リヴィウは初めて訪れたのが２００６年7月であった。その時はハンガリーのブダペストから寝台列車があり、それを利用した。ただ、ハンガリーとウクライナでは線路の幅が違うため、国境の通過に大幅な時間を要した。また、観光客もまばらで、今は観光の中心であるルィノク広場も観光化される前の状況であった。<br /><br />リヴィウの街自体はハンガリー・オーストリア帝国（ハプスブルク家）の統治やポーランドの統治などがあり、ロシアとは一線を画していた。この地域の大きな都市、クラコフ、ルブリン、コシチェなどと同じ文化圏にあった。そのため、古きヨーロッパの建物が多く残されている。しかし、大戦後、ソビエト領に編入された結果、表舞台から消えてしまい、ウクライナとして独立後もポーランドやスロバキア、ハンガリーなどとも一線を画した状態が続いた。結果的にポーランドやスロバキア、ハンガリーと比べると経済的に後れを取っている。なお、この西ウクライナはどちらかというとポーランドに近く、姉妹という感じである。<br /><br />ウクライナには縁があるのか、サラリーマン時代に３回、そのなかではロシア領となってしまったクリミヤ半島も訪れてました。定年後は20018年、20019年と２回訪れ、計５回となってます。<br /><br />ウクライナへの入国方法は便利になりました。昔はブダペストからの電車、ポーランドとの国境の街からバスでした。今はLCCがクラコフやヴロツワフから航空機を飛ばしていますし、クラコフやルブリンから多数のバスも出ています。ただ、バス便は国境での通過に時間を要するようになったようです。

ウクライナ旅行ー７：リヴィウ

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2019/07/19 - 2019/07/21

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#散歩・散策

寅さん

リヴィウは初めて訪れたのが２００６年7月であった。その時はハンガリーのブダペストから寝台列車があり、それを利用した。ただ、ハンガリーとウクライナでは線路の幅が違うため、国境の通過に大幅な時間を要した。また、観光客もまばらで、今は観光の中心であるルィノク広場も観光化される前の状況であった。

リヴィウの街自体はハンガリー・オーストリア帝国（ハプスブルク家）の統治やポーランドの統治などがあり、ロシアとは一線を画していた。この地域の大きな都市、クラコフ、ルブリン、コシチェなどと同じ文化圏にあった。そのため、古きヨーロッパの建物が多く残されている。しかし、大戦後、ソビエト領に編入された結果、表舞台から消えてしまい、ウクライナとして独立後もポーランドやスロバキア、ハンガリーなどとも一線を画した状態が続いた。結果的にポーランドやスロバキア、ハンガリーと比べると経済的に後れを取っている。なお、この西ウクライナはどちらかというとポーランドに近く、姉妹という感じである。

ウクライナには縁があるのか、サラリーマン時代に３回、そのなかではロシア領となってしまったクリミヤ半島も訪れてました。定年後は20018年、20019年と２回訪れ、計５回となってます。

ウクライナへの入国方法は便利になりました。昔はブダペストからの電車、ポーランドとの国境の街からバスでした。今はLCCがクラコフやヴロツワフから航空機を飛ばしていますし、クラコフやルブリンから多数のバスも出ています。ただ、バス便は国境での通過に時間を要するようになったようです。