日帰り正倉院展旅

2019/10/27 - 2019/10/27

母と二人で正倉院展に行ってきました。
1000年以上前の品物が目の前にあるのは不思議な感覚でした。

本当は国立博物館の仏像館や青銅器館もゆっくり見たかったのですが、
体調があまりよくなかったのと、次の日が仕事だったこともあり、
駆け足になってしまいました。

それでも、ゆったりと時間が流れる奈良は穏やかでした。
今度は泊まりでゆっくりしたいと思います。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

母と、最近美術館や博物館行ってないね、という話になり、行ってきました。正倉院展は毎年行われていますが、毎年違う展示物なのにどれも1000年近く古い貴重な展示物ばかりという、歴史ある日本らしい恐ろしい特別展です。

私は大学時代、万葉集の頃、文学史では上代と呼ばれる時代を専攻していました。まさにこの時代の物をこの目で見ることが出来るので、学生時代は毎年行っていたのですが、卒業して地元に戻ったため、今年は4年ぶりとなりました。

新幹線で京都まで、そこからは近鉄特急で奈良まで。
残念なことにこの日は体調が悪く、母と二人なので気兼ねなく寝ていきました。大和西大寺駅付近で、平城宮跡に興奮した母に起こされましたが(笑)
お天気がよくてよかったです。

近鉄奈良駅から歩いて国立博物館まで。
奈良公園でいろいろ催し物がありましたが、寄り道せずに博物館へ。
すごく自然に鹿さんがくつろいでいて和みました。

最初の日曜日なので、人混みも覚悟していましたが、思ったより混んでいなくて歩きやすかったです。入場も10分くらい待ちましたが、割とすんなり。

展示も混雑を想定してなのか、1つ1つがかなり距離を取って陳列され、キャプションも読みやすかったです。今回は螺鈿の入れ物を楽しみにしていたのですが、聖武天皇の靴や冠の細工なども素敵でした。8世紀の役人の引継書なんかもあって、誤字や走り書きが人間らしく、当たり前だけど遙か昔から人は生活していたんだなと感動しました。

奈良国立博物館 美術館・博物館

展示会場を出てすぐ、グッズ売り場の横にお茶席が設けられていました。
お茶が濃くて美味しかったです。お菓子もどこのかはわかりませんでしたが、餡子が甘すぎず美味しかったです。
お庭を見ながらのんびり出来ました。

お昼ご飯は近鉄奈良駅まで戻って、商店街入ってすぐの新しそうなお店へ。
おばんざいのビュッフェと丼物や麺がセットになっていました。

新しそうだし、そんなに期待せずに入ったのですが美味しかった！

柿かき揚げが気になったのですが、すでに売り切れだったので天丼を選びました。お蕎麦も付いててボリューミーでした。関西の天丼って天つゆじゃなくて甘いタレがかかっていますよね、美味しい。

食後は興福寺へ。
国宝館の迦楼羅像が好きなんです、格好いい。
もちろん千手観音も大迫力だったし、阿修羅像もしっかり見てきました。
東光堂の十二神将もかっこよかった･･･。

仏像様は静かな迫力があって好きです。
奈良国立博物館の仏像館行きたかったです。

興福寺をぶらぶら歩いて、猿沢池の方をまわり、お土産を探しながら近鉄奈良駅へ戻ります。
奈良は時間がゆっくり流れて気持ちがよかったです。

京都駅で駅弁を購入し、新幹線の中で食べながら帰りました。

今度は体調のいいときに、ゆっくり仏像様巡りをしたいです。
レンタサイクルで古墳巡りもしてみたいし、卒論で書いた志貴皇子の墓も奈良にあるので行ってみたい！奈良はやりたいことがまだたくさんあります。

次は泊まりで来たいと思います。