2019/11/12 - 2019/11/12
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mas98765さん
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ツアーで宿泊していたホテルから一人で夜のトロギールを訪れた時の旅行記です。
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前の旅行記から続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11573931
18時30分過ぎ、トロギールのメデナというホテルに到着。トロギールとは言っても、世界遺産に指定されている場所からはるか遠く離れています。でも、日中降っていた雨もやんで晴れたようだし、せっかくなので夕食後に一人で行ってみることにしました。ホテルの旅行記は後にして、まずは夜のトロギールに行った話を書きます。
チェックインの後に添乗員さんに尋ねていただくと、トロギールまで行くバスはなくてタクシーで行くしかないということでした。
※ホテル周辺の地図
https://goo.gl/maps/Z4VmzRbGeH5t7GVa9 -
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そんなこともあろうかと、事前にウーバーの選択肢も考えておきました。日本語サイトだとザグレブとスプリットだけになっていましたが、英語サイトでAdriatic Coast(アドリア海沿岸)と書かれていたので、もしかしたら使えるかもしれないと思い、試してみました。すると、16分待たなければいけないようですが26.57クーナで乗れるようでしたので進めてみると、電話する画面が出てきて「あれ、電話しなければだめなの?」と考えているうちキャンセルされてしまいました。その後何度か試しましたが待たされた挙句、タイムアウトとなってつながりませんでした。シーズン中だったらもしかしたら普通に使えるのかもしれませんが、時間的にもとても使いものにならないので、あきらめてフロントの人にタクシーを呼んでもらおうとすると、シャトルバスもあって、どちらも100クーナだというので、ぼったくられないようシャトルバスを使うことにしました。帰りはタクシーで帰ってきてくださいということでした。シャトルバス(4WDのような定員7~8名くらいの車でした)貸し切りで助手席に乗り、送ってもらいました。正確に測っていませんでしたが、10分ほどで到着しました。 -
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20時30分、トロギールの北門の前でシャトルバスを降りました。トロギール旧市街の正面の入口です。今はこの門を通らなくても中に入れますが、昔は城壁で囲まれていたのでこの門を通らねばならず、しかも日没後は門が閉ざされていたようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/JU2A96xvpjJnANjK9 -
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門の上に立つのは、トロギールの町の守護聖人であるイヴァン・ウルスィニという人です。 -
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北門を入るとこんな感じですが、大聖堂の鐘楼が左上に顔を出しているので、つきあたりを -
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左に曲がり、 -
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更にここを右に曲がって -
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まっすぐ行くと -
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大聖堂のところに来ます。 -
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これが世界遺産の町トロギールを代表する聖ロブロ大聖堂です。聖ローレンス(ローマのラウレンティウス)に捧げる教会です。月が出ていました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/CZZKVTnCArjRQPjY7 -
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大聖堂の前にも像があって、名前が書かれておらず、ガイドブックにも書かれていないのですが、 -
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インターネットで調べると、これもトロギールの町の守護聖人であるイヴァン・ウルスィニのようです。
※2つのサイトでイヴァン・ウルスィニ、1つのサイトで聖ロブロと書かれていて、確定していません。上の写真で台座の柱に何か書いてあって、半分切れてしまっているのですが、全体が読めれば誰か分かるのかもしれません。 -
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この像の後ろには正門があります。大聖堂の西側にあたります。この時間は柵で閉ざされていますが -
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柵の隙間から中を覗くとこんな感じです。大聖堂の中には入れませんから、せいぜいこの部分の彫刻をよく見て、ガイドブックの説明をつけておきます。 -
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まずは門の上の部分です。半円形の部分を囲む外側の2重の部分には、キリストの生涯が描かれています。 -
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半円形の部分を詳しく見ます。上の部分は、聖母マリアとイエスが描かれていて、上にベツレヘムの星が輝いています。下の部分はイエスが体を清めている場面です。見やすくするためカットしてしまいましたが、右側には東方の三博士が、左側には羊飼いが描かれています。 -
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門の右側はこんな感じです。右上にアダムの像があります。右下にはライオンの像があって、爬虫類のようなものをいじめていますが、ドラゴンを退治している様子を描いています。ライオンはベネチアのシンボルで、ロブロ大聖堂は今のクロアチア一帯をベネチアが支配していた頃に建てられました。真ん中の縦長の部分には聖人が描かれ、左側の縦長の部分には黄道十二宮のシンボルが並んでいるようです。この部分の下側には -
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異教徒であるアラブ人やユダヤ人が柱を支えているように描かれていて、キリスト教徒より下だということを言いたいようです。 -
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門の左側はこんな感じで、左上にイブの像、左下にライオンの像があって、ライオンはやはりドラゴンをいじめています。真ん中の縦長の部分と右側の縦長の部分は、先ほどと対称の位置にあって聖人や十二宮のシンボルが描かれています。 -
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下側は同様に異教徒です。 -
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大聖堂の南側には広場があります。イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場というようです。向こう側には時計塔があります。塔の下の部分は聖セバスチャン教会という教会になっているようです。手前に椅子が並んでいますが、レストランのテラス席になっているようです。
わたしがトロギールを訪れた時、日本人の別会社のツアーの人たちがいた以外は、ほとんど人の姿がありませんでした。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/wG9JLHMcQhohheAS6 -
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広場の東側は市庁舎の建物ですが、あいにく改修工事中でした。 -
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現在20時37分で、時計は正確です。 -
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時計塔の右下はロッジアになっています。ロッジアは集会などを行う場所で、裁判を行うこともあったようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/1DRqXoF25vVgzfmc8 -
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正面にはこのような浮き彫りがあって、トロギール出身のベリスラヴィッチ提督の姿です。オスマン・トルコ軍と戦った英雄です。 -
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ロッジアに入って左側はこののようになっていて -
[26.5]
上の中央には天秤を持った聖母マリアが描かれています。公正な裁判を表しています。 -
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入って右側はこのようになっています。 -
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聖ロブロ大聖堂の鐘楼です。3階建になっていて、一番上(三角屋根の下)が後期ルネサンス様式、真ん中がベネチアン・ゴシック様式、一番下の半分切れてしまったところがゴシック様式になっています。 -
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大聖堂の右手の通路をまっすぐ南に歩いていきます。 -
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こんな感じのところを通り -
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更に進み -
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更に右に曲がりながら南方向に進んでいくと -
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門があって -
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海辺に出ます。船がとまっています。 -
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海辺には遊歩道があります。西の方向に歩いていきます。他社の日本人ツアーらしい人達以外に人がいませんでした。 -
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右手に特徴的な建物があったので写真に撮りました。これは小学校です。Googleマップにのっている説明によると、聖スピリット教会という焼け落ちてしまった教会の跡地に1910年に建てられたそうです。典型的なベネチア様式で建てられています。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/s4FkpekjFCo8pzS68 -
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しばらく歩いてまた右手に教会が見えました。「Church of St. Dominic, Trogir(ガイドブックではドミニコ会修道院と書かれています)」です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/vUp5XrmWCw82JRYq8 -
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遊歩道のつきあたりに要塞がありました。カメルレンゴの要塞といいます。ベネチア時代に造られました。展望台があって、トロギール市街を見渡すスポットのようです。トロギールの町自体に人がいないし、どうせ閉まっているだろうと思い、行ってみませんでした。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/cSkJwPoSDuWhiEvu7 -
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壁の部分 -
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要塞の真後ろにサッカー場がありました。Soccer field "HNK Trogir 1912."という名前のようです。ここには人がたくさんいてほっとしました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/c3fwVHauUqcxHiXS7 -
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雨の後で手前がぬかるんでいたのであまり近づきませんでしたが、写真を拡大するとこんな感じでやっていました。 -
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サッカー場の向かい側にも教会の鐘楼がありました。「St Michael's Monastery Church Belfry, Trogir(インターネットでは聖ミカエル教会の鐘楼などと書かれています)」という名前のようです。Googleマップの口コミの説明によると、この教会は1944年に爆撃を受けて破壊されてしまいましたが、鐘楼だけが唯一残り、トロギールの世界遺産の構成要素になっているようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/pvddEbufhnoU6zWJ8 -
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引き返します。同じような位置から見たので結局同じような写真になってしまいますが、再びのカメルレンゴの要塞です。 -
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海辺の遊歩道を引き返します。 -
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遊歩道に沿ってたくさんの船が停泊しています。 -
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トロギールの旧市街は小さな島ですが、その向こうにチオヴォ島というもっと大きな島があって、建物の明かりが水に映っています。 -
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その島までは橋でつながっており、車が行き交っています。 -
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先ほどと同じ門を入って大聖堂のところまで歩いていきます。自然な夜の感じで写真を写していきます。 -
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この路地を抜けると再びのイヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場です。 -
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正確な時計塔が示すように、現在21時04分です。 -
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大聖堂の向かいのあたりにThe Great Cipiko Palaceの案内板がありました。Cipiko家の宮殿で、建物の外見が見どころのようですが、見ていませんでした。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/zVZdRXtkRRiz2FHJ7 -
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中を覗くとこんな感じで、右手に木製の鶏が見えました。正面は観光案内所になっているようでした。
トロギール旧市街をGoogleマップで見ると、他にも教会とか博物館とか、今回見逃した色々な見どころがあるんだなと思いました。 -
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そろそろホテルに戻ります。帰りもウーバーを試してみましたが、タイムアウトとなって使えませんでした。すぐ近くのバスターミナル付近にタクシーがいそうですが、わたしは人がいいのでぼったくられる可能性があります。Googleマップでトロギールの隅々を回った距離とホテルまでの距離を比べて、車で10分の距離だし「ええい歩いてしまえ」という決断をしました。 -
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21時20分、ホテルに向けて歩きだしました。 -
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21時21分、人はいませんが、このあたりは歩道もちゃんとあって普通に歩けます。 -
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21時23分、気の向いたときだけ写真を撮って進みます。 -
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21時26分、これは洗車場ですね。人がいます。 -
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21時26分、前方に人が歩いていました。たくましい感じの人でしたが、女性でした。添乗員さんが言われていましたが、女性が一人で歩いているところは安全というのが世界共通のルールです。ですからここは安全。わたしは速足なので、脅威を与えないよう少し距離を開けながら、ビュンと追い越しました。
※わたしの真似をして夜道を一人で歩き大変な目にあっても責任は負いかねますので自己責任で行動しましょう。 -
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21時32分、右手にBARBAというレストランがありました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/jaiBqvXoVHjWo7686 -
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21時33分、STUDENACというマーケットのところを通りました。 -
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21時33分、THE BESTという看板のある店が右手にありました。手前の壁に書かれている文字を読むとインターネットカフェのようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/5MjQqQC8zMH9p56N9
(Studenacがこれより左手にのっていますが、ストリートビューで調べてみると上の写真のStudenacはこれより右手のKastel Farmよりも少し右手のあたりです) -
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21時35分、Hotel Rotondoというホテルを通りすぎました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/uWCobU4TaBahAL8dA -
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21時38分、信号のあるY字路にさしかかりました。左手の道を進みます。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/A4CMD6QrC5VaYqJg9 -
[64]
21時40分、このあたりは工事していました。 -
[65]
21時41分、人を発見。でもすぐに車に乗ってしまいました。 -
[66]
21時44分、Villa Anaというホテルを通過。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/3ZVa9eyW1AFHBXEw7 -
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21時45分、HOTEL HAVARIAというホテルを通過。 -
[68]
この後、ときどき街灯がないところも通りながら、21時57分にホテルのところに到着。 -
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21時59分、ホテルの建物に入りました。日本の自宅の周りの感覚で車で10分なら歩いて25分くらいだろうと軽く考えていたら、40分かかってしまいました。でも、歩ける距離です。ホテルに入ると、添乗員さんがロビーの椅子の数を数えていました。今後のツアーに備えた調査でしょう。遅くまで大変なお仕事ですね。
次は僻地にあるこのホテルの話を書きます。次の旅行記に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11575403
旅行記の目次はこちらです。
https://www2.hp-ez.com/hp/travelmasa/page25
なお、参考までに動画です(2分27秒)。
https://www.youtube.com/watch?v=feIj7yCJIc4
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