弾丸北欧2泊4日② ～帰国前に橋を渡ってお隣の国スウェーデンのマルメとルンドにお出かけ～

2018/06/09 - 2018/06/12

初夏の北欧に行ってみました。
太陽が出ている時間が長いなぁと実感しながら街歩き。
最後の日は、橋でつながっているお隣の国スウェーデンにも足を延ばしてみました。

[日程]
☆1日目：NH203　HND0010-FRA0520
　　　　　LH824　FRA0750-CPH0910
☆2日目：コペンハーゲン（デンマーク）ぶらぶら　　
★3日目：マルメ、ルンド（スウェーデン）ぶらぶら
　　　　 SN2260 CPH1815-BRU1945
　　　　 NH232　 BRU2110-NRT1535＋1　　

[宿泊]　Copenhagen Plaza Hotel

エリア マルメ(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA ブリュッセル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は帰国便に乗る日です。
とはいえフライトは18時過ぎなので、まだまだ遊べる！
ホテルの朝食も早々に済ませ、８時前にコペンハーゲン中央駅から電車に乗ります。
電車はコペンハーゲン中央駅 ーコペンハーゲン空港 ーマルメールンド、とつながっているのでとても便利。
コペンハーゲン空港ーマルメの間が橋で、デンマークとスウェーデンの国境となっています。
空港駅で係の人が乗り込んできて、橋を渡る間にパスポートチェックがありました。

コペンハーゲン中央駅 駅

ルンドまでのんびり電車の旅、約1時間。
ルンド駅前に観光案内所もあるみたいだけど、朝早すぎて開いていません。
お店もまだ営業準備中。

駅から歩いて5分ほどでこちらに。

ルンド大聖堂にやってきました。
12世紀始めに北欧最古の都市の一つであったルンドに大司教座が置かれ、1145年にこの大聖堂が建てられました。
総石造りのロマネスク様式の教会、黒ずんだ石が長い歴史を感じさせる荘厳な建物です。

大聖堂（ルンド） 寺院・教会

中はホールと広いドーム状の天井が広がっています。

この大聖堂のいちばんの見所は、教会に入って左側に設置されている天文時計。
この時計は14世紀から動き続けているそうです。
1日に2回、キリストと聖母マリア、３人の聖者たちの人形仕掛けが動き出すそう。
見たい、けど、待っている時間がないので頭の中で想像だな。

地下礼拝所に下りることができます。

教会を壊そうとして失敗した伝説上の巨人「フィン（Finn）」。
柱の根元部分にしがみついたまま石になってしまったという言い伝えがあります。

大聖堂のすぐ北側には緑の多い公園が広がっています。
ルンド大学の建物も点在しています。
レンガ造りの建物にツタがからまっていて素敵。

ルンド大学のメインビル 。
ルンドは大学の職員と大学生が人口の4割ほどを占め、大学の都市と呼ばれているそう。
こんな静かできれいな所、勉強するにはとっておきの環境でしょうね。

ルンド大学本部 建造物

お店やレストランが開いてたら良かったのになー。

さぁ、また駅まで戻ります。

ルンドからマルメまで、また電車に乗って行きます。
10分ちょっとの道のりです。
マルメはスウェーデンで3番目に多い人口を有するスカンジナビアの大都市の1つ、だけど、車窓はのどかな風景が広がっています。

程なくマルメ駅に到着。
駅を背にして目の前の小さな橋を渡ると、そこは旧市街。
地図で見ると、旧市街の周りはぐるっと水路で囲まれているようです。
まずはとんがった高い尖塔を目指して歩きます。
1300年代に建てられた重厚なレンガ造りの聖ペトロ教会、残念ながらこの時は中には入れませんでした。

聖ペトロ教会 寺院・教会

飛行機雲がバツ印みたい？

それにしてもいいお天気。

石畳の道路の両脇のきれいな建物を眺めながら歩きます。

旧市街の端にあるマルメ城にやってきました。

マルメヒュース （マルメ城） 城・宮殿

窓がかわいい。

こちらの門から中に入ります。

1434年にルネサンス様式で建設された、スカンジナビア半島最古の城塞です。
内部は博物館になっているようでしたが、本日はパス。

マルメ城の外周は公園になっていて、ぐるっと1周まわることができます。
散歩道や広場があって、近所の学校やナーサリーの子供たちが遊びに来ているようでした。
お弁当を持ってゆっくりするのも良さそう。

またぶらぶら歩いて旧市街の中心部に戻ってきました。
おしゃれな建物があるなと思ったら、フォルムデザインセンターという北欧アーティストたちの作品が展示してあるミュージアムショップです。

フォルム デザイン センター 博物館・美術館・ギャラリー

こういうのを見るといかにもヨーロッパ。

こちらの中庭に入ってみました。
ちょっとしたカフェもあるようです。

いろんなアーティスティックな作品を楽しみました。
値札も付いていて、気に入ったら購入できます。
作品もだけど、古い建物をそのまま使っているので、梁の雰囲気とか結構いい味が出ています。

一通り作品を楽しんだあと、フォルムデザインセンターを出ました。
目の前の広場には、いろんなジャンルのレストランがずらりと並んでいます。
お腹もすいてきたので、ランチとしましょう。
セレクトしたのは、広場の角にあった北欧料理のレストラン。
今回の旅で何度目のサーモンかな？

ランチの後に街歩きとお店巡りを楽しんでいると、こんな一隊に出会いました。
道の真ん中にブレーメンの音楽隊？いやマルメの音楽隊？

駅の方に向かって歩くと、別のとんがり屋根に出会いました。
1546年に建てられたレンガ造りの建物で、現在も現役で使われている市庁舎です。

マルメ市庁舎 散歩・街歩き

旗がずらりと。
とっても居心地のいい街だけど、そろそろマルメ駅に戻る時間です。

マルメーコペンハーゲン中央駅と電車で移動し、ホテルで荷物をピックアップ。
また電車でコペンハーゲン中央駅ーコペンハーゲン空港へと移動しました。
時間も正確で、便数も多い電車が空港に直結していて、とても便利です。
帰りはベルギー・ブリュッセル経由。
コペンハーゲンからブリュッセルまでは、ブリュッセル航空にお世話になりました。
ツーレターコードSNって、そっか、昔はサベナ・ベルギー航空とか言ったっけ。

ブリュッセルに到着し、到着したゲートは空港の端っこ。
ANA便のゲートは、到着したところから遥か遠い、空港のもう一つの端に近い方。
しっかし空港内を歩いても歩いても着かない...
ようやくラウンジに到着したときは、もう次の搭乗時間が間近に迫っていました。
ベルギー記念に名物のビールを1杯だけいただき、ゲートに移動します。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

今日は1日、街歩きと空港歩きと、よく歩いた！

海外発だけど、結構当たりの和食。

色は地味だけど、メインのお肉美味しい。

濃い目のデザートだけど、エネルギー消費した後だから良しとしよう。

到着前は葉っぱと、丼をいただきました。

北欧は物価が高くて敷居が高かったけど、季節を選べば日が長くてその分遊べる時間も長いので、ちょっとお得かもしれない？と思った旅でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。