2019/10/09 - 2019/10/10
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Weiwojingさん
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長崎でのくんち祭りを見た後は、長崎からバスと船を乗り継いで天草島へ移動した。先ずは長崎から茂木までバスで1時間程乗り、その後船に乗り換えて天草島の富岡港へ着き、そこからバスで本渡 (ほんど)バスセンターへ向かった。
バスは1時間に1本、船も2時間に1本程度なので、事前に調べておいて大いに助かった。もし1本でも乗り遅れると、ゆうに苓北(れいほく)町で1時間以上は待たなければならない。
天草島では2つの教会 ー「津崎天主堂」と「大江天主堂」ー を中心に回ってみた。併せて周辺の博物館や景勝地を訪ねた。カバー写真は右側が大江天主堂そして左側が津崎天主堂である。
- 旅行の満足度
- 5.0
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JR長崎駅前からバスで茂木港へ移動した。茂木港は長崎県から熊本県天草島に移動する経由地である。長崎から1時間位かかっただろうか。茂木港は静かな入り江のある港で、人の姿はなく、ひっそりとしていた。出発時間は1時間に1本ほどで、前もって出発時間は調べてきたが、あまりにも本数が少ないのには驚いた。
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出発時間を気にすることなく、鏡のような静かな海を見ていると、ゆったりとした気持ちにさせられる。
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静かな海と青い空はあくまでも澄んでいた。
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小さな桟橋があり、ここを通って天草へ渡る船が停泊しているところへ向かった。
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この小さな高速船で天草島へ渡った。乗客は小生を含めて5人であった。およそ45分位で天草の富岡港へ途中揺れることもなく、景色を眺めているうちに到着した。
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富岡港も小さな港であるが、茂木港よりははるかに整い、立派である。岸壁に練習船「熊本丸」という名前の船がある。船体の右側の方には「熊本県立天草拓心高等学校」とある。
富岡港があるところは苓北(れいほく)町であるが、富岡城や富岡海域公園などのある雲仙天草国立公園の一部である。時間があれば少し歩いてみたいと思った。しかし、時間がなかった。 -
富岡港からバスで天草市の本渡バスセンターへ移動することにしていた。あらかじめ調べておいたバスの時間だと、船の到着とバスの発車がほとんど同じで、当初乗れないと思っていた。ところが、茂木港から乗る時に、船の乗務員が「富岡から本渡バスセンターへ行く方はいますか」と呼びかけをしてくれて、「お願いします」と答えると、乗る人がいると富岡港のバスセンターに連絡をしてくれていたようである。大いに助かった。
本渡バスセンターに着いて、下田温泉へ行く次のバスの乗り継ぎ時間を見ると、1時間半も間がある。驚いたが、しょうがない。そこで時間を活用すべく、昼食をとり、さらに街を散策することにした。 -
天草市はかなり大きな街のようである。しかし、あまり活気は感じられない。その上、人が歩いているのをほとんど見かけない。
昭和時代を思わせるような映画館があった。街の雰囲気は歩いている人の姿は少なく、大都会から来た者にはうら寂しい気がする。 -
アーケード街を歩いてみた。人が全くいないのには驚いた。商店の半分以上は店を閉じている。地方の都市がどんどん人口が減り、大都市に流れているのを改めて見にしたような気がした。
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足元を見ると、マンホールがあり、鳥の絵が描かれている。もしかして、これは「カワセミ」だろうか。
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アーケード街には地元の老舗の薬屋・天草ねりやく本舗という薬屋を見かけた。
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家の軒先に正月用のしめ飾りが飾られていた。もう正月から10カ月も経ち、来年の正月もあと2か月後だというのに不思議に思ったら、この地方では1年中飾っているそうだ。
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時間があったので、「カトリック本渡教会」を訪ねてみた。
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この教会は白い壁と赤い屋根が印象的である。
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入口にこのような像があった。
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聖堂の中を見させていただいた。
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ステンドグラス(色ガラス?)が美しい。
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教会からバスセンターへ戻る途中、「茶寮 やまと屋」というレストランで昼食をとった。
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漬物が何種類も用意されていた。自由にお召し上がりくださいということで、小皿に少しいただいた。
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注文した料理が出てくるまで、先ほどの漬物とお茶を楽しみながらしばらく待った。
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注文したのは「むかしのご飯」というランチ定食で、種類が多いのに驚いた。
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天草の郷土料理がいくつかあり、「雑穀めし」、「だご汁」というようなものがあった。
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「大江天主堂」へ来た。メイン道路からかなり離れた丘の上にある。
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白い外観が鮮やかで、青空に映えている。
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青い空に白い天主堂が印象的である。ただ、残念なことには、内部の見学が工事中のために一部不可能であった。
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会堂の内部は鮮やかな色彩でと統一されていて、美しいの一言でしか表現できない。
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ガルニエ神父像がある。
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この日の宿泊は下田温泉で、数日前に「群芳閣ガラシャ」という旅館に予約を入れておいた。
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この日宿泊する予定の「群芳閣ガラシア」に夕方到着した。ここは下田温泉の一角にあり、静かなたたずまいの旅館である。
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「群芳閣ガラシャ」の入口。明かりに照らし出されたステンドグラスが美しい。
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玄関を入ると、吹き抜けの天井になっていて、ステンドグラスがあちこちで眩い光を放ち、今まで見たことがないような雰囲気の旅館であった。
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正面にクリムトの絵が掲げられている。旅館と言うよりは、個人のお宅といった雰囲気である。
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テーブルの上にはエミール・ガレの電気スタンドが2つ置かれていて、旅館というよりも個人のお宅といった具合である。
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小生が宿泊した部屋で、北原白秋という名前が付いている。そう言えば、この部屋に案内してもらった際、他の部屋の前を通ったら与謝野鉄幹、木下杢太郎、平野万里、吉井勇という名前が見られた。
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旅館のすぐそばには川が流れていて、川のせせらぎが聞こえて心地よい。
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夕飯までにしばらく時間があったので、散歩に出てみた。下田温泉は海に面し、小さな港を有している。
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防波堤に囲まれた小さな魚港だ。
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夕陽がだんだん濃くなってきた。
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5時30分を過ぎると夕陽を見られると言うので、海岸に出てみた。まさに太陽が沈みかけていた、
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夕飯が6時30分ということで、夕陽が沈むまでには十分時間があった。
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まもなく海に沈む太陽を見ながら、宿へ戻った。
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徐々に暗くなりだし、夕食の時間も近づいたので旅館に戻った。戻ってみると、食堂に夕食の用意が出来ていた。
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浴場の中にもステンドグラスが輝き、なんだか不思議な感じで入浴した(この写真は翌日撮ったものである)。
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翌朝、地のものを中心した食事を食べた。
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朝食後、少し旅館の周りを歩いて見た。
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足湯があったが、入ることはしなかった。
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このは津崎天主堂へ行く前にまず「天草ロザリオ館」に立ち寄った。
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天正少年使節団が持ち帰ったグーテンブルグ印刷機が展示されていたが、これは複製であった。
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ハルブ神父の墓
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道端に黄色いヒガンバナが咲いていた。今まで黄色いヒガンバナの種類は見たことがなかったような気がする。
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崎津の村はキリシタンの地でありながら、大きな神社や道路脇には様々な地蔵像が置かれている。
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「崎津諏訪神社」に上がってみた。
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神社の階段を上がり、境内に出ると、眼下に崎津天主堂が見える。
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神社の境内から崎津天主堂と漁港を眼下に見ることが出来る。
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ある土産物店でこの地域の名物の「杉ようかん」が売られていた。
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家々の間を縫って海が見える。
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民家の屋根の部分を見ると、十字の形と下に描かれた植物の葉に興味を覚えた。
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ここが崎津天主堂である。国宝に指定されている。
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側面から写真を撮ってみた。
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内部は畳敷きになっていて、このような畳敷きの教会は日本中でも少ないのではないだろうか。
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こちらは現在の礼拝堂の様子で、畳の上に椅子が置かれていて礼拝を守るようになっている。
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天井の部分。
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古いオルガンが残されているが、もちろん現在も使われている。
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