セブ島南部バスの旅　その2はモアルボアル

2019/06/30 - 2019/07/03

夫との夏休みの旅行、今年はセブ島です。
前半はオスロブに滞在して、ジンベイザメシュノーケルに行きました。

その2は、モアルボアルのコテージ到着から翌日のアイランドホッピング・モアルボアルでの滞在・セブシティへ戻って帰国の旅行記です。

エリア セブ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: フィリピン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

モアルボアルのバス停から、トライシクルで10分150ｐ。
「マルコサス　コテージ　リゾート」のレセプションでチェックイン。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

レセプションから細い道を挟んだ、シーサイドコテージ。
一軒家なので鍵が多く、出かけるときの戸締りの確認がやや面倒。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

広い、ベッドルーム兼リビング。
エアコン・シーリングファン・テレビ・セーフティボックス・傘の他に蚊取り線香もあったけど、ドライヤー・ティッシュ・スリッパ・wi-fiはなし。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

トイレの奥にあるシャワーは、なんとか温水だけどチョロチョロしか出ない。
アメニティは、シャンプー・ボディソープ・石鹸。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

ちゃんとしたキッチンがあるのは嬉しい。
大きな冷蔵庫や調理器具・食器も揃っています。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

そしてテーブルとサマーベッドが置いてある、海に面した部屋。
広いベランダなのかな。
海風が入ってきて涼しいだけでなく、干した水着がすぐに乾いて助かりました。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

部屋の前の階段を下りて行くと、そのままシュノーケルができちゃう♪

マルコサス コテージ リゾート ホテル

すぐにシュノーケルに・・と思っていたのに、雨がパラパラ。
少し散歩して天気が良くなるのを待つことに。

コテージはパナグサマビーチの端のほうにあるので、中心部に行ってみます。

ダイバーがいるのが見えます。
潜っちゃえば天気は関係ないかな？
でも、できれば明るい太陽の下で海の中が見たい。

雨宿りを兼ねて、マッサージ「Heavenly Sauna Sparadise」へ。
フットマッサージ1時間300ｐ。

若い男の子のマッサージは問題なかったけど、施術後に出てきたジンジャーティーの横には「TIP」と書かれた紙がイヤな感じ。
最初から渡すつもりだったのに、請求されるとねー

雨が降り続くので、シュノーケルは諦めてコテージのサマーベッドでゴロゴロ。
聞こえるのは波の音だけ。
こんな何もしない時間もいいね♪

マルコサス コテージ リゾート ホテル

コテージの近くの、「LAST FIILLING STATION」で夕食。
海は見えないけど、静かなイタリアンレストラン。

ラストフィーリングステーション 地元の料理

スタッフがピザがオススメと言うので、マッシュルームピザ245ｐを。
シーフードヌードル295ｐと、サンミゲル60ｐも注文。

ラストフィーリングステーション 地元の料理

ヌードルはやや辛く、生地が薄いピザはカリッとしておいしい。

中心部のバーのように騒がしくなくていい雰囲気。
今年は結婚30年、静かに乾杯しました。

ラストフィーリングステーション 地元の料理

4日め。

おめざは、オスロブで買ったマンゴー。
すっごく甘くておいしい♪

マルコサス コテージ リゾート ホテル

心地よい朝の海風を、サマーベッドで感じていた私たち。
と、そこへ子猫が戸の隙間からベランダに入ってきた！

マルコサス コテージ リゾート ホテル

朝食は、レセプションの奥にあるプールサイドのレストランで。
wi-fiが使えるのはここだけ。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

11種類から選べる朝食メニュー。
ドリンクはセルフサービスで、コーヒー・紅茶・ミロ・水。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

アメリカンとフィリピーノを注文。
卵・バナナ・オレンジジュースはどちらにもついていて、アメリカンはハムかベーコンにパン、フィリピーノは焼魚にごはん。

マルコサス コテージ リゾート ホテル

朝食の後、コテージの前にいたトライシクルのお兄さんに、アイランドホッピングに行きたいと相談。
トライシクル・ボート・ライフジャケット込みの3時間で、2人で2000ｐとのこと。
「政府に払うお金100ｐもね！」
「はーい！じゃあ、8時半ね～」

約束通り8時半に出発して、最初にツーリズムオフィスへ。
フィッシュサンクチュアリ（海洋保護区）のレクチャーを受けて、書類に名前・年齢・国を記入して、入場料2人分200ｐを支払い。
お兄さんが言っていた、政府に払うお金ってこれかー

ツーリズムオフィスから桟橋までは、徒歩で移動。
ボートのオーナーに、2000ｐとツーリズムオフィスでもらった控えの紙を渡しました。
トライシクルのお兄さんとはここでお別れ。

私たちが乗るボートが来ました。
サポートしてくれるのは、若いお兄さん3人。

「ペスカドールアイランド・タートル・サーディン」と、お兄さん。
ボートで行くのは3か所ってことね。

20分後、ペスカドール島が見えてきました。

島には上陸しないで、島の手前でシュノーケルします。

海がきれいなのはわかるけど空が曇っている・・お願い、晴れて！

3人のうち、2人のお兄さんが一緒に海に入ってくれます。

島のすぐ横はそうでもないけど、少し離れると海底が見えないほど深い。
深い深い海底が黒く見えるのが怖くて、ずっと島から離れずシュノーケル。

青い小魚の群れがかわいい♪

お兄さんがカメラをと言うので渡したら、深いところまで潜ってたくさん写真を撮ってくれました。
私たちの姿は別に撮らなくてよかったんだけど、せっかく撮ってくれたんで一応アップ。

サンゴやちょっと大きめの魚もいます。
でも、色とりどりの魚がーとか、魚がいっぱいでお魚天国ーとかいうほどでもない。
疲れたのと飽きたので、「シュノーケルはもういいよー」と伝えて30分で終了。

次は、ウミガメのポイントへ。

あれ？、これって昨日見た、町の中心部にあったレストランじゃない！？
こんな近くでウミガメが見られるの？

ウミガメを探しに行く前に、お兄さんたちをパシャリ。
みんな笑顔がステキ。

ボートを停めて、お兄さんが海に入った私の腕をつかんで泳いで行った先には・・
いたーっ！！
めっちゃ大きいウミガメ！

5月に座間味島で見たウミガメの5倍くらいはある、子どもが乗れそうなウミガメ。
甲羅が苔むしたような古ーい感じがするから、長寿で大きくなったの？

ギャラリーが10人近く見守る中で、全く動じず海底の藻を食べる姿がかわいい。

隣で見ていたコリアングループが、ウミガメにタッチして写真を撮っている。
相変わらずマナーが悪いなーと思っていたら、ボートに戻ったときにお兄さんが「ウミガメに触ってきた？」と。
えっ・・触っていいの？？

最後は、ウミガメから泳いで少し移動したら・・
あっ！小さい魚の群れが見える。
これがイワシ？
お兄さん、ムービープリーズ！

わぉー♪四方八方に、イワシが整列して泳いでいる！！
この様子がトルネードか～
時々日が差すと、イワシが銀色にきらきら光って感動的！

写真ではイマイチだけど、深く潜ったお兄さんの動画はきれいに撮れていました。

3時間のはずが、2時間ちょっとでボートツアーは終了。
私たちが、シュノーケルを早く切り上げちゃったからだね。

最後に、コテージに直接ボートで送ってもらいました。

ベランダに水着を干して、昼食へ。
観光地価格のモアルボアルのレストランの中では、割とリーズナブルな「MAKAN」。

サンミゲル60ｐと、フライドライススペシャルとポークシシグウィズライス、どちらも200ｐを注文。
シシグは「辛くてもいい？」と聞かれ、「辛くしないで」とお願いしました。

フィリピン料理のシシグ、ボリュームあるし野菜も入っていて悪くない。
ただ、スパイシーな辛さはない代わりに、味の濃さの塩辛さがキツイ。
なかなか、おいしいと思えるフィリピン料理に出会えない。

食事中、カットフルーツ売りの人が来ました。
いろんなフルーツがあって心惹かれたけど、カットしてあるのが不安で食べられず。

コテージで休んだ後、ふらふらと散歩へ。

モアルボアルのお土産店。

誰もいない、犬も猫も寝ている静かな午後。

海が見えるマッサージ店。
そういえば、コテージ近くの小さな売店や土産物店のおばさんから、「マッサージどう？」と、何回か声をかけられました。
売店でのマッサージ・・経験した人がいたらどんなものか教えて欲しい。

夕食を食べるつもりだったレストラン「Lantaw」。
だけど、今にも雨が降り出しそう。
ってことで、ティータイムの利用に変更。

このお店は2階にあるので、涼しくて海が見える！
ディナーには早い時間で空いていて、窓側に座れました。

バナナシェイク75ｐと、アボカドシェイク90ｐを注文。

アボカドシェイク、濃厚でフィリピンで口にしたものの中でいちばんおいしい！
こんなおいしいシェイクがあるなら、食事もおいしいに違いない。
夕食もここで食べよう・・と思ったのに、この後ザーザー降りの雨に。

2日続けて、雨のせいで夕焼けが見られなかった・・残念。

トライシクルのおじさんに、往復300ｐでガイサノショッピングセンターに連れてってもらったら、道が違って「あっちじゃない？」と尋ねるも、おじさんは「ドントウォーリー！」と言って着いたのは、ガイサノタウンセンター。
フードコートもレストランもなく、売っているのは食品と日用品だけ。
仕方なく、パンやヨーグルトを買って、コテージで夕食を済ませました。

5日め。

昨夜の大雨で、海が濁っているんじゃないかと心配。
早起きして見に行ったら、穏やかできれいな海でした。

朝食は、マンゴーのパンケーキとコンビーフを注文。
パンケーキの中にマンゴー！？と思ったけど、意外にヒット♪

マルコサス コテージ リゾート ホテル

セブシティに戻る前に、もう一度ウミガメとイワシが見たい！

何度もメインストリートを歩くうちに、ここからビーチに行くのがいいとわかった小径を通って海へ。

朝早くからボートが来てるけど、ダイビングの人はまだいない。

ジャブジャブと海に入って、少し泳いだら・・

もう見つけた！！
ぐるぐる回るイワシの群れ。
この時間はビーチにいる人が少ないから、イワシを独り占めしたような気分♪

どの方向を見ても、イワシイワシイワシ・・
モアルボアルに来てよかったと思えた光景♪

ん・・？
少し離れた場所に人が集まっているということは、あそこにウミガメがいる？

・・やっぱりいた！

前日とは違う、甲羅がきれいなウミガメの動画を撮影していたら・・
あっちにもう1匹いる！！

たった15分で、イワシのトルネードもウミガメ2匹も見られたなんて！

アイランドピクニックは、それなりに楽しかった。
でもパナグサマビーチでは、そんなに深くないところでイワシもウミガメも見られるから、シュノーケルだけでも十分楽しめます。

もう思い残すことはないと、コテージに戻ってチェックアウト。

「タクシーを呼ぼうか？2000ｐでセブシティまで行けるよ」と、最後まで勧誘熱心なトライシクルのおじさん。
「バスが好きなのよー」とお断りして、バス停へ送ってもらいました。

バスが来るまでの間に見に行った、モアルボアルのフルーツスタンド。
オスロブのマーケットのほうが安いな。

バス停の奥には、パブリックマーケットが。
声かけはあるけどしつこくなくて、ローカルな雰囲気がいい。

バスに乗って出発したら、ガイサノグランドモールが見えました。
そうそう、昨日はここに行きたかったの！
あのおじさん、確信犯だな・・長く待つのが嫌だったんだなー

50分後に、「Shamrock」でトイレ(女性用だけ有料5ｐ)休憩。

海沿いを走るオスロブ行きと違って、セブシティ行きは山の中ばかり。
バス代は156ｐで、スーツケース預けは無料。
っていうか、行きの有料はおかしくない？
まさかバスでボラれた！？

2時間でサウスバスターミナルに到着。
バスターミナルのタクシードライバーにメーターを隠されたトラウマがあるから、夫に「サングラスをかけて威張った風にして」と要請。
無事にメーターで、マンダリンホテルの隣のクエストホテルまで20分116ｐ。

クエスト ホテル アンド カンファレンス センター セブ ホテル

日本人に人気のホテルだけあって、スタッフの対応がよく部屋もきれい。
wi-fi・冷蔵庫・セーフティボックス・ドライヤー・ポット・無料の水があり、アメニティも揃っています。

クエスト ホテル アンド カンファレンス センター セブ ホテル

シャワールームは広いけど、バスタブはなし。

クエスト ホテル アンド カンファレンス センター セブ ホテル

私はジョリビーに行ってみたかったのに、夫の希望でアヤラのケンタッキーへ。
遅い昼食は、チキンバーガーセット140ｐ。

アヤラ センター セブ ショッピングセンター

デザートは、「INASAL」のハロハロ55ｐ。
ここのお店、食事を注文したらごはんが食べ放題！
ぼっちごはん女子が、バンバンお代わりしていました。

アヤラ センター セブ ショッピングセンター

ホテルから徒歩3分のマッサージ店「NUAT　THAI」。
以前、オスメニアサークル店を利用したことがあります。
入口に日本語のメニューがあるということは、日本人の利用が多いんだろうなー

ヌアッ タイ (アヤラ店) エステ・スパ・マッサージ

プロモの1時間半のセットがオトクと勧められ、指圧1時間＋フット30分のマッサージ420ｐを依頼。
マッサージ自体はよかったけど、最後に水(ジンジャーティーは辛くてムリ)と一緒に出されたのが「チップ100ｐ」と書かれた紙。
払うつもりなのに・・セブ島のマッサージ店は、どこもこうなったの？

ヌアッ タイ (アヤラ店) エステ・スパ・マッサージ

夕食は、ヌアッタイのすぐ近くのレストラン「KUYA　J」。
アヤラの中にもあります。

KUYA J 地元の料理

入口のメニューを、穴が開くほど見つめて吟味。
まだ食べたことがないフィリピン料理を注文。

フィリピンの焼きそば、パンシットカントン。
野菜たっぷりで、日本の味に近くて食べやすい。

KUYA J 地元の料理

ホタテのチーズ焼き、グリルドスカラップ。
まずいわけがない組み合わせ。
想像通りの味で、普通においしい。

KUYA J 地元の料理

酸味の効いたスープの、シニガン。
ポーク・ビーフ・フィッシュから選べます。
こちらは想像以上に酸っぱくて、私は苦手でした。

KUYA J 地元の料理

6日め。

5時半にチェックアウトして、タクシーを呼んでもらいました。
車のナンバーを書いた紙を受け取り、空港へ25分261ｐ。
おー空港がきれいになってる！

マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港

こんなに変わってしまって、イミグレを通った先の様子が分からない。
で、最初にあったカフェ「RITAZZA」で朝食。
パニーニとドリンク2つで820ｐと、フィリピンで食べた中で一番高価だった・・

マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港

出国税が100ｐ値上がりして、850ｐになっている！
ビザカードが使えるようになったので、現金が足りないときは助かるけど。

マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港

制限エリア、天井が高く明るくてきれい。
アジアンレストランやラーメン店・カフェ・ファストフードなどがあったから、慌てて食べなきゃよかった。

マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港

お土産店のジンベイザメ。
ぬいぐるみジンベイを買っていた親子も、オスロブに行ったのかな。

今回買ったお土産は、メトロの食品売り場のマンゴーグミだけ。
空港では倍以上の値段です。

マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港

セブ→セントレアは、直行便で4時間半。
機内食は牛肉のカルデレータが品切れで、選択の余地なく鶏味噌焼き。
変わらずモニターがないボロい飛行機だけど、機内食だけはおいしい。
いちばんおいしいフィリピン料理は機内食！？・・ってことはないですよ。