母と息子の箱根避暑旅３泊４日②忍者バスとガラスの森美術館

2019/08/06 - 2019/08/09

箱根でゆっくりしてきました。小３息子と母の２人旅。
子連れなので体験レッスン多めです。

宿泊：箱根・芦ノ湖　はなをり
予約：楽天トラベルHPより、先らくはなをりビュッフェプラン
　　　湖畔側和洋室禁煙ルーム　１泊41,861円


１日目　カフェランチ
　　　　からくり箱作り体験
　　　　箱根関所跡散策

２日目　水陸両用バスライド
　　　　箱根ガラスの森美術館

３日目　箱根神社
　　　　ユネッサン

４日目　小田原、かまぼこ作り体験
　　　　小田原城
　　　　漁港ランチ


＊２日目は水陸両用バスと美術館タイムです。

エリア 元箱根・芦ノ湖周辺(神奈川)

箱根２日目の朝です。早朝は薄曇りでしたが
だんだんと雲も晴れ、あっという間にこの通りの晴天。

８時、朝食にむかいましょう～

はなをりの朝食時間は７時～９時半です。
８時からの時間帯は混み合うため待つ場合が多いそうなので、
待たずに朝食を始めたい方はそれより前にレストランに行くといいと思います。

この日はちょうど８時にレストランに到着し、運よくスムーズに
案内していただけましたが、帰りは待ちの列ができていたので
やはり混む時間帯なのですね。

それにしてもこの景色。芦ノ湖を眺めながらの朝食。
湖畔そばのホテルにしてよかった！

こちらはデトックスウォーターやフルーツジュース。
他にもドリンクバー設備もあり、お茶の種類も和洋豊富でした。

こちらは和の副菜コーナー。
こちらも種類が多かったです。ホテル滞在は野菜が不足しがちですが、
こちらのホテルでは朝も夕もお野菜を使ったお料理が多くて、
その点とてもありがたかったです。

息子はウエスタンな朝食。

中央の赤いドリンクは自分で作れる野菜ジュース。
トマトとキャベツをジューサーに入れてつくってました。ホットケーキはお皿に盛った後も温かいプレートの上に置いてくれるので冷める心配なし。

また定期的にクロワッサンが焼きあがるので、こちらも人気でした。

私は和朝食にしまーす。

さすが海に近いのでしらすが大きい。そして鮭がふわふわでした。
ホテルでは朝食の焼き魚がカピカピということもありますが、
その点こちらのはなをりでは焼き魚が柔らかくふわふわで
私の中でかなりポイントが上がりました。

まあ、個人的なポイント制なので根拠はありません（笑）

山形のだし
海藻の紫蘇あえ
漬物

この他黒豆の納豆と焼き海苔、ご飯とお味噌汁もいただき
お腹いっぱい

いったん部屋に戻りましょう。

コーヒーをいただきながら、食後の一服。

朝食レストランのコーヒーメーカー脇には食器の他に
持ち出し用の紙コップが置いてありました。

食後にコーヒーをお部屋で頂きたい人にはありがたい配慮。
私はコーヒーは欠かせないので、お部屋にドリップコーヒーがなかった時は
どうしようと思いましたが、こうして朝食後にカップで部屋まで持ち帰れるので
安心でした。

それではバルコニーでぼんやりタ～イム

右手には海賊船が停泊しています。

今日もたくさんの人を楽しませるんだろうな。

私はロビーへのアクセス重視で３階に滞在しましたが、
もっと上の階だとさらに素敵な湖ビューが見られると思います。
ま、私にはこの目の前の景色で十分満足でした。

そんな風にだらだらタイムを楽しんでから

製氷機でいただいてきた氷と自宅から持ってきたお茶を水筒に入れて
そろそろ出発。

普段旅に持って行く道具はビクトリノックスのアーミーナイフなのですが
今回はその他に水筒と日傘も持って行きました。

今年の夏は暑いですよね～

10時、ホテルを出発して向かったのは

プリンスホテルの施設が充実した箱根園

こちらで

この水陸両用バス

今日は息子の希望を受け、名付けてNINJA Bus に乗りたいと思います。

発車時間はこの通り、２箇所から発車しています。
チケットは事前にインターネットか電話で申し込めます。

私は前日に元箱根の伊豆箱根バス箱根営業所で予約しました。

10:55発に乗りたいと思います。

が

まだ30分ほどあったので

すぐそばのお土産屋さんチェック。

なんというか

日光を思い出します。

がっつり心を掴まれた様子の息子

おとこの子グッズ売り場の前から動こうとしないので

私もうろうろしてみます。

かまぼこアイス？
色々考えてますね～。

ご当地ドリンクも色々売ってました。
色々な商品を開発していて観光を盛り上げようという気概が伝わってきます。

そういうのにはまんまと乗せられるタイプです。

そうこうするうちに発車時間が近づいて

NINJA Bus 登場。

わー、大きい

早速乗り込んで

すっかりその気の息子。

いいね、その単純さが好きよ。

バスは定刻通り発車して、しばらく山を走ったのち、
ガイドさんの声がけと共にカウントダウンして芦ノ湖に飛び込みます。

ばっしゃ～～ん

ああ、いい眺め。

しばし遊覧してからバス停に戻りました。

このNINJA Bus、料金はお高めで水陸両用とはいえ
山ドライブと湖の遊覧を別々に考えれば何もこれに乗る必要はないのですが
子供が喜ぶので一度は乗って良かったです。

何よりガイドのおばさまがプロフェッショナルで、
忍者になり切って色々説明してくれます。

その話術でお客さんを盛り上げるのがとてもお上手で、
あのガイドさんのおかげでただのドライブになりそうなところが
思い出深いエンターテイメントになるのでしょう。

これからもプロフェッショナルな話術で観光客を楽しませてください。

さてそんな息子希望のライドを楽しんだ後は
母の希望を叶えてもらう番です。

母の希望は美術館。

当初はお気に入りの成川美術館に行く予定でしたが
直前になって、息子連れならこっちの方が楽しめるかも...と
行先をガラスの森美術館に変更しました。

そう

我が息子はキラキラ好き男子。
入口からキラキラ多めの美術館は気に入ったようです。

とはいえ暑いので館内に避難。音声ガイドを借り、それぞれ好きに鑑賞します。

ロビーでコンサートが開かれていました。

んまあ、エレガント

この日のメイン展示はこちら。

巨匠ピカソとシャガールとコラボをしてガラス作家
コンスタンティーニの企画展が催されていました。

これ、息子が１番気に入った作品でした。

正直私からしたら子供の落書きそのままでウケるのですが、
これを成人に描けと言ってもなかなか無理だと思います。

それに子供はピカソの作品好きですよね。
他の芸術家さんの作品には無反応なのに
ピカソの作品にはくいつく。

子供の興味をひく作品を生みだす芸術家はなかなかいないのでは。
やっぱり天才だったんだなあ。

と凡人の私は思いつつ

館内を後にすると

メルヘンなお花ガーデンが現れました。

これ全てガラスで出来ています。

あちこちキラキラ、美し～い

不思議の国のアリスを彷彿とさせるメルヘンさでした。

とはいえ暑いのでその先のショップに避難。ここで

この様な素敵企画がやっておりまして

ガラスの昆虫展が楽しめました。

森を再現したコーナーに

ガラスでできた昆虫がたくさん

精巧な作りにうっとり。

ガラス鳥や魚もいました。

息子のお気に入りはガラスのかまきり

私が好きだったのはガラスのオニヤンマです。

息子の買いたいオーラがひしひしと伝わってきましたが、
ごめん息子よ我慢しておくれ

そのかわり

こっちはどうかな？

ガラスのクラフト体験。
今の美術館は大人だけでなく子供も楽しめていいですね～。
昆虫やクラフト体験、大人も子供も無理なく楽しめて最高。

カブト虫を選んだ息子。
キットが入ったバスケットから自分好みの色合いガラスを選び

接着剤を付けて慎重に配置していきます。

細かい場所は一緒にやって、どうやら満足いく配置になったようです。

これを焼いて、好みの金具を取り付けてくれます。
完成まで１時間以上かかるので

お庭をお散歩

ガラスの噴水綺麗ですね～

あれ？これは

なんとガラスの紫陽花でした。葉は本物で、花の部分だけガラスなので

本物感が増しています。

その美しさにうっとりしつつ

涼しい場所に避難（笑）

お昼を食べていないことに気づきました。
とはいえ朝食がヘビーだったので私はアイスティーだけ。

息子はクロワッサンを一つ。

こちらのレストランでは生演奏でカンツォーネを歌ってくれます。
美声を聞きながら冷たいドリンクて、もう言うことなし。幸せ。

その後再び昆虫展を見たいというのでガラスの昆虫エリアに戻り

実際に制作しているところを目の前で見させていただきました。

息子、かなり長い時間釘付けでした。
わかる、わかるよ、その気持ち

予想外に親子共々楽しめたガラスの森美術館でした。

ありがとう！

ホテルに戻る途中に黒たまご館に立ち寄って黒たまごの燻製をお買い上げ。

ばあばに長生きしてほしい息子の希望です。
おばあちゃん喜ぶよ。

ホテルに戻ったら、こちらの人気スポットが開いていたので

パシャパシャ写真と撮っていたら、ロビーラウンジの方が来てくれて
息子と２人で写真を撮ってくれました。

角度を変えて何枚か。ご親切にありがとうございました。

さて日中出かけて楽しんだので、疲れを癒すとしましょう。
この日はホテルの貸し切り風呂を予約していました。
40分3000円。ロビーでカギを借りて、終了後また返す仕組みです。

それでは

お邪魔しまーす。

大浴場は写真NGですが、こちらは大丈夫そうなので
パシャパシャ撮っちゃいました。

おお、脱衣所ひろいかも

入って右手にトイレ
左手にハンガー

脱衣籠も充実していて、隣には休憩用のソファーまであります。

しゃがめない方のための椅子も完備していて全ての年代に対応する
配慮が感じられていいわ～

洗面台周りにはアメニティー色々

浴槽、2m×1.5mといったところでしょうか。

４人家族でも皆で入れそう。
半屋外で目の前には緑があるのも素敵でした。

洗い場スペースはこんな感じで

前後してしまいますが、脱衣所にはウォーターサーバーもあり

室内シャワーまでありました。
こちらは使いませんでしたが、設備充実してますね。

ドライヤーはダイソンさま。ハイカラ。

シャワーキャップなどなど。

こちらの貸切風呂はとても満足でした。

大浴場はいつ行ってもまあまあ人がいたので、
落ち着いて過ごすには貸切風呂が最高です。

浴衣男子も満喫したようで良かった良かった。
５月に越中八尾で買った雪駄と浴衣が偶然絶妙のマッチングでした。

いい気分でお部屋に戻ったら

息子はネットフリックスタイム。

私は台湾で購入したこちらのマスクと

これでエステタ～イム

国内旅行でリゾート気分、今まで味わったことなかったな～。
温泉は日本が誇るリゾートですね。

しばらくだらだらしてから、夕飯に向かいました。
日中のお出かけと温泉でお腹が空いています。

この日はロゼのスパークリングワインをチョイス。
息子は旅の間だけ好きに飲める貴重なコーラ。

では

いただきまーす。

黄色い小皿には瓜の漬物。
これ、夏は美味しいですよね。他にももずくやナスのお浸しなど
身体に優しい物ばかり。

ハモやお刺身も美味。

やっぱりこちらのホテルは食を大事にしているようです。

息子は八寸を飛び越してチキン祭り。

手前の小皿はお味噌汁に入れるはずの
ねばねばトリオですが、これにお醤油をつけてがっついてました。

左に見えるのがお肉注文札です。

カウンターに行って自分で注文するのですが、
ホールスタッフの方が結構目ざとく見つけてくれて、テーブルで注文を聞いて
くれたりしました。

開いたお皿を下げるのも、早すぎず遅すぎず、いいタイミングで
声をかけてくれました。

さて母はまだまだ食べます。

玉ねぎのローストとサラダほうれん草
トマトのパン粉香草焼き。

息子はまたご飯タイム

健康的なお味噌汁

お漬物トリオ

この日のお魚は金目鯛の西京焼き

ふんわりした焼き加減。
うん、やっぱりこのホテルはお魚の焼き加減が絶妙。

白ワインとよく合いました。

お肉は牛肉のマスタードソースあえ。

これは息子に大好評

美味しかったトマトと野菜のマリネを食べて

またお肉をいただいて

最後のデザートまで堪能しました。

ブルーベリータルト
パイナップル
緑茶求肥入りロール

マンゴープリンでしめ。

いや～今回はよく食べてます。
レゴランドではビュッフェにしたことを後悔したほど食べなかったのに。
どうしてだろう。

きっと落ち着いた雰囲気のおかげかな。

ホテルにはゲストが沢山いて、食事も１時間半の交代制ですが
急がせるような雰囲気はなく、レストランもそれなりに混雑しているものの
殺伐感はなく、客層全体が落ち着いた感じでした。

良い１日が過ごせたことに感謝して２日目終了。

読んでくださってありがとうございました。
３日目につづきます。