2019/07/15 - 2019/07/15
181位(同エリア405件中)
ぬいぬいさん
5月のGWに千葉・茨城・福島・新潟の一之宮神社参りをした際に、参拝できなかった氷川女體神社と帰る途中、川口で見かけた煉瓦造の洋館『旧田中家住宅』を見に、車でドライブに出かけました。
ついでに西新井にある西新井大師も参拝してきました。
これで関東エリアの一宮はすべて参拝できました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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イチオシ
戸越銀座の自宅から環七を走り、一般道で浦和の氷川女体神社に向かう途中、赤羽駅のそばで見つけたこちらの教会。
教会大好きな私は、ゴシック様式の立派な尖塔の美しい外観に目を引かれて、思わず車を停めて見に行きました。
戦前に建てられたものかと思ったら昭和26年に建てられた比較的新しいものでした。
残念ながら中に入ることはできませんでしたが、赤羽の町にこんなおしゃれな教会。
ちょっとミスマッチな気がしましたが、中も見てみたいそう感じるかなり存在感のある建物でした。 -
自宅を出て、1時間半ほどでようやく氷川女體神社に到着。
浦和にあるさいたまアリーナに近い所にありました。 -
武蔵の国の一宮と言えば、普通大宮にある氷川神社を思い浮かべますよね。
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でも、実は武蔵の国にはもう一つ氷川體神社と言う一宮があるんです。
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5月のGWに3日間ドライブがてら、千葉県、茨城県、福島県、新潟県の一宮巡りをしてきましたが、埼玉県と群馬県の一宮を参拝することができず、今回の参拝となりました。
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昨年7月に燃費の良いコンパクトカーに買い替えてから、一人ドライブに出かけることが多くなり、今回も一般道を使っての運転でここまでやってきました。
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もともと大宮の氷川神社と氷川女體神社を結ぶ直線上に中山神社と言うのがあり、三社一体で武蔵野国の一宮になっている説もあるようです。
一宮にしては拝殿は小ぶりで質素な社殿なので、全然想像できないことですが多くの文化財が所蔵されている事から「武蔵野の正倉院」とも呼ばれているとか。
女體神社と呼ばれているので当然ご祭神も女の神様。
須佐之男命の奥さんとされる稲田姫命。 -
写真では良くわからないかもしれませんが社務所の横にある御神木の左下に出っ張るコブがクマの顔に似ていると「なにこれ珍百景」でも紹介されていました。
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イチオシ
確かにクマの顔に見えますよね。
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拝殿の右側にある小さな祠は『竜神社』
見沼の竜伝説にちなんだ竜神さまがご鎮座しているそうです。 -
社務所の横には願いをかなえてくれるという巫女人形が並んでいました。
御利益絶大だそうですよ。 -
イチオシ
次に向かったのがこちらの煉瓦造の洋館。
こちらは先日目の前の道路を走っていて偶然見つけた気になっていた建物。
家に帰ってネットで調べたら「旧田中家住宅」といって内部も公開しているので今回見学することに。 -
私は明治・大正・昭和の初期に建てられた洋風建築が大好きで、日本全国旅した際に洋館を見つけると必ず見学しています。
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この建物は大正12年に2年越しの工事で建てられた、味噌の醸造と材木商を営んでいた豪商、田中家の住宅。
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道路側の洋館と奥に続く和館と一番奥に茶室があってすべて公開されていました。
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設計者は日本の近代建築の礎を築いたジョサイアコンドルの弟子だった、左立七次郎のもとで建築を学んだといわれる櫻井忍夫。
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私の大好きな建築家の一人であるジョサイアコンドルにつながっていた洋館だということを知って、興味深くじっくり隅々まで見学してきました。
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外観は洋風ですが畳の和室もありました。
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ルネッサンス様式の流れをくむ大正時代の本格的洋風住宅で、北側に蔵棟、南に台所を配しています。
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素封家だった 田中家の4代目の田中徳兵衞さんが迎賓館として建設したもの。
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木造煉瓦造りの和洋折衷の洋館は埼玉県内で唯一のものだそうで、国の登録有形文化財に指定されています。
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イチオシ
大正時代の初めにこれだけの迎賓館を建てた田中家。
一体何者か??? -
田中家は1960年代まで『上田一』と言う銘柄の味噌を製造販売していた素封家だそうで、貴族院議員や市長も輩出したという名家なんだそうです。
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だから100年以上前にこんな立派な洋館の迎賓館が建てられたのですね。
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この時代の洋館は階段周りのデザインも重厚感がありますよね。
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奥に続く和館は昭和9年に建てられたもの。
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歪んだガラス
建てられた当時のままのガラスなんでしょうね。 -
造りつけの埋め込んだお宝が出てきそうな立派な金庫
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いったん外に出て庭も見学
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庭には池があって、本格的な池泉回遊式庭園になっています。
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一番奥の大きな建物は茶室
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普通茶室と言えば離れの小さな建物を思う浮かべますが、こちらの茶室はお茶をたてる部屋が4部屋ぐらいある大きな建物でした。
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庭に面して大きく開けられた開口部
池のある庭がばっちり眺められます。 -
洋館の四隅には凝ったレリーフが
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和館は10畳の仏間12畳の次の間、15畳の和室が並んでいて襖を開ければ37畳の大広間になっていていました。
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建物の壁にはでかでかとTANAKAの文字が入っています。
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最後に立ち寄ったのは西新井大師
旧田中家住宅から車で10分足らずのところにありました。 -
関東三大厄除け大師の一つ西新井大師は通称で、正式な名前は總持寺
鶴見にある本家總持寺と全く同じ名前でした。 -
関東三大厄除け大師の残りの2つは、川崎大師と千葉の香取市にある観福寺だそうです。
私はてっきり実家の近くにある佐野厄除け大師だとばかり思っていましたが、こちらは関東三大師の一つなんだそうで、紛らわしいですよね。 -
ちょうど風鈴祭りが開催されていました。
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日本全国から集まられた風鈴が都道府県別にぶら下げられていて、販売もしているそうです。
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ガラスの風鈴以外に有田焼や九谷焼などの陶器の風鈴や南部鉄の風鈴などいろいろあって楽しめました。
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参拝の後御朱印もいただき、参道にあるお店を少しだけ散策
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レトロな雰囲気の手焼きせんべいのお店を見つけました。
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店頭で焼いている焼きたての煎餅。四角いガラスケースと丸い金魚鉢のようなガラスの容器に入れられて売られていましたが、なんといっても驚きだったのが4枚105円の価格設定。浅草だったら倍以上しますよね。
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入口にある一際立派な山門は、江戸時代後期に建造されたもの。
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左右には金剛力士像が配されています。
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楼上には五智如来を安置しているそうです。
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山門の彫刻もかなり立派
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こちらは馬の彫刻
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龍もいますね
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「総門」を入って、左側にあった「塩地蔵」。
このの塩地蔵で貰って持ち帰った塩を、願いが叶ったら2倍にして、ここに返すのだそうです。 -
最後に池の蓮の花を見て今日のドライブは終了です。
これから家へ帰ります。
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