2019/11/09 - 2019/11/09
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Skunkyさん
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※おばさんの気ままな一人旅シリーズ※
イギリスのブルワリー探訪~クラフトビールを求めて~
③「Purity Brewery」
週末を利用して一人旅するテーマとして、本場イギリスのビール、それもクラフトビールと呼ばれる、ビター、エール、サイダー、ペリー(ナシの発泡酒)の蔵元ならぬブルワリーを巡ってみようと思いつきました!
第3弾は、これまた近場のアルスター(ウォリックシャー)にある「Purity Brewery」。動物をテーマにしたポップなデザインのラベルが目を引くボトルで知られています。
ブルワリー見学後はローカルパブでビールに合うプラウマンランチを頂きました!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11月、イギリスは雨に次ぐ雨で、北部ドン川が氾濫し、ヨークシャー南部ドンカスターで犠牲者が出るほどの洪水が起こりました。フィリピン沖で生まれた台風が偏西風に乗って日本にやって来るように、イギリスでは、カリブ海で生まれたハリケーンが、偏西風に乗って大西洋でたっぷり水分を補給してやって来る10~11月に沢山の雨を降らせます。
ブルワリー見学を申し込んだ11月9日土曜日も残念ながら大雨。ブルワリーのあるアルスターを含むイギリス中西部も雨続きで、エイボン川やセバン川が一部で氾濫、ストラトフォード・アポン・エイボンやグロスターで洪水被害がありました。
※ブルワリーへの曲り角には目立つサインが立っています。 -
本日訪問するのは「Purity Brewery(以下、ピューリティ)」、ポール・ハルシー氏とジェームス・ミンキン氏によって2005年に創設されました。12時からの見学を予約、料金は一人19.50ポンド(約2,500円)と少しお高めです。
※写真の建物はショップとビジターセンターを兼ねています。 -
ショップの裏にレクチャールームのような部屋があり、試飲用ビールのタップが並んでいます。今日のガイドはピーターさん。大雨という残念な天候にも関わらず、見学ツアーは参加者20人以上の大きなグループでした。
※ピューリティの商品は広く流通していて、ロンドンでも大手スーパーで買うことができます。 -
本日のブルワリー見学はテイスティングからスタート。
ピューリティのロゴマークは赤い星。ブルワリー創設者たちが、ピューリティを立ち上げる前に働いていた英国大手醸造会社「Bass(バス)」に敬意を表して決めたそうです。バスのロゴマークはシンプルな赤い三角形、1876年に英国で初めてトレードマークとして認可されたロゴでもあります。
赤い星といえば、ハイネケンのロゴがまさに赤い星。イギリスではニューキャッスル・ブラウンエールが青い星のロゴで有名です。日本では何といってもサッポロビールの星ですね!
※「Longhorn IPA (Rye IPA)」と「Mad Goose (Pale Ale)」。いずれも動物がモチーフの商品名と赤い星が目印です。 -
ロングホーンを頂きました。ホップが効いた深みのある味わいです。
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自転車のサドルをモチーフにした「Saddle Black (Black IPA)」と「Pure Gold (Golden Ale)」
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サドルブラックを頂きました。ホップの苦味が効いた奥深い味わいで、ジビエ料理にも合いそうです。
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ピューリティ社のバン。ビールを持っている白い犬はアンバーエール「Pure UBU」のキャラクターで、創設当初にブルワリーにいたアーチーがモデル。UBUは、"Useless Bloody Urchie(全く使えない犬のアーチー!)"の頭文字を取ったネーミングだそうです。
ピューリティのデザインモチーフに使われているのは、もっぱら農場にいるイギリスの田舎では身近な動物たちです。これはブルワリーのあるロケーションが農場に囲まれていることに起因するもの。また、ピューリティも、田舎に基盤を持つ他のブルワリーと同じく、ビールの廃水は裏の池に貯めて自然浄化したり、植物性の廃棄物は家畜の飼料や畑の肥料として近隣の農家さんたちに提供したりと、環境に配慮した運営を行なっています。
※この派手なバンは目を引いちゃいますねw -
雨の中、屋外にある設備を見学します。これは麦を保管する貯蔵庫「Silo(サイロ)」。北海道の酪農場にある冬の間家畜の餌を保管する、あのサイロと同じですね。
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こちらは発酵熟成タンク。
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ビール樽には、酵母も一緒に詰めるカスク(Cask)と、濾過したビール液に炭酸ガスを注入するケグ(Keg)の2つの種類があります。
カスクは通常小さめのタルで(写真左側の鉄のタル)、醸造過程途中のビールを入れて最終発酵をカスクの中で行うため、カスクの保管状態によって出来上がったビールの品質がまちまちとなる可能性があります。
一方、ケグ(写真右側の黒いプラスチック製のタル)は、出来上がったビール液だけを入れて、後から炭酸ガスを注入するため、長距離移動でも品質が一定した製品をお店やパブに届けることができます。お店で供されるしっかり泡が立ったドラフトビールは通常ケグで搬入されるビールのようですね。
ピューリティでは徐々にケグへと移行しているそうですが、それでもビール本来の味を楽しめるとあって、カスクビールには根強いファンがおり、引き続きカスクでの販売も継続していくとのこと。
※因みにタルが違うだけでビール自体は同じです。 -
ピーターさんが持っているのは、ピューリティで製造しているビールのレシピ。原料の麦の割合やホップの量、煮沸の温度や時間、発酵で使用する酵母や発酵時間などが細かく記されている企業秘密ですが、一般人が見てもわからない表記となっているそうです。
ピーターさんの足元にあるのはホップ。ピューリティではアメリカから輸入した生ホップを使用しています。生ホップは高価なため、現在では「パレット」と呼ばれるホップを顆粒状にした加工品を使用するブルワリーが増えているそうです。 -
ブルワリーの一角にはラボのようなものも。日々、新しいビールの調合を研究しているそうです。
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こちらは屋内の煮沸タンク。雑菌が入らないよう徹底した管理の下、最新式の設備が並んでいます。
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屋外よりは小さめですが、屋内にも大きな発酵熟成タンクが並んでいます。
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ピューリティのボトルのデザインはポップなのでTシャツにもぴったりですね。
※赤い星をモチーフにした真ん中のカーキー色のTシャツは、キューバ革命軍のシャツのようですね~。 -
約2時間半の見学を終えて、お腹もいい感じで空いてきました。近くの町Alcester (アルスター)のローカルバブ「The Turks Head」でパブランチを頂きます。
@The Turks Head -
残念ながらピューリティのドラフトビールは置いていませんでした。こちらもローカルビールの Hereford Pale Ale (ヘレフォード・ペールエール)をハーフパイント注文。
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イチオシ
パブの奥にある部屋でランチを頂きます。こちらはハム付きのPlaughman Lunch (プラウマンランチ)。チェダーチーズとピクル、ハムもたくさんついて、パンも暖かく、この量でたったの£7.50!と良心的なお値段。やはり地方の町のローカルパブはいいですね~x
※美味しく全て頂きました。ごちそうさまでした! -
イギリスでは、1918年11月11日の第一次世界大戦終結を記念し、毎年11月11日の「Remembrance Day (リメンバランスデー)」には戦没者追悼が行われます。第一次世界大戦だけでなく、第二次世界大戦やフォークランド紛争、中東での戦争で犠牲となった方々を忘れないために、同日午前11時にはイギリス中で2分間の黙祷が捧げられます。赤いポピーは戦没者の象徴とされ、人々は紙でできた赤いポピーを胸に着けて追悼の意を表します。
また、11月第2日曜日の「リメンバランスサンデー」には、ロンドン中心部のホワイトホールで追悼式が行われ、エリザベス女王を初めとするロイヤルファミリーや英国首相が赤いポピーでできたリースを記念碑に捧げる行事が行われます。
※お店のディスプレイには赤いポピーが使用されています。 -
パブのディスプレイにも赤いポピーが飾られています。
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町にある図書館に寄ってみました。
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アルスターでは、ブリテン島がローマ帝国の統治下にあった時代の遺跡が発見されました。図書館の一画は、Roman Alcester Heritage Centreとなっていて、発掘された当時のコインや食器などが展示されています。
係員の方が説明書を纏めたファイルを渡して下さいました。ドイツ語やフランス語などがあるようですが、残念ながら日本語はありません。(あったら逆に驚きです)
※入場料は無料ですが、1ポンドを寄附しました。 -
子供たちも楽しめるような展示となっています。
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イチオシ
見学の記念にパイントグラスを一人ひとつずつ頂きました。ラベルの動物が可愛くて、各種ビールも購入!
※個人的には瓶ビールの方が好きなのですが、ピーターさんによると密閉された缶ビールの方が製品としての品質を保つには良いそうです。
来年はブルワリー探訪で、もう少し遠出してみようと考えています。
それでは皆さん、良いクリスマスとお正月をお迎えください!
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