トゥダイ アイ テイクアウェー　Day3

2019/09/14 - 2019/09/14

マラソンの前に世界遺産観光を組み込みました。今日は【ブルー･マウンテンズ地域(Greater Blue Mountains Area)】１日観光で、オーストラリアの大自然を満喫します。

標高1,300m級の砂岩の山が連なるこのあたりは森林地帯でもあり、90種類以上のユーカリが植えられているそうです。ユーカリの葉から出るガスに太陽光が反射することでこの一体が青く見えたため、"ブルー・マウンテンズ"と呼ばれるようになったんだそうですよ。2000年に世界遺産に登録されました。さて、どんな一日になるのかな？

エリア ブルーマウンテンズ周辺(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩

９月14日(土)
おはようございます。6時起床、昨夜コンビニで買ったボリューミーなサンドイッチを半分だけ食べ、身支度を調え7:15にホテルのロビーでピックアップしてもらい、なかなか乗り心地の良いバスで世界遺産観光へ出発です。おっ、昨日ブリッジ･クライムで一緒だったご夫婦もブルーマウンテンズに行かれるんですね。そちらは半日観光ですか！みんな考えることは一緒のようですｗ走る前に観光を楽しみましょうね！

ん～良いお天気です。

シドニー市内からブルーマウンテンズまでは車で2時間ぐらいとのこと。道中は日本人ガイドのお姉さんが色々とオーストラリアのことを教えてくれて、勉強になりました。医療費(特に歯科)が高額なため、水道水にはフッ素が含まれていて虫歯対策には有効だけど、髪がパサパサになって大変とか、そのダメージヘアには、自然界で最も人間の皮脂に近いと言われているホホバオイル(jojoba oil)がお勧めだとか、オーストラリア南西部にのみ自生する、ユーカリの一種であるジャラ(Jara)の花から取れる貴重な蜂蜜が、抗菌作用があって喉の痛みや口内炎も治してくれるとか。お話が上手なのですっかり買って帰らなきゃ！モードになってしまいました(^_^;)そして実際買っちゃうんですけどね♪頭皮や毛質の改善効果も期待できるというくだりでは、おじさま方も興味津々で聞いてたっけ。

9:00
【カトゥーンバ(Katoomba)】の街が見えてきました。もうすぐのようです♪シドニーから電車で来る場合はこちらが最寄り駅だって。でも1時間に1本あるかないかの運行らしいので、時間が限られている人にはバスツアーの方が便利かもですね。って、回し者でも何でもないのですが(^o^;)

9:15
【シーニック･ワールド(Scenic World)】に到着しました。これから3つのアトラクションに乗りながら、絶景を楽しみたいと思います。スリル満点のライドもあるみたいですよ♪ガイドさんからもらった乗車チケットをＴ2様と右腕に付け合い、いざ行かん！

シーニック ワールド アクティビティ・乗り物体験

まずは"シーニック･レールウェイ(Scenic Railway)"です。

最大傾斜52度のトロッコ列車で、青い森の谷底を目指します。いってらっしゃ～い！

世界一の急勾配なんだって(;゜0゜)さらに新型車両だと、なんと64度まで座席の勾配角度を付けられるらしい。

Ｔ２様、せっかくだからそちら側のレバーで限界の64度に設定してくださいね☆

さぁ、出発進行！

ヽ(;ﾟ;Д;ﾟ;; )ギャァァァ！世界一を甘くみちゃいけないですね。冗談じゃなく急勾配。景色もろくに見ずに騒いでました。決して座席に荷物を置いてはいけませんよ、人間ですらめちゃ滑りますから！！

約2分間スリルを満喫し、無事に終点に辿り着きました。

あれが奇岩"スリー･シスターズ(Three Sisters)"ですね？アボリジニの伝説によるとマイナー、ウィムラー、ガナドゥという美しい三姉妹との結婚を拒まれた三兄弟が始めた戦争から娘たちを守るために、父親である魔王が三姉妹を岩に変えたものの、魔王自身が戦争で命を落としてしまい、未だに魔法を解く呪文が唱えられず、岩のままでいるのだとか。ハリー・ポッターでも魔法を解いてあげられないかしら？！

こんなところを下ってきたそうです(○_○)！！改めて見ると恐ろしいですね。知らない方がよかったかも？

ほんとにいいお天気です☆一枚岩のテーブル･マウンテンもキレイに見えますね。でも紫外線が強いのか、かなりジリジリきてます(>_<)

ん？こちらは？？初代のトロッコ列車らしいです。いや～、最新型に乗れてよかった(;o;)命の危険を感じませんか？！

次の乗り物を目指してユーカリの森の中を歩いていると、またまたトロッコが現れました。

1880年代には鉱業用として大活躍していたそうです。1945年に炭鉱が閉鎖されてからは、観光アトラクションとして生まれ変わっております。

まだ石炭は眠ってるのでしょうか？

再びウォーキング。森林浴が清々しいです。

不思議な木。

えっ、これがユーカリの木なんだ？！コアラが好んで食べる植物として知られていますが、成長がとても早いため材木としても重宝されているそうです。乾燥した土地でよく育つユーカリですが、自然発火による山火事の原因にもなっているとか。ユーカリの葉が"テルペン"という引火性の物質を発するようで、火気の取り扱いには十分に注意が必要ですね。まっ、タバコは吸わないので、ご迷惑をお掛けすることはないかな？

あれー、何を撮ったんだったかな？？あっ、崖崩れで壊れてしまった遊歩道かも。分かります？

そして上の方を見上げると急な崖が。こちら有名なテレビCMのロケ地なんだそうです。ケイン・コスギさんが「ファイト、一発！」と叫びながら崖を上るシーンがここで撮影されたとか。へぇ～こんなところまで来たんだ(°0°)

10:00
さっ、次の乗り物が近づいてきました。残念ながら写真はこの一枚しかなかったのですが、"シーニック・ケーブルウェイ(Scenic Cableway)"に乗り込みます。全面ガラス張りの84人のりの大きなロープウェイで、標高差545mの景色を楽しみます。

スリー・シスターズと樹海。

コアラさん、いらっしゃいますか？ｗ

大きな岩が見えてきました。

この穴を通して向こう側の景色が見えると、良いことがあると言われているそうなのでじーっと見つめてみました^^空が見えただけでしたが。

8分の乗車を終え、スリー・シスターズともお別れ(^_^)/~~

10:20
最後の乗り物は"シーニック・スカイウェイ(Scenic Skyway)"です。天井に鏡が張ってあるので、自分を撮ってみました。

ユーカリの森の上空270mを空中散歩です♪なんとゴンドラの底が透明ガラスになっているではないですか(ﾟﾛﾟ)これまたスリリング！

風がちょっと冷たくて心地よかったです。いや～各乗り物に"Scenic"と付いているだけあって、素晴らしい景色を拝めました。

このあとはウォーキング組とのんびりバス観光組に別れて、大自然の中を散策します。普段だったら間違いなくウォーキングに参加なのですが、練習不足でマラソンに挑むため体力温存を選びました(^_^;)

10:30
バスに乗り込み移動開始。するとガイドさんが、シーニックワールドにはもう一つアトラクションができるはずだったと教えてくれました。白いレールが敷かれているのが見えますか？

なんとジェットコースター設置計画があったそうです。資金難で頓挫してしまったようですが、これでよかったのではないでしょうかね？絶叫しながら絶景を楽しむ余裕はないって！

10:35
最初の下車ポイントに着きました。あれ、ユーカリの森が青霞んでない？！

散策しながら植物観賞。落ちたユーカリの葉っぱを折って匂いを嗅いでみたけど、Ｋはイマイチ分からず(-_-;)Ｔ2様、ほんとに香ってます？

こちらは"バンクシア(Banksia)"という植物。堅いイガイガの中に実があるらしいのですが、山火事の際にはその熱で実が弾けて、種子が飛び出して子孫繁栄を続けられるんだそうです。山火事を利用して生き延びてるって、自然界はほんとすごいわ(ﾟﾛﾟ)

10:50
おぉぉー！これが”ボアーズ・ヘッド(Boar's Head)”ですね。言われてみれば、イノシシの頭に見えるかも♪

Ｋは亥年なので、イノシシには親しみを感じますw

またバスに乗り込み、次の地点へ移動します。おや、あんなところに人が(ﾟ〇ﾟ;)気をつけてくださいね！

電柱をご覧ください。よく分からないかもしれませんが、日本のとは違って、色がついているんです。何故かというと、ブルーガムツリーと言う名のユーカリの木が使われているから。景観にマッチしていて素敵だし、コンクリートより丈夫みたいですよ？

11:05
スリー・シスターズを一番近くから眺められる【エコー・ポイント(Echo Point)】にやってきました。ここでウォーキング組と再会しました。皆様、お疲れさまでした！自然を満喫できましたか？

スリーシスターズ＆エコーポイント 自然･景勝地

三姉妹と♪早く人間に戻れるといいですね。

ちょっと急ぎ足で【クイーン・エリザベス・展望台(Queen Elizabeth Lookout)】まで行ってみました。エリザベス女王が1954年に訪れた場所なんだそうです。

さすが、三姉妹がよーく見えます。

11:15
さて、そろそろ戻りましょうか。お手洗いを済ませて、バスに乗り込みましょう。急いで歩いたせいか、汗だく...。季節は春のはずなのに、太陽の下では暑い南半球です。

11:50
ランチ前に最後の観光です。

ゴードン フォールズ展望台 国立公園

向こうの方にスリー・シスターズが見えました。写真には写せませんでしたが。いろいろな角度から三姉妹を眺めました。

滝を撮ったはずなんですけどねー、見えますか？水量が乏しくて探すのが大変でした。

ここでみんなでヤッホー大会をしたっけ♪ちゃんと返ってきたので、子供のようにはしゃいでしまいました^^

うわっ、迫力がある！地球の歴史を感じました。

走った後じゃなくてよかった...なかなか急な階段の上り下りでしたからね。どうぞ歩きやすい靴でお越しください。

12:00
この後ツアー参加者失踪事件発生！ガイドさんが何度数えても2名足らなくて、車内が一時期ざわざわしました。あの階段を2往復しても見つからず、バスの運転手さんまで探しに行ってくれても見つからず、しばらくすると公園まで足を伸してしまったというご夫婦が現れ、事なきを得ました。いや～びっくりしました。

ホッとしたところで、ランチタイム。大半の人はオプションで昼食も申し込んでいらっしゃったようですが、わたしたちは自由行動で街へ繰り出します。皆様後ほど(^_^)/~~

ゴードン フォールズ展望台 国立公園

12:45
お手洗いに寄り、ガイドさんからもらった地図を眺めつつ【ルーラ(Leura)】の街をブラブラ。お互いにガイドブックも持っていたものの、最終的には行き当たりばったりですよ＼(^O^)／あ～お腹空いた！美味しいものを食べられますように。

ルーラ ガレージ カフェ

珍しい赤のスパークリングワインに出会いました♪明日頑張りましょうね！ちょっとだけ...乾杯☆

わ～、めちゃ美味しそう。熱々のピザと、スーパーフードのキヌアサラダをシェアします。いただきます！頼みすぎずよかったです。だいぶお腹パンパンだわ。こんな重い体で21Kも走れるのかしら？！

オーストラリアのお札たち。やっぱりオモチャみたい(-_-;)

赤のスパークリングワインがすっかり気に入ってしまい、店員さんにこの辺で買えそうなお店を教えてもらいました。これから寄ってみますね！サンキュー(^_^)/~~

13:45
やはり季節は春みたいです(°0°)桜が咲いてましたから。日本のとはちょっと違うような気がしましたが、きれいなお花には癒やされますね。

ここルーラは"花の街"と呼ばれているそうです。桜が満開になったらキレイなんだろうなぁ。オージーの人もお花見をするのでしょうかね。花より団子は万国共通かなw

目抜き通りの"ルーラ・モール(Leura Mall)"を散策します。

Σ(ﾟ□ﾟﾉ)ちょっと、遠くに恐ろしい坂が見えるけど！坂道が多い街のようです。

この先が駅みたいです。上り坂なので急いでいる時は辛いかも。

ルーラ駅 駅

14:20
ルーラ散策を終え、バスに戻ります。あっ、スパークリングワインをゲットできなかったわ(/_;)市内でも引き続き探してみよーっと。

16:15
食後だったこともあり、帰路は爆睡。あっという間にシドニーに戻ってきました。下車場所が3カ所用意されていて、わたしたちはお土産屋さんで降りることにしました。ガイドさん＆ドライバーさん、１日お世話になりありがとうございました(^_^)/~~

16:25
見覚えのある建物ですね。シドニー・タワーの麓の"コガルー(Kogaroo)"というお店で大量にお買い物♪まだ走り終わってもいないのに、自分へのご褒美と称してUGGのブーツや、家族や職場へのお土産をゲット。総額が300ドルを越えたので、帰るときに税金を返してもらおうっと！"Tourist Refund Scheme”という制度があり、外国人旅行者は出国時に税金の払い戻しを受けられるんだそうです。生鮮食品や免税品は対象外だったりするけど、1店舗での合計購入金額がA$300以上で、その店舗で発行してもらったTAX INVOICEを空港のTRSカウンターに提出して手続きを済ませると、後日クレジットカードの口座へ振り込まれるんだって。ありがたや～

17:30
楽しいお買い物が終わったので、シドニーの経済＆ビジネスの中枢である【シティ(City)】の美しい建物を眺めながらホテルへ戻ることにします。

【クイーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building)】はQVBと呼ばれる老舗デパートだそうです。ゴシック・ロマネスク様式の外観に歴史を感じます。それもそのはず、1898年建造だってさ！

クイーン ビクトリア ビルディング 建造物

バイバイ、QVB(^_^)/~~

お隣は現役のシドニー市庁舎、【タウン・ホール(Town Hall)】ですね。こちらはビクトリア・バロック調だって。芸術に疎いＫでも、重厚感を楽しんでおります♪

館内には9,000本のパイプをもつ巨大なパイプオルガンがあり、無料で見学できるそうです。ただし平日のみ...。

市庁舎のお隣は、1868年に完成したネオゴシック様式の大聖堂である【セント・アンドリュース教会(St. Andrew's Cathedral)】です。美しいステンドグラスと大きなパイプオルガンが一見の価値ありとのこと。残念ながら素通りですが(^_^;)

セントアンドリューズ教会 寺院・教会

18:00
ホテルに戻って参りました。明日のスケジュールを確認しようと思い、ふとツアーデスクに寄ったら朝食用のお弁当が配られているではないですか！配布時間は18:15までだって。単に疲れただけですが、早めに戻ってきて正解でした。危なかった～。夕食を調達しに行こうかと思ったのですが、朝からこんなに炭水化物を食べられそうにないので、今夜からちょっとずつ頂くことにしました♪おにぎり3個はさすがに多いわ。

添乗員さんに近所の酒屋さんを教えてもらい、赤いスパークリングワインを求めて出発！結局捜し物は見つからなかったけど、Ｔ2様は夕食用のアルコール飲料が入手できてご満悦のご様子でした。

18:20
見慣れたチャイナタウン入り口。

18:35
昨日は素通りしちゃったけど、ホテルの近くにこんな路地裏があって不気味なんです。ローカルの方々には芸術作品のようなのですが、わたしたちには一体何がいいのかさっぱり分からず(-_-;)感性がズレているのでしょうか？！

世界遺産観光をして、お買い物も楽しみ、明日のビッグイベントに備えてカーボローディングも済ませたので、寝ましょうか。なんせ朝が早いのでね...Kは6時スタートだから2時起きか？！バタバタして起こしてしまったら申し訳ないのですが、Ｔ2様はモーニングコールの3:45までお休みくださいませ☆ではまた明日zzZ