2019/08/13 - 2019/08/15
1位(同エリア1件中)
こぼちゃさん
ナウル共和国には島を1周する道路があり1周は約17キロといわれているため歩けない距離ではないので歩いてみたのだがとにかく日差しが強烈で暑くて日陰の無い場所が多いため普通に歩くのとは少し違った。
ナウルには特に観光名所は無いが、ナウルの見どころとして旧日本軍が第2次世界大戦中にナウルに残した高射砲(大砲)やトーチカ(バンカー)が残されていた。また、リン鉱石の採掘で栄えていた時の名残で朽ちて廃墟のようになった工場や設備が見られた。それとピナクルスという尖った岩が並ぶ独特な地形が島全域に広がっていた。今回はGPS付きの写真をアップしているのでトーチカの場所を確認することができる。
島内の一周道路は綺麗に整備されていて商店も1キロおきくらいに点在しているが、町といえるような場所は国内の南部に属するヤレンくらいにしかなく、あとは北部に属するエワに大きなスーパーがある程度だった。飲食店は中華料理屋が多く価格も手ごろで味も良かったが、飲食店はこの2つの区域以外では皆無に等しい感じだった。
maps.meの地図情報で破線部の道路は道が無い場所が散見されたので、ショートカットのため行こうとすると痛い目に遭う可能性が高い。
国内での通信手段はナウルでsimを買うか有料wifiを利用することになると思う。空港にwifiが飛んでいたがつながらなかった。国内でクレジットカードは使えないようで空港内やスーパーにあるATMは銀行用のATMでクレジットカードは受け付けていなかったのでオーストラリアドルの現金を用意する必要がある。
ナウルのビザ申請前にホテルの予約が必要で今まではホテルの空きが無く物理的に行けない状況が続いていたが最近は空きが出るようになったようで容易に取ることができた。続いて航空券を購入する必要があり、これが非常に高いのだが、これしかないのであきらめて買うしかない。続いてメールでナウル領事館にビザ申請を行い50ドルを支払うとビザの許可証が発行されるといった感じだった。普通は1週間くらいで完了するようなのだが、私の時はナウル大使館のサーバーがダウンしていてつながらなかったり調子が悪く1カ月かかってしまった。
そんなナウルだが行って良かったと思う。
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2日目の朝
朝食が用意されていたがフレークやパンのみなのでお茶だけ飲んで終わらせた。お茶はグリーンティーが用意されていたので宿泊した日本人が置いていったのかな。 -
今日はナウル共和国を徒歩で一周する。一周は17キロ程度と言われているので普通に歩けば4時間くらいで回れるため余裕である。
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空港沿いの道端に高射砲の残骸があった。
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選挙期間中のようでこのようなポスターをよく見かけた。
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緑色の貯水タンクは日本からの贈り物のようで日本のステッカーが貼られていた。
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小さなテントみたいなものが有った
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トーチカ発見
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海側は崩れてしまっている
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中の様子
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ここにもトーチカ発見
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日差しが強いので出来るだけ木陰沿いに歩いた
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このトーチカは状態が良さそうだ
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こちらのトーチカは原型をとどめず大破
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岩肌が見えたのでトーチカが無いか探してみると
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こんなところに有った
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海岸には特徴的な岩が並ぶ。
その中にトーチカが紛れていたりする(写真左上) -
そのトーチカに行ってみた。
今回見つけた中で一番大きかった。 -
中もしっかり残っていた
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海岸にトロッコの車輪らしきものがいくつか転がっていた
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こちらのトーチカも大破しているが屋根がドーム型になっているようだ。
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メネンホテルに到着。
部屋が全焼したまま放置 -
いちおうエリアの境界線には地名の看板が建っている
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この岩山にもトーチカがありそうなので探してみると
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有った
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この岩にも有った
ウォーリーを探せをやっているような気分だ -
港に来た
日本の支援で造られたらしい -
その隣にはフィッシュマーケット
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柵で囲まれた集落にはアラビア文字が書かれていた
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このトーチカはカラフルに装飾されている
向かいの売店で塩分補給のためスナック菓子を購入 -
ナウルカラーに装飾された廃タイヤ
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これらのトーチカに対して保存とかいう意識は無いようで、全て放置プレーで荒れ放題だった。
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トーチカ探しばかりしていてなかなか進まないので、歩くことに専念することにした
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台湾からの支援で農作物の栽培をしているようだ
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それにしても暑い。日焼け防止のため薄手の長袖を着ているのだが暑すぎるので脱いで半袖一枚になった。
お湯になるのを防ぐためか貯水タンクにも傘が付いている。 -
一キロ間隔くらいで商店やガソリンスタンドがあるため水分の調達などに困ることはない。店員さんは中国系。島国で店舗がこんなに充実している国は過去に無かったと思う。
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日陰が無いのでもろ直射日光を喰らいながら進んだ。
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エワ地区に入ると久々に大きな建物が見られた
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バス停の立札をはじめて見かけた。
時刻表もあり1日に8便運行されていることが確認できる。 -
建物内にはスーパーマーケットにパン屋、リキュールショップ、このようなカフェなどが併設されていて充実していた。
ここで遅めの朝食兼昼食をとった -
スーパーマーケットにはナウルのお土産も売られていたが高めの料金設定だった。
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エワビーチ
先月、ハワイのエワビーチに行ったが似ても似つかない。 -
食事を済ませて小休憩もしたので再スタート
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先ほどエワビーチでハワイネタだったが、こんどはABCストアー
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ずっと同じような景観の道をひたすら進んだ
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空き地にレールが落ちていた
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久々にトーチカを見つけた
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これはバブル最盛期時代の遺産では。
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無残な状態だが、昔はこのような車がナウルを走っていたかと思うと面白い
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ナウルには日本の軽トラも沢山走っている
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特に被写体が無いため街の看板を撮る
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かなり状態の悪そうな集合住宅
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海沿いの道を外して平行している山側の道路から集合住宅を眺めてみた
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タンカーも来ている
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掘削機が沢山捨てられている
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歩道や中央分離帯も整備されていたようだが維持しきれずボロボロに崩壊の道路
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第二次世界大戦の記念碑
島の名前が日本名で書かれている -
山から取った資源を船に移すための設備
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こちらは稼働していそうだ
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普通はこんなところ入れないはずなのだが簡単に下に回り込めてしまったりする。
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こちはら倒壊して放置プレーの設備
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ナウルで歩道にガードレールが設置されている唯一の区間
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何度見ても萌える
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シビックセンターに来た
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すぐそこは滑走路
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セントマーチンでも見かけた飛行機に注意の看板
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海が綺麗
でも泳ぐには適さない -
無料のナウル博物館に立ち寄った。屋外にはナウルの鉄道や戦闘機のエンジン、館内にはパネル写真が展示されていた。
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第二次世界大戦時のナウルでの旧日本軍写真もあった。
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ターミナルのある滑走路の向こう側の道路が出発地点なので、とりあえず島一周完了しているのだが、こちらサイドに建物があるため敢えて遠回りしている
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政府関係の建物だと思う
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これも政府関係だと思う。エンジンのかかったナンバープレートが特殊な車両が停車していたので要人がお出掛けするのかもしれない。
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街中ではこのような看板をよく見かけた。
台湾は多くの島国に対して積極的に支援をしている。 -
学校
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倒壊しているトーチカ
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飛行機から見えるWELCOME NAURU
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ナウル一周徒歩完了!!!
7時間かかり30キロくらい歩いた。
自転車でニウエを一周したことがあるが、国を徒歩で一周したのははじめてだ。 -
空港の展望台から駐機場を往来する車を眺めた。
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空港ターミナル内。ナウルの空港にはATMはあるがクレジットカード対応していない。
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宿に戻りシャワーを浴びて少々休憩。
エワにあるスーパーで買ったナウルのお土産。 -
郵便局に行って切手を買おうとしたら記念切手のアルバムが出てきて種類が豊富で選ぶのに30分くらいかかった。30年以上前の切手も扱われていたりで博物館状態立った。
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ボコボコに壊れた工場跡でスポーツを楽しむ人々
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夕方になると多くのかたが広場に集まる
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迫力のある工場
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電柱の工事中だった。コンクリート製の電柱の横に木造の電柱を新設していた。退化しているのだろうか?
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昨日も訪問した刑務所跡
蚊が襲ってくるので即退散 -
昨日、アクセスできなかった高射砲に再挑戦してアクセス成功した。
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下に潜る穴があったり油断していると落ちる
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操舵席に入れる
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入ってみた
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銃口からもしっかり光が見える
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昨日はこのピナクルスの中でリタイアとなった。
この高台から見渡してもアクセスできなかったもう一体の高射砲らしきものも見当たらないし、これより先にアクセスできるルートが見つけられない。
また、地図上では近くに別ルートの道があるはずなので探してみたのだが藪に覆われて無くなっていた。
よって昨日は途中でリタイアしていて正解だったということになる。万が一リタイアせず頑張っていたら大変なことになっていたこと間違いなし。 -
ラグーンに行き湖畔を一周してみた。20分くらいで回れた。
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そして夕焼けは昨日と同じく廃墟と一緒に。
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昨日と同じ中華料理店でポークライス5.5ドルを注文。
提供に時間がかかったが店員さんの「sorry呀!」という言葉にちょっと感激した。提供が遅いことのお詫びもそうだけど、英語と広東語の混ざった言葉を聞けたのが面白かった。 -
宿に着く頃には真っ暗だった。今日は駐機場のゲートが開いていて良かった。
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翌朝、6:30のフライトなので早い。宿のかたが起こしに来てくれた。とても親切だ。チェックインを済ませた後、宿に戻り出国カードを書いていると子猫が遊びに来た。ボールペンが気になるようで噛んだり猫パンチしたりしていた。ゴキブリの残骸が転がっていたので夜中に猫が食べたようだ。
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ナウル航空に搭乗
機内食は期待していなかったが美味しかった。スパゲティーだった。 -
ブリスベンに到着
ナウル航空の格納庫が見えた。
中途半端に時間が余ってしまったため、ブリスベンとメルボルンを観光してから帰国する。
続く -
おまけ
ナウルの郵便局で買ったナウルの切手。
昔のナウル航空の路線図や郵便ルート、ナウルの産業の切手などをゲットした。
中でも左下に写っているトーチカと現地の人の切手がとても印象的だった。
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この旅行記へのコメント (5)
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- Siさん 2019/09/03 12:39:15
- ぜひ次は...
- こぼちゃさん、
こんにちは!
もうここまで島をたくさん行かれると、そろそろ"オセアニア・ミクロネシア"の国(+地域)制覇もされそうですね!!
どうやって行けるのかわかりませんが、ぜひ次は"ウォリス・フツナ"なども期待しております(笑)
YI
- こぼちゃさん からの返信 2019/09/03 17:09:40
- Re: ぜひ次は...
- YIさん
次はフツナ島です。
まだ行けてない地域が有るのですが、タヒチとか高すぎるしピトケアンやトケラウとか行くこと自体が不可能に近いです。
こぼちゃ
- Siさん からの返信 2019/09/03 19:06:54
- Re: ぜひ次は...
- さっすが、早いですね(^^;)
自分はこの間行かれておられた”ノーフォーク島”を(少し先ですが 意外と気軽に行けそうですねので)考えております。
この島は(4-travelに入っているのを)今まで完全に見落としておりました(笑)
YI
- こぼちゃさん からの返信 2019/09/03 19:12:47
- Re: ぜひ次は...
- ノーフォークは1泊でサクッと切り上げるのがおすすめです。
実はミクロネシア連邦は未だに一つも踏み入れていないので、いつか行きますが、いつでも行けるけれどコストパフォーマンス悪いので計画されず。
- Siさん からの返信 2019/09/03 19:33:48
- Re: ぜひ次は...
- こぼちゃさん,
ミクロネシアがまだというのは意外でした(^^;)
(確かにすぐ行けるところですが...)
>ノーフォークは1泊でサクッと切り上げるのがおすすめです
はい、まだ先になると思いますが "土曜ブリスベンから in, 日曜シドニーへout"の最短コースを狙っております(笑)
YI
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