ふらっと香港＋港珠澳大橋で行く日帰りマカオ【2日目中編：マカオ市内観光＆エッグタルト】

2019/01/21 - 2019/01/23

2019.07.28
日帰りマカオの後半戦。
セナド広場も市政署も中国感たっぷりで何だかなあ…。
ポルトガル料理もあまり好みではなく
どうもマカオとの相性は悪いかも…と思っていたところで
エッグタルトの美味しさに本当に救われました。
港珠澳大橋でもなく世界遺産でもなく、
エッグタルトの為にマカオに行ったのだと思うことにした
2日目でした。
そのくらい、あのエッグタルトが美味しかったのです。

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「義順牛奶公司」でプリンを食べたら観光再開。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

「議事亭前地」（セナド広場／Senado Square）を歩きます。

ポルトガルの敷石職人によって作られた波模様の石畳が
とても美しい場所なのですが…
どうやら旧正月を控えて色々と準備中の様子。

中国らしい派手な装飾。

ガイドブックに載っているような、南欧を思わせる雰囲気の
セナド広場を期待していたのでこれにはちょっとがっかりです。
どうやら私達は訪れる時期を間違ってしまったようです。
2回目とかならこういう景色も楽しめるのでしょうが、
やっぱり普通のセナド広場を見たかった…。

せっかく周囲の建物は南欧風で素敵なのに、どうにもこうにも
写りこんでしまう中国感たっぷりの飾り付け。
求めていたものと違う…。
でもポルトガルの風情と中国文化の融合こそが
マカオの魅力なのでしょうか。

そして「市政署」（Leal Senado）へ。
2018年までは民政総署という名称でしたが、
2019年1月1日から市政署へ変わったとのこと。
中に入ってみます。入場は無料です。

中庭へ続く階段。この階段の飾りも旧正月仕様でしょうか。

市政署はセナド広場に面して建つ政府の行政機関。
最初に建てられたのは1584年で、現在の建物は1784年のもの。
図書館もあり、収蔵書籍は22,000冊とのこと。

階段の壁には、ポルトガルの伝統タイル「アズレージョ」が
飾られていて綺麗。

中庭。
白い壁に青いタイル、たくさんの緑と爽やかな雰囲気。

お花も綺麗に咲いていました。

かつてのマカオが描かれたアズレージョもあります。

アズレージョその2。

アズレージョその3。
他にもまだありました。

中庭にも旧正月の飾り。

市政署を見学したら移動します。
豚さん。

素敵だったので撮影。

バスに乗って昼食のレストランへ向かいます。
バスから見えた「澳門旅遊塔」（マカオ・タワー／Macau Tower）
です。

高さ338mのタワー。
バンジージャンプなど、高さを生かしたアクティビティが
充実しているそうです。絶対無理。

ツアーに組み込まれている昼食のレストランはこちら。
「小飛象葡國餐」（ダンボ レストラン／Restaurante Dumbo）

ポルトガル料理のお店で7品のコース料理だとバスの中で言われました。
7品！？ただでさえ海外は一皿の量が多いのにそんなに
食べられるのだろうかと不安に…。

店内は明るく広々。団体観光客も訪れていたので、
観光客向けのお店なのでしょうか。
ガイドさん達は離れた席に座ったので、私達2人だけで
食事をすることができました。
席に座ると店員さんがこちらを置いていきました。

どうやら7品ではなく5品のコースみたいです。
量が減ってよかった…。

まずは飲み物から。私はオレンジジュースにしました。
母はウーロン茶か何か。
粒々入りの濃厚なジュースで美味しかったです。

パン。

パンは硬かったのですがバターが美味しかった！

「燒沙甸魚」

イワシの炭火焼き。普通に美味しいお魚という感想。

「馬加休餅」

これが一番美味しかったです。
タラのすり身とマッシュポテトを揚げたもの。
プラス香草か何かが入っていました。
外はカリッと中はねっとりとした食感。
マッシュポテトのコロッケみたいで美味しかったです。

「新鮮什菜沙津」

酸っぱすぎて美味しくなかったです。

「燒牛仔肉」

一番楽しみにしていたお肉だったのにこれが一番不味かったです…。
苦手な八角みたいな匂いがしてクセがありました。本当に不味かった！

「西洋炒飯」

ケチャップ風味のパラパラチャーハン。薄味です。
最初はあっさりしているし食べやすい味で
美味しいと思ったのですがとにかく量が多いので、
途中でちょっと飽きてしまいました。
残すのは悪いので、母がサラダを頑張って食べて、
私はチャーハン担当でしたがさすがに全部を食べきることは
できませんでした。

たくさん食べてお腹いっぱいです。
お味は正直普通なので、わざわざここを目当てに訪れるほどでは
ないかなと感じました。でもお店は広くて綺麗でしたし、
マカオに行ったら食べてみたいと思っていたポルトガル料理を
食べることができて嬉しかったです。ご馳走様でした。

続いて「官也街」（クンヤーガイ）へ。

100mほどの短い路地にレストランやショップが並ぶ、
グルメストリートです。

行列ができているお店もありました。

たくさんの人で賑わっています。

マカオのスタバ。

官也街を抜けてバスが停まっているところまで移動。

パステルカラーの建物が綺麗です。

バスに乗って「路環」（コロアン／コロアネ）地区に来ました。
コロアンにはビーチがありました。

綺麗な海とは言えませんが、マカオ半島の喧騒が嘘のように
のどかな雰囲気。

海を眺めながらベンチに座ってのんびり…なんてこともできます。

少し歩くと見えてきた、「聖方濟各聖堂」
（聖フランシスコ・ザビエル教会／St. Francis Xavier Church)

マカオでキリスト教の布教に務めた、
聖フランシスコ・ザビエルの功績を敬い、
1928年に建てられた教会とのこと。

黄色・白・青の組み合わせが可愛らしいです。

教会まで続く石畳も素敵。写真は教会を背に撮っています。

ワンちゃんがいました。

入場は無料です。こじんまりとした教会でした。

そして楽しみにしていたエッグタルトの試食！！
「安徳魯餅店」
（ロード・ストーズ・ベーカリー／Lord Stow's Bakely）へ。

エッグタルトが美味しい、行列が絶えないベーカリー。
実際お店の前には人が集まっていて、わざわざタクシーで
やって来るお客さんもいたほど。

ガイドさんが買ってきてくれたエッグタルトを外で食べます。

もの凄く美味しかったです！
マカオで食べたものの中でダントツの美味しさ。
タルト生地がサクサクパリパリで、カスタードクリームは
とろりとしていて濃厚。
卵の風味が強くて本当に美味しかったです。
これはまた是非とも食べたい！ご馳走様でした。

時間が余ったようで、少し散策してきていいですよとガイドさん。
付近をブラブラしてみます。

笑ってます。可愛い！

こんなイラストも。

マカオ半島は人だらけでしたが、ここは人が少なくて
本当にのんびり穏やか。

こちらの青い可愛らしい建物は「安徳魯花園咖啡」
（ロード・ストーズ・ガーデン・カフェ／Lord Stow's Garden Café）
です。

ロード・ストーズ・ベーカリーの裏手にあります。

シャッターアート。

バスに乗ってフェリーターミナルへ向かいます。
車窓から撮った「The Venetian Macao」
（ザ・ヴェネチアン・マカオ／澳門威尼斯人）

2007年開業。イタリアのヴェネチアをイメージしたリゾートです。
このホテルのカジノの面積は東京ドーム以上とのこと。

実物の2分の1サイズのエッフェル塔が見えました。
ザ・パリジャン・マカオというホテルのものと思われます。

フェリーターミナル到着です。旧正月の飾り。

広くて綺麗。人も少なくて空いています。

15時30分発のフェリーで香港へ帰ります。

ゲートまで移動。

霞んでいますが遠くにマカオタワーが見えます。

こちらのフェリーに乗ります。
近すぎて全体を撮ることはできませんでした。

船内は思っていたより綺麗。

出発して2、3分は景色を楽しみましたが、
すぐに眠くなってしまい母も私も寝ました。

あっという間に約1時間が経過し、気づけば香港到着です。
そしてバスでホテルまで送ってもらい、マカオ日帰りツアーは終了。

案内してくれた2人のガイドさんはとてもいい人でしたが、
マカオ自体は1回行けば十分かなというのが正直な感想です。
1泊すればホテルやセナド広場のイルミネーションを見たり、
カジノも経験することができてまた違った印象になったのかも
しれませんが…。
世界遺産も今まで見てきたものに比べると、しょぼいなあって
思ってしまったり。
食事も香港の方が好みですし（エッグタルトはとても
美味しかったです）、もう1度来たい！と思わせるものが
なかったので、最初で最後のマカオになりそうというのが母と私の結論。
でも1度行きたいと思っていたマカオに行くことができてよかったです！