そうだ、うどんだ！（第３日目）

2019/11/02 - 2019/11/04

「恐るべきさぬきうどん」が刊行され約２０年、本は読破していましたがうどん巡礼はしたことがありませんでした。
ネットサーフィン中に「年内で谷川製麺所閉店」に記事を見つけ、２泊３日で訪ねてきました。
今日は最終日、徳島の友人の案内でうどん＆観光後帰宅しました。
昨夜は、美味しい魚を食べたのち、河岸を変えお肉も、最後はショットバーで締めくくりました。
朝、お宿の東横インをチェックアウトしようとしたら、レセプションの女性が昨夜ロビーテーブルにお金をお忘れでしたよと笑顔で知らせてくれました。
そうそう２０８号室はいけません。
歩道橋正面なので、部屋の中が丸見え、ずっとカーテン引いておく必要があります。

・たらいうどん新見屋
・丸池製麺所

満足な３日間でした。

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝１０時に友人とホテルで待ち合わせて３～４０分走りました。
吉野川を渡り山道を行くとたらいうどんのお店が何軒か出てきます。

おっ、レトロ感満載。

階段くだると渓流にでました。
昔は蛍が乱舞していたそうです。

バリアフリーなんて知らないもん、昭和を生きてるんだもんという声が聞こえそう。
面白い。

お品書き。

昔の国鉄の駅を彷彿とさせる札入れ。
注文するとここからその品の札（紙）を引いて渡してくれます。

友人曰く、昔はプラスチックの札だったそうです。

いろんな人の色紙がありました。
報道関係が多かったですが、渡部さんの色紙もありました。

奥もチラ見できます。

こういうキャンペーンもありました。
時期が合わなくて残念。

ここでお料理が来るのを待ちます。
友人曰く、小さい頃は子供会や家族で来て、渓流で水遊びしていたとのこと。

座敷でお酒飲んでお昼寝出来たら最高ですね。

一角にはお手拭きなど置いてありました。

鶏の網焼きが来ました。
美味しいです。

これがたらいうどん、麺、出汁ともに普通のうどんとは異なります。
食べ方もあって面白かったです。

うどんのつなぎには卵白が使われていて、出汁には残りの卵黄が入っています。
美味しいです。

丸池製麺所。
ここは、讃岐の池上製麺所で鍛えられたご主人のお店です。

訪問する前に友人が「やさぐれてた息子を見かねて、うどん修行に出して出来たお店です」と説明してくれたので、どんなご主人なんだと興味がわきました。

お品書き。

お決まりの揚げ物。
このお店は座席が少ないため行列ができます。

はちまき姿がそのご主人。
にこやかで声も出すので、昔はどんなんだったんだろうとくすっと笑ってしまいました。

並んでいるときにご主人に声かけました。
私：一日５００食くらい打つのですか？
ご主人：いやそこまではうたないです。でも修行先では２０００食越えていましたよ！

びっくりです。

お味はうまい。
ここは昨日まで食べていたお店とは別格のうまさでした。
というのも、讃岐うどんという枠を外れ、うどんとしてうまいのです。
関西人は皆好きなうどんと思います。
池上製麺所もこんな感じなのでしょうか？
是非徳島まで足を伸ばしてください！

追伸：半生麺を買って帰り食べてみましたが、それは美味しくとも讃岐うどんに分類されるうどんでした。お店で食べたものとは別物でした。残念。

こんなシールが貼ってりましたよ。

さて、どこに行こうかという話になり、一番札所「霊山寺」に案内してもらいました。

いろいと小物もあります。

大きな鯉が出迎えてくれました。

本堂です。

流石風格がありますね。

家内安全よろしくお願いします。

このマネキンはいただけませんでした。

ここは一番札所ということで、お遍路装束を販売しています。
閑散としていて（当たり前か）、販売員（お寺関係者かな）は皆スマホで遊んでいました。
日本も中国化してしまうか心配です。

このあと、鳴門のＪＡ生産者直販施設でサツマイモ、味付け海苔、レンコンなどを購入して家路につきました。
本四架橋のおかげで、徳島から自宅までは２時間です。

うどんだけではなく、お遍路の話、剣山とユダヤ・財宝の話がアイテムに加わりました。