号線から210号に乗り換えて、一つ目の出口を出てすぐのところにありました。公共の施設っていうより、一般の民家の玄関みたいな入口。見逃すところでした。

この施設はシルマーという町にあります。前日に行ったゲティーセンターは南からバスで向かう場合、234番や734番のバスを使います。バスの行き先表示はシルマー。町の南の端のバスターミナルに着きますが、この施設は町の北の端にあります。

ここは怪我をして野生に戻れなくなったり、個人では所持することを禁止されている動物や鳥を保護する施設のようです。

園のマスコットらしい猫。小屋の中で熟睡してました。Izzyという名前。

速足で回ったら2～3分ほどで全部回れそうな数の飼育小屋。

入場料の他に追加料金を払うと、動物と一緒に写真を撮ったりエサやり体験ができるみたい。

この施設の一日の経費は3,000ドル程度らしいです。主に寄付金で運営されているようです。

サル。元気に柵を昇り降りして遊んでました。

カメ。巨大です。

親ガメが3匹くらいと、箱の中に子ガメがたくさんいました。

オウム。器用に逆さにロープを降りてきました。

ナマケモノ。想像していたよりはだいぶ早い動きでした。

ハクトウワシ。野生で遠くから見たことは何度かありますが。

近くで見ると巨大でした。トンビより3～4倍くらい大きな印象。小学生くらいの背の高さがある気がしました。

横顔。

しっぽが縞々のサル？

毛がふさふさ。

フェネック。夜行性なのか、ずっと寝てました。

キリン。

今日は車で来たのですが、高速道路を降りる前にこのキリンが見えていました。周辺は住宅街。平屋の屋根より背が高そうです。

ここから西に行くと、グラナダヒルズやノースリッジの街があります。ETやターミネーター2の映画を撮影した場所です。これらの映画が好きな方は序盤あたりのシーンを思いだしていただければと思いますが、あんな感じでけっこうな間隔で立ち並ぶ家の間からキリンの姿がのぞいていたんです。今日はキリンがいると知りながら現地に向かいましたが、知らずに高速を運転していて道沿いの民家の間にキリンが見えたとしたら、思わず二度見してしまいそうです。

えっ？こんなんできるんですか。

首を180度回転させて逆さに。

サーバルちゃん。

フクロウ。眠そうですね。

リンクス。完全に野生を忘れた体勢でお休み中。

赤いオウム。

ハリネズミ。今日2月2日はハリネズミの日（National Hedgehog Day)ということで、詳しく説明してもらえました。

Hedgeというのは生け垣で、Hogというのはブタのようです。よく、生け垣のところにいるブタのような動物という名前。顔を見ると確かにブタに似てる。

目はあまりよくないらしく、匂いを頼りにエサを探したりするようです。

至近距離で見れました。

ハリネズミはアメリカでは個人での飼育が禁止されているようです。個人での所持がばれて没収されたものが施設で飼育されているようで、ここには5匹いるそうです。

そういえば昔、ロサンゼルスで個人で飼っていたトラが脱走して高速道路を走り回っていたニュースを見たのを思い出しました。私がその時驚いたのはトラが逃げたという事件自体ではなくて、ちなみにロサンゼルスでトラやライオンを飼っているうちは100軒以上あるそうですって言っていたアナウンサーの発言でした。トラやライオンは許可があれば飼えるのに、ハリネズミは禁止ってどんな基準なんでしょう。アメリカではリスも飼うのが禁止と聞いたことがあるので、げっ歯類は全般的に駄目なのかな。

ずっと寝ていたボブキャットが起きてきました。

寝起きの運動。

まだ眠そう。

サーバルちゃんは大人気。

保護している全部の動物を見れるわけではないみたい。このフクロウの後ろのほうはエミューらしき影が見えましたが、近くに行ける通路はありませんでした。

ヤマアラシ。けっこうデカいです。50センチくらいの大きさ。二番目に大きなげっ歯類のようです。マーモットはもう少し小さそうだし、一番大きなのはビーバーかな？

レッドフォックス。キツネは何種類かいました。

シルバーフォックス。銀というか、黒い色に見えました。

この日は快晴。朝は10度以下。時間が経つにつれてどんどん気温があがり、昼過ぎは20度を超えるような感じ。Tシャツ一枚だった私にはちょうどいいくらい。妻は上にさらにフランネルのシャツを着ていましたが暑そうでした。

この旅行記へのコメント （4）

• M-koku1さん 2020/02/04 16:16:51

  ワオキツネザル

  アメリカのこういう活動は　本当に盛んですね。
  テレビでも　保護施設に保護される動物の　レスキュー活動なんかを　よく放送していますね。日本では　Youtube　経由で　そんな番組が見れます。
  
  尾っぽがふさふさしたお猿さんは　ワオキツネザルで　けっこう面白い輩です。
  本当は集団で活動しているので　動物園などでも複数頭飼いが普通です。
  顔は　ちょっと悪いやつ見たいですが　動きはかわいいです。
  一匹で籠の中というのは　正直　ちょっと可哀想ですね。
  
  ハクトウワシ　ハンサムですね！
  肉食じゃなければ　頭を撫でたいぐらいです。
  本当にほれぼれします。
  
  動物園にいるような動物が　一般家庭や　こんな保護施設にいるアメリカって　すごいですね。
  
  Mより

  Joshuatreeさん からの返信 2020/02/05 13:22:00

  RE: ワオキツネザル

  Mさん、こんにちは。
  
  あれが噂のワオキツネザルなんですね。ワーオ。実はあの檻には何匹かいたんですが、私のカメラの腕がなかったので1匹しか写せなかったのです。サルにピントを合わせようとしても、檻のほうに合ってしまって。
  
  ハクトウワシも2羽いて、そのうち1羽は人間好きなのか、近寄るたびにこちら側の止まり木に移ってきてくれました。

  M-koku1さん からの返信 2020/02/05 14:17:03

  Re: ワオキツネザル

  そうだったんですね。
  ケージの中の動物を撮るのは　本当に難しいですね。
  ピントが　ケージにあってしまいますものね。
  
  ハクトウワシ　近づいてきてくれるんですか～　
  いいなあ～
  コネチカットに住んでいた時　庭の上を飛んでいるのを見つけて　
  本当に感激した覚えがあります
  
  ところで　ボブキャットの最後の写真ですが　
  映画の　＜Cats＞に出てきそうな顔してますね！
  ちょっと人間みたいで　ウ～ン　何とも言えない　
  
  面白い写真がいっぱい！
  
  Mより

  Joshuatreeさん からの返信 2020/02/05 15:22:21

  Re: ワオキツネザル

  映画のCatsはそんな面白いシーンがあるんですね。実は私はCatsとくるみ割り人形は怖い映画をいう偏見があってまだ見ていないんです。見に行ってみようかな・・。
  
  庭の上をハクトウワシが飛ぶって、いいですね・