2019/09/11 - 2019/09/11
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chiaki-kさん
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松方コレクションは、川崎造船所(現:川崎重工)の社長だった松方幸次郎(1866-1950)が、1916年から1926年にかけて日本・フランス・イギリス・ドイツなどで購入した美術品のコレクションで、浮世絵が約8,000点、西洋美術が約3,000点と、最大時には総数1万点を超える膨大な数のコレクションだった。現在、浮世絵コレクションは東京国立博物館に、西洋美術コレクションの一部は国立西洋美術館に所蔵されているが、西洋美術コレクションについては、時代を背景とした厳しい運命が待ち構えていた。
先に日本に届いていた西洋美術コレクションについては大恐慌の影響で会社の経営が破綻し、ブリジストン美術館などに一部売却される。さらに、関税の高騰(100%!)により日本に送れなくなった作品についてはロンドンの倉庫やロダン美術館に預けてあったが、そのロンドンの倉庫が1939年に火災により焼失、900点と推定される作品が灰燼となってしまう。そして、ロダン美術館に預けた作品約400点はフランス政府に没収されてしまうが、1950年から始まった交渉の結果、370点(一部未返還)が返還となり、1959年、その作品を公開展示するため、上野に国立西洋美術館が建設され、今日に至っている。
表紙の写真は国立西洋美術館で開催中の「松方コレクション展」(2019/6/11-9/23)の図録を撮影したものだが、サブタイトルにある”A One-Hundred-Year Odyssey”とは 「100年の放浪」を意味し、表紙のデザインには100年ぶりに発見されたモネの絵画「睡蓮、柳の反映」の修復された一部が使われている。
2024/03/10 タイトル変更
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
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クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」 1916年 一部拡大
パリ、オランジュリー美術館に展示されている大装飾画「睡蓮」に関連する作品のひとつ。柳の木が逆さまに池に映り込んでいる睡蓮の池の水面を描いたもので、1921年に松方がモネのアトリエで直接購入したものと推定されている。
購入後、しばらくモネの手元に置かれていたが、縁があり他の作品と一緒にロダン美術館に保管される。しかし1940年にナチス・ドイツがパリに侵攻することが決定的となり、絵画の管理を松方から任されていた帝国海軍大尉の日置釘三郎はナチスによる略奪を恐れ、パリ郊外のアボンダンにあった自宅に疎開させる。1944年に絵画はパリに戻ったが、今度はフランス政府により「敵国人財産」として没収されてしまった。 -
クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」 1916年 一部拡大
フランス政府に没収された松方コレクションの返還交渉は1950年から始まった。交渉は難航したが、1951年のサンフランシスコ講和会議の際に、吉田茂首相がフランスの外務大臣に要求し、返還されることが決まった。しかし、その後の交渉の中で、コレクション中、重要なゴーギャンやゴッホなどいくつかの作品についてはフランス側が譲らず、結局、絵画196点、素描80点、版画26点、彫刻63点、書籍5点の合計370点の作品が、美術館を建設して展示するという条件付きで日本政府に返還された。
なお、フランス側は「寄贈だ」と主張したため、「寄贈返還」という言葉が使われ、返還交渉にあたった矢代幸雄らは特に『ファンゴッホの寝室』と『アルジェリア風のパリの女たち』を要求したが、前者の返還は認められなかった。 (Wikipedia参照) -
クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」 1916年
本作品は2016年、パリ・ルーブル美術館の倉庫の片隅で、カンバスの上半分を欠き、巻き取られた状態で発見されたが、おそらくアボンダンに疎開していた当時の劣悪な環境により激しく損傷しており、没収したフランス政府からは「価値無し」のハンコを押されてしまった為、忘れ去られたものと思われる。朽ちかけた木枠の隅に「松方 4.24×2.00m」の文字が発見され、鑑定の結果、松方がモネから直接購入したものと判定されたため、2018年、正規の所有者である松方氏の遺族に送られ、さらに遺族から国立西洋美術館に寄贈され、その後本格的な修復が開始された。 -
修復作業の過程で凸版印刷の協力の下、欠損した「睡蓮、柳の反映」のデジタル推定復元が試みられ、フランスで発見された白黒写真のネガと、最先端のAI技術をもって、このように見事な「睡蓮、柳の反映」が蘇った。(写真は凸版印刷HPよりお借りしました)
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2019年9月11日、東京上野駅近くにある国立西洋美術館は平日にもかかわらず、なかなかの混雑を見せていた。
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松方コレクション展の看板
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実はここへ来る前に別の美術館へ寄っていたため時間はすでに午後2時近くに。昼飯がまだだったので美術館1Fにあるレストラン「すいれん」を恐る恐る覗いてみたら空いていたのでランチ決定。
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10分ほど並んで席に通されるが、店内はこんな感じ。中庭がきれい。
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注文したのは、すいれんランチセットとエビス生ビール。この日は9月とは思えない蒸し暑い日だったので生ビールが まいう。
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先にサラダが出て、メインはチキンとブリのソテー、あとテリーヌのようなもの。全部おいしかったです。
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最後はデザートとコーヒー。1,780円は意見の分かれるところだが、おいしかったから◎。
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食後、「松方コレクション展」会場へ入場。いつもの階段を降りると最初にあったのが「睡蓮、柳の反映」のデジタル推定復元プロジェクター。展示された作品数は約160点ほどで、殆どは国立西洋美術館所蔵のものだが、一部は国内外の美術館や個人蔵のものを展示してあった。ここ以外は写真撮影禁止なので、いつもの通り画ハガキやガイドブック又はNETなどから入手した画像に 作者名 作品名 制作年 所有者名 解説(あれば)を付けて何点か作品を紹介したい。
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クロード・モネ 「睡蓮」 1916年 国立西洋美術館 一部拡大
ジベルニーに居を構えたモネは1890年代後半から自宅の庭の睡蓮の池をモチーフとする一連の作品の製作を始めた。1918年、WW1の勝利を祝して友人だった当時の首相クレマンソーに作品の国家寄贈を申し入れる。モネは1926年に帰らぬ人となってしまったが、翌年、チェイルリー公園の一角にオランジュリー美術館が建設されモネのライフワークとも言える睡蓮の大作「緑の反映」「木々の反映」が納められた。この「睡蓮」も関連作品の一枚なのだが、現在200点ほど存在する「睡蓮」作品の中でも名作と言われている。 -
フランク・ブラングイン 「松方幸次郎の肖像」 1916年 国立西洋美術館
いかにも気骨ある明治生まれの実業家といった風貌。大原美術館を造った大原孫三郎とオーバーラップする。 -
フランク・ブラングイン 「共楽美術館構想俯瞰図」 1916年 国立西洋美術館
東京麻布にあった松方の所有地に建設しようとした美術館構想図。しかし、大恐慌の大波に見舞われ、幻と終わった。 -
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ 「愛の杯」 1867年 国立西洋美術館
美人ではあるが、首の太さと長さがちょっと男性的。 -
チャールズ・ネイピアー・ヘミー 「水雷艇夜戦の図」 1905年 横須賀・記念艦「三笠」
幸次郎は造船業だっただけに船や海に関する絵画は多い。手前の水雷艇はロシア海軍の船で、遠方にいる戦艦は日本海軍の「敷島」らしい。 -
シャルル・フランソア・ドービニー 「ヴィレールヴィルの海岸、日没」 1870年 東京・三井住友銀行
ドービニーがたびたび訪れたノルマンデー海岸の夕日。現在銀行の所有ということは、借金のかたに取られたかも。 -
ウジューヌ・ルイ・ジロー 「裕仁殿下のル・アーブル港到着」 1921-1922年 国立西洋美術館
1921年に皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)がヨーロッパに6ヶ月滞在したことがあったが、そのとき、お供したのが帝国海軍の戦艦「香取」。画はフランスのル・アーブル港に「香取」が入港したときの様子を描いたもの。 -
ジャン・フランソア・ミレー 「春・ダフニスとクロエ」 1865年 国立西洋美術館 中央部拡大
バルビゾン派の巨匠ミレーの春・夏・秋・冬 4連作の一枚。古代ギリシャの作家ロンゴスにより二~三世紀頃書かれた。レスボス島を舞台に羊飼いの少年ダフニスとその恋人クロエをめぐる物語を描いた。 -
ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ 「貧しき漁夫」 1887-1892年 国立西洋美術館
どんよりした曇り空、澱んだ水面、泣く赤子などが貧しさを、よく表している。 -
ピエール・オーギュスト・ルノアール 「帽子の女」 1891年 国立西洋美術館
「真珠色の時代」を代表する一枚で、当時のパリ最新モードを描いている。 -
ギュスターヴ・クールベ 「海岸の竜巻(エトルタ)」 1870年 横浜美術館
ノルマンディーの小村エトルタの海岸に激しく打ち寄せる波や嵐の様子を描いている。 -
ギュスターヴ・クールベ 「波」 1870年 国立西洋美術館
波のクールベと言われる代表作品の一枚。渦巻いた波の上部が透けて見える。 -
ポール・ゴーギャン 「海辺に立つブルターニュの少女たち」 1889年 国立西洋美術館
汚れた前掛けや裸足など貧しい漁民の子供たちを描いた作品。 -
クロード・モネ 「雪のアルジャントゥイユ」 1875年 国立西洋美術館
1874年の年末に、モネが妻カミーユ、長男ジャンと暮らしたアルジャントゥイユを大雪が襲った。この頃がモネにとっては一番幸せな時代だった。 -
クロード・モネ 「陽を浴びるポプラ並木」 1891年 国立西洋美術館
ジヴェルニー近くのエプト川の岸辺の風景なのだが、光の画家モネの描いた画の中でも特に明るいタッチが特徴。 -
クロード・モネ 「エトルタの風景」 1884年 ルガーノ市立美術館
1921年から翌年にかけて松方は少なくとも2度、ジベルニーでモネと出逢っている。モネは松方を気に入り何枚かの気に入った画を譲ってくれたが、その他、画商から購入したものを併せてコレクションには33点のモネの作品がある。しかし何点かは戻ってこなかった(理由は上記)。この画はその一枚。 -
クロード・モネ 「芍薬の花園」 1887年 国立西洋美術館 中央部拡大
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クロード・モネ 「舟遊び」 1887年 国立西洋美術館 中央部拡大
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クロード・モネ 「波立つプールヴィルの海」 1897年 国立西洋美術館
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クロード・モネ 「ヴィトゥイュ」 1902年 国立西洋美術館 中央部拡大
ヴィトゥイュは1870年から1880年まで暮らした町だが、最初の妻カミーユを亡くした辛い記憶が残る町。 -
クロード・モネ 「ラヴァクールのセーヌ川」 1879年 個人蔵
病気の妻カミーユを抱え生活も苦しくなり、落ち込んだ気分が画に表れている。 -
クロード・モネ 「積みわら」 1885年 大原美術館
1883年、モネはカミーユが残した2人の子供と共にジヴェルニーに転居、新たな創作を開始する。「積みわら」は刻々と変化する光を表すのに格好のモチーフとなり、数多く描かれた。 -
フィンセント・ファン・ゴッホ 「ばら」 1889年 国立西洋美術館 中央部拡大
花を描いたゴッホの画はたくさんあるが、この「ばら」も評価は高い。この画はアルルで精神を病んだゴッホが入院したサンレミの療養所で描いた一枚。 -
フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの寝室」 1889年 オルセー美術館
世界に3枚存在する「アルルの寝室」。これも松方がパリの画商から購入したものだが、上記の理由により現在はオルセー美術館に飾られている。ゴーギャンがやってくる前の、ゴッホのうきうきとした気持ちが、明るい色使いに表れている傑作で、フランス政府が手放さなかった理由もうなづける。 -
アルフレッド・シスレー 「冬の日(サン・マスメのセーヌ川)」 1883年 個人蔵
サン・マスメはパリ南東にあるセーヌ川とロワン川が合流する地点にある村で、シスレーはこの静かな村が気に入り多くの作品を残した。 -
アルフレッド・シスレー 「サン・マスメ 六月の朝」 1884年 ブリジストン美術館
1882年の第7回印象派展に出品された作品で、↑の画とは対照的な初夏の青々茂った緑が印象的。 -
ピーテル・ブリューゲル(子) 「鳥罠のある冬景色」 制作年不明 国立西洋美術館
ピーテル・ブリューゲル(父)の作品をピーテル・ブリューゲル(子)が模写した作品。親子で同じ名前ってどうなの? -
エドヴァルド・ムンク 「雪の中の労働者達」 1910年 個人蔵
ムンクと言うと「叫び」が有名だが、こんな作品も描いたのね。 -
藤田嗣治 「自画像」 1926年 国立西洋美術館
エコールドパリ時代の作品については松方では無く、管理人となった日置釘三郎が後で松方に支払ってもらう見込みで購入したものらしい。 -
ハイム・スーティン 「ページ・ボーイ」 1925年 ポンピドゥーセンター
これも同じくエコールドパリ時代のものだが、フランス政府から返還されなかった作品のひとつ。 -
ピエール・オーギュスト・ルノアール 「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」 1872年 国立西洋美術館
国立西洋美術館所蔵作品の目玉とも言うべき作品。この画も危うくフランスに留め置かれそうになったが、交渉によりなんとか返還された。
この画はルノアール初期の代表作で、ドラクロアの「アルジェの女たち」を連想させる作品。1872年のサロンでは落選の憂き目を見てしまうが、印象派の仲間達と開いたグループ展で賞賛され、ルノアールの知名度を上げた作品でもある。
以上で「2019松方コレクション展」についての記事は終了ですが、続きが少しありますので、もうしばらく、お付き合いください。 -
2019年 9月11日 AM11:50
時間は遡るが、東京メトロ渋谷駅で電車のチケットを紛失するというハプニングもあり、こんな時間にやっと上野駅に到着。 -
蒸し暑い上野公園を横切って向かった先は・・・国立西洋美術館では無く、東京都立美術館。
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ただ今コートールド美術館展(9/10-12/25)開催中。昨日オープンしたばかりなので、さぞかし混雑しているかと予想していたが・・・
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ガラガラとまでは行かないが、空いていてビックリ。来てみないとわからないものだ。
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こちらの目玉はこれ
エドゥアール・マネ 「フォリー・ベルジェールのバー」 1882年 コートールド美術館
フォリー・ベルジェールは、歌や踊り、あるいは曲芸など多彩な出し物で人気を博したパリのミュージックホール。マネは実際ここを何度も訪れているが、製作の際にはアトリエにバーカウンターの一部を再現し、実際のバーメイド(女性のバーテンダー)をモデルに呼んだという。ときには娼婦でもあったバーメイドは、なにか物憂げな様子でもあり、その表情から心の中を読み取ることは難しい。
後ろにある大きな鏡の中では男性と向き合っているが、この表情は接客中とは思えない。また、発表以来さまざまな論議を呼んでいるのが鏡に映る2人が不自然な位置にいることで、これはマネが意識的に造ったものと言われている。無数の観客が荒いタッチで描かれている一方、手前の大理石のカウンターに乗っている酒のボトルやオレンジは丁寧に描かれており、まるでこの絵の主題は、酒とオレンジだとも捉えられかねない、なんとも不思議な画である。(コートールド美術館展HP参照) -
フィンセント・ファン・ゴッホ 「花咲く桃の木々」 1889年 コートールド美術館
精神に不調をきたしたゴッホが、サン・レミの療養所に入院する前、アルルで描いた最後の画。花盛りの果樹園には作業に勤しむ農民の姿も見える。整えられた果樹園は、まるで浮世絵のようで、日本に憧れていたことがわかる。1889年4月10日、ポール・シニャックに宛てた手紙にも「前景の葦の垣根に囲まれた果樹園では、小さな桃の木が花盛りだ。この地のすべては小さく、庭、畑、木々、山々でさえ、まるで日本の風景画のようだ。だから、わたしはこの主題に心ひかれたのだ」とある。(コートールド美術館展HP参照) -
ポール・セザンヌ 「大きな松の木のあるサント・ヴィクトワール山」 1887年 コートールド美術館
30点以上の油彩画と多くの水彩画・素描にセザンヌが繰り返し描いた故郷の山、前景の大きな松の枝は山の尾根の曲線と呼応し、中景が狭められることで、山は近く大きく感じられる。この絵は大正初期に日本の美術雑誌に掲載されたことで、日本の画家達に大きな影響を与えた。(コートールド美術館展HP参照) -
ピエール・オーギュスト・ルノアール 「桟敷席」 1874年 コートールド美術館
この作品は1874年の第1回印象派展に出品されたもので、いかにもパリらしい華やかな桟敷席に、弟エドモンとお気に入りのモデル、ニニ・ロペスがポーズをとっている。しかし2人の視線は舞台では無く客席に向けられており、観客もまた「見られる」存在であったことが理解できる。ニニのドレスは黒と白を基調に青、緑、黄色などで光と陰が繊細に描写されており、優美で柔らかな印象を生み出す一方、顔は丁寧に描かれ陶器を思わせるなめらかな肌が表現されている。(コートールド美術館展HP参照)
16:00になったところで、上野駅からJR線などで東京郊外のとある駅に移動。駐めてあったスティングレーに乗り換えて、降り出した夕立の中、関越道-上信越道をひた走って19:00に我が家到着。久しぶりの東京日帰りだったが、車も快調に走ってくれたので楽しい一日がすごせた。
これで「2019年 松方コレクション展」は終了です。本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (8)
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- M-koku1さん 2020/03/17 02:05:14
- これからは図録代わりに(^^♪
- 上野の近くに住んでいるMです
暇つぶしは 西洋美術館ブラブラと
睡蓮でのランチが常なので
松方コレクション展には ちょっと(`´)
常設展に飾られている絵が多かったのでねぇ
まぁこの美術館自体が 松方コレクションをベースにしているから 当たり前かもしれないのですが
もちろん再現された睡蓮とか 素晴らしい企画だったとは思いますが 現物は今も常設展で ガラガラの中 のんびり見れますし
ということで 気を取り直して コートルード展に行ったら これは面白かったです
会期の最後の方に行ったんですが やはり空いてました
見に来る方は 何を基準にいらっしゃるんでしょうね
スポンサーによるのかしら?
宣伝にお金をかけるスポンサーだと
混むのでしょうか?
不思議です。
次回からはchiaki-kさんの旅行記片手に 美術館に行きたいと 企んでおります(^^)v
これなら図録不要ですもの!
またお邪魔します
Mより
- chiaki-kさん からの返信 2020/03/18 16:58:40
- 光栄です。
- ・
M-koku1さん、こんにちは。上野旅行記に”いいね”をありがとう
ございます。
私事になりますが、今から15年ほど前に京都の美術系大学を卒業した
娘が、今でもゴッホ風な画を描いておりまして、美術館巡りを始めた
のはその影響が大きいと思います。なお、この「松方コレクション展」
も娘、家内と3人で見に行きました。
> 常設展に飾られている絵が多かったのでねぇ
私も常設展は何度も見ていますので、ああこの絵にまた逢ったね・・・
という感じでした。
>現物は今も常設展で ガラガラの中 のんびり見れますし
そうなんですね、慌てて見にいく必要も無かったかも。
> 会期の最後の方に行ったんですが やはり空いてました
> 見に来る方は 何を基準にいらっしゃるんでしょうね
私も、空いていてびっくりだったのですが、ルーブルやオルセーなどの
ビッグネームな美術館と比べると「コートルード」はマイナーなの
かも知れませんね。
> これなら図録不要ですもの!
光栄です。これからも美術館巡りは続くと思いますので、自分の意見も
加味しながら、できる限りの解説を付けていきたいと考えています。
では、また。
chiaki-k
-
- ももであさん 2019/10/20 11:33:47
- ネゴシエーター
- chiaki-kさん♪
> 900点と推定される作品が灰燼となってしまう。
なんとそんな歴史があったとは...
某ニダ国じゃありませんが、補償してください!
> 作品約400点はフランス政府に没収...
残り30点も返還してください!
さもなくばフランス料理店関税200%!?
- chiaki-kさん からの返信 2019/10/24 16:18:33
- RE: ネゴシエーター
- ・
ももであさん、こんにちは。お久しぶりです。
ネゴシエーター・・・
そうですね、マッカーサーを怒鳴りつけた白州次郎のような外交官が
100人位いたら、変わっていたかも知れませんね。
ところで、ももであさんがUPされた”インドの田舎:ドライブ旅行記
〜Extra edition〜”拝見しました。
交通事故による死者が毎年15万人以上と言われるインドをドライブ
されたようですが、無事に戻られ、何よりでしたね。
2018年にインドに行った(ツアーです)ときに、バスの車窓から見た
インドの交通事情は、ももであさんがUPされた映像のとおり凄い
ものがありました。
あと、数年で中国を追い越し、世界一の人口大国となるインドでは
年間15万人くらい亡くなっても、たいしたことでは無いと思って
いるのかも知れませんね。
では、また。
chiaki-k
-
- Minty Pinkさん 2019/09/23 08:26:04
- ありがとうございます!
- こんにちは!
松方とコートールドの組み合わせ。私もたった今アップしたところなんですが、まあ充実度の違いと言ったら、自分の旅行記お恥ずかしいかぎり。私は松方の方が「ついで」だったので、図録も買っておらず、こちらで見せて頂いて、「ああ、この絵の前でこんな話をしてたっけ」と思い出すことができてよかったです。ありがとうございました。
- chiaki-kさん からの返信 2019/09/23 20:33:34
- RE: ありがとうございます!
- ・
Minty Pinkさん、こんばんは。
こちらこそ、”いいね”をありがとうございます。
さっそくMinty PinkさんのUPされた「コートールド美術館展
・松方コレクション展」拝見いたしました。
>手荷物検査を実施中・・・9月11日は何もありませんでした。
>逆ルートで鑑賞開始・・・いいアイデアです。
>これ好きです。フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く桃の木々》
・・はい、私も大好きです。
当時パリの画壇ではスーラやシニャックなどの点描画が注目されて
おり、ゴッホも、ちょっとトライしてみたのではないでしょうか。
>画家は病気で苦しんでいたのに、描くアルルの風景はこんなに明るい
ゴッホの多用するクロムイエローを見ていると、本来明るい色なのに、
なぜか悲しい色に見えてくるのが不思議です。
>こちらは先日見たシカゴ美術館の第2バージョン。
恐れ入りました。私はまだコートールドもシカゴも行っていませんので
いつかは行ってみたいです。
それと、ゴッホが眺めたアルルの空も見てみたい!
では、また。
chiaki-k
-
- yamayuri2001さん 2019/09/20 09:35:34
- chiaki-kさん、お久しぶりです。
- 松方コレクションは、中学時代に美術館で松方コレクションを観て、
感想を書く宿題がでました。
当時、とても面倒におもったのを思いだします。
しかし、今思えば、
なんて粋な宿題だったのだろうと思うのです。
私は chiaki-kさんほど美術の造詣が深いわけではありませんが、
やはりシカゴ美術館、ボストン美術館、メトなど、
行かずにはいられない印象派絵画好きです。
そんな中、解説付きで旅行記を拝見しました。
ありがとうございます!
コートールドのチケットは、既に入手したのですが、
まだ行けていません。
空いている中 鑑賞されたとの事、ラッキーでしたね。
私も 近く鑑賞するのを楽しみにしながら、
タイムリーな旅行記を拝見いたしました。
yamayuri2001
- chiaki-kさん からの返信 2019/09/20 14:54:01
- よみがえる”奇跡の一枚”
- ・yamayuri2001さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
今回の上野詣では8月24日にNHKで放送された モネ「睡蓮」よみがえる
”奇跡の一枚”を見たのがきっかけです。この修復画は今しか見れない
かも知れないと思い、急遽上京した次第です。
欠損した部分に充てられたのは着色された和紙なのですが、修復された
「睡蓮」とのマッチングはバッチリで、自然な感じを受けました。
もちろん修復も完璧であり、とても100年間うち捨てられていた画とは
思えませんでした。
そして凸版印刷のデジタル推定復元チームの仕事も素晴らしいものが
あり、見事でした。
コートールド展の方は、ついでだったんですが、2番目に展示して
あった、ゴッホの画には”持って帰って家に飾って置きたい”衝動に
かられましたよ。(^^;;
> やはりシカゴ美術館、ボストン美術館、メットなど、
> 行かずにはいられない印象派絵画好きです。
お仲間がここにもいらしたようで、とても嬉しいです。それにしても
メットでフェルメールを見落とす(私です)とは情けない限りです。
> そんな中、解説付きで旅行記を拝見しました。
> ありがとうございます!
いえいえ、こちらこそ”いいね”までいただきありがとうございます。
ところで、”ハワイ平等院と久しぶりに見学した太平洋航空記念館
・モアナルアガーデンは今も癒しの風が吹き渡っていました。”
拝見しました。
最近ヨーロッパやアメリカ本土ばかりでハワイは2013年以降行って
いませんが、また、行って見たいです。何故なら・・・
ハワイ平等院・・・行っていません
マカプウトレイル・・・行っていません
パールハーバー・・・行っていません
と、いうことで行っていない所だらけです。
海外旅行で行った国と地域は、4トラにUPしていないものも合わせる
と37カ国ほどですが、ハワイは一番お気に入りの場所です。
いつか再びハワイを訪れて、あの心地よい風に吹かれてみたいです。
では、また。
chiaki-k
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