Kiev 2019_08 旅行記２

2019/08/12 - 2019/08/14

2019.8に、ウクライナのキエフ市内を、現地ガイドを雇って観光しました。
旅行記１の続きです。

エリア キーウ (キエフ)(ウクライナ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

friendship of nations archのところで、ロシア人とウクライナ人の像。
もし現地の人に、どっちがウクライナ人か？と聞かれたら、"左がユニフォームで、ウクライナ人は働き者だから左"と答えると良い。
自分はウクライナ人ガイドさん(女子)の信頼を得ることができました。

予定されていたガイド時間は2時間であり、時間もコースも終わったので、ガイドさんが帰っていった。この赤い後姿がそう。異国に一人残された感。寂しい！

ガイドの方が、「あのビルの2階がウクライナ料理店よ。お昼に（一人で）どうぞ」と教えてくれた。独立記念碑の近くである。折角なので行こうと思う。

近くに行って入口を探しているうちに、１Fのハンバーガ屋さんの入口に来てしまった。さらに、若い女子店員に「どうぞ」的なことを言われた。仕方ないのでハンバーガー屋さんに入る。
味はおいしい。日本で食べるのと同じ。

その店内の様子。清潔だ。火曜日午後だから空いている。
向こうにウクライナ女子がいる。100円あげるから話し相手になってもらえないだろうか。こちらはガイドさんと別れたばっかりで切ないのだ。

独立記念碑。2度目だが、来るたびに写真を撮る。

時間があるので、ドニエプル川を見たかった。メトロで隣のPoshtova ploshcha駅に移動。
キエフの地下鉄は、下に着くまでに気圧差で耳がちょっと変になるらしい。
キエフの自慢の一つ。とガイドさんは言っていた(寂)

白い壁にプロジェクタ。

駅を地上に出ると、ケーブルカー駅がある。しかし運休中だった。
ドニエプル川に出ようとするが、一度間違える。間違えた数百メートルは体力的に損失だ。
ドニエプル川の港に出る。港はвокзалで、鉄道の駅と区別ないみたいです。

遊覧船が停泊してます。

川岸を歩く。暑い。
コンクリの照り返しと、直射日光にさらされながら歩く。
売ってる食い物はそれなりに興味があるが。
日陰に屋外の椅子が並ぶが、それでも暑そうで座る気になれない。
ウクライナにとってのお台場。
火曜日の人気はこんな感じであるが、週末は混むに違いない。

すると日焼けしたウクライナ女子が歩いてくる。遊覧船の勧誘。ひとり目はすみませんが断る。２人目で乗ることにした。２人目の方が、若くて綺麗で、どこか弱そうだったから。
細かいグリブナが無い。船の中でそこそこ美味しいアイスを買ってグリブナを崩す。

遊覧船から。1時間のコースで８００円。
船の屋上に上がると、既にウクライナ人が家族連れで一杯。日が当たらないような場所に居座る。スピーカから音楽がウルサイ。ウクライナの地元の音楽か。なんかスローテンポなのが多かった。
橋からバンジージャンプやってる人がいる。暑いから人気なのだろう。ロープが多分、ウクライナクオリティかも。

アジア人はほとんどいなかった。

夕方、もう一つ別の個人ガイドを予約していた。
"Kontraktova Square Metro station"のticket boothで待ち合わせ。
ガイドさんらしき人はいない。薄々判っていたが、改札口もticket boothも、2か所あって、もう一つの方にいるのだろう。ここにいるとガイドさんにメールを送る。そしたら来た。およそ60代の人。女性だが、女子ではない。

ガイドさんに、"ガイドの会社にはもう払ったの？いくら？"とか聞かれたので、素直にクレジットカードで5000円弱払ったと答えた。そしたら、"アタシはそのおよそ半分しかもらってない"と言う。率直な人だ。
地上に出てガイドされる。
ここら辺は、昔は港があって、商船の契約をしたからKontraktovaというらしい。
アンドレイ坂に向かう。なんか疲れたが、坂の上まで登ることになりそう。
建物とか、逐一説明してくれた。

ガイドさんは、なんか押しが強い。説明ごとに、Do you understand?と確認してくる。あなたは英語どのくらい理解できるの？と聞かれたとき、"ちょっとだけ"と答えたのがまずかったのか。
このアンドレイ坂は、昔商船から坂の上まで商品を運ぶ際、よく過積載の馬車が通ったらしい。税金は馬車１台につき支払われる。坂を上るとき馬車が横倒しになったら馬車ごと政府が没収という話をしてくれた。
そこでも"Do you understand?"と確認してくれた。試しに"良く分からない"と言ったら、間髪入れず同じ説明をしてくれた。
途中の大きい建物にはお化け屋敷的な時期があったが、芸術家が住んでいたとか。
屋根が黒い美術館があり近隣住民には不評であるとか、色々説明してくれた。

上の方に行くと、見晴らしの良いところに、壁の水色な教会がある。
そこから、ドニエプル川が見える。さっき遊覧船に乗ったところだ。
その景色について、ベンチに座りながら説明を受ける。立っているのはもう疲れたし。

坂の上の青いアンドレイ教会。

芸術家の中には喜劇作家とかも含まれ、作品の像があった。男女の像。女性は金持ち、男性は金目当ての破産寸前社長。
触られたところが光っている。
そこでガイドさんとは別れた。疲れた。ほっとした気分だ。

ハンバーガ―食べたところの近くのMaidan Nezalezhnosti駅まで歩く。

地下鉄駅。

もう一度駅に行く。ウクライナの鉄道は、田舎のソ連風の鉄道の雰囲気が残って良い。

暗くなるまでずっと駅に居る。
先頭車両の機関車は、20両弱をけん引するので音も迫力がある。
運転手は２人座っていて、どちらもTシャツだ。制服はないのか、うちに忘れてきたのか。

20両弱の客車。

キエフの駅でお土産を買った。ウクライナならではのお土産だ。
１個１３０円。もったいないので使わないことにします。

翌日はバスで、空港に向かうことにした。
バスは市内を通るので、町の景色が良く見えて良い。

バスはドニエプル川に架かる橋を通り、ボリスポリ(Бориспіль)空港に向かう。

空港では時間があったので、アイスを食べた。前のカウンターで座っているウクライナ女子のオシリを見ながら食べるアイスは美味しかった。
正味２日間しかいなかったけど、楽しかったです。またウクライナに来たときには地方に行きたいかも。この後、他の国に寄って、日本に帰りました。