青春18きっぷの旅：鳥取に行ったよ（移動編）

2019/08/11 - 2019/08/11

神奈川から青春18きっぷを使い途中で少しだけ乗り継ぎ観光をしながら鳥取へ行ってきました。
旅程：相模大野→小田原→熱海→沼津→豊橋→名古屋→大垣→米原→京都→園部→福知山→豊岡→浜坂→鳥取
鳥取までの所要時間は17時間23分で列車の乗車時間は12時間23分でした。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

◆相模大野4:50発→小田原5:48着〈乗車時間58分〉

自宅最寄駅から小田急の始発電車に乗って18きっぷの出発地、小田原へ！

相模大野駅 駅

◆小田原5:52発→熱海6:16着〈乗車時間24分〉

小田原に2分遅れて到着した為、東海道線への乗り継ぎ時間が4分から2分となり、ヒヤヒヤしましたがJRが小田急の接続待ちをしてくれたおかげで無事乗り継げました。

小田原駅 駅

今日は良い天気になりそう。

熱海駅には定刻の6:16にに到着。

30分後の6:49発の浜松行きでいっきに静岡を抜ける計画なので乗り継ぎ時間には余裕があります。同じホームの反対側には先に出発する沼津行きが停車してました。

熱海駅 駅

◆熱海6:19発→沼津6:38着〈乗車時間19分〉

ところが急に気が変わり1本前の沼津行きに乗車する事にしました。熱海から浜松まで2時間半ロングシートにずっと座っているよりも少し刻んだほうが楽かなと思ったからです。

6:38、沼津に到着。

刻みましたが沼津からでも浜松まで2時間以上乗る事になるので速足で跨線橋を渡り隣のホームへ移動。無事待機列の1列目を確保出来ました。

沼津駅 駅

◆沼津6:53発→浜松9:01着〈乗車時間2時間8分〉

御殿場始発の3両+3両編成の浜松行きが6:43に入線。自分が待機していた前側（浜松寄り）の3両は211系でした。

意外と空いていたので余裕で座れました。

清水まではこんな感じで空間に余裕がありましたが静岡から先は混雑しました。ちなみに同じ車両の半数以上は終点まで一緒だったので自分と同じ長距移動の18きっぱー達だと思います。

◆浜松9:10発→豊橋9:45着〈乗車時間35分〉

9:01、浜松に到着。浜松で後ろの3両を切り離し自分が乗っていた前側の3両はそのまま豊橋行きに変身したので乗り換えなしでした。知らなかったのでラッキーですが、そもそも熱海-浜松の2時間半乗車を回避するため沼津-浜松の2時間乗車に変えたのに結局、沼津から豊橋まで3時間も固いロングシートに座り続ける事になりました。

浜松駅 駅

9:45、豊橋到着。

3時間ロングシートに座りっぱなし地獄から解放されました。
お尻が少し痛い。

豊橋駅 駅

◆特別快速：豊橋9:50発→名古屋10:42着〈乗車時間52分〉

豊橋から乗車したのは特別快速。新快速と何が違うのかな？
※座席の確保を優先した為、写真は名古屋到着後に撮りました。

豊橋からは快適な転換式クロスシートの車両で移動。

東海さま熱海-浜松区間にもお願いします。

ロングシートと違い外の景色もばっちり見えるので解放感があります。新幹線と並行する区間で新幹線来ないかなーと思っていたら来ました♪

10：42、きしめんを食べるため名古屋で途中下車。

名古屋に来た時は積極的にきしめんを食べるようにしています。

名古屋駅 駅

降りたホームの東海道線下り5・6番ホームにある住よしへ。

あとから沼津→豊橋まで同じ車両にいた18きっぱーのおじさん1名も入ってきました。

きしめん 住よし JR名古屋駅 5・6番ホーム店 グルメ・レストラン

かき揚げきしめん520円。

かき揚げがいつもより美味しく感じませんでした。後で調べたら入店した東海道線下り5・6番ホームの東京寄りのお店だけ揚げたてでなく作り置きだそうです。新幹線のホームを除き在来線ホームのすべての店舗は揚げたてを提供していると思ってました。

◆新快速：名古屋11:00発→大垣11:32着〈乗車時間32分〉

ホームに人が溢れ返っていたのと名古屋から乗るので絶対に座れないと思ってましたがラッキーな事に座れました。

11:32、大垣駅到着。

到着した5番線ホームはダッシュ対策かどうかは知りませんが階段ではなくエスカレーターでした。米原行きの乗り継ぎ時間は10分あるので余裕だと思っていたらエスカレーター待ちの渋滞＋跨線橋が西へ向かう人と東へ向かう人で溢れ返り全然前に進まず結構ギリギリの乗り継ぎとなりました。

◆大垣11:42発→米原12:17着〈乗車時間35分〉

席に座れましたが車内は帰省客と18きっぱーで激混みでゆとりの空間が無く精神的に疲れました。3時間乗った沼津-豊橋区間より大垣-米原の35分の方が苦痛でした。

大垣駅 駅

12:17、米原到着。

激混みの車両に押し込められていた人々はここで解き放たれました。そしてホームの向かい側に停車している長い編成の新快速の空席を目指しいっきに散らばりました。

米原駅 駅

◆新快速姫路行き：米原12:20発→京都13:13着〈乗車時間53分〉

快適な新快速で京都へ！
※座席の確保を優先した為、写真は京都到着後に撮りました。

13:13、京都に到着。

山陰本線で鳥取を目指すので西へ向かう青春18きっぱーさん達とはここでお別れです。皆さん良い旅を！

京都駅 駅

快晴の京都。

自宅最寄駅から9時間以上乗り続けているので気分転換で外にでました。次に乗る嵯峨野線の出発まで時間が55分あるので乗り継ぎ観光をします。

暑い中、外人さん達と一緒に駅から徒歩圏内の観光スポットへてくてく。アジア系より欧米系の外人さんたちを多く見かけました。

だいたい7分くらいで東本願寺に到着。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

阿弥陀堂門をくぐって中に入りました。

たいへん広い境内です。

重厚感のある御影堂門。

御影堂です。中に入りましたが落ち着く感じでとても良い空間でした。

東本願寺は駅近なので乗り継ぎ観光のお勧めのスポットです。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

暑いので駅への戻り道は地下道で。

このあと急に便意さんがやって来ましたが大勢に影響なく電車に乗り継ぎが出来ました。

◆嵯峨野線快速：京都14:08発→園部14:44着〈乗車時間36分〉

京都を出るとしばらく市街地を進み嵯峨嵐山へ。ここで外国人観光客達は全員降りて行きました。嵐山から先はトンネル区間となりトンネルとトンネルの間に見える保津峡の景色を堪能。保津峡を抜けたあとは住宅街、右手には田園風景が広がり色々移り変わる景色を楽しめました。この区間は鉄道博物館、東映太秦映画村、嵐山等、魅力的なスポットがあるので再訪したいと思った区間です。

◆山陰本線快速：園部14:46発→福知山16:08着〈乗車時間1時間22分〉

乗車してきた6両編成の嵯峨野線から2両編成の山陰本線に乗り換え。綾部までは基本的に山の中を走り同じような景色が続いたのでいつの間にか寝ていました。綾部で舞鶴線の接続待ちがあり、18きっぱーが数人乗り込んできました。

園部駅 駅

16:08、京都から2時間かけて福知山に到着。

園部から福知山の区間は特急の通過等で結構時間がかかりました。

福知山駅 駅

到着したホームの反対側には乗り継ぎ時間2分の城崎温泉行きが停まってました。福知山で乗り継ぎ観光をすると決めていたので国鉄型に乗りたかったのですがこの電車は見送りました。

駅構内にある福知山城のしゃちほこ。

次の電車の出発まで約1時間半あるので福知山城までてくてく歩きます。

途中にあった福知山の幟。

福知山は2020年のNHK大河ドラマの主役明智光秀公ゆかりの地だそうです。へーそうなんだ。

駅から20分弱で天守に到着。

天守までの坂道がべらぼうにきつかったです。あと来年の大河ドラマの影響で多くの人が来るのを見越してかどうかは知りませんがお城の周りの改装工事をしていました。

福知山城(福知山市郷土資料館) 名所・史跡

福知山城の石垣。

お城の営業時間は17:00迄なので中に入れると思ってましたが入館時間は16:30迄で時間オーバーにより残念ながら中には入れませんでした。ちなみに後からやって来た綾部から一緒だった18きっぱーのおじさん1名も同様です。

福知山城の広場から見た山陰本線方向の景色。

お城の中に入れなかったので予定より早く駅に戻り、C11蒸気機関車がある南口広場に来ました。乗り継ぎの電車まであと45分。

福知山駅南口公園 公園・植物園

蒸気機関車だけでは粘っても3分くらいしが時間を潰す事が出来ず王将へ！

名古屋できしめんを食べてから6時間経っているので少しお腹が空いてるけど、次の豊岡で食事をすると決めていたので王将では食事をせず餃子と生ビールをぐびぐび。

座席を確保する為、少し早めにホームへ。

福知山のエスカレーターは右立ち。

◆福知山17:45発→豊岡18:52着〈乗車時間1時間7分〉

豊岡行きの電車は残念ながら緑色の国鉄型ではありませんでした。緑色のサッカーチームを応援しているので緑色の国鉄型に乗りたかったなー。

出発時刻を過ぎてもしばらく電車は出発しませんでした。

その後、きのさきと名乗っておきながら城崎温泉まで行かない福知山止まりの特急「きのさき11号」の接続待ちをしてから出発。

福知山駅構内のセブンイレブンで買った但馬の日本酒で飲み鉄を開始。

現地製造のワンカップを飲みながら通り過ぎる景色を眺める至福の時間♪

そろそろ日が暮れそうな雰囲気になってきました。

18:52、豊岡駅到着。

1時間ほどの乗り継ぎを利用して夕食を食べる計画でしたが入念にチェックしていたお店は定休日でした。仕方なく駅前のスーパーの中にあるレストランっぽい所に行ってみるも営業時間終了の紙が・・福知山の王将で食べておくべきでした。

豊岡駅 駅

◆豊岡20:08発→浜坂21:24着〈乗車時間1時間16分〉

豊岡から先は非電化区間になるので大好きなディーゼルカーでの運行です。乗車した車両は国鉄型のキハ47。

駅前のスーパーで買ったハイボールと期間限定のチーズタッカルビ味のじゃがりこ。夜なので外の景色は楽しめませんが代わりに国鉄型のディーゼルカーのエンジン音を堪能します。

車内はスカスカで淋しい感じでしたがここでも、きのさきと名乗っておきながら城崎温泉まで行かない豊岡止まりの特急「きのさき13号」の接続待ちをしてから出発しました。接続後は少しだけ賑やかになりましたが、きのさきからの接続客のほとんどは城崎温泉で降りてまた淋しい感じになりました。

21:24、浜坂駅到着。

ここで鳥取行きに乗り換えた人は自分を含め5名でした。たぶん全員18きっぱーです。

浜坂駅 駅

◆浜坂21:27発→鳥取22:13着〈乗車時間46分〉

いよいよラスト1本となりました。間髪入れずに乗り換えると鳥取行きはすぐに発車。そしてガラガラガラとエンジンを唸らせ目的地の鳥取へ。

22:13、ひっそりしている鳥取駅に到着。

自宅最寄駅から鳥取まで17時間23分かかりました。

鳥取駅 駅

最後に乗ってきたディーゼルカーのお見送りをして〆たかったのですが、このあと動く気配が全く無かったので電車が去る前に自分がホームを去りました。

駅構内にあった毎年8月13日～15日に開催される鳥取しゃんしゃ祭りのオブジェ。残念ながら13日の朝に鳥取を去るので、しゃんしゃ祭りは見る事はできません。

本日の宿に行く前に豊岡で食べそこなった夕食を食べに駅北側のサンロードにあるラーメン屋さんに寄りました。

らーめん道場 太鼓判 鳥取駅前サンロード店 グルメ・レストラン

せっかく鳥取まで来たので鳥取のご当地ものという事で牛骨しょうゆラーメン700円を注文。牛骨ラーメンを初めて食べましたが独特の味で美味しく頂きました。ごちそうさまです。自宅最寄駅にも牛骨ラーメン屋さんがあるので今度行ってみようと思いました。

駅から広い道沿いを10分くらい歩き、本日の宿のカプセルホテルに到着。カプセルホテルには初めて泊まります。

受付を済ませ指定された階のカプセルルームへ。

カプセルホテルってみすぼらしいイメージがありましたがここはイメージと違いました。

写真の左の下段が本日の部屋。

上下可動式のカーテンで外から中が見えない構造となっており基本的人権はあります。

THE BEEHIVE 宿・ホテル

中はこんな感じ。

スリッパとタオル、歯ブラシが標準装備されています。このあと別の場所にあるロッカールームに荷物を入れて共用のバスルームでシャワーを浴びてさっぱりしてから就寝。

1日がかりの移動で多少疲れましたが途中で乗り継ぎ観光や飲み鉄をしながら来たので楽しい1日でした。

おしまい。