2019/11/07 - 2019/11/07
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kirstiNorgeさん
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1.旅の目的ときっかけ
妻が友人と旅行に行ったので、台風19号の後に昼食を摂りに二子玉川まで行った。二子玉川を選んだ理由は、台風19号の際、氾濫した多摩川をテレビ中継していたからである。今はどうなっているか見に行きたかったからである。
台風関連では、南房総が台風15号でどのような被害を受けたか、何か教訓が得られないか見に行った。台風19号関連では横浜国際競技場の遊水池を見に行った。その結果多くの事を学び我が家の対策に役立てようとしている。
2.南房総と横浜国際競技場遊水池他で学んだこと
a 台風気象情報警報
正確であった。地震と異なり、2-3日前から予測と対策が可能である。
b 停電と復旧
風速40mで送電線が倒れることがある。停電復旧には1か月以上かかることがある。
東京都の地震対応では、停電復旧は一週間を目標とするとあるがとても無理。南房総では台風襲来後一か月後でも信号機の修理を行っていた。
地震対策では停電対策が必須であると思っていたが、台風対策でも停電対策が必須であると初めて知った。
c 強風と瓦屋根
強風で瓦屋根が損壊し、復旧には1か月以上かかる。損壊した瓦屋根の一時補修にはブルーシート、ロープ、砂袋が必須である。
d 強風と屋外空調器とLPGボンベ
強風により倒れることがある。
e 防災無線と市民への連絡手段
南房総市等では広報車、防災無線により、台風19号対策を呼びかけていたが横浜市では防災無線はなく、広報車による台風対策の呼びかけはなかった。
停電時は横浜市では市民への広報手段はない。
横浜市は、あらゆる災害対策で、停電を予定していない。唯一私が知っている、防災無線は、横浜港周辺での津波対策の防災無線である。東北の地震の際に利用していた。
f 鶴見川流域洪水ハザードマップ
鶴見川流域には洪水はなかった。その理由はハザードマップの前提となる48時間降雨量が少なかったためかどうかは不明。台風19号での箱根の48時間降雨量は1000mmを超えており、鶴見川流域洪水ハザードマップは的中し、鶴見川流域には大きな被害もたらすものと予測する。
g 横浜市市営地下鉄車庫と市営地下鉄
鶴見川の堤防の高さ以上の高さに車庫を作り、車庫の下は横浜国際競技場と同様に遊水池としている。しかしながら、市営地下鉄の入口には防水版等の設置はなく、地下鉄は水没の可能性がある。
h 自宅近く避難所
地元の住民で戸建ての被災者のみを受け入れる。周辺住民全体を受け入れる能力はない。旅行者は受け入れない。
水食糧の備蓄はほとんどない。浸水ハザードマップでは浸水地域に存在する。鶴見川流域洪水ハザードマップが避難所の的中すれば、一階は水没する。
指定されている避難所は収容可能人数は周辺住民数の数十分の一。食料の備蓄なし。飲料水の準備なし。電源の準備なし。唯一利用可能なのは、プールの水を使っての屋外水洗トイレの利用のみ。
横浜市では住民に3日程度の食料と水は自ら準備することが求められている。東京都では、一週間程度の食料と水の用意を求めている。いずれも三日、一週間の根拠がない。
i 洪水ハザードマップと48時間降雨量
近年の最大降雨量を反映して無い。台風19号の48時間降雨量1000mmを前提に見直すべきである。
j 土砂災害警戒区域の指定と対策
千葉県は指定が必要な地域の33%のみ。指定が必要な地域で土砂災害により死者を出している。土砂災害への対応では、一部の道路の崖の立木の伐採を行っていたのみ。
横浜市では土砂災害警戒区域の指定は完了。土砂災害警戒区域の崖ののり面をコンクリートで覆う工事が開始されている。
3.二子玉川駅周辺訪問で学んだこと
a 二子玉川駅より北側の多摩堤通り
大正時代に作られた旧堤防により浸水被害がなく、台風前後で利用が可能であると予測する。
b 二子玉川駅北側飲食店街
大正時代に作られた堤防に依り、水害を免れた。
c 二子玉川駅と二子玉川駅南側
対策がとりようもなく水害を繰り返すと予測。
d 多摩川の旧堤防の外側(多摩川の河川内、旧堤防の西側)に家があること
過去に堤防が景観を壊すとして料亭の反対があり、大正時代に堤防は料亭の東側に作られ、料亭の敷地は民有地として譲渡を繰り返し、現在はマンション、住宅が建っている。
e 二子玉川駅周辺の地形
道路は東西には国道246号線、南北には多摩堤通りが二子玉川駅西側で交差している。
多摩堤通りは国道246号線との交差点が最も高い位置にある。
この交差点で大正時代に作られた堤防が南北に多摩堤通りと並行して存在している。
この交差点北側の大正時代に作られた堤防上に、国土交通省が掲示した「玉川」の表示があり、ここから西側、多摩川方向が河川敷、河川であることを示している。
この大正時代作られた堤防は、多摩堤通りより、1.5m-2.0m高い。
この堤防は、国道246号線より南側では階段に依り、徒歩で超えることができる。
この堤防は、国道246号線より北側では、二か所堤防が失われて車での通行ができるようになっている。
内一か所の通路は、レンガで壁面が補強され、板などで遮蔽板が設置可能な溝が残されている。
f 多摩川(多摩堤通り側)の堤防
多摩堤通りに平行して
多摩川沿いに新堤防、但し、東急線鉄橋の手前、南側まで。高さは鉄橋の橋桁近くまで。
多摩川通り(新堤防の東側、内側)沿いに大正時代に作られた旧堤防。高さは、多摩川通りよりも1.5-2m高く、246号線と多摩川通りの交差点南側では新堤防とほぼ同等の高さ。
g 二子玉川駅周辺浸水被害の状況と原因
被害状況、浸水被害地区は産経新聞の報道が最も正確である。
産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/191025/afr1910250052-n2.html
浸水地区は、国道246号線と多摩堤通りの交差点を中心として、
東西南北に四分割すると、
北西(新堤防なし)は浸水、
北東(旧堤防が水を防御)は浸水なし
南西(新堤防から越水)は浸水
南東(旧堤防が若干防御か)は浸水少ない。
4.元国土交通省の知人との懇談で学んだこと
a 洪水ハザードマップの作成義務者
地方自治体であるとのことである。国土交通省は支援する。
b 水門の管理者と委託先
支流から、主要河川に流れ込む場所には本流から支流に大量の水が流れ込み支流の流域が氾濫(内水氾濫と呼ぶ)を防ぐために水門を設けている。
水門の管理者は、主要河川の管理者、多摩川の場合は国、河川管理事務所である。地方の場合は委託先は水防団とのことである。
c 水門の管理に瑕疵があった場合の損害賠償
主要河川の管理者が責任を負う。実際に台風19号の洪水被害について、水門管理に瑕疵があったとして国土交通省が損害賠償に応ずる旨、発表している。
d 世田谷区の水門管理と水害被害
水門の閉鎖とポンプに依る排水が自動化されたと思っていたら、世田谷区の内水(堤防は住民を守るために存在し、住民側を内側と呼ぶ)氾濫を起こした原因が排水ポンプの電源操作よりは、担当者の安全を優先して避難させたことに依ると報道されている。
世田谷区は損害賠償の責任を負う可能性が高い。
e 河川に架かる橋の付け替え費用負担
橋を架けることを承認した河川管理者である。例えば、多摩川の二子玉川付近246号線及び東急線の架け替えが必要ならば河川管理者の国が架け替え費用を出す。
実際に、二子玉川付近の洪水対策には、二つの橋、東急線と246号線を嵩上げし、高くして、堤防を高くしなければ、越水を防ぐことはできない。
f 停電時の水門の電源管理
停電時には電源車などの非常電源を配置し、ポンプによる排水をできるようにしているとのことであったが私は見たことがない。
g 水門設備の自動開閉システムの導入と停電時対応
東北震災の教訓により、水門設備についてはリモートでの水門開閉と停電時の電源設備が導入されているはずである。
実際に国道45号線を南下し、震災被害地域と水門を見たことがあるが、自動開閉、停電時非常電源は見たことがない。
二子玉川付近で水門を見たが、自動開閉装置と停電時非常電源は見当たらなかった。
水門設備における津波対策について(システムレベル6の導入)
http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/k00360/happyoukai/H29/list%202/2-9.pdf
h 河川管理の原則
元建設省河川管理事務所長の話に依れば、河川管理は可能な限り、大量の水を流すことを原則とする。
水の流れの障害となる橋、樹木等は可能な限りおかないこと。
川幅は可能な限り、広くとること。
二子玉川の橋の付近には中州と公園があり、河川管理のためには、撤去が必須と思う。
5 リンク
洪水ハザードマップ
作成の手引き
https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/bousai/saigai/tisiki/hm_gaiyou/hm_gaiyou.pdf
正常性バイアス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9
台風19号「自分は大丈夫」正常性バイアスに注意を!
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119481000.html
産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/191025/afr1910250052-n2.html
浸水被害 田園調布も二子玉川も…多摩川周辺で起きたこと
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132671000.html
台風で濁流に飲まれた二子玉川と二子新地。復旧に向かう現場を歩いた。
https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/futakoshinchi-futakotamagawa-1
世田谷区洪水ハザードマップ(多摩川版・全区版)
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/003/d00005601.html
洪水ハザードマップ(多摩川版)データ 世田谷区洪水ハザードマップでは、約590ミリメートルという記録的な大雨が降った場合を想定
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/003/d00005603_d/fil/PDF1.pdf
土砂災害ハザードマップ
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/jy2/hazard-map/index.html
土砂災害防止法について
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kenchiku/bosai/gake/dosyahou.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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台風19号に際しては、二子玉川駅北側には浸水被害がなかったことを教えてくれた中華そばや。
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時間帯に依り、つけ麺大盛り700円。若者に推奨。
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二子玉川駅北側飲食店街から西側旧堤防手前が多摩堤通り。2-3m旧堤防が高い。
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多摩堤通りと旧堤防 旧堤防を越えて多摩川に行くためには階段で超える必要がある。旧堤防の多摩川川で水があふれてもこの堤防のより、手前、飲食店街側には水が流れ込まない。
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二子玉川駅ホームより、南側正面新堤防 新堤防を越水
二子玉川駅 駅
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二子玉川駅ホームより、北側側正面野川。二子玉川駅ホーム付近で多摩川と野川が合流し、川幅が狭くなる。狭くなれば流速が高まり堤防崩壊の危険が高まる。さらに、野川と多摩川の間には中州があり、中州と右岸の間には橋がかかっている。
私が河川管理者だったら、木々は伐採、中州も撤去、橋も撤去、川を掘り下げ、流れやすくするだろう。二子玉川駅 駅
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二子玉川駅北側旧堤防西側地下一階は浸水
二子玉川駅 駅
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野川から二子玉川駅
二子玉川駅 駅
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二子玉川駅南西新堤防西多摩川河川敷内
二子玉川駅 駅
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右側が多摩川河川敷。左側多摩堤通り。正面二子玉川駅ホーム。ここ旧堤防は最も高い位置にある。
二子玉川駅 駅
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多摩川から二子玉川駅南側多摩堤通りの間にある旧堤防。通常は通行可能にして、洪水発生時は止水版により、多摩川側からの洪水を防ぐ構造。現在は道路面の溝は塞がれ、止水版は見当たらない。レンガ造りで強固な構造。
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多摩川から二子玉川駅南側多摩堤通りの間にある旧堤防。通常は通行可能にして、洪水発生時は止水版により、多摩川側からの洪水を防ぐ構造。現在は道路面の溝は塞がれ、止水版は見当たらない。レンガ造りで強固な構造。
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多摩川から二子玉川駅南側多摩堤通りの間にある旧堤防。通常は通行可能にして、洪水発生時は止水版により、多摩川側からの洪水を防ぐ構造。現在は道路面の溝は塞がれ、止水版は見当たらない。レンガ造りで強固な構造。
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多摩川から二子玉川駅南側多摩堤通りの間にある旧堤防。通常は通行可能にして、洪水発生時は止水版により、多摩川側からの洪水を防ぐ構造。現在は道路面の溝は塞がれ、止水版は見当たらない。レンガ造りで強固な構造。
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二子玉川駅南側から旧堤防
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東急線南側多摩川堤防仮設堤防のみいつ崩れても不思議ではない。
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東急線南側多摩川堤防仮設堤防のみいつ崩れても不思議ではない。
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東急線鉄橋真下。コンクリート
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246号線橋下いつ水が流れ込んでもおかしくない。
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246号線橋下いつ水が流れ込んでもおかしくない。
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246号線橋北側河川敷遊歩道堤防を新設する工事なし。
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246号線橋北側河川敷遊歩道堤防を新設する工事なし。
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246号線橋北側河川敷遊歩道堤防を新設する工事なし。
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遊歩道案内板。
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野川多摩川合流点
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野川多摩川合流点東側河川敷内世田谷区道と民有地
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野川多摩川合流点東側河川敷内世田谷区道と民有地
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正面旧堤防。世田谷区道より2M以上高い。手前が水没しても旧堤防からの越水はなかった模様。野川多摩川合流点東側河川敷内世田谷区道と民有地
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旧堤防から二子玉川駅。右が多摩川河川敷と世田谷区道 左が多摩堤通り。
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左が多摩川河川敷と世田谷区道 右が多摩堤通り。
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旧堤防より二子玉川駅プラットホーム。旧堤防の高さで旧堤防を延長すると、プラットホーム下の道路が塞がってしまう。
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