2019/05/05 - 2019/05/06
121位(同エリア704件中)
がーたんさん
令和最初で、初の10連休のgw。これはどこかに行かなきゃてことで、新疆ウイグルの旅となりました。この時期、LCCも高くって、どうにもならないので、スカイスキャナーで探したところ、45000円で大阪―烏魯木斉間がヒット。ま、こんなもんでしょっ。したら、その値段なら友人も行くというので、初の天津航空に乗って出かけます。さてさてどんな旅になるでしょうか?
天津での乗り継ぎは、往路と復路ともに中途半端な時間であるため、せっかくなので帰りは1泊して、天津の街をブラブラしてみることにしました。
烏魯木斉は残念ながら雨模様でしたが、天津はとってもいい天気で、ちょっと暑いぐらいでした。
【旅程】
05/02 GS7978 関空(13:20)→天津(15:20)
05/02 GS7578 天津(19:55)→烏魯木斉(00:10)
05/03 D2712 烏魯木斉(08:45)→吐魯番北(09:47)
05/04 D8831 吐魯番北(09:30)→烏魯木斉南 (10:30)
05/05 GS7577烏魯木斉(09:15)→天津(13:05)
05/06 GS7979天津(13:00)→関空 (16:45)
【ホテル】
05/02 海徳酒店(Trip.com:298元)
05/03 吐魯番賓館(Trip.com:180元)
05/04 乌鲁木齐兵团大饭店(Trip.com:5307円)
05/05 天津海河英迪格酒店(公式:668元)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 航空会社
- 天津航空
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烏魯木斉から4時間かけて、ほぼ定刻通りに天津に到着しました。タクシーで今日のお宿、Indigoにむかいます。天津は20年近く来ていなかったような気がします。タクシーのフロントガラスの向こうに乱立する高層ビル群を見て、びっくりしました。烏魯木斉の町並みとも全く異なります。
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ホテルの外観はとってもいい雰囲気です。チェックインをすると、「ウエルカム、インディゴホテルへ」みたいなことをフロントの兄ちゃんが言うのですが、最初何言っているか全然分からず、「はぁ?はぁ?」と何度も聞き返してしまいました。もうちょっと頑張って「ウエルカム感」出しましょうね。
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フロントの棟を抜けて中庭に出るとそれを囲むように宿泊棟が建っています。泊まった部屋は2号棟の1階で中庭に面している部屋でした。
室内は決して広くはないですが、天井がとても高く開放感があります。ただ外から丸見えなので、いちいちブラインドを下したり上げたりが面倒です。 -
水回りはバスタブはなくシャワーのみ。でもトイレはウォシュレットでした!
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ひと休みしたところで、古い建築群を見に出かけます。ホテルのHPにレンタサイクルがあるとあったので、フロントで借りようとしたら、んなもんねぇーよときたぜ。ん~やっぱりウエルカム感、ねーなぁー。仕方なく地下鉄で出かけます。ホテルから5分ちょっとで地下鉄1号線の下瓦房駅まで歩くことができます。
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鞍山道で下車して、まずは静園へ行きます。かつて溥儀が住んでいた邸宅だそうです。
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内部です。
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一部には日本語での解説もありました。
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お腹も空いたし、そのまま古文化街へ行ってなんか食べようとなりました。観光用に清朝の町並みを再現した場所ですが、烏魯木斉の国際大バザールよりは面白いです。友達もしっかりお土産を買っていました。
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この店は老舗で有名店だそうで、常に人が並んでいます。てことで、買って食べてみることにしました。メニューの写真を指差し注文したのに、なぜこのラインナップ??っていうものが袋に入っていて摩訶不思議。で、食感はいかにも中国菓子ってことで、口の中の水分がすべて吸収されてしまいました。
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再び地下鉄にのり、古建築物群を見て歩きます。五大道は雰囲気のある街並みです。
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いくら撮ってもきりがない…
ってことで、ぼちぼち夕飯をどっかで食うかということになりました。 -
天津料理と言えば、やはり「包子」のようで、いろいろな包子がある店に行ってみます。
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で、メニューをみたら、1個10元とあったので、2つと言ったら、「2つ?」って何度も聞かれ、出てきたら1蒸籠の値段でした。てことで、烏魯木斉に続き、また大量の「包子」攻めにあうのでした。
はぁ・・・。 -
そのあと、ちょっとだけ街を徘徊してホテルに戻ります。やはり烏魯木斉に比べたら大都会です。建物の大きさもそうですが、電飾の数が全然違います。
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ホテル近くの河もライトアップされていました。
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ホテルも荘厳な感じです。
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朝食前に解放北路の建築群を見て歩きます。重厚な建物が上海にも劣らずステキです。
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古く低い建物、新しく高い建物のコラボが面白いですね。
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さて再びバスに乗ってホテルに戻ってきました。朝食タイムです。口コミ等では朝食がしょぼいと言われていましたが、ん~確かに、このクラスのホテルにしてはしょぼい。てか、ここはレストランなんかい??てなスペースです。
置いてあるものはそれなりで、美味しいし、天津名物なんかも、ちゃんと気を遣ってメニューに加えているので、努力は認めますが、他のインディゴホテルと比較すると残念かも。 -
朝食後、ついでに地下のプールを見学。
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さて、あとはチェックアウトして空港に向かいます。
帰りの便の飯はパン。はぁぁぁぁぁ。
てことで、なんとか無事に拘束されることもなく無事に帰ってこれました。 -
新疆ウイグル自治区はざまざまな問題を抱えた地域で、中でも「職業技能教育訓練センター」という名ばかりの強制収容所が人権問題として注目されています。言葉も思想も「漢化」させるためのものだそうです。
それに反発するテロ行為に対して、セキュリティチェックなどを異様なまでに強化し、神経をとがらせている様子は、駅やホテル、ファストフードなどでも垣間見ることが出来ました。
また、街なかにある大きなスクリーンでは、繰り返しキンペーの映像が流されるなど、ウザって思うところもありました。
そうした中、街を往く人々が、日々の暮らしの中でどう抑圧されているのかなんてことまではもちろん見えるわけではありませんが、表面的には穏やかに生活をしているように映ります。
何を捨て、何を選び、自分なりの幸せをどう見つけるか、その選択は人それぞれで異なるのでしょうが、ともあれ、普通に日々が過ごせることを願うばかりです。
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