2019/10/22 - 2019/10/22
92位(同エリア310件中)
morino296さん
- morino296さんTOP
- 旅行記1215冊
- クチコミ20件
- Q&A回答1件
- 2,548,216アクセス
- フォロワー109人
今年の夏は猛暑が続き、遠出をする気分になれず、秋になったら旅に出ようと考えていました。
9月の旅行計画を立てて予約をしたのですが、台風のため断念し、キャンセル。
仕切り直しで、10月に秋晴れを期待して計画したのですが、またまた次々と台風が直撃したため、今度もダメかと気をもみましたが、何とか台風21号の雨も止み天気は回復し、1泊2日で愛知県と三重県へ出掛けてきました。
1日目は、豊川稲荷をお詣りし、渥美半島の先端にある伊良湖岬へ
2日目は、伊良湖岬からフェリーで鳥羽へ渡り、伊勢神宮へお詣りしてきました。
旅行記は、
1.きつね千体のパワースポット豊川稲荷
2.伊良湖岬・恋路ヶ浜
3.伊勢湾フェリーでお伊勢詣り
の3部構成としています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR飯田線の豊川駅 改札口正面で出迎えるきつね 10:25頃
東海道新幹線の豊橋で下車、JR飯田線に乗換え豊川駅まで来ました。
名鉄の豊川稲荷駅もありますが、JRの方が早い(乗車時間12分)です。豊川駅 (愛知県) 駅
-
豊川駅西口のロータリー
JR豊川駅と名鉄豊川稲荷駅が並ぶ西口には、きつねのモニュメントが建っています。
自宅を出たときは雨が降っていましたが、静岡あたりで雨も上がってきました。 -
豊川稲荷表参道 入口の案内きつね
歩道には「豊川いなり表参道」はこちらと首に赤い矢印(ちょっと消えかかっています)が方向を示すきつねが出迎えてくれます。 -
豊川稲荷表参道に並ぶ店先のきつねとフクロウ
駅前から豊川稲荷までに数十体のきつねが目に飛び込んできます。 -
豊川稲荷表参道に並ぶ店先のきつね
うなぎ屋の店先にもきつねが置かれています。
豊川には10店舗以上のうなぎ屋があるそうです。
うなぎは、独特の「照り」があり、割き方は、「背開き」「腹開き」が半々だそうです。
背開きと腹開きの境目は、ここ豊川辺りになるのでしょうか。うなぎの京楽軒 グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道の看板
この人、誰だか分かりますか?
正解は、水原ひろし(♪黒い花びら♪、知っている人は少ないかな?) -
豊川稲荷表参道の店「いっぷく亭」
店の前だけでなく看板の上にもきつねが並びます。いっぷく亭 グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道の店「いっぷく亭」
看板の上に並ぶきつね
「無病息災」「商売繁盛」「大吉」「学業成就」「家内安全」いっぷく亭 グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道 門前町商店街の入口にある赤い鳥居型看板
駅前ロータリーから徒歩2~3分、レトロな看板も並びます。 -
豊川稲荷表参道の店
土産物屋にもきつねが並びます。 -
豊川稲荷表参道の店
こちらでは自分できつねのお面に絵付けができます。 -
豊川稲荷表参道の店
シャッターにもきつねが描かれています。
この店には20種類ほどのいなり寿司があるそうです。田舎料理 吉野 グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道 豊川市のマンホール
きつねも描かれています。 -
豊川稲荷表参道 いなり寿司の店
いなり寿司の発祥の地の一つともいわれる豊川市内には約60のいなり寿司の店があるそうです。門前そば 山彦 グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道 豊川市のマンホール
豊川いなり寿司のイメージキャラクター「いなりん」の図柄のマンホール。
いなりんは「キツネ」と「豊川いなり寿司」の合体で、前から見るとキツネですが、後ろを見ると豊川いなり寿司のお米がたくさん詰まっています。
「いなりん」は、いなり寿司やみたらし団子、温泉めぐりや、日向ぼっこも大好きな男の子です。
豊川市の宣伝部長となり、50人の部下を持ち、日夜豊川市のPRに励んでいるそうです。(いなりんのHPより) -
豊川稲荷 総門
門前町を200mほど歩くと豊川稲荷総門があります。
この総門は当山の開創から214年後の明暦2年(1656)に一度改装され、
現在の門は明治17年(1884)に上棟改築されたものです。
門扉及び両袖の扉は、千有余年の樹齢を重ねた高さ4.5m、幅1.8m、厚さ15cmの欅の一枚板で、欅独特の鱗のような木目(如輪目)は類い稀な木材として専門家に知られるそうです。 -
豊川稲荷 境内参拝案内図
左の参道から時計回りに進みます。 -
豊川稲荷 一つ目の鳥居と参道
日本三大稲荷として有名な豊川稲荷、毎年多くの初詣客を集める屈指の人気稲荷ですが、1441年開創の曹洞宗の寺で正式名称は豊川閣妙厳寺(みょうごんじ)。
本殿まで鳥居を二つくぐる神仏習合が見られます。 -
豊川稲荷 寺宝館
豊川閣「寺寶館」 美術館・博物館
-
豊川稲荷 瑞祥殿(ご祈祷受付所)
-
豊川稲荷 二つ目の鳥居と本殿
本尊は千手観世音菩薩で、鎮守(守り神)として通称豊川稲荷で親しまれている豊川だき尼真天(とよかわだきにしんてん)を祀っています。
豊川稲荷は、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、大岡忠相、渡辺崋山など名だたる武将や天下人、文人墨客が深く信仰するなど戦国や江戸時代から有名になっています。 -
豊川稲荷 豊楽殿
文政7年(1824)建立された総桧造り銅葺きの建物、
旧本殿の祈祷殿であったが大本殿の新築によりここに移設されたもの。 -
豊川稲荷 神輿殿
-
豊川稲荷 大本殿
本殿は一段高くなっており、間口20m、奥行き40m、高さ30mの総欅造りの堂々たるもの。一対のきつねが出迎えます。
寒巌義尹が感得、自作の端麗妙相をそなえられる通称「豊川稲荷」、豊川だき尼真天がお祀りされています。
建物は総欅造り、妻入二重屋根三方向拝の形をとり、間口十間七分五厘(19.35mル)、高さ百二尺(30.6m)、奥行二十一間四分三厘(38.59m)。
明治時代に至り、有栖川宮家より「豊川閣」の大額が下賜され大本殿内部に掲揚されていることから、「豊川閣」と呼ぶそうです。豊川稲荷 寺・神社・教会
-
豊川稲荷 書院から大本殿をつなぐ回廊
立願所で願い事を出すと祈祷を受ける際にこの回廊を通って大本堂に向かいます。家内安全、営業繁盛、身心堅固、厄難消除、病気全快、開運満足、心願成就、社中安全、出産安全、良縁具足、学業増進、交通安全、大漁満足、海上安全、災難消除などご利益は数多くあります。
大本殿でのお参りした後は、右手から回廊の下を潜り、千本幟ときつね塚(霊狐塚)がある奥の院参道へ進みます。 -
豊川稲荷 千本幟
回廊の下をくぐると、ここから先は鎮守の森が広がります。
本殿から奥の院参道、裏門にかけて並ぶ幟は全国から参拝に来られた信者が奉納されたもので、通称千本幟と呼ばれます。 -
豊川稲荷 宝雲殿
十三尊仏を祀り檀信徒各家の先祖諸精霊牌を安置し、供養の法要を行う建物。
十三仏とは、不動明王、釈迦牟尼如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観世音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿?罠如来、大日如来、虚空蔵菩薩。 -
豊川稲荷 万燈堂(禅堂)
文久3年(1863)に建立された間口十三間(19.9m)、奥行七間(14.5m)の建物。
正面には、豊臣秀吉の念持仏と伝えられる不動明王、及び文殊菩薩が祀られています。 -
豊川稲荷 旧奥の院跡
-
豊川稲荷 大黒堂
土蔵造りのお堂で、その前に立っている2体の大黒天は、「おさすり大黒天」として知られています。
真言「オンマカキャラヤソワカ」と唱えながら、撫でさすることによって、広大無辺の仏のご利益をいただくことができると言われています。 -
豊川稲荷 霊狐塚(きつね塚)の石碑
-
豊川稲荷 霊狐塚 入口
千本幟の間を歩き、大黒堂を過ぎると、通称きつね塚と呼ばれる霊狐塚への参詣道が伸びています。 -
豊川稲荷 霊狐塚の参道
-
豊川稲荷 霊狐塚
そこに現れるのは千体ものきつね。
願いがかなった人や願い事をする人が奉納したものです。
もとは納めの狐像を祀る場所でしたが、祈願成就の御礼として信者が奉納した大小、多くのお狐さんがお祀りされており、その数はおよそ一千体にものぼります。 -
豊川稲荷 霊狐塚
ぎっしりと並ぶきつねたちに見つめられているような感じがします。 -
豊川稲荷 霊狐塚
この場に溢れているのは祈願成就への感謝の気持ちやパワー。
不思議なパワーを感じるスポットです。
木漏れ日が移動し、きつねたちの表情を変化させます。 -
豊川稲荷 霊狐塚
一つ一つ見るときつねたちの姿や表情は様々。
巻物や玉をくわえたり、嬉しそうだったり、一体一体の表情が違います。 -
豊川稲荷 霊狐塚
姿勢の良いきつねさんも。 -
豊川稲荷 奥の院
豊川だき尼真天の祠。千手観世音菩薩の鎮守(守り神)です。
およそ700年前に法祖寒厳禅師が帰朝乗船の際に、海上でだき尼真天の端麗な姿が現れた事に依ります。
だき尼真天は、インド仏教の神様で梵語のダーキニーを漢字にしたもの。
白狐にまたがり剣と宝珠、稲穂を荷い、鎌などを携えています。
「豊川稲荷」と呼ばれるのはこの神の善神を豊川閣妙厳寺の鎮守として祀ったことにより広く信仰を集めるようになったそうです。 -
豊川稲荷 奥の院 上り龍
梁に立川流による「上り龍」と「下り龍」の豪快な彫り物が目を引きます。 -
豊川稲荷 奥の院 下り龍
-
豊川稲荷 納符同(お札納め所)
-
豊川稲荷 景雲門
奥の院参道の中間にあり、安政5年(1858)の創建で、旧奥の院拝殿を昭和5年の大本殿の御開帳に際して移転し、景雲門と名付けられました。
彫刻は名匠諏訪ノ和四郎の作。
文化11年(1814年)の建築で、昭和5年の大本殿の新築に伴い、旧本殿の拝殿を奥の院拝殿として移築したものです。
この建物は春・秋の祭典の行事が行われる霊殿で、信者の諸人が至心を凝らして参拝し、読経礼拝されます。
拝殿の諸処に見られる種々の彫刻は、名匠諏訪ノ和四郎の一代の傑作と言われています。 -
豊川稲荷 三重塔
千本幟に囲まれて立つ比較的小ぶりな建物です。 -
豊川稲荷 書院・最祥殿
巨大な大書院と立願所の前に建つ赤いポスト(写真中央)は、日本最古の現役ポストだそうです。
最祥殿
昭和4年竣工総檜造りで、間口十三間(23.6m)、奥行二十六間(47.27m)の日本式大建築物で内部は四百畳敷きの大座敷で、信者約千有余人の接待ができるそうです。 -
豊川稲荷 大本堂
すっかり青空が広がりました。
もう一度、大本堂を。豊川稲荷 寺・神社・教会
-
豊川稲荷 山門
天文5年(1536)今川義元が寄進した当山に現存する中で最古の建物。
寛政5年(1792)に修理、さらに昭和29年春、大修理が行われました。 -
豊川稲荷 山門の仁王像
左右の阿吽の仁王像は、昭和41年に篤信者によって寄進されたもの。 -
豊川稲荷 鐘楼堂
豊川稲荷大本殿の完成を記念して、昭和12年に寄進された総欅材造りの建物。
梵鐘は、戦時中に供出されて久しく妙音を聞くことが絶えていたが、終戦後戦歿者の慰霊のためと、世界平和と人類の福祉を祈願するために鋳造されたもの。
しばしば「除夜の鐘」の音として、NHKで全国に放送されています。 -
豊川稲荷表参道 カドヤ
豊川稲荷へのお詣りを終えて、再び表参道の商店街へ戻り、昼食にしました。
すっかり晴れ渡り、日傘をさして客の呼び込みをする女将さん。
こちらは、創業約140年、うなぎは背開き、直焼きです。カドヤ グルメ・レストラン
-
豊川稲荷表参道 カドヤ
限定30食のうなぎセット(うな丼、いなり寿司、味噌田楽、きしめん)、
なかなか美味しかったです。
丼のうなぎは小さめですが、お皿に乗っているいなり寿司の上にもうなぎが乗っていました。カドヤ グルメ・レストラン
-
豊川稲荷 うなぎの藤井屋
店頭には手筒花火の筒が並んでいました。藤井屋 グルメ・レストラン
-
豊川駅とロータリーのきつねのモニュメント
-
JR豊川駅
この日は駅を利用する人も少ないようでしたが、お正月は初詣客で混雑することでしょうね。豊川駅 (愛知県) 駅
-
JR豊川駅 12:50発の電車で豊橋へ戻ります。
豊橋からバスで伊良湖ビューホテルへ向かいます。
(2へつづく)豊川駅 (愛知県) 駅
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ やっと行けた秋の旅 2019
0
55