秋の神代植物公園　百花繚乱はバラだけじゃなかった

2019/11/02 - 2019/11/04

植物公園、何だか地味な響き。

神代植物公園
近くまで来た事はあったけれど、
全く関心が無かった。

暖かくて天気の良い日だった。

秋のバラフェスタが開催中、
写真でも撮ってみようかと、
散歩がてらに訪れてみた。

エリア 調布・狛江(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

春バラは409品種5,200余本、
秋バラは約300品種5,000余本が咲き乱れ、
秋の花は小ぶりだが色彩が鮮明だそうだ。

神代植物公園ホームページより

都立 神代植物公園

開園時間
　午前9時30分～午後5時
　バラフェスタ開催の10月土日は8時開園
休園日
　月曜（祝日・休日・都民の日は翌日）年末年始
入園料
　一般・大人　500円
　65歳以上　250円
　中学生　200円（都内在住・在学は無料）
　小学生以下無料

電車・バス
・京王線から
　調布駅から小田急バスまたは京王バス
　つつじヶ丘駅から京王バス
・JR中央線から
　三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html

青線で囲まれた有料区域は、
短辺500メートル×長辺900メートル。
想像していたよりも広大だった。

一般入園券を買って、
深大寺門から入園した。

年間パスポートは2,500円、
5回以上訪れるのならお得です。

オススメ散策MAP/開花情報が、
タイムリーに更新されていて有難い。

雑木林を抜けると、

噴水の周りにシンメトリックに設計されたバラ園が現れる。

バラ園は一段掘り下げられ、
沈床式庭園と言うそうです。

先日の大雨は大丈夫だったのかと要らぬ心配を、、、

バラ品種・栽培位置リスト

春バラ409品種、秋バラ約300品種（植物公園HPより）
なぜか400品種くらいしか載っていません、、、

数えたの？
だいたいね (ﾟｰﾟ)(｡_｡)

バラといえば、
やはり真紅のバラが思い浮かびます、
スタートを飾るに相応しい1枚を選びました。

一部の写真に品種と原産国を記していますが、
特に意味はありません。

見始めた頃は記録していましたが、
余りに種類が多くて途中で止めました。
せっかく記録したので記しているだけ (;^_^A

写真の掲載と撮影順は一致していません。

ファイアーグロウ
オランダ

あっ、白ってこんなに綺麗なんだと、
無色の美しさを感じさせてくます。

ユーロピアナ
オランダ

グラデーションのある花はとっても美しいです。

海外からのツーリストと思われる方も時々見かけました。

カナスタ
フランス

チャールストン
フランス

この花は多くの皆さんが写真に収めていました。

先日のプレバト。
鈴木砂羽さんの描いた噴水の水彩画はここ、
見事な描写だった、この対角からの構図です。

一般客は下段の噴水の周回路には降りられません。

肩までの髪をなびかせた、
少女のシルエットのように見えます。

伊豆の踊子
フランス

フランス原産なのに和名がついています、
よく見ると何故かピッタリの名前に思えてきました。

お気に入りの1枚です。

銀世界
日本

淡いローズピンクに気品が漂っている。

国際ばら新品種コンクールで世界各国から出品されるバラの審査を行っている。
優秀なバラには金・銀・銅・芳香賞が授与され、ばら園本園に植栽されています。

1992年
銀賞
無題
日本

1998年
芳香賞
美香
日本

2001年
芳香賞
パローレ
ドイツ

2002年
芳香賞
ルージュ・ロワイヤル
フランス

花びらの密度が濃いためか、香りも一段と強く感じた。

2005年
銀・芳香賞
薫乃
日本

2009年
金賞
クイーン・オブ・神代
日本

花が咲いていませんでした。

大温室に向かいます。

この順路で鑑賞します。

まず、熱帯花木室に。

シクンシ

花は咲き始めが白そしてピンクから赤へと変化する。
根・種子・果実は、使君子という名で漢方薬に用いられる。
使君子は神に授かった妙薬という意味だそうだ。

蕾が開きかけ？それとも閉じかけでしょうか。
下から見上げて写してみました。

パラグアイオニバス

葉の直径は最大で1.5メートルにもなる。
葉の裏にスポンジ状の葉脈が網目状に伸び間に空気が溜まって浮力となり人が乗っても沈まない。

鮮やかできれい。

食中植物

ウツボカズラの類です、
育つものは2Ｌのペットボトル位になるとか。

袋の底から消化酵素を出して、
昆虫だけでなく小さなネズミも食べちゃうそうです。

アンスリューム

和名はオオベニウチワ（大紅団扇）、なるほど納得の名前だ、
観葉植物として飾ってあるのを見たことがあります。

次はラン室に入ります、
清涼感溢れる良い香りがほのかに漂ってきます。

美しいものに無粋なコメントは不要ですね。

言わずと知れた贈り物の定番。

ここから少し、変わり種です。

小さな黄色い蝶々が、
群れて飛んでいるようでした。

これもランです。

その名はダーク・ジャングル、黒ずんだジャングル？

オンシジューム・シャリーベイビーワイン

チョレートの甘い香りが漂います。

ドラクラ・ギガス

小さな花です。
サルの顔に見えることからモンキー・オーキッドとも呼ばれているそうです。

一輪だけ咲いていました
ベストショットが撮れません、サル顔に見えるでしょうか？

ランって花の真ん中に何か見えませんか？
私にはこう見えたシリーズ (^^♪

ピンクのグラサンかけた兄ちゃんが、
両手を広げてバイクに乗っている。

ワレワレハ、トオイウチュウカラキタ

アマガエルが足を組んで座っている

大きな耳を垂らしたワンちゃんがにっこり

ベゴニア室に向かいます。

水槽に浮かべた花に迎えられた。

葉の形が左右対称ではないハート形です。

そんなベゴニアの花言葉は片想い。

逆光にして透かしてみました。

とても綺麗に撮れました、
これもお気に入りの1枚です。

熱帯スイレン室です。

ショクダイオオコンニャク

世界最大級の花を咲かせる植物として知られ、大きいものでは高さ3メートルを超えます。
その名のとおり燭台（しょくだい）のような花を数年に一度開花させるといわれており、その花は開花してから数日しか持ちません。花は肉が腐ったような強烈な悪臭を放つことから死体花、またその大きさからお化け花と呼ばれることがあります。

神代植物公園ホームページより引用

今年の7月に咲いたそうです、
その前は2015年、2011年と4年おき。
なんだかオリンピックみたいですね (^^♪

2023年にも咲くのでしょうか？
開花前には報道発表もされるようです。

ハイビスカス

乾燥地植物室です。

サボテンです。

ユーフォルビア ホリダ

白衣ホリダでしょうか？
スターウオーズの白い兵隊さんに見えました。

金鯱（きんしゃち）

サボテンの王様と呼ばれており迫力満点です。

長刺白珠丸(ちょうしはくじゅまる)

白い美しい長刺が特徴。
5mmくらいだったかな、
ちっちゃな花が咲いています。

メロカクタス・オレアス(青乱雲)

上のタワシのような部分は花座といい、
天辺に小さいピンクの花が咲くそうです。

アザラシ

ぴったり～ (o^-')b

大温室を後にして、
再び屋外展示に戻ります。

ダリア園に来ました。

ダリアは存在感や迫力が抜群。
鮮やかな大輪の花が咲き誇り、
周囲を華やかに彩ります。

写真が上手くなったのかと錯覚します（笑）

虫さんたちもダリアが大好きです。

チューーッ！

まだまだ見ていない場所があるけれど、
そろそろ帰りましょう。
あっという間に過ぎ去った3時間余り。

バラだけと思って訪れたのだが、
大温室も見応え十分で素晴らしかった、
ダリヤも華麗で見事でした。

見て回るなら1時間半あれば十分だけど、
観て回るなら半日あっても足りません。

2日後の文化の日の振り替え休日、
物凄く良い天気です。

何故か手にはまたチケットが (^○^)
年間パスポートで良かったです（笑）

バラ園、大温室、ダリアの写真は、
昨日の掲載写真は2日分のミックスです。

一昨日と同じコースを観て回り、
未だ見ていない場所も巡ります。

正門付近には菊の展示がしてあります。

切り花が飾られ賞が与えられていました。

三鷹市長賞

神代菊花連盟審査長賞

小田急バス(株)賞

菊だけど百合です、

東京都知事賞ね！ (^-^*)

神代花車

花車の裏側にマーガレットが少し咲いていました。

これがいっぱい花車が飾られると見事な事でしょう。

芝生広場に向かって歩いて行くと、
右手の池にパラグアイオニバスが。

8月下旬にハスに乗るイベントが行われるようです、
30Kg以下の子供だけ、先着30名のようです。

10月桜

10月から4月にかけて断続的に小さな花が咲くそうです

パンパスグラス

芝生広場の真ん中で圧倒的な存在感、
3mくらいはありました。

羽毛のような、ふわふわな花穂が特徴です。

紅葉はもう少し先ですね。

12月の初旬には、
赤い落ち葉の絨毯が敷き詰められ、
見事な景観になるそうです。

植物公園、
地味で年より臭いと思っていたが、
少しはまりました (*´σｰ｀)

本日は10時前から15時頃まで、
ワンコインで凄く楽しめて大満足 ヽ(^。^)ノ

暖かい季節になったら、また来よう。