2019/06/11 - 2019/06/14
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montarouさん
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これは2019年5月7日から6月18日まで、ギリシャのアテネを起点にトルコ、ジョージアを周遊した内の、6月11日から14日まで、アテネからミコノス島往復、アテネからメテオラ往復の旅行記である。なおサモス島についてはギリシャ・トルコ・ジョージア(Ⅰ)、アテネ市内観光は次のギリシャ・トルコ・ジョージア(Ⅸ)で記した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新しいイスタンブール空港から2019年6月11日の早朝にアテネ空港に着いた。
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アテネ空港でミコノス島行きに乗り換え、1時間弱で朝の内に着いた。島内バスは1時間に1本余りあり、不自由することはない。
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白と青の町の中心部は歩道だけなので、その入口まで行って、戻って町を回り込んで、新港まで行った。さすが一流のリゾート地、超巨大な旅客船がならんでいた。
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ミコノス島は典型的なリゾート地、日本人なら新婚旅行用、宿は非常に高い。それで私は島内で予約できる最安の宿を選んだ。それでも高い。新港から歩くと結構遠い。ただ海は透明度が高く、綺麗だ。
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宿に荷物を置き、世界遺産のデロス島に向かうために、新港に戻り、そこから小さなフェリーのSea Busで旧港に向かう。歩いても行けるが、半時間ほど要する。旅客船がSea Busを借り切ると、乗り場の位置が変わるので注意。
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旧港に泊まっているデロス島行きのフェリー。
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デロス島行きのフェリーから見た、名物の風車。
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デロス島の港、底が見えるほど浅く、こんな狭いところに船が入れるかと思うような港。富豪の大型ヨットも停泊している。
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港内から海辺の遺跡からキュントス山まで見える。ギリシャ神話で、女神レートーがゼウスとの浮気でできた子供の出産を、貞淑なゼウスの正妻ヘーラーが妨害したため、レートーはデロス島に逃れ、太陽神のアポローンと豊穣の女神アルテミスの双子をキュントス山で産んだという。これが小さな岩島、デロス島を有名にして、デロス同盟でさらに有名にした。
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入場料を払い、先ず博物館に行く。今まで相当数の博物館や遺跡を見てきたので、石像に驚きはなかった。ただ庶民が作ったと思われる土器には新鮮味があった。
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古代はおおらかで、このような石像が町中に置いてあったのだろう。これに宗教性が有るか無しかは知らない。
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ライオン像が守護なら外を向くべきと思うが、なぜか町の方向を向いていた。
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デロス島は面積 3平方キロメートルの花崗岩の小島であるが、2500年ほど前、ギリシャの百を超える都市国家が、ペルシャとの戦争に対して同盟を結び、この島に同盟本部を置いた。その後は交易地として栄え、最盛期の人口は2万人と推定されている。このため食料はミコノス島から供給されたと思われる。大きな大理石の遺物も残っているが、大理石を細工した石屑を私は見なかった。しかし、神の島とは言え、水も不足する花崗岩の小島が繁栄を続けることはできず、廃墟となった。キュントス山頂から見たミコノス島。
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観光客でごった返すSEA BUSの上、船の背景が白と青の町の中心部、小さな町である。
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ミコノス島の“白と青”の町を散策。ハイビスカスの赤い花も映える。建物は石灰の白で塗りつぶし、窓枠や階段は青にぬってある。
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観光客であふれている細い曲がりくねった道路、その面は意図的に現代の塗料で白色に塗ってある。このような白の維持には相当な費用と協力が必要であろう。この白の通りは、お土産店のほか、衣類、結婚式衣装、宝石、時計、レストランなどが並ぶ。ここで婚礼を上げる地元民はいない。これらは地元民用でなく、すべて観光客向けの店で、これらの店が強制でなくとも、協力することは自然である。このようにミコノスが観光地になったのはデロス島のお陰でもあろうが、観光地は“一日にして成らず“である。
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道路は狭くて、店も不便であるが、空き家は皆無である。物品を運ぶためには、小さな“青い”三輪バイクが用いられるが、“青い”バイクが動かない急な斜面の近くには、隠れるように自動車道が通して、住民や商店の利便性を図っている。
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過疎地の観光地の活性化は難しく、少なくとも住民が逃げ出すことを、防ぐための道路整備を行わなければ、老齢化が先に進行して廃墟化が先に進むだろう。
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夕方から、ミコノス島の大型客船は4隻になった。島内のホテルの観光客に加え、これだけも数千人から一万人近くの観光客数であろうし、島内のホテルの観光客に加ええるならスゴイ数だ。しかも今はまだ6月初め、ジューンブライドはあっても、これからは夏休暇の観光シーズンだ。
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翌12日は、朝から海に入ってみた。水の透明度はすごく高い。海岸にごみはない。インドネシアのサウザンドアイランドはごみで埋まり、深刻な訪問者被害を受けている。ただ、球温高で海面上昇しても、ごみが増えて島は沈まないかも?
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水が綺麗なだけに、動物相はまずしく、海藻はミネラルがあれば育つが、プランクトンが少ないようで、それを食べる貝類は少ない。写真は水中写真。
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日本への悪質外来植物であるダンチクがミコノス島に生えていた。
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海の透明度と、地中海性気候の夏の好天を、日本の4島に求めることは不可能だろう。海の透明度は小笠原や沖縄はいけるかな? ところが日本、中国、東南アジア、韓国からの家庭プラごみ、特に日本や韓国で大量に使用する農薬容器、中国や韓国、日本からの漁業ごみが漂着するので、日本の海岸は国際観光地には当分不向きである。浮遊ごみのうち、延伸をかけた漁業用ロープはプラごみ重量で最多と言われるが、延伸をかけたロープ繊維が劣化すると、長さ数ミリ、太さ数ミクロンのPPやPE破片になる。農薬容器は恐怖心を煽るだけだが、漁業用ロープの破片は見えないが、最も危険なゴミだろう。
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細い道を抜けて自動車道に出る手前の店の、バッグの目玉模様のまじないはトルコが本場。この目玉は、隣人からの妬みや嫉妬を受け止めてくれるお守り。人間はわずかな判断力とわずかな記憶から愚かな妬みや恨みを、司法界でさえも狂信的に持ち続ける。AIが発達すると、人間は映画のようにAIも恨む危ない生物として、動物園で隔離されるかな? もっともAIに動物園は不要だろうか?
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再度、アテネ空港に戻った。ここにはプロペラ機や小型ジェットが多い。
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アテネ空港からアテネ市内へのアクセスはバスと列車である。バスは空港ビルを右に出た所の売り場で、X95のシンタグマ広場行きのチケットを6ユーロで買い、空港ビル南端でX95のバスに乗った。地下鉄のメタクスルギオ駅(ΜΕΤΑΞΟΥΡΓΕΙΟΥ)近くで、予約してあった宿に荷物を預けた。メテオラに行くため、そこから近いアテネ駅に行って翌日の7時20分発のカランバカへの直行列車の切符を買った。料金は18.3ユーロ、なお、65歳以上はシニア割引(13.7ユーロ)がある。
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翌13日は一泊の予定で、列車でメテオラに向かった。ギリシャの列車は落書きだらけだ。
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昼前の11時半過ぎにカランバカ駅に到着。駅から市役所手前のKTEL Bus Stationまで歩いて5分。既に12時発のバスが待っていたが、他のツアーバスも停まっているので、間違えないように、尋ねてから乗った。
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片道1.8ユーロで、ヴァルラーム修道院を通り過ぎてメガロ・メテオロン修道院の前に着く。
道はバスと自家用車、キャンピングカー、バイク、自転車、などの駐車で大混雑だが、バスは修道院の近くまで行って、降ろしてくれるのでありがたい。 -
メガロ・メテオロン修道院に行くには、数十米降りて、百米近く登る。物資の輸送はロープウエィで運ぶ。
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入場料を払ってから、中に入って、上から見たヴァルラーム修道院。
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修道院の倉庫の大半を占めるワイン容器と醸造装置。大型から小型まで大量のワイン容器。キリスト教では赤ワインはキリストの血だという。仏教でもヒンズー教でも飲酒は禁じられているが、血を飲ませると言うことは野蛮で、如何なものか?
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修道士はキリストの血を大量に飲むべきなのだろうか。アルコホリックになり、戒律を破るのでは? 日本では般若湯(酒)と言うが、般若(仏の智慧)湯は飲んで良いようだ? 般若湯は頑な心を開放するので、般若の意味が理解できるのかな? 逆に嫉妬を呼び覚まし、鬼になるか? 般若の鬼の嫉妬から逃れるには、トルコやギリシャの目玉飾りに効果があるかな?
もちろん、日本のお寺で日本酒の醸造はしていないと信じるが、多くのキリスト教の修道院では大量ワインを醸造している。キリスト教徒に「キリストの血を飲む」との表現に違和感のないのは、肉を食べる放牧民族だからか、血の気多いのかな? 修道院内部にはオスマントルコが負けた写真、第二次大戦でドイツが負けた戦争の図絵や写真が架けてあった。 -
貧乏人の無神論者には、多数の修道院を回る必要がないので、メガロ・メテオロン修道院から直接、谷沿いの歩道を歩いて降りた。下から見たヴァルラーム修道院。
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約30分で下の自動車道に着き、さらにそのまま谷筋の道を降りた。
その途中から見た、メテオラは正に、希な大奇岩地帯で、オーストラリアのオルガに似ていた。
岩棚中央部の聖ニコラオス・アナパヴサ修道院。 -
住宅街に出たが、そのままカランバカまで散策。
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東端の聖ステファノス修道院。
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KTEL Bus Stationの次の通りにあるスーパーで夕食用の買い物。次いで一本1ユーロのジョージア製のキリストの血も買ったが、異常に安いだけあって飲めたものではなかった。
駅に行って、明日9:28のアテネ行きの乗り換えが必要な列車の切符を32.3ユーロ(シニアなら24.2ユーロ)で予約したが、直行便の切符の18.3ユーロより高かった。 -
そこからカランバカの入口近くの宿まで歩いた。翌14日、宿の前でウクライナナンバーの車に荷物を積んでいる人がいるので、ウクライナからですか?と聞くと、そうだと言う。家族旅行で小さな女の子まで連れてきた。私の偏見では“ウクライナの通貨は大暴落、政治も不安定、工業地帯のドネツク辺で戦争、貧乏で海外旅行できる一般人はいない。”と思っていた。確かに、こことは陸続きだが、家族旅行できる人も多いらしい。それと似て、多くの難民や飢餓者を出しているアフリカの国々からでも、豊かに旅行できる人達も少なくない。彼らは海外旅行費用の一部でも貧民救済に当てるのが筋かも? 宿の前からヴァルラーム修道院。
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再度カランバカの町を散策。
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小学校をのぞいてみる。生徒が列に並び、先生が“アーメン”と言うと、生徒や送ってきた母親も復唱し、十字を切る。ここが私立学校かと確認したが、公立学校だった。信教の自由な国は少なく、聖書の上に手を置いて宣誓する国の大統領もいる。
経済危機の時、年金を減らす前に、教会から税金を取れとの声が上がったが、成功しなかったかな? -
駅に戻り列車に乗り込む。写真は列車を乗り換えるPaleofarsalos駅。
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路線には広い平野には、麦畑や牧草畑が広がり、冬は雨がふるが、夏は少雨期で、このための太いホースをつないだ散水施設もある。斜面のオリーブ栽培はトルコほど盛んではないようだ。
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午後1時半にアテネ駅に到着。廃線になったプラットホームの芸術品。芸術品は金持ちが買うが、仕事ない貧しい人の多い地方では、皮肉にも芸術家が多いような気がする。
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