秋、道庁の紅葉

2019/10/23 - 2019/10/23

とある秋の日、用事で札幌中心部にでかけました。
あまりにも素晴らしい秋晴れで、道庁の紅葉の様子を見に行きました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩

午後になると道庁の正門からは逆光になります。
赤レンガの写真を撮るなら、午前中がお薦めかも知れません。

前庭の二つの池。
その北側の方。

周辺のオフィスビルが迫ってきます。

巨大な柳の枝が、水面にまで垂れ下がる。

カモがゆっくりと泳いでいる。
無事子育てを終え、そのうち、南に帰るのだろうか。

物思いにふけるように静かに池を進み、その後に波紋が広がる。
風もない鏡のような水面を乱すのは、そのカモたちの動きのみ。

倒れかかった松にツタ。
この色遣い。

北側にある池には島があって、太鼓橋が架かる。

老朽化したためか、通行禁止になっていました。
誰も通わぬ小島には紅葉の絨毯。

今年の紅葉の赤は、本当に良い。

だいぶ陽が傾いてきました。

北側の池の畔にある見事なもみじ。

逆光で暗くなっていたはずの赤レンガ道庁に、なぜか日が差している。

不思議だなあ。
太陽を背に背負っているのに、日が当たっている。

背後をふり返ると、道庁の前に林立するオフィスビルの一つがまばゆく輝いている。
そうか、ビルの窓が反射鏡の役目を果たしているようです。

ちょっと不思議な感じで照らされています。
銀レフか。

池を埋めるように、様々な落ち葉。
色の饗宴です。

池の中も、池の外も秋が満開。

それにしても、秋は美しい。
そして、あっという間に過ぎ去って、厳しい冬がやってくる。

一瞬の輝きを放った錦秋の北海道は、まもなく雪に閉ざされます。

もったいないほどの秋晴れに感謝しつつ

ギンナン、生っていないかなあ。

年を重ねるごとに、冬を忌むようになってきました。
美しい秋に感動しながらも、春が待ち遠しい。

秋のもの悲しくも美しい一幕を、心ゆくまで堪能しました。

今年は、もう一回くらい、紅葉狩りができるだろうか……。

赤レンガ道庁の西側は、夕日があかあかと照らしています。
反対側に、現在の道庁の庁舎が建っている。

駅の方に戻る時に、六花亭の札幌本店を覗いてゆこうかな。