2019/08/08 - 2019/08/08
3052位(同エリア4516件中)
こおりさん
※タイトルでは「ベルリン行き」としましたが、正確には終点はハンブルクです。
7/29~8/19までイギリス(ロンドン・ニューカッスル・エディンバラ)、チェコ(プラハ)、ドイツ(ベルリン)、フランス(パリ・シャルトル)を夫婦で巡りました。その際、プラハで乗車したチェコ国鉄で起きた印象的な出来事についての旅行記です。
インドでもこんな事なかったのに。。。
※写真は旅行記内容と全く関係ないものも多数含まれます。どうかご了承のほどをm(_ _)m
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2日間滞在したプラハを後にしてベルリンへ向かいます。
プラハには2つくらい大きな駅があるそうですが、我々が向かうのはPlaha hlavni(日本語では「プラハ本駅」となっていました)。泊まっていたApartment Pushkin (カレル橋近く)から徒歩10分程でした。 -
出発1時間前に到着。赤が基調のモダンな駅舎です。売店はファストフードやコンビニ的な店がたくさんあり、我々は車中食(サンドイッチ&飲み物)を購入しました。トイレは有料ですが、コンタクトレス(うちの場合はapple pay)やクレカも使えます。ちなみに、プラハ滞在2泊3日でしたが、結局両替なしでクレカかコンタクトレスで過ごせました。
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乗車予定の列車をボードで確認。発車するプラットホームがどこかなかなか表示されずヤキモキ。。。発車予定時刻10分前を切ってようやく表示。えらく焦らされましたが、これはほんの序の口に過ぎませんでした。
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ホームに入ってきた列車。時間も押してるので、急ぎ自分たちの乗り込む車両255号を探します。255号って、ナンボほどたくさん車両繋がってんねん、と心の中で突っ込みながら(実際は5~6車両)探しましたが。。。ウソッ、255号がないΣ(゚д゚lll)もう一度全車両の番号を先頭車両から確認し直して最後の車両に行き着くと、なんと先程確認した時には256号だった車両の表示が255号に変わっていました。ほっとしたところで発車時刻が来ました。
(写真はeチケット。自宅でプリントアウト。チェコ国鉄のサイト、購入時は英語でいけるけど、チケットはチェコ語表示。ちなみにどうやら1予約につきチケット1枚のよう。なのでこの1枚で2名分のチケットと相成ります) -
(写真はイギリス・ハドリアヌスの長城・Sycamore Gap付近)
ようやく乗り込もうとすると、目の前でドアが閉まりかけました。
「うっそおおおおお」と思わず大声で叫びながら手を突っ込んでドアを無理矢理開けてました。それを見ていた私の後ろにいた乗客と既に乗り込んでいた乗客から大喝采…うぅ、恥ずかしい
(※これをお読みの皆様!絶対真似しないで!私、ホントに無意識にやってたんです。一歩間違えばかなり危険です。後から思い出せば怖かったデス(ToT)
ドタバタしていたせいか夫は前の扉、私は後ろの扉からと分かれて乗車してしまい、各自で座席を目指す事に。
車内は通路に立っている人も大勢いて激混み。可愛らしくすみませーん、と言いながらリュックを引きずり予約席へ向かい、私がひと足お先に到着。すると -
(写真はエジンバラ住宅街)
若いカップル(恐らくロシア人)が座ってます。通路側に座ってる男の子に、チケット見せながら「ここ私の席だと思うんだけど」て声を掛けると素直に立ちました。で、奥に座ってる女の子、知らんふりしてスマホいじってます。「あんたもよ!」て声掛けたら、あら、私にも声掛けてたの?てな雰囲気で立ち上がりました。若いのに厚かましさは既にアタクシよりオバハンやね~_~;
彼等は多分座席予約ナシの乗客だったので追っ払い易かったのですが、この後、別のタイプの乗客が現れます。 -
(写真はプラハ 黄金小路)
小学校低学年ぐらいの男の子2人連れた女性が現れ、子供を私の横に座らせようと。「ごめんなさい、ここは私の夫の席です」と言うと、「ここは私達が予約した席よ」と切り替えされる。そこでこちらのチケットを見せると、驚きながら納得した様子。が、その後やってきた男性がまた「そこは俺たちの席だ!」とイライラしながら言う。女性が事情を説明するも、あまりそれに耳を貸す様子もなく、「何号車を予約してるんだ?」と詰問口調。そこへようやく座席近くに辿り着いた夫が「255号だ!」と怒鳴り返し、相手が引きました。相手はどうやら256号車の同じ番号の席を予約していたよう。お気の毒様、早く正しい車両に行ってねー。。。あれ?行かずに家族全員でじっとしてる。なんで? -
(写真はフランス・シャルトルのプロジェクションマッピング)
相変わらず車内はラッシュ時のようなすし詰め状態。座っているけど何か落ち着きません。側に立つプーチン似のロシア人青年の股間が、通路側座席に座る夫の肩に喰い込むぐらい混んでます(夫の表情は苦痛に満ちていました…)。おまけにうちの座席以外でも、「そこ私達の席だけど」「え?そんなはずないでしょ?」的なやり取りもあちこちから聞こえてくるし、なんだか嫌な雰囲気が車両内に充満。外は美しい車窓が続くけど、ちっとも楽しめません。 -
(写真はロンドン・Freddie Mercury’s House)
そのうち、さっき私に詰問口調で席譲るよう迫ったオヤジ(絶対私より若いけど(-_-;)が、周りの乗客と話をしてるのが聞こえてきました。「256号車が消えちゃったよ。まるでトワイライトゾーンだ。チャラララチャラララ♪(トワイライトゾーンのテーマ)。。。」
え?ええええええ?256号車、ないの?
そのうち別の乗客(♀)「私、チェコ鉄道に電話したけど対応してくれないのよー」
((((;゚Д゚)))))))な、なんだって?予約してんのに席ナシってどゆこと⁇ つ、つまり、この車両の隣は257号?256号抜かして255号?車両が1両足りなくて、256方が割食った、てこと?………なんじゃそりゃああ⁈確認しに行きたいけどこの混雑じゃあ席を立つのは難しいし。
こんなん、ありえなさ過ぎる((((;゚Д゚)))))))
別に私のせいではないのに、ものすごーく嫌な感じです。 -
(写真はようやく撮った絵になる車窓)
列車は気が付けばドイツへと国境を超えていました。ドイツ最初の駅からオバサン車掌が乗り込み検札を始めます。例の詰問オヤジ、車掌さんにはとても慇懃な態度で恐らく車両がない事を訴えている様子(ここで怒らんかいク◯オヤジ!(−_−#)ですが、爽やかな笑顔でかわされていました。
しばらくして大柄なロシア人たちが(しかもその多くがどでかいスーツケース持ち)が大勢降車し、車内の息苦しさが若干解消。が、幻の256号車の座席を予約していたであろう乗客の多くが立ったままであることは代わりなし。 -
(写真はベルリンの壁跡)
列車は4時間強かかってベルリンに到着。私にとって人生初の国際列車の旅はある意味忘れられない思い出になりました。詰問オヤジ家族もベルリンで降車。ども、お疲れさまっす( ̄▽ ̄;)
しかし、車両1両無かった事にするなんて、しかも予約まで受け付けたのに…チェコ国鉄、恐るべし_| ̄|○…
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