愛媛にマチュピチュ

2016/10/10 - 2016/10/13

以前、四国旅行をした際、その４県のうち日程上どうしても愛媛県だけ行けなかった。四国を一気にまわるには広すぎるということがわかった前回の旅でした。というわけで、今回心残りだった愛媛に行く事にしたのだが、それにしてもやっぱり遠いよ。富山からは７００キロもあるしー。

エリア 道後温泉(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

【一日目】
早く家をでないとだめだなー。現地で目一杯満喫したいし。で、金曜夜の１０時半には出発し、夜中仮眠することもなく、車をすっとばして最初の目的地の“マイントピア別子東平ゾーン”に到着したのが、翌朝の９時前。

その昔は、銅山関連施設で盛り上がっていたこの場所も、閉鎖とともに徐々に衰退して廃墟となっていたところ。

道中、車のすり替えもままならぬような、狭い道を行かなくてはならず、とても不便なところなので誰も寄り付かず薄気味悪くなっていくのも当然といえば当然だと思う。

しかしながら、今では、“東洋のマチュピチュ“と称して、観光資源として再活用。

マチュピチュってこんな感じなのかな？。多分そうなのだろうと自分を納得させて、行った気になろうっと。　

朝も早かったせいか、まだひっそりとしている。

それから、“マイントピア別子端出場ゾーン”に。ゾーンは、観光に特化したところで、“砂金採り体験”や“鉱山鉄道乗車”そして“温泉”（天空の湯）などがあって、時間があればゆっくりできるところなのか。

観光客がかなりいて賑わっていた。

産業遺産を満喫したあとは、“道後温泉”に行くことに。

“道後温泉”は、「日本書記」にも登場するわが国最古の温泉。道後温泉のシンボル“道後温泉本館”は、レトロな建物でそれを目当てに写真撮影をする人だかりが絶えなかった。

三階建ての建物の中には数種の浴室、休憩室などあり言わばテーマパーク感覚かも。上から見下ろすと優越感を感じるんだろうな。それでも、高いお金払っていざ温泉に浸かっても、人がいっぱいでなんだかただ疲れるだけのような気がしたので、今回その館内にはいるのは見送った。

すぐ近くには“道後温泉駅”がありました。

その前の広場に“からくり時計”と“足湯“でやっぱり人がいっぱい。

丁度“坊ちゃん列車”が運行中で、雰囲気あってなかなかよかった。せまいエリアに観光スポットがぎゅっと凝縮されていたので、とてもわかりやすかった。

松山まで来たので、折角だから“松山城”まで行こうとしたが、駐車場事情がわからず、迷っているうちに時間切れオーバーで見学はあきらめた。初めて来た観光客にもわかりやすくしてほしいなと思ったのは自分だけか？それとも理解力不足？

そして、本日の宿泊地の“内子町”に行くことに。内子は「重要伝統的建造物群保存地域」に選定されているところで、どうしても訪れたかったところである。

まずは、宿の近くにある“内子座”を見て感動。内子座は大正５年に、芸術芸能を愛する地元の旦那衆１８人が発起人となり創建されたとのこと。しかしながら、時代のなみとともに老朽化して一時は取り壊され駐車場にとの案も浮上しいたところ、地元民などの要望により復元され今日にいたっている。

本日は、予約客がいるとのことで、中の様子が見れなかったのは残念だったが、外観だけだがいいもの見させてもらったなあと思った。

内子の八日市・護国には、約６００メートルにわたって続くゆるやかな坂道沿いに江戸時代から大正時代にかけて建てられた商家や町屋などが、ズラーッと並んでいた。

レトロで情緒あふれる景観を楽しみながらゆっくり散策できた。やっぱり電線がないのがいい。またこの地域は、並んでいる家で突拍子もないような現代風の家もなくて、全体的に街並みに統一感があったような感じがした。

石垣つきの家もありーの。

というか、家を建てたり改築したりするには許可証がいるみたいだから、勝手なことできないんだろうな。

というわけで、ホテルに入って夕食を頂いて、本日のあわただしいスケジュールは終了です。思えば遠くへ来たもんだ。でも明日は、もっと遠くへ。