JGC修行でシンガポールF1観戦②いよいよマリーナベイへ

2019/09/23 - 2019/09/23

2019年は夫婦でJGC修行をしました。シンガポール（第一回）→バンコク・シェムリアップ→沖縄→西安・北京→エアーズロック・メルボルン→シンガポール（第二回）で解脱を目指し今回の旅行でようやく解脱しました。
今回の旅のハイライトはF1シンガポールGP観戦だったのですが、航空券をとった時には全く計画していなかったためいろいろ苦労がありました。ですが振りかえれば最高の思い出になりました。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

起きたら8時。シンガポールGPは夜からなので、まだ時間があります。
妻が起きる素振りがなかったので、ホテルの中を散歩します。

ビルに囲まれたプールですが、最先端の都会の癒しの場で気持ちがいいです。
このあと、密かに計画していたところに寄り道します。

ソファテル シティ センター ホテル

僕の最近始めた趣味は、ANYTIME　FITNESS巡りです。会員の方はご存じですが、入場キーを持っていけば世界中どこのジムでも無料で入れるのです。しかも24時間。この旅にもフィットネスウェアとビブラムファイブフィンガーズを持っていきました。シェイカーは嵩張るので断念です。

タンジョンパガーの駅から3分くらいのビルの中にありました。

右の女性は日本で貼ってあるポスターといっしょですね。

日曜日朝なのでそれほど人はいません。機材は日本とほぼ同様です。

ダンベルが45キロまであるのはなかなかです。

海外でも日本と変わらないエクササイズができました。
帰り道に後ろ姿がカッコいいトレーナーがいました。シンガポールで厳禁のはずの路上喫煙しているのもクールです。

ホテルへの帰り道。JR東日本のアンテナショップのようです。

せっかくチャイナタウンの近くなので、シンガポールでいつも行くMAXWELL　FOOD　CENTERによります。ここで一番有名なのはなんといっても天天の海南鶏飯ですが、50組は並んでいます。予め調べておいた阿仔にしました。天天から独立したそうなので味は一緒です。ライスはこちらのほうが出汁が効いておいしいかもしれません。

シンガポールに来たら牡蠣オムレツを食べたいところです。美味しいです。

老伴豆花は暑いときにぴったりです。

まだ時間があるのでセントーサ島に行ってみます。ユーカリが丘のモノレールみたいです。

一応、巨大マーライオンを見ておきます。少し汚れが目立ってます。わざわざこれだけ見に来る人はいないでしょうが、せっかくきたので。が、日本に帰ったらこいつが解体されるニュースに接しました。そうなるとみておいてよかったです。

ケーブルカーのってみました。暑かったです。

インスタ映えスポット。

いよいよ今日の本番です。シンガポールGPのパスはこのように首からかけるタグになっています。街にはこれをぶら下げている人だらけになりました。

City Hall駅を出るとすぐにGate 3Aです。まずはここから入りF１　villageを目指します。

サポートレースのポルシェカップが終わったところです。爆音にびっくり。

ゲートをくぐると店がいっぱいあります。お祭り騒ぎです。

腹ごしらえしてレースに臨みます。川沿いのスペースはとても居心地がよいです。

シンガポールGP名物の野外ライブです。今日のアーティストはファットボーイスリムです。会場は大盛り上がりで本当にF1サーキットなのか？と思いました。最高に気分が上がってきました。ちなみにレースが終わった直後はレッドホットチリペッパーズでと非常に豪華です。F1もライブも楽しめると思うとチケットにお得感があります。

そしてレース！スマホでは車とれません！灯りに照らされた道にF1マシンが突っ走ります。コーナーの立ち上がりでも120キロは超えているでしょう。最高の性能のマシンで戦われるレースは接戦となり随所でバトルが繰り広げられています。マシンが前を通過するたびに会場は大盛り上がりです。

さて誰が勝つか？妻のごひいきは20歳の新星シャルル・ルクレール、僕はフェルスタッペンとホンダパワーに期待しています！

速い！F1の排気量は市販車以下の1,500㏄ターボですが、搭載されたモーターのアシストにより1,000馬力のパワーです。市販車のメルセデスCクラスは2,000㏄ターボで200馬力。F1マシンは車体重量も600キログラムですからその性能たるやとんでもないものです。

レースは何度もクラッシュがありそのたびにセーフティカーが出る展開となりました。

優勝はベッテル！2010年の奇跡のチャンピオン奪取した若者は髭面のおじさんになりました。まだまだ若いものには負けんと意地を見せてくれました。
レース巧者のメルセデスにしては珍しい作戦ミスもありフェラーリに良い展開でした。ホンダのフェルスタッペンは危なげないレースで見せ場が欲しかったです。

ゴールの瞬間花火が上がりました！

しかしこのとき頭をよぎったのは焦りです。今は22時、今夜の飛行機は2時でまだ4時間ありますが、ホテルに帰ってタクシー捕まえて間に合うか不安になりました。なにしろこの会場には16万人もいるのです。初詣のように駅まで2時間とかかかったらどうしよう・・・と気が気でなかったです。

が、ここで僕たちを救ってくれたのはレッドホットチリペッパーズです。
なんと、ほとんどの人がレースが終わっても帰らず野外ライブを見るために残ったのです。結果、スムーズにCity　hallの駅に入れました。
やはりシンガポール人は頭がいい。混雑を分散させる仕組みのために24時に終わる大物のライブを開催するとはと感心しました。

ソフィテルに戻ったらスポーツジムでシャワーを浴びて着替えてよいと言われたのでありがたく使わせてもらいました。

その後タクシーもつかまり順調に帰れました。

F1グランプリは癖になりますね。ぜひ皆さんも初めての海外レースを楽しむならシンガポールも候補に入れてみてはいかがでしょうか。会場へのアクセス、F1以外のお楽しみを両立できる良い旅になると思います。