2019/06/06 - 2019/06/06
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Tofanaさん
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2019年6月初頭に、10日の日程でイランに旅行してきました。
普段あまり旅行記は書かないのですが、イランはややマイナー国で、
情報少な目のような気がするので、皆様のご参考になれば幸いと思い、書くことにしました。
結論から言えば、宿や国内線の手配に手間が掛かる以外は、
非常に治安もよく、物価は安く、見所は多く、フレンドリーな人も多い、旅行しやすい国でした。
旅程は次の通りです。
6/6 出発(羽田→フランクフルト→ウィーン→テヘラン)【★いまここ】
6/7 テヘラン→シーラーズ(国内線)
6/8 ペルセポリスほか
6/9 シーラーズ観光、シーラーズ→ヤズド(バス)
6/10 ヤズド観光
6/11 ヤズド→イスファハン
6/12 イスファハン観光
6/13 イスファハン観光、イスファハン→テヘラン(国内線)
6/14 テヘラン
6/15 帰国(テヘラン→イスタンブール→ウィーン→成田)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- ANA オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回のイラン訪問では、往路ファースト、復路ビジネスでUAマイルを利用して発券しました。
具体的には、
6/6
HND(NH203・ファースト)→FRA(OS134・ビジネス)→VIE(OS871・ビジネス)→IKA
6/15
IKA(TK873・ビジネス)→IST(TK1885・ビジネス)→VIE(OS51・ビジネス)→NRT
しめて175,000マイル。
日本からイランに行く場合、ドーハやドバイ経由が多いと思うのですが、UAのアワードで(CA以外の)ファーストクラスが使えるルートがこれくらいしかなく、随分遠回りになってしまいました。往路のフランクフルト以降は、そもそもファーストの設定がないので、自動的にビジネスになります。
写真は羽田のANAチェックインカウンター。SUITE CHECK INの文字がまぶしい。なお私は庶民のため、ファーストはおろかビジネスも初体験です。挙動不審じゃなかっただろうか... -
保安検査の優先レーン。ムダに優越感を感じますが、お金払って乗ってる真の上級クラスの皆様方は、いちいちそんな感想は抱かないのだろうなあ。
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保安検査もイミグレもするすると終了し、やってきましたANA SUITE LOUNGE。ファーストクラスの搭乗者か、ダイヤモンド会員しか入れない聖域であります。お前正規のF客じゃないから入れないよとか言われたらどうしようなどと思いつつ、またもや挙動不審になりながら入場。
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内部は広く、普通にソファが並べてあるエリアや、写真のような個人用ブースエリアなどがあります。個人用ブースは、ANAのファーストクラス席っぽい意匠ですね。
ファーストクラスラウンジなので、空いてるのかなと思ったら、けっこう満席ぎみでした。DIAチケットの転売はできなくなったと聞いてましたが、お金持ちって多いんですかね。 -
ラウンジに入ると、スタッフの方がすかさず空席に案内してくれました。ファーストクラスでは、ラウンジ・機内問わず、とにかくスタッフのホスピタリティというか、行き届いてる度が半端ではないと感じました。常にお客さんに眼を光らせているというか。眼を合わせるだけですぐに着てくれるのがすごい。
着席すると、すぐにウェルカムドリンクを持ってきてくれます。残念ながら私は下戸なのでジンジャーエールですが、シャンパンとかいろいろあった模様です。 -
羽田のANA SUITE LOUGEといえば、"Dining h"であります。夜19:30からオープンで、ちゃんとした食事がいただけます。もちろん無料。今回搭乗のNH203は深夜便のため、機内食は控えめとのことなので、地上での食事を楽しみにしていました。
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まず頼んだのが、「和牛もも肉のステーキ」。写真には写ってませんが、ごはんとお椀がついてます。まあ大変やわらかくジューシーで、とてもおいしかったです。(貧困な語彙力)
人気メニューなのか、ほかの方も概ねこれを頼んでいたような気がします。
なお、Dining hでは、毎日限定20食のメニューがあるようですが、この日は既に売り切れでした。残念。 -
当然、肉だけにとどまらず、2皿目をオーダー。「アブラガレイのフライ 豆鼓と香味山椒ソース」だそうです。豆鼓ってなんですか。味噌系統の味に、少しスパイシーさを足した感じで、ごはんの進むお味でした。おいしかったんですが、個人的にそこまでヒットはせず。
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なお、前菜・おつまみ系の食事はセルフサービスで持ってくる方式です。Dining hにも持ち込めますし、ラウンジ内の自席にも持っていけます。その他、うどん・そば・カレー等々も専用のブースで別途お願いできます。
鴨の燻製らしきハムが非常においしかった記憶あり。 -
本当はほかのメニューも頼みたかったのですが、既に満腹だったので、デザートに。これも限定20食のメロンのパフェです。メロンの果肉とメロン味のシャーベットが乗っており、なかなかボリュームがあります。このメロンの果肉が非常に甘く、アイスクリームよりも甘いくらいでした。かなり感動。
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パフェを食べ終わった後、暫くコーヒーを飲んでおりましたが、折角ファーストクラスラウンジなんだからと、ケーキも頂きました。貧乏性ですね。
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食事が終わったあと、ちょっと気分を変えるために、エアサイドの席に案内してもらい、ゆっくりしていました。離発着する飛行機が見える、眺めのいい席です。
この際、出発までにシャワーを使いたいと思って順番待ちしていたのですが、結局時間切れしてしまったのが心残りでした。さっぱりしてから乗りたかった...
あと、ラウンジ内のプリンターでイラン国内線のバウチャーPDFを印刷しようと思ったところ、スタッフの方の試行錯誤にも関わらず、ウルトラ級の使いにくさによりこれも失敗。何か印刷したいと思っている方は、別の方法をオススメします。 -
搭乗の時間になったので、ラウンジを出てゲートに向かいます。普段はエコノミーで丸くなるだけの私ですが、今回は左に進みます。
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これがANA・B777-300ERのファーストクラス、1Kのシートであります。思えば、これに乗るためにマイルをちくちく貯めてきたのであるなあ...感慨深い。
当然ではあるのですが、エコノミーとは雲泥の差ですね... -
搭乗後、チーフの方がご挨拶に見え、ウエルカムドリンクを持ってきてくれます。前述のとおり、下戸なのですが、このときはシャンパンとかぼすジュースをもらいました。
また、100Mまでの機内WiFiコードも頂きました。 -
ひろい...エコノミーとは何だったのか...
アメニティもおしゃれだし、パジャマももらえるし...
アメニティはグローブ・トロッターのポーチに入っております。昔はリモワだかサムソナイトだかだったそうですが、私の趣味的にはこっちのほうが好きです。 -
着替えたり写真取ったりしている間に、気づけば離陸。安定飛行に入った段階で、ドリンクとアミューズの提供です。前述のとおり、NH203は深夜便であるため、フルコースの提供はなく、随時提供の軽食のみとなります。残念ではありますが、地上でしこたま食べたのでよしとします。
ドリンクメニューは、お酒が好きな方ならテンション上昇間違いなしとのことですが、残念ながら私は飲めません。クリュッグとか、有名ですけど、美味しいんでしょうか。 -
アミューズが運ばれてきました。どれが何だかよくわからず食べていましたが、白身魚の何かがとても美味しかった記憶があります。見た目にも美しいですね。
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この日のフライトは空いていたらしく、ファーストクラスは私のほか1名の計2人とのことでした。座席が余っていたので、私の隣の席をベッド専用にしてもらうことができました。
フルフラットの寝心地は流石としか言いようがなく、今までのフライト経験の中で最も熟睡できたのは言うまでもありません。エコノミーとは(略) -
起床して朝食のお時間です。機内でこんなにちゃんとした和朝食を頂けるのはすごいなあと思いつつ、普通の白いご飯を「鱧時雨煮茶漬け」に変更してもらいました。どれもおいしい。
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そんなこんなで、地上でも機内でもCAさんに世話を焼かれ、散々飲み食いしながら爆睡しているうちに、乗り継ぎのフランクフルトに到着です。
人生初のファーストクラスでしたが、まあなんというか、こういう世界もあるのね、という感想。ラウンジや機内ファシリティの充実や、食事やドリンクの豪華さなどは勿論なのですが、とにかく割かれている人的リソースの多さにびっくりしました。地上でも機内でも、常に付かず離れず、必要とあらば超スピードで対応してくれるスタッフの多さと質がすごいです。
普段エコノミーオンリーの人間からすると、ファーストクラスの豪華さに目が行きがちですが、その価値の本質はスタッフの手厚さにあるのかもなあと思った次第です。
写真はフランクフルトのLHビジネスラウンジです。今回の特典航空券はファーストクラスで取っているので、ファーストが設定されていない路線でビジネスになる場合は、セネターラウンジを使えるのではと思い、ANAのCAさんに確認して頂いたのですが、ダメでした。
ビジネスラウンジの中は、なんと言うこともない普通の空間だったので写真もなし。コーヒーとジュースを飲んでました。
なお、前述のバウチャーPDFはここで印刷しました。同じコニカミノルタのプリンターだったのに、なぜこっちでは刷れたのか...謎。 -
フランクフルトからオーストリア航空に乗換え、ウィーン経由でテヘランに向かいます。オーストリア航空に乗るのは初めてでしたが、Do&Co社プロデュースの機内食に定評があり、ちょっと期待。
なお機材は、FRA-VIEもVIE-IKAもA320で、エコノミーと同じシートで3列の中央を空けただけのいわゆる「なんちゃってビジネス」でした。FRA-VIEは1時間くらいの短距離なのでまあいいんですけど、VIE-IKAは4時間超の中距離フライトなので、ほんまもんのビジネス仕様のシートにしてほしかった... -
FRA-VIEのフライトでの機内食。1時間そこそこの短距離フライトでホットミールがでるとは思っておらずちょっとびっくり。
中身はマッシュルームのグヤーシュ。結構美味しく、流石Do&Co、と思いました。 -
こちらはVIE-IKAのフライトで出た機内食です。ほうれん草のパスタ的なものがメインです。まあまあ美味しかったのですが、個人的には上記グヤーシュのほうが好きでした。
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そんなこんなで、機内食を食べたり寝たりしてるうちに、テヘランのエマーム・ホメイニ国際空港に到着です。到着時刻は夜8時。日本を出発してからほぼ丸一日を移動に費やしており、ファースト&ビジネスを使ったといえども、流石に疲労。現地通貨とSIMを調達したら、ホテルに移動です。なお、このときのレートは1USD=135000IRRでした。
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