深田久弥 終焉の地 「 茅 ヶ 岳 」 に登る

2019/10/27 - 2019/10/27

地元山の会で深田久弥終焉の地「茅ヶ岳」登山の一般公募があり参加。

２～３日前の天気予報は雨マークがあり、心配は天気だけ。

公募で集まったのが２４名、山の会会員が10名で総勢３４名。

内女性が１３名。平均年齢は推定で７０歳前後、最高齢は８２歳。

無事全員が登頂、下山できました。

昼からは晴れてきて雪をかぶった霊峰富士を拝むことが出来、感激!!

道の駅にある健康ふれあいセンター「ゆーぷるにらさき」にて温泉につかり

汗と疲れを流して帰ってきました。

エリア 韮崎(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩

「茅ヶ岳」は山梨県の北杜市と甲斐市に属する山ですが
今回は、深田久弥の碑がある韮崎市の深田久弥記念公園駐車場がスタート。
登山コースとしては４コース有りますが、深田ファンならこのコースでしょう。

登山開始は８：３０　すぐに甲斐市に入る。
スタートしてから約２０分で分岐点、女岩方面から登ります。
ここからは山頂まで１本道なので迷う心配はなし。

３班に分かれ前後に山の会の会員が付いてくれ
看護師の救護班もいて心強い。

２日前の雨の影響も殆ど見られず順調に登って行きます。

ここは女岩と呼ばれるところですが、残念ながら
現在、女岩は落石等の危険により立入禁止となっており、
女岩周辺を迂回するルートになっています。

迂回ルートから女岩がチラッと見えました。
前は水場だったらしい。

緩やかな坂から急坂にシフトする地点に立ちはだかる巨岩が女岩です。

立ち枯れした巨木が見事だったのでパチリ！

足元には澄んだブルーのトリカブトの花が咲いていた。

紅葉も少しは見ることが出来ました。

林の中を抜けコルに出て休憩。
女岩からの急な登りに７０代後半の男性の足がつってしまった。
山の会の会員なので救護班に任せ出発。

コルに出て数分で深田久弥終焉の地の石碑がある。

｢日本百名山」の著者である深田久弥。
１９７１年３月２１日、登山中に脳卒中で亡くなる。

左手方向に富士山が見えた！

高齢者なのでゆっくり登り、最後の一踏ん張り。
標準コースタイムは２時間３０分だが、休憩タイムを除くとほぼ同タイムだった。

標高1,704ｍの茅ヶ岳山頂。向こうに見えているのが金ヶ岳（1,764ｍ）
山頂はほどよい広さで各自お弁当タイム。

標高1,764ｍの金ヶ岳をアップで。

金ヶ岳の左手奥に見えているのが八ヶ岳連峰らしい。

ちょうど雲が切れかかっていてとてもきれいだったのでアップで。

南には、まだスッキリとは見えないものの霊峰富士が・・・

お弁当を食べ、記念写真を撮って12：00下山開始。

空模様も良くなり、きれいな秋晴れとなった。

今まで暖かかった事や、雨が多かったので今年の紅葉は期待できない。

下りのコースのほうが楽みたい。
でも人っ子一人いない、静かだ。

またトリカブトの花を見つけたのでパチリ！

リンドウが集まって咲いていたのでパチリ！

地面から20ｃｍくらいに咲いているので見逃しそう。
何とも言えないくらいのブルーです。

駐車場より少し高台に有る「深田記念公園」
何処が公園？と思うくらい公園らしくない。

「深田久弥と茅が岳」の案内板と東屋があり

深田久弥直筆の記念碑が有るだけです。

　百 の 頂 に

　百 の 喜 び あ り

深田久弥

深田記念公園駐車場
これは帰りに撮ったものですが、朝8時に着いたときは満車でした。
小さいですがきれいなトイレもあります。

帰りのお風呂上がりに撮った富士山はきれいに見えました。