2019/08/15 - 2019/08/18
1153位(同エリア30148件中)
品行方正さん
三峡などの老街の多くには確かに日本の名残が有るが、鶯歌にはそれが無い・・?
老街と言えば何処も大体同じで、日本時代の影響を受けつつも台湾にもともと古くから有ったものだと思っていた。
レンガの街並みなど日本には無い風景なので単純に異国情緒に浸っていたのでした。
しかし今老街と言われている多くは日本時代に形成・整備された姿を残しているのだと知り、観光以外の興味も沸いてきた。
要は日本時代に街の経済規模が大きくなり、市街化もそこから始まったという事らしい。(役所をはじめ日本が関わった建物でも和風建築はあまり多くはないが、風土もさる事ながら大工よりレンガ職人を雇う方が容易だったのかも?)
今は観光地として言わば見せるための老街だが、隣同士の鶯歌と三峡も現在目にする街の成り立ちには若干の違いが有るのでした・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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鶯歌・三峡は2ヶ所セットのようなものなので、まずは鶯歌に向かいます。
台北から鶯歌に行くには台鉄が便利です。
いつ見ても壮観です。 -
台北のシンボルと言えば、私にとっては101より台北駅。
あぁ~上野駅ではないが何か特別の感慨が沸く。 -
乗車は地下のホームから・・
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今どきは観光客の多くもEasyCardだが、最悪窓口にメモ書きを出してもOK!!
台湾の駅員はみな親切だからね・・ -
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本数も多いし、近いから立っても大した事は無い。
座れなかった事は一度もないけどネ・・ -
アッという間に到着します。
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街の北側の山に大きな鳥の形をした岩が有って、その名前が次第に変化して鶯歌になったとか・・
駅に眺望スポットが有るが、どんな地名にもいわれは有るものですね。 -
陶器の街らしくベンチにもタイルが嵌め込んである・・
あちこち剥がれているのが残念。 -
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改札を出ると左右両方に出口がある。
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ザッとこんな感じです。
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老街に行くには反対側の出口の方が近いが、商店街を冷やかしながら歩く方が楽しいのでワザワザこちらの方に出る。
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そこそこ賑やかな商店街。
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諜報員の情報で途中に寿司屋が有る事が判明したので、早速潜入してみる。
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のり巻き(具は例の肉の田麸)や稲荷ずし、関東煮と称するおでん等も有る。
台湾にあっては限りなく和風と言っても差しつかえない。 -
そして安い!!
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この味噌汁はほぼ日本の味噌汁。
写真では見えないが豆腐がゴロゴロ大量に入っていて鰹節タップリで薬味がネギとくれば、感激して泣いている日本人がいたとしても何も不思議なことはない!?
巻き寿司に添えてあるガリだって多分日本と同じ物!!
諜報員が優秀なので本当に助かります・・ -
そんなこんなでやっと老街入り口に到着。
鶯歌の老街が現在の形になったのは意外にも戦後のことだそうです。
これが三峡との成り立ちの一番の違いです。 -
陶器の技術は清時代に入り、良い土が有ったので日本時代にも農業の合間に手工業のような形で続けられていた。
しかし一大産業として爆発的に飛躍したのは戦後になってからでした。 -
従って現在目にする老街の街並みは清も日本時代も一切関係なく戦後に整備されたものだったのです。
言われてみればそんなに古さは感じないかも・・ -
一口に老街といっても比較的普通の街に近い。
ちょっと贅沢な?食事のための洒落たレストランもあるし・・ -
台鉄の線路沿いの通り・・
こちらも鶯歌を代表する通りの一つです。
とても印象的な街並みです。 -
ショップは沢山有るのでとにかく見て廻ります。
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陶器だけでなく小物やお土産品、オカリナの専門店もある。
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新しい店も有れば骨とう品、美術品を扱う店など見どころはいっぱいです。
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拘りの一品を探すも良し、日常使いの食器を買い求めるのも良し・・
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こんなのが置いてあると結構目をひかれます。
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街全体がショッピングモールでもあり、美術館でもあるような気がします。
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戦後からと言っても古いことは古い・・
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陶器づくりの体験コーナーもあって家族づれにも楽しい場所になっています。
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そして線路沿いのいつもの喫茶店で一休みです。
何故か・・?
タバコが吸えるからですね・・ -
ここを最後に三峡に向かいます。
途中、バスに乗るために?博物館に寄りますけど・・ -
喫茶店の目の前に線路を跨ぐ歩道橋があります。
なだらかな階段斜面ですがエレベーターもついてます。 -
歩道橋テッペンからの眺め・・
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あとは道なりで遊歩道が近道になってます。
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立派な博物館にたどり着きました。
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展示物も素晴らしいが、これから先のためのトイレ休憩にももってこいです!?
そう言えば地下に日系の喫茶店がありました。
お茶とケーキで一休みはいかがですか? -
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歴史的な展示をいろいろしていました。
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これも焼き物でしょうか?
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コインロッカーの扉にもタイルを使用しています。
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そして博物館の前が三峡行のバス停です。
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702です。
ほぼ確実に座れるはずです。 -
そして三峡老街のバス停で下車します。
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後は案内に従って・・
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川沿いの素敵な道に出ます。
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短いけれど遊歩道も有ったりして・・
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この橋まで行くと終点です。
有名な清水祖師廟が鎮座する場所に出ます。 -
道の途中ではマスコットが歓迎してくれてます。
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終点の橋・・
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廟の内部もガイドブックにあるように見どころいっぱい。
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拘りの装飾で有名だが、まだ建設途上で完成していないという・・
その理由には残念ながら日本が関わっていたのでした。 -
廟の中元祭(日本のお盆)の様子。
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坊さんによる読経パフォーマンス。
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舞台では何やら劇の様なものが・・
ペギー葉山か? -
三峡と言えばコレ・・
早速調査開始と思ったが、諜報員の個人的な嗜好に合わないないとの理由で却下? -
三峡老街はガイドブックでは“戦後寂れてしまった街を近年修復復興した“と紹介されている。
では何を復興したかといえば、それは日本時代の街並みです。
正に今見ているこの風景が日本時代の街並みなのです。
ここが鶯歌老街との大きな違いです。
今目にしている街が日本時代に建設が始まった訳は・・ -
この地区は最初、日本統治に反対する勢力が強力だったので鎮圧の過程で以前の三峡の街は日本軍に破壊されてしまいました。
あの清水祖師廟もです。
そのような理由でこの老街は日本時代から新たに建設された街並だったのです。 -
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樟脳やお茶、藍染め等の産業が盛んで裕福な地域だったので復興は早く、その後の日本による統治も安定していたのでこの様な立派な街が形成されました。
シンボルとなる清水祖師廟にいたっては凝りに凝ったプランが練られ、結果として未だに建設途上という事態になってしまいました。
そろそろアチコチ傷みだし修理をしながら完成を目指すという、スペインの有名な某教会みたいでちょっとロマン・・? -
当時は物産の運搬のため、道の真ん中にレールが敷かれていたそうです。
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コマ回しの演技。
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そんな訳で街並みは再現されたけどテナントの殆んどは観光客目当てのショップです。
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日本押し?のショップ。
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この氷屋さんは見た目でそそる・・
和風の小屋がアイキャッチになっています。 -
もともとお茶の産地らしいが本格的なコーヒー豆の専門店があった。
ちょうど焙煎中で道行く人を香りで悩殺していた。 -
焙煎した豆を前に何やら商談中・・
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疲れたので適当な氷屋さんに入って一休み。
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意外にいい感じ・・
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最後は一帯に点在する藍染めに関する施設を見学します。
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体験とショップを兼ねた施設があり、ツアーの立ち寄りにもなっているらしい。
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これは現代の役所。
立派です・・ -
こちらは日本時代の役所。
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この近くにも藍染め体験のショップが有った。
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これにて三峡観光もお開きです。
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帰りはまず老街を出た先にある市場を目指します。
それを左に曲がると・・ -
ファミリーマートの看板が見えます。
その先の信号をまた左に曲がると・・ -
小学校の前にバス亭があります。
そして何と始発なのです!! -
今回は高速経由で速いのでMRTの府中駅行に乗りました。
他にも台北方面のバスが何路線かあります。
座れて速くて快適ですよ!!
※府中駅から京王線・南武線には乗車出来ませんのでご注意下さい※
府中駅に着いたら早速板南線で忠孝新生駅を目指します。
何故って・・? -
台湾ビールの松江売店(昔の工場跡地)が有るからです。
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何しに行くかと言えば、もちろんビールを飲みに・・
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日本時代は酒と煙草の専売公社でした。
昔の日本は何でも専売・・
何故か国民党統治時代にも専売制を残したので、これが228事件のきっかけの一つにもなってしまいました。 -
屋外ですがパラソル付きのテーブルがいくつか置いてあります。
売店で買って外で飲むというスタイル。 -
会社の製品だけを販売する売店です。
アルコール類だけではなくお菓子や即席麺も生産している。(今は煙草には関わっていない)
もちろんビールサーバー完備です!! -
これで60元!!(瓶ビールも有る)
最高ですネ・・ -
ツマミは無いので途中の店で仕入れて持参します。
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暗くなると蚊が気になるので、看板下の屋根付きの明るいスペースに避難。
こちらには扇風機も有って無風の日でも大丈夫・・か!? -
何ンにしても都会の夜空を見上げて一杯やるのはまた格別です。
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夜9時までやっているのでごゆっくり・・
今日も大変良い一日でした。
オ・シ・マ・イ・・・
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この旅行記へのコメント (4)
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- あけちさん 2019/10/15 09:06:38
- 勉強になる…
- 品行方正さん こんにちは
鶯歌と三峡老街の旅行記興味深く拝読させていただきました
街の成り立ち、違いなどとても勉強になりました
鶯歌から三峡老街へバスの旅 良いですね^ ^
行き方も紹介してくださっているので、いつか品行方正さんの足跡を辿る旅してみたいと思います
今日も良い一日をお過ごしください
- 品行方正さん からの返信 2019/10/15 10:53:11
- Re: 勉強になる…
- ご丁寧に有り難うございます。
ザックリし過ぎて中身は薄すすぎかも・・
これまで日本との往復はずっとバニラでしたがご周知の通り次回からはピーチになります。
初ピーチです。
時間帯の都合で相変わらず成田ですが・・
空港待機で羽田からのプランも少し頭をよぎっているところです。
まぁ、機材の塗装とCAの制服が変わる程度てしょうか・・?
-
- noelchan1229さん 2019/09/03 21:52:52
- 楽しい1日をありがとうございます。
- ペギー葉山か? 笑わせていただきました。
私もご一緒させていただいたような気分でした。
- 品行方正さん からの返信 2019/09/04 01:25:20
- Re: 楽しい1日をありがとうございます。
- noelchan1229さんへ
そんな事に反応して頂き、恐縮しています。
他意は全くなかったのですが、図らずも琴線に触れてしまったのですね。
ずいぶん申しわけない事をしてしまいました。
これに懲りませず今後とも宜しくお願いします。
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