チロルシュトゥバイタールの旅【4】SERLESBAHNENから巡礼地Maria Waidrast とOchsenAlm2019年7月

2019/07/28 - 2019/07/28

2018年は病気のため旅行を断念。
今年のシュトゥバイタールのハイキングは2年前に行った所とほぼ
同じ所です。
13年ぶりに妻と一緒に出掛けることが出来るようになったので初めての
チロルを感じて欲しいこともあり、慣れたハイキングコース、ホテルも
２年前と同じに所にしました。
チロルツークシュピッツェエリアでは一度滞在してみたかったグライナウ
の村と以前一度行ったことのあるSeebenseeの再訪を主としました。

行程
7月25日（木）羽田空港→ミュンヘン空港→インスブルック泊

7月26日（金）インスブルック→ノイシュティフト→トップ・オブ・チロル
　　　　　　　→グラヴァ滝→Wilde Wassa Weg→ノイシュティフト泊

7月27日（土）ノイシュティフト→シュリック2000→NiedererBurgstall
　　　　　　　→フルプメス→ノイシュティフト泊

7月28日（日）ノイシュティフト→Mieders→セルレスバーン→
　　　　　　　MariaWaldrast→Ochsenalm→Mieders→ノイシュティ　　　　　　　　フト泊

7月29日（月）ノイシュティフト→Elfer→Issenangereralm→pinnistal→
　　　　　　　Neder→Rain→ノイシュティフト→インスブルック→
　　　　　　　ノイシュティフト泊

7月30日（火）ノイシュティフト→Elfer→Panoramaweg→ホテル
　　　　　　　ノイシュティフト泊

7月31日（水）ノイシュティフト→インスブルック→ｶﾞﾙﾐｯｼｭﾊﾟﾙﾃﾝｷﾙﾋｪﾝ
　　　　　　　→グライナウ泊

8月1日（木）　グライナウ→エーアヴァルト→Seebensee→
　　　　　　　エーアヴァルト→グライナウ泊

8月2日（金）　グライナウ→アイブゼー→グライナウ泊

8月3日（土）グライナウ→ｶﾞﾙﾐｯｼｭﾊﾟﾙﾃﾝｷﾙﾋｪﾝ→オーバーアマガウ→
　　　　　　ｶﾞﾙﾐｯｼｭﾊﾟﾙﾃﾝｷﾙﾋｪﾝ→ミュンヘン泊

8月4日（日）ミュンヘン市内→ミュンヘン空港　機内泊

8月5日（月）羽田空港
　　　　　

エリア シュトゥバイタール(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

2019/7/28
今日は5年前に行ったマリア修道院とその先にあるオクセンアルムへ出かけます。
ホテルで朝食後ノイシュティフト8：31発のバスで
8：51ミーダースセルレスバーンMieders Serlesbahnenバス停着

9：00のセルレスバーンの運転開始時間に合わせて結構多くの人が
下りました。
中にはセルレス登山の方々も目立ちます。

バス停前の風景

バス停前の風景
うっすら青空、格好いいセルレスが見えています。

ロープウェイの乗り場

早い時間なのでまだ駐車場の車もほとんどありません。

ロープウェイで頂上駅のKOPPENECKへ向かいます。

9：11
頂上駅のKOPPENECK1600ｍ
からMaria Waidrast を目指します。
正面にセルレスがそびえています。

天気があまり良くなくカルクケーゲルも雲に覆われています。

今日は午後は雨の予報。

Maria Waidrast 1時間の案内標識

セルレスを見ながら

セルレスを見ながら

林の中に牛さんが数頭。

カウベルが響きます。

緩やかなアップダウンのハイキングコースは家族連れなどが多く見られます。

オーストリアのハイキングコースは分かりやすく安心していられます。
マリア修道院へは45分
ミーダース村へは2時間で下りられます。

Maria Waldrast までに祠が5か所あります。

9：58
SERLESZUG
ロープウェイ頂上駅とMaria Waldrast 間を往復運行しています。
このハイキングコースを走れるのはSERLESZUGのみ一般の車は走れません。

10：00
PIGERWEG
下の標識にはSelres-Habicht-Zuckerhutl
TIROLER SCHUTZGEBIETE(保護区という意味のよう）
車バイク、テント張り、火、ラジカセなど音楽禁止が描かれています。

10：01
MATREIER OCHSENALM マトライ　オクセンアルムの標識、
マリア修道院の次はここを目指します。

Maria Waldrastが見えてきました。
チロルで最も古い巡礼地の一つでヨーロッパでも高所にある修道院として
知られているようです。

10：10
薄いピンク色の外壁は何とも優しさを感じさせてくれます。
標高は1641ｍスタート地点のが1600ｍなので殆ど高低差もなく歩き易い
道のりです。

Maria Waldrastの前にあるクナイプ
靴を脱いで裸足になり、池の周りを歩くことで健康になるといわれています。
大変冷たい水なのでなかなか長くは歩けません。

クナイプの案内板
創始者のセバスチャン・クナイプの「人を全体的に捉え自然治癒力を高める療法」
今はドイツNO1.のバスソルト「クナイプ」として有名。
（この天然岩塩を使ったバスソルトは本当にいいです。5年前、ここに初めて
来た時に知り以来利用しています）……宣伝みたいですね。

このMaria Waldrastからの各方面への標識
セルレス2717ｍへは3時間の案内。登ってはみたいもののここからの高低差は
1,076ｍ。9時のロープウェイで登ってきてここまで約1時間（10時）ここから3時間登り（13時）また下って来て（16時）ロープウェイ駅（17時）の行程はとても
無理。

聖母マリアの泉
この泉の水は大変美味しく多くの人がペットボトルや瓶を持参して
持ち帰っていました。

修道院の内部
歴史は古く期限は1407年修道院が出来たのは1624年とのことです。

このマリア修道院には21室の快適な設備を備えた宿泊施設があります。
ここに泊まればセルレス登山は楽そうです。
レストランも備えています。
トイレを使わせていただきました。

Maria Waldrastへはマトライから車で来る人が多いようです。

MATREIER OCHSENALM マトライ　オクセンアルムへ向けて
Schopfungswegを行きます。
それほど距離はないはずですが初めてなのでどれくらい時間がかかるか?

オクセンアルムOCHSENALM　5分の標識

オクセンアルムOCHSENALMの標識

10：49
MATREIER OCHSENALM マトライ　オクセンアルム1558ｍに到着

オクセンアルムからマリア修道院が見えるとは思っていませんでした。

このお馬さんは人懐っこく、近寄ってきましたので頭をなでてやると
喜んで？いました。

こちらは可愛い仔馬？。

ここを訪れたハイカーにも親しくそばへ寄っていました。

このマトライ　オクセンアルムは牛が２００頭もいると紹介されて
いましたが、今日は数頭しか見ることが出来ませんでした。

広大な草原です。

のんびりゆったりとした時を過ごせることが出来ました。

オクセンアルムを後に来た道を戻り、セルレスバーンで下るころにはぽつぽつと雨が降って来ました。
ミーダースセルレスバーンMieders Serlesbahnenバス停からホテル戻りました。

本日歩数：16,205歩

この旅行記へのコメント （2）

• みさぱぱさん 2019/09/08 22:35:18

  Stubaitalいいですね

  コットングラスさん，こんにちは．
  
  みさぱぱです．
  
  今回はチロルへのご旅行は奥様とご一緒に行かれたのですね．
  一人旅とは違って自然の中に身を置いたときの感動や畏怖の念，そして楽しさを二人で共有することができたのではないでしょうか？
  
  私も2013年夏に家族5人でStubaitalを訪ねました．
  ただそのときはTop of TyrolとMiedersのアルペンコースターを訪ねたのみ，その頃はハイキングの魅力にまだ気づいていませんでした．
  コットングラスさんのハイキングの視点での旅行記を拝見すると，遅ればせながらStubaitalを訪ねてハイキングしてみたいなと思いました．
  
  拙者も先週末にオーストリア（チロル）旅行から戻ってきました．
  三度目となるZillertalへ行ってきましたが，実は今回の旅行の計画時にStubaitalも選択肢に入れて検討しましたが，時間の都合であきらめました．
  コットングラスさんの旅行記で今年のStubaitalの様子を知ることができて，とても嬉しいです．
  
  それでは旅行記の続きを楽しみにお待ちしております．
  
  　by みさぱぱ
  
  

  コットングラスさん からの返信 2019/09/10 15:06:43

  Re: Stubaitalいいですね

  こんにちは
  みさぱぱさん
  
  今回は13年ぶりに妻と2人で出かける事が出来る状況になりましたので、ドイツやオーストリアをいっしょに見たいとのことで慣れた所を選びました。
  ハイキングが中心ですが、一人の時よりも歩行時間や高低差などを緩くし、余裕のある行程計画を組みました。
  妻もチロルを気に入ったようで、また行きたいと言っています。
  
  ツィラタール、3度目ですか！今回も周辺の行きたい場所を交通手段とコストなどを記載してマップ風にまとめられ楽しまれたのではないでしょうか。
  旅行記を楽しみにしています。
  
  コットングラス