春のバルカン半島7か国＋1か国10日間の旅 (8) コトル～ドブロヴニク

2019/05/30 - 2019/05/30

2019年、春のバルカン半島7か国＋1か国10日間の旅、第六日目後半はクロアチアに入り、ドブロブニクの旧市街を観光してから郊外のホテルで泊まります。

【旅程】
5月25日(土)・26日(日) 成田～ドーハ～スコピエ (泊)　
5月27日(月) スコピエ～オフリド～ティラナ (泊)　
5月28日(火) ティラナ～クルヤ～プリズレン (泊)
5月29日(水) プリズレン～ペヤ～ポドゴリツァ (泊) 　
5月30日(木)　ボドゴリツア～コトル～ドブロヴニク (泊) ●
5月31日(金)　ドブロヴニク～モスタル～サラエボ (泊)
6月1日(土) サラエボ～ベオグラード (泊)
6月2日(日) ・3日(月) ベオグラード～ドーハ～成田

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

クロアチア側の国境検問所です。

16時15分、検問所を通過します。
五番目の国、クロアチアに入国します。
クロアチアは1991年から1995年にかけての、ユーゴスラビアからの分離独立をめぐるクロアチア紛争を経て独立しました。
面積は5.7万㎢、人口415万人で9割がクロアチア人、宗教は86％がローマ・カトリックです。

ドブロブニクが見えてきました。
ドブロブニクはボスニア・ヘルツェゴビナの唯一の海港であるネウムで分断されているため、クロアチア本土とは陸続きではなく飛び地となっています。

ドブロブニク旧市街
港の付近です。

ドブロブニク旧市街に向けへ山を下ります。

ドブロブニク城壁です。

城壁が続きます。
8世紀ごろ築かれた旧市街を取り囲む一周約2㎞の城壁です。

17時20分、ピレ門から入ります。

ピレ門から入るとプラツァ通りです。
西のピレ門から東のプロチェ門まで続く長さ約300ｍの石畳のメインストリートです。

ピレ門から入ったところあるオノフリオの大噴水
1438年に建造された16角形をした噴水です。

ピレ門の左脇にあるマラ・ブラーチャ薬局
1317年に開業したこの薬局はクロアチアで最も古く、現在も営業している薬局の中では世界で3番目に古いものと言われています。
城壁へはこの建物の左側に上り口があります。
400クローネでユーロは使えません。
オノフリオの大噴水のそばの建物にある両替所で両替をする必要があります。

スポンザ宮殿と市の鐘楼
ゴシックとルネサンス建築様式が融合したスポンザ宮殿は16世紀に税関施設として建設され、1667年の地震にも耐え、後に造幣局と、国庫、さらに銀行としても利用されました。
元々は 15 世紀の建物で地震によって不安定となり、その後で取り壊されました。
現在の建物は、オリジナルの設計に従って再建されたものです。31ｍの高さがあります。

ドブロブニク大聖堂
大聖堂がこの場所に建てられたのが7世紀。次に1192年に「獅子心王」として知られる、イギリスのリチャード王が建設したと言われています。
しかし、1667年の地震で損壊し、後に1713年にバロック様式の大聖堂として再建されました。

大聖堂の内部です。

主祭壇の上に掲げられたティツィアーノが描いた聖母被昇天です。

ローマ・カトリックの教会なのでパイプオルガンもあります。

聖ヴラホ教会
14世紀に建設された教会は地震で損壊、その後火災にあって焼失してしまいます。
今日の教会は1715年に完成したものです。
ドブロブニクの守護聖人、聖ヴラホを祀る教会です。

教会内部です。

旧市街を歩きます。
やたらとオープンカフェがあります。

バロック様式の大階段をのぼってきました。

聖イグナチオ教会です。
18世紀初期のバロック様式の教会です。
ドブロブニクの人々は単にイエズス会と呼んでいるそうです。

教会の内部
大きな教会でした。

フレスコ画が描かれています。
少ないながら信者の方がお祈りしていましたので、静かに外に出ます。

生活感のある路地を歩きます。

城壁に沿って歩きます。

建物と建物をつなぐ渡り廊下がありました。

グンドゥリッチ広場にある18世紀のドゥブロヴニクの詩人、イワン・グンドゥリッチの記念碑です。
記念碑は1892年の作品で、土台のレリーフは、グンドゥリッチの叙事詩「オスマン」の場面が刻まれているそうです。

旧市街を歩きます。
この辺りは、両側に様々な店が並びます。

聖ヴラゴヴィエシュテニェ教会
1877年に建てられたセルビア正教会です。

教会の内部
正教の教会なのでイコノスタシスが正面にあります。

旧市街を歩きます。
賑やかな通りを離れ、路地を歩くと、人通りがほとんどありません。

周囲は民家、相変わらず細い道が続きます。

城壁までやってきました。

城壁の上に歩く人が見られます。

中心街を離れるとこの通りです。

海洋国家だったドブロブニクの交易を支えた港、旧港です。
クルーズ船の発着場所になっています。

19時20分、灯りがともりましたので、ドブロブニクでの観光は終了です。
城壁を回りたかったのですが、自由時間が1時間しかありません。
1組のご夫婦が行かれたのですが、駆け足かつ集合時間に走ってこられました。
スルジ山へのロープウェイはストライキがあって休止でした。
残念でした。

19時40分、今日のホテルに到着です。
ドブロブニクの郊外のラマダです。
★★★です。

室内はシンプルで広くありませんが、清潔感があります。

バスタブはありません。

部屋はオーシャンビューが3部屋、その他が7部屋でくじ引きでした。
運よくオーシャンビューでした。
ホテルは丘の斜面に建っているので、窓を開けたら壁だったという部屋もありました。

夕食はホテルでのビュッフェです。
変わり映えしません。

最後にデザートです。