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真冬の東京から赤道を越えて、真夏の西オーストラリア・パースへ避寒に行ってきました。「世界でもっとも美しい街」、春先にはワイルドフラワーが咲き乱れるという街パース…あいにく今回はワイルドフラワーの時期とはずれた訪問になってしまいましたが、広い国を盛りだくさんの観光に連れまわされるツアーは嫌だ、1つの街でゆったり過ごしたいという同行者の希望に沿って今回は3連泊同じホテルで過ごし、添乗員同行なし、現地ガイドさんにご案内していただくという形のツアーに参加して行ってきました。

2020年真冬の東京から避寒にパースへ・前半

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2020/01/20 - 2020/01/24

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hanako yamada

hanako yamadaさん

真冬の東京から赤道を越えて、真夏の西オーストラリア・パースへ避寒に行ってきました。「世界でもっとも美しい街」、春先にはワイルドフラワーが咲き乱れるという街パース…あいにく今回はワイルドフラワーの時期とはずれた訪問になってしまいましたが、広い国を盛りだくさんの観光に連れまわされるツアーは嫌だ、1つの街でゆったり過ごしたいという同行者の希望に沿って今回は3連泊同じホテルで過ごし、添乗員同行なし、現地ガイドさんにご案内していただくという形のツアーに参加して行ってきました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.0
ホテル
3.5
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • ANAが昨年9月から成田・パース間の直行便を就航しています。所要時間は約10時間。昼11時過ぎに成田を出発して夜8:30頃にパースに着きます。パース時間は-1時間なので、ほとんど時差の違和感はありません。1日目は朝早く家を出て、昼間はずっと飛行機に乗り、目的地に着いたら夜。待ち構えていた現地係員さんがホテルまでバスで送ってくれ、そのまま寝ました。日系航空機の機内では日本語対応の映画が多く、往路便では4本の映画を立て続けに観ていて、退屈することなくパースに着きました。写真1枚目は眼が覚めた翌朝パースで3連泊したホテル「マントラ オン マレー」のレストランからマレー通りを隔てた向こうがわ。この先のビルの中にショッピングモールと「Coles」というスーパーマーケットがあって買い物にとても便利でした。

    ANAが昨年9月から成田・パース間の直行便を就航しています。所要時間は約10時間。昼11時過ぎに成田を出発して夜8:30頃にパースに着きます。パース時間は-1時間なので、ほとんど時差の違和感はありません。1日目は朝早く家を出て、昼間はずっと飛行機に乗り、目的地に着いたら夜。待ち構えていた現地係員さんがホテルまでバスで送ってくれ、そのまま寝ました。日系航空機の機内では日本語対応の映画が多く、往路便では4本の映画を立て続けに観ていて、退屈することなくパースに着きました。写真1枚目は眼が覚めた翌朝パースで3連泊したホテル「マントラ オン マレー」のレストランからマレー通りを隔てた向こうがわ。この先のビルの中にショッピングモールと「Coles」というスーパーマーケットがあって買い物にとても便利でした。

  • 「マントラ オン マレー」での朝食はホットミールもあるフルイングリッシュブレックファーストでした。パンがイマイチ、重くて美味しくなかったのですが、そのほかは満足できるクォリティでした。

    「マントラ オン マレー」での朝食はホットミールもあるフルイングリッシュブレックファーストでした。パンがイマイチ、重くて美味しくなかったのですが、そのほかは満足できるクォリティでした。

  • 朝食後は観光出発時刻まで、ホテルから散歩。パース駅方面に行ってみました。天気予報をチェックしたら毎日最高気温が30度越えだったのですが。予報に反して気温はそれほど高くなく、最高で25度程度、曇りで小雨もあるくらいでした。はおりものも靴下もなくては寒い。日本の夏とは違いました。

    朝食後は観光出発時刻まで、ホテルから散歩。パース駅方面に行ってみました。天気予報をチェックしたら毎日最高気温が30度越えだったのですが。予報に反して気温はそれほど高くなく、最高で25度程度、曇りで小雨もあるくらいでした。はおりものも靴下もなくては寒い。日本の夏とは違いました。

  • 平日の朝なのに人気の少ないパース駅。大きくて立派ですが、人があまりいない。

    平日の朝なのに人気の少ないパース駅。大きくて立派ですが、人があまりいない。

  • 駅前のオブジェ。街中にいろいろな現代アートが飾られています。

    駅前のオブジェ。街中にいろいろな現代アートが飾られています。

  • 自動改札機の向こうに列車が見えます。平日の朝8:30分ごろなのに、とにかく人がいない。

    自動改札機の向こうに列車が見えます。平日の朝8:30分ごろなのに、とにかく人がいない。

  • 駅の裏側に回ってみました。乾燥地域らしい植物が植えられたガーデンになっています。

    駅の裏側に回ってみました。乾燥地域らしい植物が植えられたガーデンになっています。

  • 駅の西側の広場。奇麗に整った街です。

    駅の西側の広場。奇麗に整った街です。

  • ホテルに戻るとバスが迎えに来てくれて観光スタート。今回のツアーの御一行様は20名弱。ご夫婦が数組と女性お一人様が数名。珍しく年配男性お二人連れがひと組。それに初めてみましたが、5歳・3歳・8ヵ月の3人の小さなお子さんを連れたひと組がおられました。母親の30代くらいの方とそのお母様、ご主人は来ておられなくて、そのご両親様という7人連れの御一行。小さなお子さんを3人も連れての海外旅行!ふつうなかなかしないですよね。でもまぁ、こういう1都市に滞在するツアーならではの参加なのでしょう。

    ホテルに戻るとバスが迎えに来てくれて観光スタート。今回のツアーの御一行様は20名弱。ご夫婦が数組と女性お一人様が数名。珍しく年配男性お二人連れがひと組。それに初めてみましたが、5歳・3歳・8ヵ月の3人の小さなお子さんを連れたひと組がおられました。母親の30代くらいの方とそのお母様、ご主人は来ておられなくて、そのご両親様という7人連れの御一行。小さなお子さんを3人も連れての海外旅行!ふつうなかなかしないですよね。でもまぁ、こういう1都市に滞在するツアーならではの参加なのでしょう。

  • まずは「ヤンチャップ国立公園」へ。オーストラリアといえばこの動物、コアラ。夜行性の動物なので、昼間はほとんど高い木の上で寝ているのだそう…。残念ながらお尻だけ、拝見しました。実はこのコアラ、オーストラりアの全土にいるわけだはなく、東側にしか生息していないのだそうです。西側にはコアラの食べる種類(ユーカリしか食べず、しかもユーカリでも限られた種類しかたべない)のユーカリも生えていないとか。なので、西オーストラリアのパースのこのコアラたちは東側から連れて来て人工的に飼育しているのだそうです。

    まずは「ヤンチャップ国立公園」へ。オーストラリアといえばこの動物、コアラ。夜行性の動物なので、昼間はほとんど高い木の上で寝ているのだそう…。残念ながらお尻だけ、拝見しました。実はこのコアラ、オーストラりアの全土にいるわけだはなく、東側にしか生息していないのだそうです。西側にはコアラの食べる種類(ユーカリしか食べず、しかもユーカリでも限られた種類しかたべない)のユーカリも生えていないとか。なので、西オーストラリアのパースのこのコアラたちは東側から連れて来て人工的に飼育しているのだそうです。

  • カンガルーも東と西では種類が違うらしい。西のカンガルーは東より一回り身体が小さいらしいです。ヤンチャップ公園で見られるカンガルー達は野生だそうです。

    カンガルーも東と西では種類が違うらしい。西のカンガルーは東より一回り身体が小さいらしいです。ヤンチャップ公園で見られるカンガルー達は野生だそうです。

  • 暑い時期にはあまり木かげのない広場などには姿を見せないこともあるそうですが、この日は曇りで涼しかったので、カンガルー達はたくさん見られました。

    暑い時期にはあまり木かげのない広場などには姿を見せないこともあるそうですが、この日は曇りで涼しかったので、カンガルー達はたくさん見られました。

  • ところで、昨年末くらいから日本でも大きく報道されていたオーストラリア全土にわたる山火事。こちらに来るまでは多少影響があるかなと心配でした。確かに先月くらいにはこのヤンチャップ公園でもブッシュファイア(山火事)が起きて、公園自体が閉鎖になっていたそうで、その燃えたあとがまだ生々しく残っていました。<br />ただ、オーストラリアに住んでいる人たちにすれば山火事は「普通のこと」であるらしいです。毎年夏の時期には規模が大きい小さいはあるにせよ必ず起きるものなのだそうです。そして、山火事は草木が燃えることで自然の焼畑作用が起き、その灰が肥料となりもともと養分の少ない土壌が肥えるという利点もあるとか。オーストラリアの植物の中には火事で焼かれることによってのみ種子が殻から飛び出して、灰によって越えた土壌に降った雨で発芽する仕組みになっているものも多いのだそうです。では、なぜ昨年末から山火事が起きてあんなにコアラやカンガルーが焼け死んでいる(こちらの方に言わせるとコアラもカンガルーも野生で増えすぎていて、多少間引かれたほうが生態系的にいいという方もおられるらしいです)と報道されたのか。それはその時期にオーストラリアを離れ、どこかに長期間遊びに行ってしまっていた現政権の長をマスコミが非難するための口実になったからだと、ガイドさん(現地在住の日本人)に伺いました。ふーん、報道されている外国のニュースって、いろいろとバイアスがかかっているものなのだなぁ…現地の人のとらえ方とは違う面もあるんですね。

    ところで、昨年末くらいから日本でも大きく報道されていたオーストラリア全土にわたる山火事。こちらに来るまでは多少影響があるかなと心配でした。確かに先月くらいにはこのヤンチャップ公園でもブッシュファイア(山火事)が起きて、公園自体が閉鎖になっていたそうで、その燃えたあとがまだ生々しく残っていました。
    ただ、オーストラリアに住んでいる人たちにすれば山火事は「普通のこと」であるらしいです。毎年夏の時期には規模が大きい小さいはあるにせよ必ず起きるものなのだそうです。そして、山火事は草木が燃えることで自然の焼畑作用が起き、その灰が肥料となりもともと養分の少ない土壌が肥えるという利点もあるとか。オーストラリアの植物の中には火事で焼かれることによってのみ種子が殻から飛び出して、灰によって越えた土壌に降った雨で発芽する仕組みになっているものも多いのだそうです。では、なぜ昨年末から山火事が起きてあんなにコアラやカンガルーが焼け死んでいる(こちらの方に言わせるとコアラもカンガルーも野生で増えすぎていて、多少間引かれたほうが生態系的にいいという方もおられるらしいです)と報道されたのか。それはその時期にオーストラリアを離れ、どこかに長期間遊びに行ってしまっていた現政権の長をマスコミが非難するための口実になったからだと、ガイドさん(現地在住の日本人)に伺いました。ふーん、報道されている外国のニュースって、いろいろとバイアスがかかっているものなのだなぁ…現地の人のとらえ方とは違う面もあるんですね。

  • 次に案内されたのは「西オーストラリアの雪」といわれる「ランセリン砂丘」。向こうに見えるのはインド洋。「インド洋」を見たのは生まれてはじめてです。

    次に案内されたのは「西オーストラリアの雪」といわれる「ランセリン砂丘」。向こうに見えるのはインド洋。「インド洋」を見たのは生まれてはじめてです。

  • この日は風もなく穏やかで砂が飛んで眼が痛くなるといったこともなかったです。ちなみにここの砂は貝殻が細かく砕けたものだそうです。

    この日は風もなく穏やかで砂が飛んで眼が痛くなるといったこともなかったです。ちなみにここの砂は貝殻が細かく砕けたものだそうです。

  • もっと晴れて空が青かったら、コントラストがきれいだっだろうに、曇っていたので残念。

    もっと晴れて空が青かったら、コントラストがきれいだっだろうに、曇っていたので残念。

  • ランチはツアーについていて、ロブスター。これくらいの量がちょうどいいです。フライドポテトは多い感じでしたが、この時は完食できました。ガイドさんおすすめの「レモンライムビター」というちょっとだけアルコールの入った飲み物(ロブスターの奥)を飲みましたが、美味しかったです。<br />

    ランチはツアーについていて、ロブスター。これくらいの量がちょうどいいです。フライドポテトは多い感じでしたが、この時は完食できました。ガイドさんおすすめの「レモンライムビター」というちょっとだけアルコールの入った飲み物(ロブスターの奥)を飲みましたが、美味しかったです。

  • 次は「ピナクルズ」へ。砂漠に点在する奇岩群の風景。地上ではない、別の惑星にでも来たようです。

    次は「ピナクルズ」へ。砂漠に点在する奇岩群の風景。地上ではない、別の惑星にでも来たようです。

  • このころはようやく空が青く晴れてきました。これらは実は太古の木の根が化石化したものらしいです。

    このころはようやく空が青く晴れてきました。これらは実は太古の木の根が化石化したものらしいです。

  • 風化によってだんだん小さく崩れていってしまうそうで数十年後にはこの風景は見られなくなってしまうとか。なので、世界遺産には登録できないらしいです(ガイドさん談)

    風化によってだんだん小さく崩れていってしまうそうで数十年後にはこの風景は見られなくなってしまうとか。なので、世界遺産には登録できないらしいです(ガイドさん談)

  • バスでホテルに帰った後、ホテルでディナー。フラワーディナーと名付けられた3コースでした。まずは前菜。チーズ料理。

    バスでホテルに帰った後、ホテルでディナー。フラワーディナーと名付けられた3コースでした。まずは前菜。チーズ料理。

  • 前菜だけでも結構ボリュームがあったのに、メインはこれ。豚バラのステーキ(?)見た目だけでもお腹一杯。ちょっと無理で半分くらいしか食べられなかったです。

    前菜だけでも結構ボリュームがあったのに、メインはこれ。豚バラのステーキ(?)見た目だけでもお腹一杯。ちょっと無理で半分くらいしか食べられなかったです。

  • なのに、そのあと出てきたチーズケーキ&チョコレートケーキは完食。別腹です。甘いものは…

    なのに、そのあと出てきたチーズケーキ&チョコレートケーキは完食。別腹です。甘いものは…

  • 翌日はいよいよお待ちかねのロットネスト島終日観光へ。まずは船着場へバスで送ってもらいました。ベルタワーが建っている「バラックスクエア」の船着場からフェリーでロットネスト島へ向かいます。

    翌日はいよいよお待ちかねのロットネスト島終日観光へ。まずは船着場へバスで送ってもらいました。ベルタワーが建っている「バラックスクエア」の船着場からフェリーでロットネスト島へ向かいます。

  • 乗船する前に少し時間があったので、周りを散策できました。庭好きの私が事前に皆様の旅行記を読んでチェックしていたガーデンへ。

    乗船する前に少し時間があったので、周りを散策できました。庭好きの私が事前に皆様の旅行記を読んでチェックしていたガーデンへ。

  • それはここ、「スターリングガーデン」。

    それはここ、「スターリングガーデン」。

  • ガバメントハウス(総督邸)は迎賓館のようなものだそうです。その周りのお庭も整備されていて素敵でした。

    ガバメントハウス(総督邸)は迎賓館のようなものだそうです。その周りのお庭も整備されていて素敵でした。

  • 真夏ですがバラも少し咲いていました。

    真夏ですがバラも少し咲いていました。

  • 飛び跳ねるカンガルー達のオブジェ。

    飛び跳ねるカンガルー達のオブジェ。

  • お水を飲んでいるカンガルーも居れば、

    お水を飲んでいるカンガルーも居れば、

  • 子ども(妖精?)のオブジェも可愛い。

    子ども(妖精?)のオブジェも可愛い。

  • このあと、フェリーでスワン川をゆっくり下り途中の「フリーマントル」の街でまた大勢の乗客が乗り込んできていざ、ロットネスト島へ。この外洋に出てからスピードを上げる30分ほどがとても揺れて船酔いをする人が続出するという情報があったので、船に弱い私はしっかりと酔い止めの薬を服用し、揺れが少ないと言われた1階の船尾の客室内でおとなしくじっとしていました…確かに揺れましたが、さほどではなく…船酔いせずにロットネスト島に無事に到着。やれやれです。<br />そしていよいよ、あの子たちとのご対面です。後半に続きます…

    このあと、フェリーでスワン川をゆっくり下り途中の「フリーマントル」の街でまた大勢の乗客が乗り込んできていざ、ロットネスト島へ。この外洋に出てからスピードを上げる30分ほどがとても揺れて船酔いをする人が続出するという情報があったので、船に弱い私はしっかりと酔い止めの薬を服用し、揺れが少ないと言われた1階の船尾の客室内でおとなしくじっとしていました…確かに揺れましたが、さほどではなく…船酔いせずにロットネスト島に無事に到着。やれやれです。
    そしていよいよ、あの子たちとのご対面です。後半に続きます…

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