45年ぶり2度目のハワイホノルル　カハラホテルとイオラニ宮殿

2019/09/12 - 2019/09/13

1年ほど前、JALのマイレージに年明けに切れるものがあることがわかり、計画したのがハワイへの旅。私は約45年ぶり、それも前はアメリカの帰りにホノルルに2，3泊しただけ。夫も同じよう・・。当時は夢のハワイといわれたけど、今はどうなのだろう・・。私たちはあまり関心がなくいくことがなかったが、好きな人にはリピーターも多い。

久々の関空からの出発で、それも夜発。8時間の飛行時間も久しぶり。
次は来ることがあるかどうかわからないので、ハワイ好きの友人が薦めてくれたカハラホテルを奮発。ハワイ・・いいじゃないか・・また来たいと思いました。

エリア ホノルル(ハワイ)

1年前にJALのマイレージの期限が近いものがあるとわかり、慌ててどこに行こうか・・と考えて出かけることにしたのはハワイ。ハワイに行くのは2度目ですが、前に行ったのはほぼ45年前でアメリカに行った帰りにホノルルに2日ほど寄っただけ。夫も同じようなものらしい。ハワイはいつでも行ける・・とか、バリなどアジアの方が面白そうとかで遠のいていました。

出かけたのは、12日の夜。
19時ころうちを出ました。
関空は久しぶり。ヨーロッパ便は少なくなり、香港などアジアに行く時くらいしか使わなくなっています。
夜の関空は思いのほか空いており、チェックインも出国検査もセキュリティチェックも楽でした。久しぶりの関空はちょっと寂しい感じ・・本屋さんなどなくなったか・・。

ラウンジでカレーを食べました。夕食を食べずに行ったのでおなかが空いていました。

22：15発の飛行機に搭乗。ほぼ満席の気配。

ビジネスの座席は、この前のロンドン行きが広かっただけにちょっと狭い感じ。今回もショルダーベルトがある。物は何も手元に置けないといわれ、ショルダーバッグも手提げも上にあげられてしまいました。

無事離陸し、23：30ころ夕食。コース料理が一時に出ました。カレーが効いておなかが空いておらず、ちょちょっとつまむだけにしました。

ハワイは8時間かからずに到着する。すぐにうとうとしたけど、4：00頃にはもう朝食で起こされました。短い飛行で、2回の食事はちょっと中途半端・・。パスする人もいるようだ。
朝食は小さいカツサンドとヨーグルトと果物。これはいただきました。

寝ていたので映画もビデオも見ないまま。

シートベルトサインがつくとまもなく、オアフ島が見えました。思ったより緑豊かな山です。山の景色は素晴らしかったけど、うっかりカメラもスマホもバッグに入れて上にあげ手元になく、撮れませんでした。残念。


今回はJALだったのですが、遠くにANAのカメの模様の飛行機が見えました。

到着便が重なったようで、入国審査は大行列。45分ほどかかりました。私の周囲は日本人以外は韓国語。

ハワイとの時差は19時間。5時間引いた前日で、同じ日を二日近く過ごすことになりました。

ホノルル空港は、いつの間にかダニエル・K・イノウエ国際空港になっている。2017年4月かららしい。空港に限らずほかにもダニエル・K・イノウエの名称が付いたところがあります。ダニエル・K・イノウエ‥議員だったか・・聞いたことはあるけど、空港の名前になるほどの人と知らず調べると、明治時代にハワイに両親とともに移住し、ハワイ大学在学中に真珠湾攻撃に始まる第二次大戦になり、アメリカへの忠誠を示すため米陸軍の日本人部隊に入り、イタリアでドイツ軍と戦った際、右腕を失い、それでもなお昏倒するまで戦闘を続けたことで称えられ勲章を受けました。右腕を失ったことで、当初目指した医学の道をあきらめ政治家になりました。強い方だったのでしょう。

空港からホテルまではタクシーで行ったのですが、運転手は日本語を少し話し、中国系だと言いました。
私たちが泊まったのはワイキキから離れたカハラホテル。このあたりは高級住宅で、最低でも3億円はすると運転手が言いました。なるほど、豪邸が並んでいます。

ハワイに関心が少なかった私でも名前は知るホテルだし、私のハワイ好きの友人が薦めてくれたところでもありました。オーシャンビューは高いけど、薦められたのはマウンテンビュー。アーリーチェックインさせてくれた部屋は、静かで落ち着いていて鳥の声が聞こえ、ゴルフ場が見える‥なるほど友人が語った通りで、ベランダの端から海も少し見えました。部屋の天井に扇風機が回っているのがリゾート感を出してくれる。
チェックインの時に、レイをかけ、日本語コンシェルジュがいると教えてくれました。日本人客が半分近いそうだ。オークラとも提携があるらしい。

わたしたちの部屋のトイレは、シャワートイレが装備されていたのですが・・普通にボタンを押したけどうんともすんとも言わない。ちょっとボタンの雰囲気が違うけど・・あれこれ押してもダメ。とうとう近くにいたハウスキーピングのおばさんに訊ねたけどおばさんもわからなくて専門の担当者を呼んできてくれました。元のスイッチが入っていなかったらしい。前の滞在者は便座が熱いのが嫌だったのだろうか・・。ともあれ、無事快適に使えるようになりました。

アメニティは独自のものでとても香りがいい。

機内では3時間ほどしか眠れなかったので眠く、心地よさに入浴後しばしうとうと・・。

暫くしてから、レストラン予約がてらホテル探索。

プールが見えるベランダで一息。
柔らかい風が気持ちいい。夫はカナリア諸島の偏西風みたいだと言いますが、ハワイの風は北東の風らしい。

ドルフィンプールが見え、イルカと戯れる人がいました。

その日の夜は、ホテルのホクズ。
窓から下を見ると、ウエディングの撮影をしている人が見えました。

日本語堪能サービスに薦められたナパのシャルドネやカリフォルニアのジンファンデルをグラスでいただきました。多くのグラスワインがあるのがうれしい。

たこの炒め物とはまちの前菜をシェア。

私のメインのラムは骨付きが4本もあり多い‥多すぎる。

夫は豚肉。

再度ディッシュはアスパラガス。

次第に埋まってきたレストランは宿泊客だけでなく、地元の人も多いみたい。

暗くなると、窓に部屋のライトが移り花火のよう。

デザートはアイスクリーム。

翌日ゆっくり起きて朝食ブッフェへ。
オムレツを作ってもらい、ワッフルを食べました。左上はぐしゃぐしゃですが・・ホテル特製のパンプディング。

蕎麦やご飯とみそ汁やちょっとしたおかずもありました。

食後はブティックで買い物をしてからぶらぶら。このホテルを訪れた有名人の写真が並ぶコーナーがありました。昭和天皇、上皇ご夫妻、エリザベス女王、チャールズ皇太子、故ダイアナ妃、オバマ、クリントン、レーガン大統領ら、モナコのレーニエ国王、グレース王妃、マイケル・ジャクソン、ローリング・ストーンズ、スティービー・ワンダー、ホイットニー・ヒューストン、エリザベス・テイラー、小錦、錦織圭、日本の芸能人の利用も多いようです。

午前中はごろごろしていましたが、ごろごろばかりでは仕方ないと、午後からホテルのシャトルバスでイオラニ宮殿に出かけました。前日にはビショップミュージアムに行けたようですが、勉強不足でどんな所かわからず、行きそびれました。後でここもよかったようだとわかり、次回の課題ができました。

バスの中からトロリーバスが見えました。

シャトルバスの運転手のおじさんはおしゃべりで途中ショッピングセンターに行く客を降ろしてからいろいろハワイのことをおしゃべりしてくれました。アメリカにはここ以外にパレスと呼べるところはないとか、ホワイトハウスより早く電気が使われたとか、水洗トイレができたとか‥ハワイの人にとっては自慢のようです。

バスはカメハメハ大王の像の近くで停まりました。

チケットを買い、オーディオガイドを借りて入りました。日本語ガイドも1日1度あるらしいですが、時間が合わないし、マイペースの方が楽なので日本語オーディオガイドを借りました。

この宮殿は、1882年ハワイ王朝7代目のカラカウアによって建設されました。1893年白人のクーデターで8代目リリウオカラニ女王（カラカウアの妹）が王位はく奪され、王朝が崩壊するまでの11年間王国崩壊まで政府公館として使用されました。

私たちが行った午後の時間は空いていました。

１階は、公の部屋で「王座の間」、「正餐室」、などがあり、２階はプライベートなフロアで寝室、バスルームなどがあります。王女が作った「アロハ・オエ」の楽譜も展示されていました。

ハワイ王朝崩壊後、宮殿内の家具調度品、絨毯、カーテンなどはすべて処分され、１９６９年まで約７５年間行政部の事務所として使われました。
その後、修復工事がなされ、当時処分された調度品は４割くらいながら買い戻され一般公開に至っています。

見ているうちに終了時間が近づき追い立てられるように出ることになりました・・。
地下にも展示があるそうですが、時間切れで見られませんでした。

帰りはチケットオフィスでタクシーを呼んでもらいました。

部屋のベランダから

この日の夕食は、朝食ブッフェ会場でもあるプルメリアビーチハウスのシーフードブッフェ。金・土の夜だけの催しらしいです。

蟹、えびなどのほか、ローストビーフ、デザートなどがあり、白ワインを飲みました。
残念だったのは蟹酢だと思ったのがバターを溶かしたようなソース・・。やはり日本で食べる方がいい・・。