2019 東北海道の旅　その１

2019/08/02 - 2019/08/02

ANAのマイルが中途半端に残っていて、このままだと毎月どんどん有効期限が切れて減っていくだけだー。
と思っていたら、関空から女満別空港に夏季限定で毎日一便飛んでいるらしい。
おまけに日産レンタカーが何かのキャンペーンでレンタル料半額にしてるみたい。

じゃゴールデンカムイも見てることだし、網走に行ってみるか。
という事で、網走に行って来ました。

エリア 網走(北海道)

8月2日9：15発のANA1795便です。
満席に近い状態でした。

お天気が良いので屈斜路湖もきれいに見えます。

女満別空港に到着して、外に出てビックリした。
大阪より暑い。それもすごーーく暑い。

女満別空港の駐車場を突っ切って日産レンタカーに行った。
事前に空港の中のカウンターで番号札を貰っていたので、すぐに手続きしてもらえた。
日産ノートでした。なんと走行距離3,000キロちょっとの新しいものを貸してもらえました。ラッキー。

網走に向かう途中にあるメルヘンの丘。
普通に道路のそばにあるので、気を付けていないと通り過ぎるかも。

博物館網走監獄にやって来ました。
この鏡橋を渡って敷地に入ります。

ここに来るのにナビをセットしていて、博物館に行くために右折しなさいと言うのですが、それらしき道が無い。
分からないので通り過ごして、近くの山道を通る道で行きました。
帰りにその右折地点を通ったのですが、「えーーーっ、ここ？」というような道路でした。
右折というよりUターンに近いような感じ。こりゃ分からないわ。

入り口。

大人1,080円です。カードで払いました。

正門。

看守さんがいますね。
遠目から見るとリアルな感じです。

庁舎。

刑務所水門。

味噌・醤油蔵。

経費節減のため自賄いを要請される監獄では創立間もない明治25年に役１００㎡の工場が建てられて味噌・醤油が自給された。

釧路地方裁判所網走支部法廷復原棟。

味噌・醤油蔵の中。

監獄作業の種類は、基本的にいって農工芸でしたが、明治初期においては、瓦つくり、煉瓦つくり、鉱山役夫など、汚れ仕事が懲役人にふさわしいという考えが支配しており工業の未発達な明治２０年ころまでは、道路開削、石炭採掘といった産業開発のブルトーザー的和区割りを果たしてました。
この休泊所は丸太で組まれ屋根は茅葺です。
どんなに監獄から離れたところでも、短期間で自分たちの寝泊まりするところを確保しなくてはなりません。現地調達の丸太や茅で大急ぎで建築し、作業がおわるまで、この小屋で寝泊まりをしました。

耕耘庫（こううんこ）。
農園刑務所として全国的に有名な網走刑務所は明治２９年に開墾された農地220町歩（21,800アール）にもなり、農機具や肥料を入れておく倉庫や、収穫された作物を入れる小屋が、このような板ぶきや草ぶきで10棟ありました。
アメリカの近代的農業制度を取り入れていましたので、その技術は非常に進歩したものでした。

監獄歴史館の前のオブジェ。

哨舎。

二見ケ岡刑務支所。

緊急連絡用の伝書鳩。

作業場。

洗濯洗足場。

講堂。

舎房。

高見張り。

放射状舎房の外観。

放射状舎房の外観。

放射状舎房。

哨舎。

中央見張。

放射状に広がる5棟の舎房、１カ所から舎房全体を見渡せるように８角形の見張所が設けられています。
ここには独居房、雑居房合わせて２２６房あり、最大７００名を収容できました。
舎房の廊下には天窓がつけられており、クイーンポストトラスの小屋組みと鉄筋の開き止めが美しい空間を作り出しています。

舎房の堅格子（斜め格子）は、中から向かい側の舎房が見えないように工夫されているほか、堅いヤチダモの木で造られた扉は、外から施錠されていて中からは開けられない堅牢な造りが特徴です。
この舎房は1984年まで網走刑務所の獄房として72年間にわたりつかれていました。

浴場。

浴場。

「脱衣場」では15人ずつが担当の看守に引率されて脱衣棚の前に整列し「番号」「脱衣」の号令で衣服を脱いで棚に入れます。
脱衣棚上の金網は反対側の者と、物のやりとりができないように取りつけてあります。
看守２名以上が立会し１名は脱衣場の台の上から監視し、１名は浴槽前の「看守所」から入浴の指示をします。
入浴の時間は、脱衣から着衣まで「１５分間」で一層入浴ー３分、洗身ー３分、二層入浴ー３分、洗顔し体をふいて脱衣所にもどります。
その間、引率の看守は看守所の反対側で監視をしています。

煉瓦造り独居房。

独立型独居房。

これは樺戸（現在の月形町）の集治監の懲罰房です。
この房の立ち並ぶ周囲は木塀でおおい、その中を闇堂といい、房は外から光が入らないようにつくられ「闇室」とよばれました。
獄内規則を犯した受刑者が７昼夜重湯のみが与えられて入居させられました。

教誨堂。

教誨堂内部。

囚人たちに精神的、倫理的、宗教的な指導を行うために設置された教誨堂は、「神仏が宿るところ」と、囚人たちが精魂込めて建てたといわれています。
瓦屋根にお寺を思わせる和風建築の外観とは対照的に、内部は柱のない広い空間、腰高の板壁と漆喰の白い壁、天井のシャンデリアボックスに施された美しいレリーフと、洋風デザインが特徴です。

網走刑務所に行く橋。

網走刑務所 名所・史跡

現在使われている網走刑務所。
受刑者は少なくて数名しかいないと説明してありました。

正門の受付（？）
ゴールデンカムイのポスターが貼ってありました。

この後大曲湖畔園地に行ったのですが、目的のひまわりは既に撤去されていました。
次はマラソン大会に合わせて植えるみたいなことが書いてありました。
残念でした。

能取岬。嵐が出ていたJALのＣＭで使われていました。
中国の方を載せたツアーバスが１台。
その他は５台くらいの自動車が来ているだけでした。

灯台があるだけに、断崖絶壁が納得できます。

斜里町の小清水はなことりの宿ユースホステルが今夜の宿なので、斜里町に向かって進みます。
道の駅 流氷街道網走で休憩です。

流氷ソフト。少ーしですけど金箔が乗っています。

北のカナリアだったかな、吉永小百合さん主演の映画のロケ地だそうで映像を流していました。

小清水原生花園。

ちょうど花の端境期のようであまり咲いていませんでした。

釧網線の原生花園駅。

浜小清水駅のそばにあるフレトイ展望台に登って来ました。

使わていないのかな？
廃墟っぽい感じです。

ここが入り口なのでしょうか？
不思議な建物です。

小清水はなことりの宿ユースホステル。
今夜での宿です。
大学生以来のユースホステルなので、40年ぶりくらいです。

今回の旅にあたり、せっかく特典で飛行機に乗れることだし、レンタカーは半額なので旅のテーマを30,000円以内の旅に設定しました。
本当にできたらすごいけど、どうだろう？

ツインの部屋でした。
もちろんエアコン、冷蔵庫なし。
北海道だけに暖房器具はありました。

お風呂は共同風呂がありましたが、近くに原生亭温泉があるのでそこに行きました。
入浴料300円で、ものすごく熱いお湯でした。
先に入っていた方が、「効能がすごいから、5分くらい入って休んでまた入るを繰り返さないとしんどいですよ」と入り方を教えてくれました。

晩御飯のスープカレー。
スパイシーで美味しかったです。

夕ご飯の後、大阪から来た自転車のお姉さん、フェリーで北海道に上陸したスクーターのお父さん、ユースのオーナーで旅話で盛り上がりました。