真冬の蘭州

2019/12/14 - 2019/12/17

西安から足を伸ばして蘭州へ

西安から高速鉄道で3時間ちょっと。甘粛省の省会（省都）である蘭州に足を伸ばしてみました。本来ならば蘭州から敦煌、トルファン、ウルムチと旅してみたいのですが、今の時期は寒すぎるので春にしようと思います。私が滞在していたのは数日間ですが、蘭州は最高気温0度～最低マイナス10度くらいで、やっぱり寒かったです。まずは西安北駅から高速鉄道で蘭州西駅へ向かいます。

エリア 蘭州(中国)

黄土高原を高速鉄道でひた走ります。

こういった景色がずっと続く。華南とはやはり全く違う景色。

蘭州西駅に到着しました。

蘭州西駅は高鉄駅ですが、街の中心とは少し離れてるので蘭州駅へバスで向かいます。1路は蘭州西駅から街の繁華街を通り蘭州駅へ至る便利な路線です。運賃は1元です。もちろんQR決済可能。最近になって支付宝（Alipay）が外国人でも簡単に使えるようになりました。細かいのがないとか考えずに気軽に乗れるようになりましたね。

標高400mの西安から1500mの蘭州へ行くので、試しにポテチを購入してみました。予想通りみるみる膨らんでいきパンパンに！気圧の低さがよく分かります。

蘭州駅前のホテルにチェックイン。手続き中にお茶をいただきました。一泊3000円レベルのホテルにしてはサービス良いし、従業員の対応もマイルド。従業員がお客が乗ってるエレベーターに乗るのを躊躇するなんて久しぶりにみました。3000円レベルのホテルなら普通に我先に乗る従業員も多いですからw こちらがホテルからの眺め。すぐそこに山が迫ってます。山と黄河に挟まれた細長い街。山と海に面した神戸みたいですね。

まずは蘭州ラーメン（兰州牛肉面）を食べねば！と近くのお店へ。ちょっと戸惑ってると、慣れた様子で「私がオススメは牛肉面と、トッピングがこれとこれね！合計14元。いいでしょ？」とりあえず煮卵と牛肉はつけたかったから、それをお願いしました。やはり日本に比べるとコシがなく柔らかい感じがしますが、思ったより美味しい！しかも、辛さが苦手な私でもいけます。色々食べ比べたんですが、痺れる辛さの「麻」が強いお店が多く、最初のお店が一番マイルドな辛さでした。

翌日は早速、黄河を見に出かけます。凍えるような寒さのならシェアサイクルのmobikeでまずは広場まで。mobikeは説明の必要はないと思いますが、いつでもどこでも乗って、乗り捨てられるのが利点ですが、もう一つ後から履歴を見られのも良いと思います。3kmで4分は絶対間違いだと思うけどw 蘭州駅から東方紅広場まで乗ったことは分かります。たった15円（日本円）！

広場で朝食を取り水車へ。そこから黄河沿いを中山橋までのんびり散策します。茶色く濁ってる写真のイメージだったんですが、この時期はそんなことないみたいですね。まだまだ内陸だから思ったよりは川幅も広くない。

中山橋が見えてきました。

1時間くらい散歩してようやく中山橋に到着しました！観光客でいっぱいです。橋を渡り白塔山公園へ向かいます。この公園は無料です。

ここ蘭州でもモスクをよく見かけます。

蘭州が黄河に沿って細長い街だとよくわかります。

甘粛省博物館に行きます。こちらも無料です。

甘粛省各地にある石窟から持ってきた仏像もたくさん。

3階には古代の化石が多く展示されており、ここ甘粛省博物館の目玉となっています。家族連れも多くいました。

甘粛省博物館の向かいにある蘭州中心。ユニクロも入っているおしゃれなショッピングモール。蘭州にも進出してるんですね。

回族も住んでいるので、羊肉が多いです。