春爛漫のシドニー一人旅(4)　ブルーマウンテンズとジェノランケーブ

2018/09/11 - 2018/09/11

JALのマイレージでシドニー行きプレミアムエコノミーの航空券をゲットしたことがきっかけの旅行。初めてのオーストラリア、3泊5日と短い日程でしたが、人が親切で、大自然が素晴らしく、大好きな土地になりました。

日程
9/8　成田空港でトランジット→18:55成田発シドニー行JAL3057便に搭乗
9/9 早朝　シドニー着　シドニー観光
9/10 シドニー観光
9/11 一日ツアー参加（ブルーマウンテンズ、ジェノランケーブ）
9/12 7:50シドニー発成田行きに搭乗、帰国

エリア ブルーマウンテンズ周辺(オーストラリア)

シドニー旅行も4日目。翌日は早朝便で出発のため、実質的に今日が最終日です。
この日はブルーマウンテンズとジェノランケーブへの日帰りツアーを申し込んでいました。
朝6時40分に宿泊ホテル前集合。
早起きして身支度、この日は空港近くのホテルに泊まるため、ヒルトンはチェックアウトも済ませました。

ジェノランケーブは人数制限があるため、最大でも25人のツアーなのですが、この日は申込者が少なく、私を入れて7人。
のんびりできてよかった。

ほかの参加者も拾って、まず向かったのはブルーマウンテンズ。
ジェノランケーブも含め、この地域一帯が世界遺産です。

ブルーマウンテンズとは、ユーカリの深い森なのですが、ユーカリは油分を多く含むため、揮発するオイルによって森全体が青っぽく見えるのでそのように名付けられたとか。

まず、リンカーンズロックという展望台へ。とはいえ、リンカーンズロックというのは最近つけられた名前で地元の人に言っても？？だとか。
一般的にはキングステーブルという名で通っているそう。

キングス テーブルランド 山・渓谷

絶景。テーブル状の岩から眺めます。

ブルーマウンテンズ国立公園 国立公園

こういうでっぱりから足をブラブラさせた写真をガイドさんが撮ってくれるんですけど、ほんとに下は崖なんです。
みんな普通にブラブラしていましたが、私は怖すぎて片足だけにしました。

森は、青いといえば青いかな？

ユーカリは800種くらいあると言ってたかな？

これもユーカリ。

この奥に見える岩から足をぶーらぶら、です。無理！

さて、次はまた少しバスに乗って、エコーポイントへ。
インフォメーションセンターもあり、散策路も整備されています。

スリーシスターズ＆エコーポイント 自然･景勝地

ここで有名なのはスリーシスターズという岩。
魔法で岩に変えられた三姉妹だそうです。

スリーシスターズ＆エコーポイント 自然･景勝地

こういう説明書き、日本にもよくありますね。

青いといえば、青いかな？

こちらのツアー、現地に着いたら時間までは自由散策にさせてくれたので、自由度が高くて良かったです。

さあ、車で移動して、次は野生のカンガルー探しですよ。
カンガルーは夜行性で、涼しい気候を好むので、暑い昼間は森の中にいることが多いそう。

この日は高地のブルーマウンテンズでも20度越えの気温。
カンガルーさん会えるかな～。ドキドキ。

ん、あれは？？

きゃー、いっぱいいる～

くつろいでるし～。おなかに赤ちゃんがいます。足がはみ出ている。

写真アップ。

ほんとにたくさんのカンガルーに会えました。

かわいい。

おしりをぽりぽり掻いています。

さて、オーストラリアは都市部から外れると街灯がなく真っ暗だし、カンガルーは夜活動するので、よく夜中に車に轢かれるそう
ガイドさん曰く、無理に避けると事故につながるので、法律で轢くのもやむなしとされているそうで…。
ただし、命があれば野生生物保護の当局に連絡すること、死んでいても後続車のために道の端によけることが定められているとか。
そういうわけで、帰り道にはやたらカンガルーさんの死体が道の脇にある道路があったのでした・・・。

さて、また車で移動して、今日のツアーのハイライト、ジェノランケーブに着きました。
ジェノランケーブとは、3億4千年前、今発見されているものの中では世界最古の鍾乳洞なんですよ。

見学の前に周辺散策とランチの時間。

ジェノランケーブ 洞穴・鍾乳洞

近くにある青の湖。

水力発電のために小さなダムをつくった結果、水をためている部分が美しい青の湖となったのです。
水中の石灰岩が原因のようです。

ではなぜこんなところにダムをつくったかというと、鍾乳洞の中に電気を引くためなんです。
その前は、ろうそくを持って鍾乳洞見学をしていたため、洞内がすすで汚れてしまったので、こちらに水力発電をつくったというわけ。
その時代、電気はとても珍しかったようですよ。
そんな時代からここは観光地だったんですねぇ。

でも北海道、美瑛の青い池の方が綺麗だなあ。

青の湖の看板

ジェノランケーブに行くためには、こんな切り通しも通ります。この隙間、大型観光バスも通るんですって。

切り通しを抜けるとすぐ右手にインフォメーションセンターがあり、左手先に見えるのが、本日ランチをいただく場所。なんか由緒正しいらしい。
普段はディナー営業しかしていないけど、特別に開けてもらってるらしい。

内部も綺麗です。

私たちのグループのみの貸し切りでした。

3種類から選べたのですが、私はミートパイにしました。まあまあ美味しかったです。
上に乗ってる輪っかはすごく固くて、オニオンリングが固くなったものかと思ったらイカリングですって。
イカの味は全くしなかったけど。

では、次はいよいよジェノランケーブに突入します。

私たちがこの日一日お世話になったガイドさん。
この扉を入り、しばらく歩くとさらに扉があります。
洞内の気温、湿度を保つためですね。
一度に入れる人数も制限されています。

では、ご覧ください。

日本の鍾乳石は乳白色が多いですが、こちらのは色が付いていて、形もおどろおどろしいです。

すごい。

日本にも鍾乳洞はありますが、スケールが違います。

まだまだ発見されていないところもたくさんあるようです。

はじめてここを発見した人は、ほんとうに真っ暗の中、探検したわけですから、私などには想像しただけで恐ろしいですが。

内部は音響がよいようで、音楽を聴かせてくれました。

様々な形。

薄い膜のよう

右手のは、人の形のようです。

大自然のスケールの大きさを感じます。

キラキラ輝きます。

洞内で結婚式をすることもできるそう。

この小さいのが、長い長い年月を経て、大きく育つのですね。

こちらのツアー、ランチ込みで$210というなかなかのお値段設定でしたが、終わってみるとむしろ安いと思わせる充実の内容でした。

名残惜しくも洞内から出ます。

こちらは帰りの車から見たウォンバットちゃん。カンガルーより小さめだそう。

最後に、夕景を見に展望台へ。

夕日に輝きます。

一日が終わるなあ。

展望台の全景。日帰りツアーからシドニー市内に戻ったのが夜7時半すぎだったでしょうか。
参加者各々次の予定にちょうどいいところでバスを降り、順次解散。

私はホテル近くのスーパーで買い物をして、ホテルで荷物をピックアップ、翌朝早い便なので空港ホテルに移動しました。

夜9時すぎだったと思いますが、空港の目の前のホテルですし、鉄道、空港内、外、全く危ない雰囲気はありませんでした。
。

宿泊した空港近くのホテル。
リッジズ・シドニーエアポートホテル。ロビーは殺風景です。

リッジス シドニー エアポート ホテル ホテル

お部屋。広々していますが、なんかやっぱり殺風景。スリッパないしね。
これでヒルトンと同じくらいするんだよな～。
でも他に空港のすぐそばにホテルなくて。
やむなし。

朝食は空港内のカンタス空港ラウンジでとったので、ほんとに寝るだけでした。

そして翌朝8時15分の便で帰国したのでした。