2019/09/14 - 2019/09/14
211位(同エリア1321件中)
みやさん
本当は平日に行くつもりだったのですが、夫と休みが合わず、結局土曜日に大塚国際美術館へ絵画鑑賞のプチトリップに。実は車で1時間以内のところに住んでいるにも関わらず、何時でも行けると思って、ここ20年、一度も訪れたことがありませんでした。芸術の秋ということもあり、初めての訪問です。今年は紅白歌合戦で話題になったこの美術館、半端ないくらいの広さと週末の利用客の多さをどう対策するかがキーポイントです。結果、まあまあ人込みを避けてゆったりと一日絵画鑑賞を楽しめましたので、そのコツ?をまとめました笑。
大塚国際美術館、賛否両論ありますが、たった一日で世界旅行をした気分になれる、なかなか素晴らしい場所ですよ~~
結論
①なるべく朝一に行く
②11時30分までに食事
③12時くらいまでにお土産を買っておいてロッカーに預ける
④カフェタイムは混んでいない2Fで
⑤最終的にB1で大混雑だったので、順序通りB3から回らずに、B1を鑑賞してから下へ回った方が良かったのかもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、朝の9時半に家を出て、車で1時間、やってきました大塚国際美術館。駐車場は少し離れたところにあり、シャトルバスで美術館まで行きます。朝早いので、駐車場はまだまだ余裕がありました。
大塚国際美術館 美術館・博物館
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絶賛フランスフェア開催中
チケットは先にオンラインで購入していました。現地で買うより140円お得。
大人3100円でした。 -
そしてコスプレフェアが行われています。(モデルは西川貴教さん)
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館内の様々な場所で名画と同じ格好をして、写真撮影ができるというものです。
若い人を中心にコスプレして楽しむ人がたくさんいらっしゃいました。 -
大塚国際美術館は、山の中を切り開いて作った巨大な美術館です。入り口は地下3階につながっていて、B3、B2、B1、1F、2Fと展示されています。
B3は古代から中世、B2はルネッサンスからバロック、
B1はバロックから近代、1F、2Fは現代の展示。
美術史を学んでいる方はこの美術館を訪れるとここだけで一通りの勉強ができてしまうという。
古代壁画から世界26か国190余の美術館の至宝の西洋名画1000余点を特殊技術によって、オリジナルとほぼ同じ大きさに陶板に複製、日本にいながらにして世界の美術館を体験できます。
しかもこの陶板は2000年以上そのままの色と形で残るとのこと。
全てレプリカではありますが、美術を学ぶためには画期的な場所といえますでしょう。 -
パンフレットのB3のマップ。
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玄関のエレベーターを上がったところの正面(B3)に、言わずと知れた、システィーナ礼拝堂を複製したシスティーナ・ホールがあります。
まずこちらから順序通りに鑑賞です。
何せ高い入館料ですので、全部見て元を取る!!と夫は張り切っています。 -
大塚国際美術館は、昨年末徳島県出身の歌手、米津玄師さんが紅白でこちらのシスティーナホールでパフォーマンスされたということで、大変有名になりました。
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米津さんが描かれたジャケットのイラストの複製の陶版画も飾られています。
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ものすごい迫力です。
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たまたまガイドツアーの方がいらっしゃってガイド内容も聞こえてきたのですが、マイペースで見ていきたかったので、それには参加しませんでしたが、一日に何度も無料で行われていますのでHP要確認。
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確かにレプリカではありますが、大きさはほぼ同じなので、臨場感はしっかり味わえます。そして現地で見るよりはずっと人も少ないですし、写真も撮れます。
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鑑賞順に番号が振られていて、床に矢印があります。それに沿って鑑賞しようと思います。1日かけて全部見るつもりです。
ちなみに時間のない方向けのモデルコースもパンフレットに記載されていました。 -
エル・グレコの部屋
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聖マルタン聖堂
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聖ニコラオス・オルファノス聖堂
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秘儀の間。赤が印象的です。
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屋外にも展示があります。貝殻のヴィーナス。
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鳥占い師の墓
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中に戻って陶板の紹介コーナーで縄文土器を触る。結構重い。
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次は古代のモザイク画を楽しみます。
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モザイク画
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この辺はあんまり人がいないのでゆっくり見れます。
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円形の部屋にたくさん展示があります。
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実際にはモザイク状ではありませんが・・・
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床にもモザイク。ちょっとモロッコの遺跡で見たモザイク画を思い出しました。
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さて、楽しみにしていたスクロヴェーニ礼拝堂へ。
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真っ青で本当にきれいです。
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何時までもいたくなるような空間でした。
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本物を見に行ってみたいなあ~~
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結婚式もできるみたいです。
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イタリアのラヴェンナのモザイク画もありました
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奥には中世の宗教画のコーナーが
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なんとも暗~い空間でしたよ。
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でもこういうところ、好きな方にはたまらないのではないでしょうか。
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私と夫は若干重~い気分になってきたので(ごめんなさい)さくっと見ていると
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最後の部屋に
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パリの中世美術館にある有名なタペストリーが!これ、見たかったやつだ~~~
「我が唯一の望みの」(「一角獣を従えた貴婦人」より) -
B3で見る最後の展示は外に
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聖テオドール聖堂。トルコのカッパドキアにあるらしい。
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中は低くて狭い
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夫が怖いよ~鳥肌が立つと言い出し(笑)
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結局すぐに出てきてしまいました。確かにこの空間雰囲気あるわ・・・
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ここで1時間経過。10時半に館内に入ったので今11時半。混む前に昼食にしましょう~~B3にあるレストラン、カフェヴィンセント。
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前のテラス席的なのは、ゴッホの絵のアルルのカフェがモチーフになっています。
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こういうメニュー
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デザートもたくさん。ここでは食べてないけど
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セザンヌのアップルパイとかゴッホのプリンとかありました。
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レジ横にゴッホの部屋が。
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復元されていました。
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夫はウインナーと厚切りベーコンのセット
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私はチキンのジェノベーゼソース。レンコン、すだち、鳴門金時が。
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で、混む前に売店にも寄りました。フランスフェアをやっていました。
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来たときは一杯あったムンクの叫びの和三盆。もう少ししかない。
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ロッカーに預けて(お金は後で返ってきます)再び鑑賞開始です。あれ?システィーナ礼拝堂で将棋もやるんですね!!
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ここで12時を過ぎていました。10時半に来てB3で1時間、食事で30分強。
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エスカレーターでなく、エレベーターで上がるとたまたまカフェジュベルニーの前でした。奥には、モネの睡蓮の屋外展示が。
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12時過ぎていましたが、睡蓮は咲いていました。
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ピンクの睡蓮
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青い睡蓮です!
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わあああ~オランジュリーの展示の屋外ヴァージョンです!!
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お天気もいいし、気持ちいい!
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ちょっと明るいので、実物は色がはっきりしませんでしたが、写真で見ると、結構はっきりした青に写ってました。
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さて、中へ入って、順路通りに見ていきます。
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受胎告知の絵ばかり集めたコーナーから。これはダヴィンチ。
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聖母子像のコーナーも。ラファエロ。
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結構バーンとボッティチェリのビーナスの誕生が。
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そしてプリマヴェーラも。
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ブリューゲルのコーナーも。「子供の遊び」。
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バベルの塔
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雪中の狩人
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迫力が伝わらない写真ですが、最後の晩餐。
修復前と修復後の両方の展示。こちらは修復後。 -
そしてモナリザ。ルーブルだったらこんな間近に見れないでしょう。
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レンブラントの夜警
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カラヴァッジョ
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B2のバルコニーから見たシスティーナホール。天井画が間近で見れます。
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この絵は西川さんもコスプレしていたルイ14世!!
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ルーベンスのキリスト昇架
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最後にフェルメールのコーナーが
牛乳を注ぐ女 -
デルフトの小路
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デルフトの眺望
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そして真珠の耳飾りの少女
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B2鑑賞1時間で終了。カフェで休憩を取りましょう。カフェジュベルニーは激混みなので、2Fに上がります。
フロアマップにはないですが、オープンスペースにカフェがありました。 -
エレベーター上がったところにひまわりのソファ
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2Fレストラン。全然すいています。
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窓際の席が空いたので、すかさず座ります。海が見えます!
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ムンクの叫びのどら焼きセット。これ600円はコスパ良過ぎ。
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どら焼きには芋餡が入っていて、お茶は阿波番茶。ゆっくりくつろぎました。
30分以上いたかな・・・ -
さて、楽しみにしていたB1!!
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まずはゴヤの家。台所
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リビング。なんとも暗~い空間で雰囲気あります。
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ゴッホの7つのひまわりの展示。
ものすごい人です。 -
とはいっても、まあまあに前に行って鑑賞することはできます。ゆっくり見る雰囲気ではない。
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これは今はもうこの世にないひまわりですが、画集の絵から復元したもの。
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どこのひまわりかもう訳わかめ。
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バックが黄色で全部黄色なひまわり
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これはまたさっきのとは違うひまわり?
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本当にたくさんのひまわりを描いたのですね。
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ポンパドール夫人。コスプレもありました。
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上の絵とは別の画家の描いたポンパドール夫人
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ドラクロワの民衆を導く自由の女神
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西川さんがコスプレしていたマネの笛を吹く少年
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マネ「フェリーベルジェールのバー」
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ルノワール「セーヌ川の舟遊び」
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ルノワール「ピアノに向かう娘たち」
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モネ「アルジャントゥイユのヒナゲシ」
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モネ「睡蓮:緑のハーモニー」
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モネ「印象、日の出」
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ドガ「ダンス教室」
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ドガ「花束を持つ踊り子」
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ドガ「青い踊り子」
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ピサロ「モンマルトル大通り」
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シスレー「ポール・マルリの洪水」
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ヨンキント「セーヌ川とノートルダム」
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ファンタン=ラトール「花と果物」
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スーラ「グランド=ジャット島の日曜の午後」
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シニャック「マルセイユ港の入り口」
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シダネル「日の当たるテーブル」
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マネ「草上の昼食」
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ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
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モネ「ラ・ジャポネーズ」このコスプレ、ありました!手作り感満載で・・・
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ホイッスラー「バラ色と銀色:陶磁器の国の姫君」
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ミレー「落穂拾い」
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セザンヌ「リンゴとオレンジ」
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ゴーギャン「美しきアンジェール」
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ゴーギャン「イア・オラナ・マリア(マリアを拝む)」
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ゴッホ「アルルのゴッホの部屋」
さっきカフェで復元されていた元絵です。 -
ゴッホ「ローヌ川の星月夜」
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ゴッホ「種まく人」
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アンリ・ルソー「田舎の結婚式」
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アンリ・ルソー「子供と人形」
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アンリ・ルソー「戦争」
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アンリ・ルソー「蛇使い」
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アンリ・ルソー「異国風景」
私の大好きなルソーは全部で5枚ありました。 -
ミレイ「オフィーリア」
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オフィーリアの解説
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モロー「一角獣」
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クリムト「接吻」
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クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」
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シーレ「四本の木」
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ホドラー「選ばれし者」
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ソールベリ「北の花咲く野原」
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ソールベリ「ロンダーネの冬の夜」
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ヤンソン「リッダー庭園の夜明け」
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ムンク「叫び」
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キッテルセン「湖の怪物」
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ルドン「ヴィオレット・エイマンの肖像」
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シェレ「大地」
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ものすごい大迫力だったダヴィッド「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」
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1Fに来ました。ピカソのゲルニカ。迫力あります!
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アンディ・ウォーホル「マリリンの二連画」
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1Fから外に出れます。
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2Fに上がります。
シャガール「彼女をめぐりて」 -
シャガール「イカロスの墜落」
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ピカソ「玉乗りの少女」この絵の女の子、今シーズンのロシアのワリエワちゃんのSPのイメージですよね。
たまにこういう名画がモチーフなんかな?っていうプログラムありますよね。
FaOIで見た、カペラノの「月の光」なんかは、それこそルソーの「カーニバルの夜」っぽかったです。 -
モジリアーニ「若い小間使い」
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ローランサン「シャネル嬢の肖像」
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5時間かけてほぼ全部鑑賞しました←(最終的に1、2Fははしょりはしょりになりましたが)今度来たら上から見ていこう。
帰りに、駐車場から見た海。 -
鳴門スカイラインを通って帰りました
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四方見展望台。大鳴門橋が見えます
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お天気よくて本当に気持ちよかったです。楽しかった!
大塚美術館、高い入館料の価値は十分にありました!なんといっても原寸大の迫力を楽しめたのが良かった~最後はもう日本じゃない気分になってましたしね(笑)
是非皆様も徳島へお越しの際は、寄ってみてください!
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