2019/12/15 - 2019/12/15
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Weiwojingさん
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かつて旅行をしたことがあるヨーロッパの小国リヒテンシュタインから至宝の数々がやって来た。東京渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」が開催されていたので、昨年、師走のあわただしい時を幸いにも余裕が得られたので、見に出かけた。
リヒテンシュタインは日本の小豆島と同じくらいの面積を有する、世界で6番目の最小の国である。しかし、小規模ながらも金融業や企業誘致等の成功により、世界屈指の豊かさを誇っている。リヒテンシュタインは現在世界で唯一、候爵家(君主)の家名が国名になっている。14世紀に端を発するリヒテンシュタイン候爵家コレクションは、華麗さゆえに宝石箱と例えられていて、確かにどれも宝石のように光り輝いていた。
- 旅行の満足度
- 4.5
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東急文化村の Bunkamura ザ・ミュ―ゼアムに行くのにいつも通る道に小さなカレー屋がある。通る度にここで食べてみたいと思いながら数年前やっと初めて並んで食べたことがあった。今回同じように前を通ったら行列はわずかの人しかおらず、これならばそんなに待たないで済むだろうと、ここで食べることにした。
それでも30分は待った。店内はテーブル席2つとカウンター席があるだけの小さな店で、材料がなくなると、そこでもう店じまいになる。今回小生は唐揚げカレーを注文した。 -
一方、連れは野菜カレーを頼んだ。いずれも分量が多く、小生は少々残してしまうほどであった。
先ずは満足して Bunkamura ザ・ミュージアムへ向かった。 -
これが今回の展覧会のチラシである。今回の展覧会で興味を覚えたのは絵画と陶磁器であったが、全体的に小品といったものが多く、やや期待外れの感も否めなかった。
今回はかなりの作品が写真撮影が可能で、多くの人がスマホやカメラを向けていた。 -
展覧会の会場はこんな具合で、落ち着いた雰囲気であった。
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今回の展覧会のナビゲターをつとめた小泉孝一郎氏が来場し、挨拶を述べた。
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ヨーゼフ・ノイゲバウアー作「リヒテンシュタイン候フランツ1世、8歳の肖像」(1861年)
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ルーカス・クラーナハ(父)作「聖バルバラ」(1520年以降)は装飾が多く施された衣装をまとい、美しく着飾った聖女の優美な姿を描いている。
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マルコ・バサィティ作「聖母子」(1500年)
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「リュートを弾くキューピッド」とタイトルの付いた陶器。これはキャンバヴァス画に描いた陶板絵画と言ってもいような作品である。
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「カウニッツ=リートベルク候ヴェンツエル・アントンの肖像のある煙草草入れ」(1785年頃)
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ぺ―テル・パウル・ルーベンスと工房作「ペルセウスとアンドロメダ」(1622年以降)
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フェルディゲナント・ゲオルグ・ヴァルトミュラー(1739~1865)作「磁器の花瓶の花、燭台、銀器」(1839年)は今回のチラシに使われた作品である。
この絵は多彩な素材の質感を黒い色を背景にしてそれぞれの質感を見事に表している。 -
ヤン・ブリューゲル)作「市場への道}(1604年)
このような風景はアルプスの山々に擁かれた領地を有する候爵家の人々にとって安らぎを与えたのではないだろうか。 -
フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー作「イシュル近くのヒュテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望」(1840年)
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フェルディナント・ゲオルグ・ヴァルトミューラー作「赤と白のブドウと銀器」(1841年)
花や果物をモチーフにした作品がいくつもあった。 -
ヤン・ファン・ハィスム作「花の静物」(18世紀後半)。伝統的に花の静物画は命のはかなさを示唆してきたが、ここではバラをはじめとした花々がそれぞれの美と生命力を競っているように思える。
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フェルディナント・キュス作「バラとアンズのある静物」(1826~1850年)
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フランツ・クサーヴァ―・ぺター作「アオボウシインコのいる花と果物の静物」(1830年)
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今回の展覧会では陶磁器の紹介が多かった。それらはウイーンの磁器工房で作られたものである。
ヨーロッパではドイツのマイセンで白磁が作られる前には東洋からの輸入品が珍重され、貴族の間でもてはやされた。マイセンのあとは、ウイーンでも磁器工房が作られ盛んに陶磁器が制作されるようになった。18世紀になると、豪華な装飾が施され、王侯貴族の室内や食卓を飾った。
19世紀前半には、人々が日常的なものに目を向け始めたピーターマィヤー期の、緻密な花の静物画と共に版を描いたティーセットが人々の注目を集め始めた。 -
これらの陶器は金地花文ティーセットで、美しく輝く金地に色とりどりの花が描かれ、テーブルを華やかに彩ることだろう。
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この絵皿は次のマクカップとセットになった陶磁器であるが、どちらも金色に縁どられて美しい。
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上の作品と対をなす、バラの花を描いたマグカップは金色に彩られ、美しく輝いている。
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ウイーン帝国窯・磁器製作所「花籠文カップ」(1804年)
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「金地花文クラテル形大花瓶」(1828年頃)
今回見学した展覧会はどれも素晴らしい作品が展示されていて、大いに満足したが、ただ少々物足りない気もした。それは展示作品がどれも小粒といったものばかりで、全体の展示作品も多くなかった。パンフレットにはリヒテンスタイン候爵家の至宝展とあったが、もう少し展示作品があってもよいかなと思った次第である。
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