2019年7月　ソルトレイクシティ・ボンネビル・ラスベガスを巡る旅（その２）

2019/07/18 - 2019/07/27

昨年11月以来、8か月ぶりのラスベガス。
ラスベガス訪問時は、いつもだいたい近隣の自然スポットまで足を延ばすのですが、今回はグレートソルトレイクとボンネビルに行ってみることにしました。
続いてその２。
7泊9日の旅、２日目です。
グレートソルトレイクを後にし、続いて向かったのがボンネビル。
「北米のウユニ湖」とも言われている場所です。
果たして鏡面世界を見ることはできるでしょうか。

エリア ウェンドオーバー(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

グレートソルトレイクを後にし、I-80号線で西に向かいます。
１時間くらい車を走らせていると、右手には白い地面が広がってきました。
本日のもう１つの目的地、ソルトフラッツももうすぐのようです。

アンテロープアイランド州立公園 広場・公園

I-80号線沿いにあるソルトフラッツの休憩所に車を停め、ソルトフラッツに降りてみました。
ここは、雨が降ると真っ白い地面が鏡のようになる、いわゆる「鏡面世界」を見ることができるということで、楽しみにしていました。
あいにく、というか、この日は快晴。でも、休憩所の水道から流れ出た水が水たまりとなり、水面に青空を映し出していました。
ウユニ湖とまではいきませんが、幻想的な世界が広がっています。

インスタ映えを狙っているのでしょうか。女性グループがキャッキャ言いながら写真を撮っていました。
赤いワンピースが、青と白の世界によく映えます。

じっくりと見るのは明日にして、今日は暗くなる前にチェックインしてしまいます。

本日の宿。ボンネビルソルトフラッツからほど近い、ウェンドオーバーの宿を予約しました。

ベストウェスタン プラス ウェンドオーバー イン ホテル

一息ついたら、夕食の買い出しへ。
ここウェンドオーバーは、ユタ州とネバダ州の境界にあります。
州境をまたぐと、カジノ公認の州らしいサインが現れます。

近くのスーパーでお惣菜を買い出し、ホテルの部屋で夕食です。

３日目。
このホテルも朝食付きでした。

この日は、アポロ11号が人類史上初めて月面に降り立った日からちょうど50周年。
テレビでは、その功績をたたえる番組をやっていました。

ホテルをチェックアウトし、ソルトフラッツを目指します。
I-80の４番出口、「Bonneville Speedway」のICを降り、道なりに行くと無料の駐車場、というか駐車スペースがあります。
おそらく、そこに車を停めるのがよさそうです。

ボンネビル ソルトフラッツ 草原・平原

ここは、毎年8月、地上最速を競い合う「ボンネビル・スピードウェイ」が開催されるそうです。
シールだらけの看板。

回り一面、真っ白な世界。
一瞬、雪が積もっている？と思うような景色です。

地面は固く、車を乗り入れることもできます。
さすがにセダンのレンタカーで乗り入れる気にはならなかったですが、4WDの車は普通に乗り入れていました。
ところどころ水たまりはできているものの、一面の鏡面世界とはいかず、残念。
それでも、少ない水たまりに映り込んだ青空や風景を何とか撮影します。

遠くの方では、何かの撮影隊でしょうか、多くの人だかりがいました。

「スターウォーズ」や「インデペンデンスデー」などの映画のロケ地としても使われた場所。確かに、地球とは思えない風景です。

ソルトフラッツからウェンドオーバー方面を見ると、蜃気楼が出ていました。

これも、鏡面というよりは蜃気楼、逃げ水ですね。

ソルトフラッツも十分堪能しました。
雨が降っていなかったのは残念ですが、もう１回来る理由になるというものです。
ソルトフラッツを後にして、ラスベガスに向かいます。
州境を越え、ユタ州からネバダ州に入ります。

US93号線をひたすら南下。
ウェンドオーバーを離れると、携帯の電波が届かなくなります。
すれ違う車の台数も少なく、この道で何かトラブルが発生したら、きっと途方に暮れてしまうと思います。

ラスベガスまでの道のりは長いです。
途中の「Schellbourne」というところにある休憩所で一息。
この道路、アメリカで最初に大陸を横断した道路で、「リンカーンハイウェイ」と言うんだそうです。
休憩所では、そんな歴史を学ばせてくれました。

イーリーで給油。
給油のついでに、フロントガラスに張り付いた虫の死骸を、ガソリンスタンドに設置されたワイパーで洗い落とします。

道中で見かけた、アメリカンな人たち。

絶対立ち寄ろうと心に決めていた、クリスタルスプリングスの「ETハイウェイ」。
エリア51にもほど近い、言わずと知れたUFO銀座です。
エイリアンにアブダクションされないように、慎重に進みます。

ここはエイリアンの危険地帯。
少しでも油断すると、キャトルミューテーションされてしまいます。
そうならないようにするために、ここで情報を収集します。

エイリアン リサーチ センター お土産店

ふむふむ、なるほどなるほど。
最近のエイリアンとは貿易も行われているようです。

何とかアブダクションもキャトルミューテーションも回避することができました。
ボンネビルを出発して8時間。
ようやくラスベガスが見えてきました。

その３に続きます。