紫の砂浜を目指してロサンゼルスから1泊2日の旅

2019/11/10 - 2019/11/11

紫色の砂浜を見に行ってきました。

8月にベイエリアにキャンプに行く準備をしていた時に妻が見つけてきた、紫色の砂浜の情報。ここに行くために妻がいろいろ準備してくれました。ホテルを予約してくれたり、レストランを調べてくれたり。私は当日に車の運転をするため、体調を整えるだけでした。

今回の旅行で行く予定にしていた場所は2つ。

・Pfeiffer Beach
・17 mile drive

ファイファービーチは人気の場所で、朝早くに行かないと駐車場がいっぱいになって入れないようです。朝に現地に着けるように計画しました。

当初はキャンプで行こうと計画していましたが、空きがでないしこのあたりのキャンプ場は高くてホテルとあまりかわらなかったので、シャワーも朝食も無料でついてくるモーテルにしました。

旅行の前に妻は体中が痒みがでて、お医者さんに見てもらったところ小麦粉、砂糖、米、ナッツなどにアレルギー反応が出ていると言われました。これらを一度に多く取ると痒くなるので、できるだけ避けるようにアドバイスを受けた状況での旅行になりました。うちでは野菜を中心に食べていましたが、旅行で外食をするとこれらすべてを完全に避けるのは難しくなります。どんな旅行になったでしょうか。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

早い時間帯に現地に到着できるよう、朝の5時頃にロサンゼルスを出発しました。今回は5号線、46号線、CA1号線などを使って北上する予定。

出発して1時間ほど経った頃に妻がお腹が空いたと言い始めました。私は早く起きて朝ごはんを食べてきたのですが、妻はぎりぎりに起きたので何も食べていなかったのです。早い時間帯に空いているお店は少なく、レベックのマクドナルドに立ち寄り。

妻が注文していたのはエッグマフィンとかハッシュブラウンとかパフェとか。お医者さんに避けるように言われているものがたくさん。体がかゆくなっても知らんぞ。

北上してゾウアザラシが見えるところまで来ました。

https://youtu.be/EQ7kovHTSv0

さらに北上。途中、何度か休憩をはさみます。

Pfeiffer Beachの入り口に着いたのは11時過ぎ。駐車場がいっぱいで入れてもらえませんでした。次の日にもっと早い時間帯に行くことにして、この日は17 Mile Driveのほうを観光することにしました。

と、その前にランチ。妻が調べてくれたレストランがCarmel by the Seaの街にあるようなので、そこを目指します。

カーメルの街は激込みでした。駐車場の空きスペースを探して数十分回りました。ロサンゼルスから6時間くらいかけて運転してきましたが、カーメルの街中で駐車場を探した時間のほうがずっと疲れました。

ようやくスペースを見つけて、なんとかたどり着きました。

デミトラカフェ カフェ

行ったお店は地中海料理のお店。ここで注文したラム肉は私の人生でトップ3に入る美味しさでした。あとの2つはラスベガスのシーザーズパレスのバイキングのと、ニュージーランドで食べたやつ。

見た目はショッピングモールのフードコートで出てくるようなものですが、この一皿の料金は29ドル。税金とかあわせたら余裕で3000円超え。この街の物価はどうなってるんだ・・。

お会計をした後にサービスでデザートが出てきました。

ちなみに妻がここで食べたのはサーモンのサンドイッチ。食べたら駄目な量を超えてしまったらしく、手に発疹が出てきてしまいました。夕食はもっと気を付けようと誓って次の目的地、17 mile driveへ。

私たちは今まで何度か17 mile driveに行っています。そのほとんどの訪問で、私たちが見学したのは以下の箇所。

- Bird Rock（アシカが見れる）
- Fanshell Beach（たまにラッコが見れる）
- The lone cypress（たまにラッコが見れる）
- Pebble Beach Visitor Center（お土産）

今回の17 mile driveの入場料は$10.50でした。

Bird Rockよりも手前のゴルフ場に鹿の群れがいたので観察。

Bird Rockは今日もアシカや鳥がたくさん。

ラッコは見つけることができませんでした。

17 Mile Driveの観光の後は、ホテルにチェックイン。予約をしてくれた妻によると、Fisherman's Wharfまで歩いていける場所ということでした。グーグルで見ると徒歩26分と出てきたので、けっこう遠めです。

キャンプ場とほとんど変わらない値段で朝食もついているので、ものすごくお得です。高速道路の入り口に近くてアクセスも最高。

デイズ イン バイ ウィンダム モントレー フィシャーマンズ ワーフ アクアリウム ホテル

夕食に選んだ妻のおすすめのレストランはホテルから車で片道30分以上のところにありました。ホテルがあるモンタレーではなくて、全く別のモスランディングという街です。

お店の前には10人ほどの列ができていました。

お店の中にも大行列が。個人的な感覚だと100人以上いた気がします。朝からずっと運転してきた体には、この長い待ち時間は堪えます。

結局1時間くらい待って、ようやく注文の順番が回ってきました。疲れて頭の回転が停止していたので、適当に魚の盛り合わせみたいなSea Food Platterというのを注文してみました。

妻は指が腫れて痛く、好物のカニの殻が剥けそうにないということでカニサラダを注文したようです。半分のサイズを選んだのにこの大ボリューム。

私のはこれ。届いたのを見て衝撃でした。全部揚げ物とは。あとでメニューを見てみたらちゃんとそう書いてありました。

疲れているのにこれを食べるのは無理だろうと思いましたが、食べ始めてみると全部の食材がものすごく新鮮だったのでどんどん食が進みます。あっさり食べ終わりました。

ランチといい、この夕食といい、うちの妻は私たち夫婦の好みのお店を探すのにかけて天才ではないでしょうか。どちらも味は天国でした。

その他二人でカキやクラムチャウダーもシェアしました。私が飲んだビールをあわせてもお会計は60ドルほど。量や味のレベルに比べて、値段がものすごくお得に感じました。

夕食の後はモンタレーに戻ってフィッシャーマンズワーフに。夕食の待ち時間がかなり長かったし、面倒くさかったので歩いていくのではなく妻の運転で向かっています。

散策しながら次の日の作戦会議。Pfeiffer Beachへはホテルから約1時間の運転。日の出から日の入りまで開いているようですが、入り口にスタッフがいるのは朝の9時以降。それ以前に行った場合は封筒に駐車場代を入れて箱に入れるようです。駐車場がいっぱいで入れないことのないよう遅すぎない時間帯に着くことを計画しました。7時に朝食を食べてすぐ出発し、9時前に着くようなプランで。

朝ごはん。ワッフルを作る機械もありました。

霧の中を走ったり、霧を見下ろしながら走ったりしました。

フェイファービーチに到着。この日は問題なく入場できました。よかった。

駐車場代は12ドルです。駐車場の横にトイレがありましたが、中は事件でもあったかのような悲惨な状態。

朝の砂浜はけっこう寒いです。

ところどころに紫の砂があります。

犬がいました。首輪をつけていますがオーナーは近くに見当たりません。

ちなみにこのビーチはペットもOKで、管理をしているのは州ではなくて連邦政府なので、ヌードもOKだそうです。ヌードが苦手な場合は水着が脱ぎ捨ててある近くには裸の人がいるので、近寄らないようにしましょうということでした。

石で出来た謎の迷路もありました。

巨大な海藻が打ち上げられています。10メートル以上はあるでしょうか。

紫の砂の層。

妻は大感激していました。私は実は砂よりも海藻に興奮してました。踏むとゴムのような弾力があるんです。

フェイファービーチを楽しんだ後はロサンゼルスに向けて南下。相変わらず霧が多いです。

モンタレーからモロベイまでは曲がりくねった道が続きますが、妻は道中の大半を助手席で寝てました。コーナーに差し掛かるたびに首がグラングラン揺れて、よくあんなので寝れるなと感心してみてました。揺りかごみたいな感じなのかな。

ランチはモロベイで。私たちがよく行くここ。今回は20人ほどの列でした。前日の夕食に比べると待ち時間ゼロのように感じます。

ここの後は妻がロサンゼルスまでずっと運転してくれるということなので、私は昼からカクテルを注文。妻はお酒を飲まないのです。ロングアイランドというのがあったので選んでみました。お店の人が作ってくれるのを眺めていたのですが、麦焼酎のよかいちとか入れているようでした。

その他クラブカサディアとかも注文。カキは前日のと比べると極小のサイズでした。ただ、味はどれも最高です。

今回は美味しい食べ物ばかりの旅行でした。これもすべて計画してくれた妻のおかげです。

食事の後は付近を散歩してラッコを見て、それからロサンゼルスに戻りました。

今回はあまり大きく群れてなくて、単独か小さな群れで泳いでいるのがほとんど。
https://youtu.be/Uyf8BTj2mJ0

親子もいました。
https://youtu.be/Pvc4UIhv_Rs

今回の旅行は合計で約700マイル（1100キロ強）の運転。そのうち私が運転したのは約500マイル。残りが妻の運転でした。大半の道は快適に運転できましたが、とにかくカーメルの街中は疲れました。

この旅行記へのコメント （2）

• ぴろろんさん 2019/11/13 13:26:31

  モントレーのラッコ

  モントレー、カーメルは２度ほど行ったことがあります。両方とも個性的で、海が綺麗で素敵ですよね。それに海洋生物も多いし。
  17マイルドライブ、私がドライブしたときも霧が多くて、夏なのに結構肌寒かった記憶があります。そうそう、ペブルビーチゴルフクラブも行きました！
  
  モントレーはラッコが多いですよね。モントレーの水族館からも野生のラッコが確認できるほど。あと、そこから少し北のモスランディングには群れのラッコが海岸近くにたくさんいるのですが、知ってますか？無料でいくらでもラッコが見られる場所ですよ。
  もう、８年くらい前になるのですが、私たちが行ったときも30頭くらいが群れでいました。動物好きのjoshuatreeさんならとっくに行かれたかも、ですが。

  Joshuatreeさん からの返信 2019/11/13 23:51:09

  Re: モントレーのラッコ

  ぴろろんさん、こんにちは。
  
  今回モスランディングにも行きました。夕食を食べにいったのですが、大行列だったので食べ終わった後にはもう真っ暗。ラッコはもう見れない時間帯になってしまいました。
  
  私たちはモスランディングではあまり運がよくなくて、ラッコはいつもたくさんの数が見れるんですが遠くからの観察になってしまっています。逆に相性がいいのは昨日も行ったモロベイで、親子のラッコとかはすぐ足元で見れました。