地元の方に助けてもらいながら大冒険inジョグジャカルタ①

2019/06/29 - 2019/07/01

シンガポール経由でジョグジャカルタに一人旅に行きました。この旅行記は一人旅１日目の内容を書いています。空港→市内、市内→プランバナン寺院のアクセス（バス）についても記載しています。
観光だけでなく、現地の方との交流も楽しむことができました！
一人旅を考えている方や、個人手配で観光しようと検討している方の参考になれば幸いです。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: シルクエア
• 旅行の手配内容: 個別手配

ジョグジャに着きました！と言いたいのですが、その前に注意点をひとつ。
それは道の横断です。ジョグジャ市内は車も多い上、バイクも多いです。中心部の交通量はかなり多く、横断歩道はあるものの、歩行者という概念はほぼありません。地元の方は渡れる隙を見計らって横断していました。
そのため、時間帯によってはなかな進めず、徒歩の際の目的地の到着時間の予想が難しいです。また、大きい荷物のある方や、小さいお子さんがいる場合はタクシー等の移動をおすすめします。
滞在中に、目の前でバイク同士の事故を目撃しました。くれぐれも事故に巻き込まれないよう、お気をつけください。

さて、アディスチプ空港に到着しました。滑走路が混んでいたようで、ジョグジャの上空を何度も旋回して着陸しました。30分ほど到着が遅れました。が、想定範囲内です。

出口で1000円両替して（←空港の両替所は対応は丁寧でしたがとにかく1人にかける時間が長かったです）、市内に向かいます。
私はトランスジョグジャを利用しました。国際線ターミナルからバス停までですが、意外と歩きます。到着口を出て右に写真のような道があるので進んでいきます。

少し歩くと一般道に出ます。ここをターミナルAの表示に従って歩いて行きます。

ターミナルAに着くと、写真のような入り口が左に見えてきます。ここから一度地下に入ります。

ジョグジャに来たんだなぁという実感が湧いてきました。

そして、地上に上がりBusの表示に従って歩くとトランスジョグジャのバス停の黄色い建物があります。
待っている人は多かったです。バス停にはスタッフがおり、行先を伝えておくと親切にバスが来ると教えてくれます。
しかし、バスが来ても停車時間が短く、そこそこ人が乗ると出発してしまうので1本バスを見送り、無理やり２本目のバスに乗りました。結局バスに乗れたのは到着して１時間後でした。１Aに乗り、マリオボロを目指します。
ちなみにトランスジョグジャの運賃は一律Rp3500です。

これがトランスジョグジャの路線図です。地図は配っていないようです。

マリオボロ通りで降り、まずはレートがいいと噂のグランド・インナ・マリオボロの右側にある両替所に立ち寄りました。張り紙に日曜日の営業時間は書いてありませんが、日曜に行ったところ15時まで営業していました。
この日のレートは1円＝Rp129でした。ちなみに、空港の両替所は１円＝Rp125でした。

何やかんやしているうちに13時になってしまいました。ホテルに荷物を置いてからまずはクラトン（南）へ。写真はクラトン（北）の裏側のものです。

日陰で休む地元の方も多いです。
入り口の右側にチケット売り場があります。料金はRp15000で、カメラ持ち込みの場合はさらにかかるようですが、スマホ撮影の場合は払わなくてOKです。

白くて綺麗な入り口です。

守護神のラクササがお出迎え。

内部は広々と開放的です。

インドネシアといえば、ガルーダですね。

9代スルタンの博物館もあります。

展示品です。よく見ると日の丸のバッジがありました。

魔除けのカーラもいます。
30分ほど見学して、次はプランバナン寺院に向かいます。
迷いながらプランバナン行きのバス停（バス停名：Senopati）を見つけます。

バス停で待っているとインドネシア人のおじさんに声をかけられました。どうやら彼もプランバナンに行くようです。話をしていると、彼の息子は埼玉で2年間留学をしたことがあるようで、日本に詳しい方でした。
１Aのバスに乗って少しすると、全員降りるように言われました。おじさんいわく、バスの調子が悪いので代替便で行くということでした。（英語のアナウンスがないので助かりました・・・）
道も混雑しており、プランバナンのバス停まで１時間かかりました。時刻は15時過ぎ。おじさんが寺院まで案内してくれました。
バスを降りたら大通りを渡って右に歩いて行きます。駐車場の入り口の脇から史跡公園内へ入っていきました。
写真はバス停から寺院までの途中のものです。

チケットとウェルカムドリンクをもらってようやく入場です。
プランバナン寺院群のメイン、ロロ・ジョングラン寺院です。午後は逆光でしたが、素晴らしい！

おじさんがいろいろ写真を撮ってくださいました。（一人旅だと自撮り以外に写真が撮れないので助かります）
ここで、自分のペースでも見学したかったのでおじさんとお別れしました。
にしても、このおじさんがいなかったら道も渡れなかったし、バス停からも迷子になっていたと思います。本当に感謝です。

土曜日ということもあってか、地元の観光客も多い印象でした。インドネシア人は格安で入場できるので、憩いの場にもなっているのかなぁ、と広場で遊んでいる子供を見て感じました。

さて、ロロ・ジョングラン寺院を後にして、史跡公園内の道を歩いて行くといくつかの小さい遺跡があります。レンタサイクルや観覧バスに乗って行くこともできます。

のんびり歩くこと20分。史跡公園内の一番奥に位置するセウ寺院にやってきました。

原型がないペルワラ、頭が欠けている仏像・・・
でも、こういう場所はなぜか落ち着きます。
ここは観光客はほとんどいませんでした。近くいいた日本語ガイドが、「ここまできた私たちはVip！」と説明していました（笑）

17時半。日も暮れてきたのでプランバナン寺院を後にします。

出口の先には露店が並んでいます。
このプランバナン寺院の出口は入り口とは場所が異なります。そのため、トランスジョグジャのバス停に戻るには行き以上に距離があります。
史跡公園内にはあれほど人がいたのに、歩行者が少ないからびっくりです。
歩いてバス停まで戻られる場合は明るいうちをおすすめします。
私は道もよくわからず、外も暗くで半泣き・・・（笑）
駐車場出口から出たのですが、出て右に歩いて行くとバス停がある大通りに出ます。大通りを渡り、そこを史跡公園に沿ってしばらく歩くとバス停です。ちゃんとした歩道がないところも多かったです。

18時過ぎにトランスジョグジャ１Aに乗りマリオボロ通りに向かいます。
写真の、中央の線から左側は路肩です。こんなにはみ出しながらクラクションをバンバン鳴らしてスピード上げて走るバスは10か国以上旅して初めてです。

帰りも道が混雑しており、マリオボロ通りに着いたのは19時半でした。
夜のマリオボロ通りは昼間とは雰囲気が変わります。

時間がなくて昼ご飯が食べられなかったのでお腹はぺこぺこ。
マリオボロ通りからソスロウィジャヤン通りに入って少しのところで夕食をいただきました。

お店の雰囲気もなかなかいいです。混雑はしていませんでしたが、他にお客さんはいました。

サテーとパパイヤジュースを注文しました。美味しかったです。このようなお米を食べると東南アジアに来たな～と思います。
値段は400円ちょっとでした。

22時頃になってもマリオボロ通りは人が絶えません。

いつも早くホテルに戻ろうとは思っているのですが、今回も22時ごろまでうろうろしてしまいました。しかし、女一人でも特に怖い思いはしませんでした。
明日はボロブドゥールに行きます！