山岳小説でなじみの谷川岳へ。えぇ～？雪？

2019/11/30 - 2019/12/01

山岳小説を読めば必ず出てくる谷川岳に、訪問の機会が訪れました。

エリア 水上温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

11月末といえば、都内はまだまだ紅葉の季節です。
群馬県へは草津温泉へ行ったことがあるぐらいで、北関東にはもともとまったく馴染みがありません。

紅葉を愛でに行くのだろうと思っていて降り立った水上駅、不意打ちの積雪がお出迎えでした。

谷川岳で軽くトレッキングでもできるだろうと踏んでいた無知の私たち一行、仕方なく時間つぶしに近くのショッピングゾーンを目指して歩き始めました。

真っ白に埋もれた民家や道路ですが、紅葉も確かに残っています。

積雪量はこのとおり、除雪車が何台も走っているような状態です。

20分ほど歩いて到着したのは、高平ガーデンエリアという地区。
レストランやショップが集まっている、ちょっとおしゃれなエリアです。

バウムクーヘンのお店や、ハム・ウィンナーなどの専門店もありましたが、日本酒とワインのお店で試飲しました。
１杯200円。
ふつうは車で来る人が多いはずなので、こういうとき公共交通機関利用者はお得感を味わえます。

高平ガーデンエリアとお別れしてしばらく歩くと、怪しげなお食事処が見えてきました。
レトロなポストや看板などがかかっていますが、今日は営業している気配なし。
いや・・・あっても、ちょっと引くかな。

水上から先は１日上下線とも５本ずつという上越線の線路です。
１駅乗っても料金は同じだったし歩く距離も短縮できたたのですが、そうすると高平ガーデンエリアへは立ち寄れません。
なかなか難しい選択・・・

このまままっすぐ行けば谷川岳の方角です。
ゆびそ温泉街へ行くなら直進。
でも私たちはここで右折します。

雪さえなければ、晩秋の景色と言えるぐらいには紅葉も残っていました。

向こうに見えるのが谷川岳なのかな？

湯檜曽川を渡ってさらに歩きます。

見えてきたのはお蕎麦屋さん、【角彌】です。
チェックインまでまだ時間があるので入ってみましょう。

店内は、こんなふうに少し個室感のあるテーブルが並んでいます。
歩いていても、そう車の量も多くないにもかかわらず、ここは賑わっています。

このどのテーブルにも置かれているのが大きなそばせいろがひとつ。
これは・・・親しい人と来るのでなければ遠慮しちゃうかも。

私たちの場合は、この後の晩ご飯に備えなくてはならないので、３人で２人前を頼みます。
量は多めだそう。

そばせいろがかなり大きいのでわかりにくいかもしれませんが、そばの量は２人では食べきれない量。
人数分頼まなくてよかった。
天かすがついてくるのが、ふつうのざるそばとはちょっと違うところ。

じゅうぶん満腹になってお店を出ると、やっと全貌が見えるようになっていました。
お店の前に駐車できるのは４～５台ですが、満車。
少し離れたところにも、かなり広い駐車場があります。

お店の前は融雪設備があり、道路を水で溶かしていました。
あとで聞くと、温泉街ですが融雪に回すほどの湯量はないのだそうです。

ここからしばらく歩くと、今夜のお宿、別亭やえ野に到着です。