2019/09/14 - 2019/09/17
276位(同エリア5151件中)
おばQさん
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5月の10連休の直前、突然左の膝に水が溜まり、
痛みで歩く事もままならなくなってしまいました。
その為、史上初の10連休は何処へも行けず「自宅軟禁」状態でしたか、幸い半月も経つと腫れも痛みも引きました。
この時におばQが思った事は
「いつ突然自分の足で歩けなくなるか解らない。
自分の足で歩けるうちに万里の長城へ行っておこう」
という事で、中国嫌いの家内を説得し、今年の旅行は北京にしました。
渋滞の激しい北京で、しかも初めてで地理感がないことを考え、今回はツアーて行こうかとウェブで探していると、H.I.Sの格安ツアーを見つけました。
『羽田発着 ANAビジネスクラス直行便で行く! デラックスクラスホテルに連泊! 万里の長城など5つの世界遺産観光&充実の食事付 大満喫北京4日間デラックスクラスホテル』
というもので、お土産屋さんに4か所「監禁」されるものの一人 109,500円とかなりリーズナブルで、こちらのツアーにお世話になりました。
到着後の北京は10月1日の建国70周年のパレードの予行演習で交通規制が無予告で入り、車も人も地下鉄もぐちゃぐちゃのパニック状態となりましたが、何とかツアーに告知されていた全行程をコンプすることができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
フライトはNH961、羽田09:05発-北京12:10着。
「2時間前に各自で出国手続きを済ませご搭乗頂き、
北京到着後は入国手続きを済ませた到着ロビーで
現地係員がお待ちしています」
という事でしたので、6時発のリムジンバスで空港に向かい、6時45分に国際線ターミナルに到着しました。
以前上海に行った時、WI-FIがつながらずに長女がタクシーにボラれた経験を活かし、「中国スペシャル」というSNSやLINEのつながるWI-FIをレンタルしました。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
シルバーウィークの初日とあってチェックインカウンターもそこそこの混雑具合でしたが、ボティチェックもパスポートコントロールも順調に通過し、20分後にはサテライトラウンジに到着です。
羽田空港国際線 ANAラウンジ (114番ゲート付近) 空港ラウンジ
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このラウンジは搭乗口からは遠いのですが、その分空いているのでゆったり寛げます。
ここで3軒向こう隣のご近所さんとバッタリ遭遇。
家内はそちらの奥さんと時間ギリギリまでお喋りしていました。 -
8時30分になったので、ラウンジを後にしてゲートへ。
すでに搭乗は始まっていました。 -
これに乗ります。
-
「気流の関係で迂回してロシア領を通ります」という機長のアナウンスがありましたが、かなり遠回りをしたにもかかわらず、到着時刻は5分も遅れていませんでした。
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なんとなく、洋食をチョイス。
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家内は和食。
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12時05分に空港に到着し、指紋読み取り機で無指紋を登録し、パスポートコントロールを通過後シャトルで移動。
ラゲージをピックアップして集合場所に着いたのは13時、4トラの皆様の書き込みを拝見して「北京空港の混雑は大変」と思っていたのですが、1時間掛からずに到着ロビーに行けましたがH.I.Sのボードが見当たりません。
さんざん探した挙句、元の出口に戻るとそこにはH.I.Sの旗が。。。。
どうやら、早く着き過ぎたようでした。 -
バスは30人乗り。ツアーは12名。
当日に事故でフライトに間に合わなかった方が3名居られたとのこと。
さぞかし残念だったとお察しします。
ユニクロのTシャツのようなシャツを着たドライバーさん。
最初は無愛想な人だと思っていましたが、言葉をかけ続けるうちに、最後のほうは笑顔で返してくれるようになりました。 -
車内は汚いですが、一応本革シート。
一人で2席利用のゆったりした移動でした。 -
初日は到着後に首都博物館と前門大街の予定でしたが、交通規制の影響で頤和園へ。
時刻は14時30分。頤和園 広場・公園
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これがすべて人造だそうです。
中国皇帝の権力の絶大さを思い知らされます。 -
ふと空を見上げると、蛸の形をした凧が…
-
そのあとは最終日に予定していた北京動物園へ。
15時50分到着。
初日からスケジュールがぐちゃぐちゃです。
10月1日の建国70周年の記念軍事パレードの予行演習で、天安門広場を中心とした道路封鎖や地下鉄やバスの交通規制が「無告知」で「突然」実施されるので、突然封鎖された道路で交通渋滞が起こり北京中心部はぐちゃぐちゃです。
二日目の朝に添乗員さんが話していましたが、天安門広場近くの5つ星ホテルにチェックイン予定だったツアーは夜中の1時過ぎまでバスの中で待機させられたり、やっと入ったホテルからバスが出られなくなりドライバーが車中泊をしたり、混乱極まりない状態だったそうです。北京動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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動物園内にはパンダは5頭だけだそうです。
以前は30頭近く居たものが「海外出張」に出て「外貨獲得」に努めているのだそうです。
人手が足りないのか、汚い。。。 -
晩御飯は山西料理。
ツアーなので晩御飯も17時30分と早いです。
今回のツアーは全食事付きでした。
上品で高級なレストランに行く事は無かったけど、だからと言って不味くて食べられないようなお店はなく、ツアーの価格からすれば「日本人の口に合う中華料理」を吟味してセレクトしている印象でした。 -
「刀削麺食べ放題」とのことでしたが、お替りするほどのものではなく、12人で一鉢で足りてしまいました。
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食事を済ませて18時30分にホテルにチェックインです。
ホテルは「長安大飯店」。北京の東南です。チャン アン グランド ホテル (北京長安大飯店) ホテル
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ロビーの吹き抜け。改革開放で安い人件費を武器に「世界の工場」と言われた時代のバブリーな作りです。
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クチコミサイトを見ると「冷蔵庫が無い」とか「バスダフが汚い」「塗装が剥げている」など、散々な書き込みが目立ちましたが、おばQの泊まった部屋には冷蔵庫はありました。
ベッドは硬めですが、一日中歩き回った後はこのくらいの硬さが腰痛防止には最適ですね。 -
洗面所。
トイレは中国では珍しくペーパーを流しても大丈夫なホテルでした。 -
ホテルを出て右に100メートルくらいの最初の信号を右に曲がって50メートル位。
スタンドの隣にある食品スーパーです。
夜10時まで空いていて、毎日お世話になりました。 -
ドライの棗を物色する家内。
これで慌ただしくも1日目が終了です。 -
翌朝は06時15分にモーニングコールです。
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バイキング会場。ほぼ8割が日本人で2割が欧州の方でした。
麺類は大陸共通で「イマイチ」でしたが、お粥と点心はおいしく頂けました。 -
今日はホテル7時50分発で昨日近寄れなかった故宮博物院へ。
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イレギュラーな規制のせいか、朝から物凄い人です。
ただいま09時05分。故宮博物院 城・宮殿
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そのまま進み、後ろの景山公園に行こうとすると、本日は規制で入園禁止とのこと。
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ここで、このツアーで4か所立ち寄るお土産屋さんの1つ、翡翠屋さんへ。
10時40分に到着し、11時30までの予定でしたが誰も買わないので11時15分に店を出ます。 -
次は首都博物館へ。
11時50分到着です。首都博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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外部に突き出たオブシェの内側部分です。
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ツアーの同行者の若いお嬢さんが食べていたアイスクリームを家内が発見。
買いた~い! -
昔10円で売ってたバニラとチョコの銀紙で巻いてあったアイスの味を思い出しました。
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得意げに記念撮影をする家内・・・・
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景徳鎮の素敵な器
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滞在約1時間で出発です。
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お昼ほ食べてから昨日ロックアウトされた前門大街へ。
時刻は14時50分。
ですが、この日はお店に「営業停止命令」が。
お店は全て休業で、単なる散策に。前門大街 市場
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レリーフ。
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こんなオブジェが道の至る所に・・・
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そのあと、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」へ。
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15時45分、天壇公園へ。
天壇公園 広場・公園
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晩ご飯は北京ダック。老舗の「全衆徳」です。
このツアーの完成度の高いところは、全10回の食事のうち、朝食を抜いた6回で代表的な中華料理4つが組み込まれている事で、北京・四川・上海・広東料理を楽しむことができました。 -
このツアーは申し込み画面にオプショナルツアーが無かったので、夜までパンパンに予定が入っているのかと思いきや、当日のオプションは当日朝のバスの中で説明と募集がありました。
この日は「京劇」と「カンフー」で、おばQは家内のリクエストで「カンフー」へ。紅劇場 劇場・ホール・ショー
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料金は 260元/人です。
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19時30分に始まり20時40分に終了しました。
ホテルまではバスで15分くらい。
2日目はこれでおしまいです。 -
3日目は06時15分ウェイクアップコールで08時ホテル発。
明の十三陵と万里の長城、郊外をめぐる一日です。
いきなりの渋滞にはまり、朝から予定が狂いまくります。 -
それでも09時40分には、2件目のお土産屋さんのラテックス寝具店に到着です。
この入り口、中国に仕事で行っていた頃を思い出させる、中国特有の作りです。
ここでは、敷きパッドを買っている方がいました。 -
11時に明の十三陵に到着です。
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これは複製だそうです。
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12時30分に昼食会場である郷土料理のお店に到着。
観光バスが10台以上泊まっていて、かなり盛況です。金殿友誼商城餐庁 (ゴールデン パレス フレンドシップ レストラン) 中華
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ガイドさんに「田舎なので味の保証はできない」とさんざん脅かされていたので覚悟して食べたのですが、仕事でよく行った恵州と比べたら段違いに「フツーに美味しい」レベルでした。
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1時間弱峠道を揺られて、今回のメインイベントの万里の長城に。
13時55分に到着です。八達嶺/万里の長城 城・宮殿
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念願の風景。
ここで解散して、4番目の砦まで行って60分後の15時40分にバスに戻ることに。 -
足元の石は多くの人々が歩いた事で摩耗して凹んでいます。
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結構、急です。
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4番目の砦の手前に最後の難関が。
胸突き八丁です。 -
登った所から先を見ますが、果てしなく続いていて終わりが見えません。
6400キロメートルもあれば、当たり前ですね。 -
バスに戻り、渋滞の北京市内へ。
17時25分、今晩は四川料理です。 -
「麻婆豆腐食べ放題」ですが、少し痺れが強くて沢山は食べられませんでした。
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今夜のオプショナルツアーは、「四川雑技団」一択です。
朝陽劇場 劇場・ホール・ショー
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19時開演、20時にカーテンコ-ルです。
見ごたえあります。
今日も260元/人です。
3日目は、これでおしまい。 -
最終日は05時15分ウェイクアップコールで07時40分ホテル発です。
最初はお土産屋さん3件目です。 -
清朝第13代に当たる愛新覚羅恒?枕(あいしんかくらこうかく)氏が書と絵実演販売をしてくれるとのこと。
朝8時過ぎから開いてます。
今回アテンドしてくださった、現地旅行会社の尹さん。
日系の超大手の薬系企業に勤めてからの転職だそうですが、物凄いディレクション能力で次々と起こる想定外の
アクシデントに対処し、最終的には全ての行程を消化しました。
多謝です。 -
記念写真は無料とのことで、パチリ。
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その次は初日に近づく事ができなかった天安門広場へ。
9時15分。それでも物凄い人です。天安門広場 広場・公園
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スケジュールが押しているので、最後のお土産屋さん
の「同仁堂」へ。時刻は10時26分。
ここで軟禁状態で白衣を着た方からカウンセリングを受け、高い漢方薬を買わされそうになりますが、ツアーの12人誰一人買うことなく店を出ます。 -
二日目に寄れなかった景山公園。
紫禁城が一望です。
11時45分に着いて12時10分には出発です。景山公園 広場・公園
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そこからバスで空港近くのお昼ご飯会場に移動です。
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13時03分に着いて13時35分出発です。
席に向かうと既に全料理がスタンバイされていて皆で一斉に胃袋に掻き込みます。
ですが、搭乗して直ぐに食事が出るのでパスしてもよいのですけどね・・・ -
13時50分、北京空港到着です。
北京首都国際空港 (PEK) 空港
-
ここからパスポートコントロールとボティチェックを済ませるまでに約1時間。
そこから延々と歩きます。
この時点で14時50分でボーディング開始です。 -
14時52分、やっと搭乗口に到着すると、ほぼ搭乗は終了していました。
ですが、北京空港で60分でボーディンク゛というのは「最速」の部類でしょうか。。。 -
定刻より5分早くゲートを離れ離陸しましたが、気流の関係でベルト着用サインが消えず、機内サービスの開始も遅れました。
「帰りはフライトが短いから大変ですね」
と話しかけると、担当してくださったCAの●●さんが、
「今日は比較的空いてるので良いですが、それでも
お客様にゆったりお寛ぎ頂けなくなるのでヒヤヒヤです」
と仰っていました。
食事は家内共々和食をチョイス。 -
帰りは最短距離です。
フライトは順調で羽田空港には19時15分に着陸。
予定より30分早い、3時間のフライトで帰ってきました。
そのあと、大活躍したWI-FIを返却し京急-JRで帰宅しました。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- salsaladyさん 2020/01/19 10:27:53
- そうなんです。北京の大熊猫は汚れてるの~
- ☆大変な時のお出かけ!でしたね。
☆国慶節と春節前後の中国はぐちゃぐちゃ!ですよ。
☆1980年代に初中国訪問で、西安の唐華飯店(日本の三井財閥が建設して20年後にタダで譲り渡したホテル!)だけ決まっていて、他は政府の指図で何処になるか不明?
☆北京では同じ長安飯店でまあまあでしたが、食事は。。。
☆観光コースもほとんど変わりなく、万里の長城は寒かった(三月中旬)記憶が~
☆北京ー西安ー上海と巡る内に、共産党の支配がこれ程偏った社会だと言うことをまざまざと知らされました.~合掌~
- おばQさん からの返信 2020/01/19 14:12:07
- RE: そうなんです。北京の大熊猫は汚れてるの?
salsaladyさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
今回は建国50周年のかつてない記念の軍事パレードとの
ことで、入念な準備と警戒だったようです。
ですが、salsaladyさまがご指摘のように、一党独裁の凄さは
計り知れないですね。
おばQも以前、唐山へ行った時に、まだ飛行場の計画しか
無い場所に「机場」とか地名を替え、畑や工場を徴用して
あっという間に飛行場を作ったりしたのを見て、共産党独裁
の怖さを実感したことがあります。
まあ、「何でもアリ」の中国らしいと言えば、それまでですが・・・
セブは未だ訪れた事はありませんが、南国ののんびりしたムード
もよさそうですね。
大寒の候、ご自愛くださいませ。
おばQより〜
> ☆大変な時のお出かけ!でしたね。
>
> ☆国慶節と春節前後の中国はぐちゃぐちゃ!ですよ。
>
> ☆1980年代に初中国訪問で、西安の唐華飯店(日本の三井財閥が建設して20年後にタダで譲り渡したホテル!)だけ決まっていて、他は政府の指図で何処になるか不明?
>
> ☆北京では同じ長安飯店でまあまあでしたが、食事は。。。
>
> ☆観光コースもほとんど変わりなく、万里の長城は寒かった(三月中旬)記憶が?
>
> ☆北京ー西安ー上海と巡る内に、共産党の支配がこれ程偏った社会だと言うことをまざまざと知らされました.?合掌?
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